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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

BE・ LOVE 17号 ちはやふる 151首 あらすじ•感想

表紙は「ちはやふる」。
最新刊・28巻表紙と同じイラストをもとに、ちょっと違う雰囲気にアレンジされてるみたいです。

松岡茉優さんのインタビューもカラーで巻頭に。
表紙から巻頭から、最近は「ちはやふる」色が強くてわくわくします…!





以下、ネタバレあり、ご注意ください。****






*松岡茉優さんのインタビュー

正直言うと、詩暢ちゃんはTwitterの一部で推されてた橋本愛さんが私のイメージにもぴったりだったのですが、松岡茉優さんもなかなかな感じ。
松岡茉優さんご本人は「あまちゃん」「銀一貫」で大好きな女優さんなので、きっと動いて喋ればコミックの詩暢ちゃんそのままではなくても、またこれも良いな、と思う世界を展開してくれるのではと期待。

完結していないコミックの映画化、という難題。
ひとつのストーリーとしての落としどころを考えると、コミックを先取りするわけにもいかないですし、独自の世界になるのは必至。
なので私は、もう実写「ちはやふる」のお話はコミックとは全く別個のものと考えてます。
(これはエキストラ参加して、子役ちゃんたち3人を目の当たりにしてからの思いです。
 千早の雰囲気がずいぶんコミックとは違う感じがして最初は戸惑いましたが、形は別でも追い求めてるものに同じ方向性を感じたので…)

あとは、原作「ちはやふる」にある、ひとを強く惹きつけるエッセンスそのものが、形は変わっても実写のなかにあればそれで満足だなと思っています。今のところは?

実際、今回のインタビューを見るに、詩暢ちゃんと新の結びつきは原作よりかなり強そう。
いちばん惹かれたのは、現場の写真!
詩暢ちゃんが新と、「千早とかるたをしたあの部屋」らしきところでかるたを取っている…?!
いったいどういう繋がりで出てくるシーンなのか、楽しみです。
次号は、机君役さんの登場とのこと。



さて、151首。
扉絵はなく、いきなり机君VS.瀬多君のシーンから。



瀬多君のかるたは、よく音を聴き、相手のことも良く見ている、タメのあるかるた。
分かれ札で間違えない巧さもある。

『北央のスタメン3人がA級の1年生なんて、さすが北央』と周囲に見られるなか、
北央の控え選手は思う。
『中高一貫校だからって かるた部の部員集めが楽なわけじゃねえ
 いまの1年なんて全員 ヒョロ先輩が集めてきたんだ』

瀬多くんは中2のとき、バレー部で希望のセッターを目指すことも認められず、悔し泣きしている時にヒョロ君がスカウト。
美馬くんも中2のとき、高3の須藤先輩を隠し撮りしているところ(しかも、「須藤先輩って…攻めと受けどっちかなあ」とつぶやく腐男子?!)をヒョロくんにスカウトされる。(そりゃヒョロ君、「攻めがるた」の反対は「守りがるた」だよねえ・・・)

両方とも、誤解からだった。

それでも。
どんなに強豪と言われても、新しい部員がはいり定着しなければそれで終わりな厳しいなか、
いまの1年が定着してくれたのはヒョロくんのおかげ、と、持田先生も思っている。

いつもかるたのことばかり考えていて、瀬多くんの「157cm」「50.3kg」も「行こうな!GO近江」だと喜ぶヒョロ君。
太田くんにも勉強のため読手をすすめ、初級の大会にも率先して引率していくヒョロ君。

『「できない子」にいちばん優しかったのは 木梨くんだ』

太田くんが「変態か!」と突っ込んでしまうヘンな美馬君も否定せず。
瀬多くんの良いところをみつけて褒め。

『「できない子」が 「できる子」になっていく』

そして、その子たちがA級になっていくなかで。
『自尊心の強い木梨くんが悔しくないわけがない』

たとえ、ヒョロ君がA級になれなくても。
A級になってしまった後輩たちは、ヒョロ君の注意には進んで耳を傾けるのだ。

それは、先輩がたも感じている。
『実力のあるリーダーが引っぱってきた北央より
 いまのほうがチームとしての完成度が高いのは
 工夫したこと 努力したことを 木梨くんがわかってくれるから
 小さいことも 感じ取ってくれるから』
だと。

(そして個人的には…ヒョロ君がかるたを大好きな気持ちが、周りも巻き込んでいるからのような気もします。)

周りに気をくばり。そして。
『みんな優勢だな おれ以外は よし!』とうなづくヒョロ君・・・

『丁寧に取ってるから 拾えてる札もある』『おれのことナメてくれてんのかな』と千早をみると・・・

千早はまっすぐにヒョロ君を見ている。

『すごいね ヒョロ君 伝わってくるよ
 チームからの信頼と チームへの気配りが
 太一みたいだ』

『太一のように』『太一なら』と思って行動している千早にとって、ヒョロ君の気配り目配りは今まで以上にくっきり感じられているよう。

”この人やりにくい”と思いながら、大江先輩の代わりに出てるんだ、先輩たちの最後の試合にするわけにいかない、負けるわけにいかないと気負う筑波君。

その時。
「筑波くん 息吐いて 吐ききって」
と声掛けをする千早。

『息をちゃんと 吐き切れって…』
『真島がよく言ってた…』
と太一を思い出す、肉まん君、机君。

「さあ リズム取ってくよ!」

と良いタイミングで声をかける千早に、
「オウ」と腹の底からのような声をだすメンバー。

飛ばした札を拾った帰りに、ぽん、ぽんと皆の肩に手をおいていく千早の姿は、太一のそれを思い出させる。

思わず涙ぐむかなちゃん。

『太一は戻ってくると思ってる 何年後か 何十年後か』
といっていた千早。

でも。かなちゃんはわかってしまう。

『千早ちゃんは もうないと思ってるんだ 真島部長が 瑞沢かるた部で一緒に戦うことは』

『もう ない もう いない』

息をつく千早の瞳にも、涙が・・・

そんな千早に気づくメンバー。

そして。
教わったことに忠実に、息を吐く田丸さん。

それを見た筑波くんは、やりにくいと思っていた相手の攻略法を、田丸さんとかなちゃんのアドバイスから思いつく。

田丸さんも太田くんのちょっかいもものともしない。

『仲間はずれにされても 辞めなかったかるた
 私が本当になりたかったのは
 褒められる人? ちがう』

脳裏に思い描くのは、桜沢先生の姿……

切れの良くなった田丸さんを「瑞沢1年の期待の星!」と応援する1年のみんな。

『私は あんたより練習場に来てた 年上の人と試合をしてた』
『強くなりたくて がんばってきたことは だれに褒められなくったって なくならない』

練習は嘘をつかない、ということが体現されている感じです。

北央優勢だった流れが動くのを感じる、瀬多くん……

そんななか、「たれをかも」を取った千早がまず1勝!

決め手の札が「昔の友達はもう誰もいない、一緒に語る人もいないよるべないやるせなさ」を感じさせる「たれをかも」なのはどこか暗示的です。

瑞沢の表情がぱっと明るくなる中――

『チームメイトのだれかが負けたら ターボかけろ』

と一気にキレを増す、瀬多くんと美馬君の息の合った呼吸。

ぐっと苦しくなる瑞沢。

『よしいけ 勝ちきれ1年 ヒョロの1敗をただの1敗にするな 必勝パターンにするんだ 北央の』と須藤さん。

『チームの集中力を支えてるのはヒョロ』。(150首)
ヒョロ君がみんなを活かす「必勝パターン」を目指す北央――

瀬多くんに追いまくられて「流れを切らないと」と一度呼吸を入れた机君。

ふと、自分の足のタコをみて。
『畳の上で何年も正座をしてきた足です――』
1年のときのかなちゃんとのやり取りを思い出す。

「まだまだ これからだ いくぞ瑞沢ぁ!」
喝をいれた机くん。

左利きの利点を活かして、おさえ手の下に潜り込み札を奪取。

「よし1枚!」

『ずっと 綾瀬の強欲に引っぱってもらったけど タコだってできた これはもう ぼくのかるた道だ』

一方、肉まん君も。
『不器用な綾瀬が 真島みたいな調整役をして いまある戦力で勝とうとして』
とエンジン入っているもよう。いい表情してます。

『すごい さすが北央と瑞沢 ここ2年濃い勝負を繰り広げてきた両校…今年もいい試合』
『富原西と 朋鳴も いい勝負してるぞ 残り5枚で まだどこも勝負がついてない』
と固唾をのんで見守るギャラリー。

でも。

「いい試合とか どーでもいいんだよ!」


勝つことでしか 報われない
そういう勝負が あるんだ




9/1(火)発売の次号に続く――



熱戦はとうとう、秋風のころにまで持ち越しです。
でもいよいよ次で勝負が決まるか?!

前回、瑞沢の全国大会出場はないかも、などと賢しらなことを書きましたが、
もうここまでくるとがんばって!としかいえない。

「ちはやふる」の好きなところの一つが、少年漫画的スポーツ精神があるところでもあるので、ここまで熱いともう瑞沢も北央も(できれば朋鳴も富原西もですが)勝ってくれ…!と思わずにはいられません。

そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。

千早の成長、そして、それをくみ取る周囲の成長もひしひしと感じる回でした。
机君の足のタコの遠大なる、伏線というも愚かな大きな伏流も、良かった…!


拍手[9回]

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ちはやふる 今後の展開についてあれこれつぶやき

東京都予選絶賛開催中、しかもオオヤマにさしかかっている「ちはやふる」
つい、今後どうなるのかあれこれ考えてしまいます。

直近で気になるのは、瑞沢は全国大会へ行けるのか?ということ。

なんとなーくですが、もしかしたら行けない気がするのですよね・・・

そう思ってしまうのは、個人戦とのバランスです。

【千早1年生】 団体戦にはほとんど関与せず。個人戦でしのぶちゃんのすごさを知る。
【千早2年生】 団体戦で優勝。個人戦は出場するもののやはりしのぶちゃんの壁に。

そして3年生。
・千早は団体戦では一度頂点を極めている
・以前先生が確かニコ動のインタビューで「藤岡東」と「瑞沢」の対戦はない、ということを言われていたらしい
・「藤岡東」は、新が「チーム」を取り戻していくのを描く上で、全国大会出場はもちろんある程度のレベルへは行きそう?
・千早の3年最大のヤマはクイーン戦であることは、1巻の冒頭で示されている。ということは、これまでいまいち結果の出ていない個人戦で結果が出せたほうが、今後の展開につながりやすい
ことから、団体戦での瑞沢はあまり描かれない気が・・・

「富原西」は速水さんがこれからの人なので全国は厳しいかも。
とすると、坪口さんの念願かなって「朋鳴」が来るか?
でも、千早の「桜沢先生に会いに行こう」は瑞沢が全国大会に出られるフラグと見たい気もするし…
果たしてどうなるでしょう??

そしてヒョロ君。

彼のこれまでの苦節の裏にあった思いが、しみじみ伝わってきた150首。

彼も、幼いころから「才能」と戦ってきたのですね・・・

当時千早は結果こそ出していなかったものの、「ふ」の札でその片鱗を見せていて、
ヒョロ君もそれに気が付いていた。

出会った時から、才能を開花させていた新。
結果はないものの、才能を感じさせていた千早。

そして高1から、千早・新・太一と接していくなかで、
「才能」のある者=千早・新 のそばに、ともにある者として、自分と同じ立場に太一を見ていたのかも知れません。

そういうふうに「才能」VS「才能のそばにいる人間」という切り方をすると、千早&新/太一&ヒョロ となりそうです。

でも「才能」は「火が起こるまでの早さ」だという周防さんのセリフが、
『”才能”のそばは 苦しいよ』というヒョロ君のセリフと同じ回に描かれているということは、
すごく意味がありそう。

太一が才能がないとは全く思わないし(むしろ暗記の天才では。忘れることができれば最強)、ヒョロ君の才能も、耳の良さとか分かりやすいところではないだけで、着火が遅いだけかも??

そして別の切り口。
「チーム」VS「個人」と見たときに、
「まずチームありき」という基準で見ると、千早とヒョロが同じサイドに来そうな気がします。

千早は今回「チーム」でも苦戦していますが、今後部活の顧問になるという夢を叶える道につながると思えばそれも起こりうることだし、彼女の根っこはやっぱり「チーム」にある。
今のヒョロ君もそう。
ふたりは、これから「個人」に照準を合わせていくことになるのかな?とも。

それに比べて、今、部をつくり、「個人」から「チーム」に照準を合わせていっているのが新。
新とは逆に、団体戦の強さを極めた去年の全国大会優勝から、「吉野大会」に始まる「個人」での戦いを続けている、「チーム」から「個人」への太一。

前回の対戦では立ち位置がまだ逆だったふたり。
この1年で新と太一がぶつかるのはどこのタイミングか?これも気になります。

去年の夏の大会での桜沢先生の「一度も負けていないふたり」がフラグだとしたら、
夏の選手権、個人戦での対戦もありうる??
こちらも、楽しみです。

拍手[11回]

拍手コメントいつもありがとうございます

拍手コメント、いつもありがとうございます(^^)
ご返信が大変遅くなり、申し訳ございませんm(>_<)m


◎musicassky様
りぶろ様も巡礼カードお疲れ様でした!^^
府中&大津で千早と太一の絵が完成、見事でしたね~
やはりふたりとも、2つの都市に関係が深いからですかね。

千早の隣に見えている「くもゐにまがふおきつしらなみ」の札をもつ
新の手のみ見えているのが、あわらへ私を誘います…!
あわら、行きたいですね><

◎6/19 茶キチ様
いつもおいでくださり、ありがとうございます(^^)
コメントもありがとうございました!

◎6/16 もも様
エキストラいってきました^^
現場のみなさんの熱気のすごさに、面白くなること間違いなし?!と思いました。
映画公開楽しみですね~

◎3/17 椅子くん様
遅まきながらですが、声優のトークショー、10/4ですよ~
今日チケット発売でしたね…行けるかわからず取りに行けませんでした><

◎3/11 真波様
下記の誤り、ご教示下さり本当にありがとうございました!訂正させていただきました。
申し訳ない間違いでした><ごめんなさい、みちるちゃん・・・

◎2/13 一ちはやふるファン様
いつも早めにUPされているので嬉しいです、と仰っていただき嬉しいです^^
他のブログの方々と比べ、洞察力や読みにかけるので、せめて早さだけはと思っております…!

◎11/15 太一派 B様
B様は太一&千早派なのですね。
「3人の恋の舞台から太一が降ろさせそうな成り行き」と心配されてますが、そんなことはないかと!
むしろ、私は恋と同じくらいかるたがメインだと思っているので、
3人のかるたの舞台はまだまだこれからも影響しあって続くと思いますよー
恋の結末は…末次先生のみぞ知る、ですが。

◎11/08 musicassky様
遅まき申し訳ありません><
ほんと、ちはやふるのせいで昨年から何度体内に嵐が吹き荒れることか…!
ほんと目が離せませんよね。

◎10/02 やよい様
「本当に千早から聞こえた言葉は「ごめん」だった?それとも、もう一言あったんじゃないの?」という疑問、
今のところ棚上げですね^^;

あれにもし意味があるとしたら、この後の展開で、千早と太一が久しぶりに向き合った時に
明かされるのかもしれません。気になりますね。

拍手[2回]

BE・ LOVE 16号 ちはやふる 150首 あらすじ•感想

す、すみません!!!
まずは、平謝りです。

ヒョロ君、これまで上っ面だけ見て責めるようなこと言って、ごめんなさい…!と
ワタクシ的には頭を床にごりごりしたくなる150首。

今回で150首、ということは。
祝・連載150回!の記念すべき号です。

扉はくるくるおめめがかわいい千早と芍薬?の花。
芍薬は5~6月が時期なので、地区予選にかけているのかも?



以下、ネタバレあり、ご注意ください。****



150首はなんと太一ターンから。

ヒョロ君が前号で送った「太一来いよメール」をみつめ、
「行かねーよ」とつぶやく太一。
いるのはどうも、T大の練習場所である白山会館。
(太一の背後には周防さんが汁粉をつくったコンロ台らしきものが・・・)

その小さいつぶやきを
「え 行かない? やっぱり?」
と耳が良すぎる周防さんに拾われ、
「なにがですか周防さん」
と尋ねると、
「なんなNHKから取材申し込みが来て 関西で収録みたいなんだけど」
とのこと。

周防さんはカリスマ塾講師としての取材かとドキドキするが、
あっさり太一に「現役かるた名人の素顔に迫る」とかでしょ、と返される。

「出るんですか?」と尋ねる太一に、
「NHKだと…全国放送だよね」とどこか意味ありげな周防さん。
(太一は事情がわからず「?」という顔。けれど、私たちには兼子(ゆきこ)さんの顔が思い浮かぶ…)

「君は 行かない?」
と、太一にまるで弟子か付き人扱いな質問。

当然のごとく
「なんでですか 行きませんよ」
と答える太一に、
「つまんない じゃあ3試合目は?」と。

「行きます」と即答、向かい合う太一と周防さん。

他のメンバーも練習にやってくるが
「あ すごい あの子また来てる」
「周防さんと練習なんて楽しいのかな?心折れるよね・・・」
と遠巻きに。

「わかんないけど 言ってたよ」
「「周防さんの声が大きく聞こえるようになってきました」って」

一時は普通にイヤホンを使おうとしていた太一だけど、
練習を重ねて、かるたへチューニングがあってくるとともに、
周防さんにもだいぶ馴染んでいる模様……


一方。東京都予選決勝リーグも、第3試合目。


北央相手に1勝でも多く取りたい瑞沢。
『A級だけど2連敗してる田丸さんに、予選から調子の上がらない筑波…オーダーどうするの先輩たち』と心配している菫ちゃん。

「うん」「うん」「そうだな」と相談の上、
「これでいこう」と肉まんくん。

「あ じゃあ ぼくが運営の人に渡してきます」という筑波君。
あれれ、この流れどこかで見たような・・・

菫ちゃんも察して近づき、
「筑波~あんたまさか 今年もオーダーの書き替え…」とシートを奪う。

そこには。
「筑波」とあったのを「大江」に直し、また「筑波」と書き直した形跡が。
筑波くんがかなちゃんを慮った、昨年の全国大会準決勝から決勝の流れを思い出せます。

「…なんかあんたらしいわ筑波」と毒気をぬかれたような菫ちゃんから
「うっせえ」とオーダーシートを奪う筑波くん。

『怖い また負けたらどうしよう 自分のせいで
 今日が先輩たちの最後の試合になったらどうしよう』
と揺れていた筑波くんの背中をしゃんとさせたのはどうやら千早の
「北央学園みたいなかるた強豪校になるの!」
の一言。

『来年の瑞沢の部長は (たぶん←小文字)俺だ!』
とオーダーを提出する。

それを見てときめいている風の千早。
「田丸さんは大丈夫?」と声がけするも、
「え…ハイ…まあ大丈夫…」と答える田丸さんはぜんぜんダメそう。
不安に思う3年生たち。

千早は唐突に
「田丸さんて近江神宮行ったことあるよね」
と声を掛ける。
「あ はい 何度も (観光でも試合でも)」
「だよねえ! ずっと練習でおおつ光ルくんのTシャツ来てたし」
と見ているところは見ている千早。
(おお~たしかに142首とかで着てますぞ)

「10枚持ってるんで~」
「10枚?!スゴい!」
「近江神宮って聖地じゃないですか~」
といつもの得意節がはじまる田丸さん。その勢いでうっかり?
「クイーン目指す者としては当然…」ともらす。

「え?クイーン目指してんの?」と聞き流さない机くんと肉まんくん。
「あ あの 親が…」ととたんにしどろもどろな田丸さん。

なんと。田丸さんの親は桜沢先生の大ファンらしい。

「あんなふうなすばらしい選手になれって…」
田丸翠の「翠」は ←桜沢翠 だったことが反面。
大口あけてぽかんな3年生。顔を真っ赤にしていたたまれない様子の田丸さん。
そんななか、
「す…すごいね! それはすごいね!」
と大興奮なのはもちろん我らが千早!

「各校並んでくださーい」と声のかかる中でも
「名前もらってまっすぐここまで来たんだね」
「絶対 桜沢先生に会いにいかないとね」
と、田丸さんの手をぎゅっと握って席へ。

「桜沢先生に会いに行く=東京予選を突破し近江神宮へ行く」

田丸さんにも千早のときめきが伝染ったもよう?

一方、北央サイド。

「さあ ここまで2戦2勝の好戦績です! 最終戦も力を出し切りましょう
先生も貯金おろしてきましたよ 買ったら焼肉です!今年こそ本気ですよ!!」
と財布の中身を案じながら宣言するモッチー先生に、ビシッと待ったをかけるヒョロ君。

「先生 焼肉はいいです まだ先で」
「瑞沢がうちを 目指すべき強豪と言ってくれた」
「今年こそ 東京で一番になり 全国で一番になります
 応援よろしくお願いします!!」
と宣言。

そして運命のオーダー発表。
筑波君 VS ぐるぐるの城山君
千早 VS ヒョロ君
田丸さん VS 太田君
肉まんくん VS 美馬君
机君 VS 瀬多君 (メガネ対決…)

ヒョロットカードはまたもや的中のよう。

『今年のヒョロは徹底してる』とは須藤さん。
『各チームのエースと自分を当てて 自分は1敗しても ほかのA級メンバー4人に勝たせる』

他のOBのみなさんも
『だからヒョロ主将じゃないんだぜ 勝ち星見込んでねーから』
『じゃ主将は2年の城山?』
『主将でもなくて試合も勝てなくて 3年がそれだとナメられんじゃねーのか?』
とざわざわ。
「はあん?!」と突っ込んで黙らせる優華璃おねえさまは、静かに試合を見守っている。

札をまぜる千早とヒョロ君。
「初めてだね。ヒョロ君と公式戦で試合するの」
と声を掛ける千早に
「ああ 千早はずっと おれなんか眼中になかったろ」
と応えるヒョロ君。

「おまえは 自分より強いやつしか見てねえんだ 冷てえよ」
との言葉に…
「…うん そうだね」
とつぶやく千早。

ここのところ、ワタクシ的には、ヒョロ君の言葉には太一のことも含まれていて、
千早の応えも、太一のことも思い返してのような気がします。

「ヒョロ先輩 マジすげえ もう一回田丸と当たれるなんて
 超ラッキー 今日全勝できるー」
と油断まるだしの太田君。

一方で、田丸さんは「し 失礼します」と審判員のところに。
帰ってきて
「えー太田君 うるさい」
と呼びかけたことで、
「えっまさか おれの名前忘れてた?!」
と気づく太田君。

「友達いないわけだよテメー」
と焦る太田君に
「私をハブってる人なんてたくさんいたし
あんたは その人たちを 見てるだけの人だったし」
と冷静につげる田丸さん。ドキッとする太田君。

『名前もらって まっすぐここまで来たんだね』
『絶対 桜沢先生に 愛に行かないとね』(尊大な桜沢先生、大好き…!)

田丸さんの心も、ようやっと前(未来)を向いたよう。

『どうなる東京都予選』
『勝敗の数次第では2勝の北央だって落ちる可能性が』
『どうなる』
固唾をのむギャラリー。

そこへ響く、序歌。
試合開始――。

読手さんが口を開けるやいなやのタイミングで、千早が動き、札を弾く。
次から次へと札を飛ばす千早。
動けないヒョロ君。

『綾瀬は いちばんつき合いの長いかるた仲間だ』

『どうして こんなに 差がついた』

また札を払われるヒョロ君。(たぶんヒョロ君の自陣)

『帰ってこいよ 真島』

また払われる、ヒョロ君の自陣。攻めている千早。

『寂しいよ』
『”才能”のそばは 苦しいよ』



白山会館。

周防さんのフェイントにひっかかってお手つきする太一。
「あ~またやられたー」と寝っ転がる。

「フフ…」と笑いながら、「NHK特集 天才かるた名人の強さの秘密に迫る…フフ…」とご機嫌な周防さん。

「いいですよね 天才は」とふてくされた風の太一に
「フフ…よく言われる…」と。

ここにも、”才能”のそばにいる人がひとり。

『もっと 苦しいと思ってた 周防名人のそばにいるのは』と思う太一。

唐突に、
「遊びで 火起こしとかしたことある?」
と尋ねる名人。

「「才能」なんて言うけど おれはたんに 「火が起こるまでの早さ」だと思ってる」
「「才能」があるやつは火がつくまでが早い」
「でも それだけ」
「火の強さや 燃え続けられる時間を保証はしない」

そう淡々と語る周防さんに、圧倒される太一。

「さ 始めようか」
と、試合再開を告げる周防さん。

次の歌の前の下の句が流れるなかで、太一は、

「周防さん TV取材はだれか 見てもらいたい人がいるんですか」

と声をかける。
さすが太一、目の付けどころと使いどころが巧い。

その瞬間読まれた、周防陣の「ありま」を払う太一。

「ズ ズ ズルい…」という周防さんに「才能ないんで 工夫しないと」と。

微笑いあうふたり。

『行けねえよ ヒョロ』
『チームを手放して 一人になって 初めて かるたが楽しいんだ』




東京都予選では。
『真島 帰って来いよ』
まるで呼応するかのように、太一を呼ぶヒョロ君。

圧倒的と思われた千早相手にも、「うぎっ」「うきょっ」と奇声を発しながら大山札を2枚もとる。
『あんな角度から指が…?』
と千早も驚く。

熱戦に見入る須藤さんも。
『ヒョロは… とことんエースと当たる組み合わせを選んでるけど 勝負を捨ててるわけじゃない』

『次は取る 次は取る 次は取る』
ヒョロ君の並々ならぬ決意、集中。

『チームの集中力を支えてるのは ヒョロだ』

『見せたいんだ 才能なんかなくても おれが負けても チームが勝てば勝ちなんだ』

『真島 帰ってこいよ おれが作った 負けない北央を 身にこいよ』

次号(8/12発売)へ続く―――



次号は同日発売のコミックス28巻と合わせ、またクリアファイル3種セット(また千早・新・太一かな?)の全プレをやる模様です。やったーw
3種はダディベア・スノー丸・スノー姫でも嬉しいけど^^

そして詩暢ちゃん役の松岡茉優さんのインタビューも。
松岡さんの詩暢ちゃんビジュアルまだ見られてないので、楽しみ!


今回は、周防名人の「才能」の捉え方にも、すっかりペースが戻り前を向いてキラキラして周りまでキラキラさせる千早にもぐっときましたが、やはりヒョロ君回ではないかと。

ヒョロ君がこれほど太一に戻ってきてほしがってるのは、寂しくて苦しい、「才能」のそばにいる人間として、自分を重ね合わせているからなのかもしれないなあ…とあらためて。

いってみれば、同志。だから決して「他人事」ではない。

太一へのSOSメールは、瑞沢を案じる形をとってはいるけれど、太一の身を案じながらも自分への負けるなというエールも含まれていたのかも。

そして、一緒に歯を食いしばって乗り越えようとしてきたにもかかわらず、太一が離脱してしまった(とヒョロ君は思っている)ものに、真向からぶつかり乗り越えようとしている自分を見せることで、太一にもう一度「同志」になってほしいのかもしれません。

これまでずっと積み重ねられてきているヒョロ君の寂しさ、悔しさ、苦しみを思うと本当に胸が痛いし、報われてほしい!
とは思いつつ、しみじみ、ヒョロ君に喝が必要なときは喝をいれ、ただ信じてあげれば良いときは信じて傍にいてくれる「相方」、優華璃さんがいれば、ヒョロ君は大丈夫なのかもと思います。
超高校生レベルの、熟年夫婦の絆を感じます・・・


さてさて今号。
「映画ちはやふる」のスペシャルショット公開!とあったので、
近江神宮前の実写版彼らが見られるのかと思っていたら、さにあらず。

こちらはこちらでレアな、ロケ地の黒板に書き下ろされた
末次先生の即興イラスト!即興でここまで…と驚嘆する出来!さすがはプロです。

さて・・・次号は、そろそろ福井ターンが見たいぞ?

拍手[11回]

府中にちはやふる聖地巡礼カードもらいにいってきました!

府中のちはやふる聖地巡礼カード、府中市観光情報センターと、郷土の森観光物産館にて入手。こちらはおもて面。


こちらが府中のちはやふる聖地巡礼カードの裏面。あわら市のと大津市のと組み合わせて、前のビラブ表紙の千早、新、太一の絵をアレンジした感じの一枚の絵になりそう。



聖地巡礼カードの場面と、実際の分倍河原駅の位置関係考察。TSUTAYAあたり、リアル!

拍手[2回]

  

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