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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

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BE・ LOVE 新年3号 ちはやふる 193首 あらすじ・感想 ②

ということで、②です(^o^)丿

***以下、193首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。《 》は感想です***


さて、「ポカ作似の高3女子」=千早は、またまた猪熊さんと対戦中。
今回は袴を着ての本番シミュレーションです。

  猪熊さんは自陣の定位置動かさない
  寄せる事さえしない
  相手陣の暗記に集中してる
  自陣はもう見なくても取れるってこと――

  だからこそ攻める
  猪熊陣を崩す 歪ませる 取りやすいままにしておかない
  
  取って 送る 送る

《なるほど、こんな作戦もあるんだな、と思いました…千早、しっかり考えててすごい》

その白熱した試合の最中、泣きだす翠ちゃん。
今日は誰にも預けられなくてごめんね、といいながら授乳する猪熊さん。

量が出てるかどうか、飲めてるかどうかはっきりわからない、母乳で育てる大変さを目の当たりにする千早。
 『授乳ってなんとなく5分くらいで終わるものかと思ってたけど
  30分は最低でもかかっちゃう その間中断』
と、スキマ時間は勉強。

  集中力も体力も 細切れになるんだ…
  でも山城さんの下の句が始まれば つながる信号 すごい握力で音をつかまえる
  すごい

再開した練習で、
「本当は練習の時に定位置を逆に札を置いてみることも大事なのよ
 私はできてないけど たぶん 綿谷くんは20枚くらい定位置とは逆でも取れるようにしてる」
という猪熊さんの話を聞き、
「相手陣叩き込むだけで精いっぱいなのに 自陣の逆パターン20枚…!」
とおののく千早。

「私もやらないと そろそろ"感じ"頼みじゃ勝てないわ」
と真剣な顔でつぶやく猪熊さん…
《新は「感じ」メインではなく努力の人、という描写がこれまでにもありましたが、ここもそうですね》

そうこうするうちに17:30になり保育園お迎えの時間に。
千早は帰り道、保育園まで一緒に向かう。

「ほんと時間気にせずに練習したいわもっと…
 昔は10時とか11時とか当然のようにさー」
と呟く猪熊さんは、ポケットに入ってるミニチュアカーに気づく。

「大学とか 独身のころの自分って いま考えればこういうスーパーカーに乗ってたようなものよね。
 燃費も考えず どこまでも速く飛ばして
 いまの私なんか ファミリー用の軽自動車だなあ」
と猪熊さん。

「でもきっと…20年経って振り返ったら いまの35の身体さえスーパーカーに見えると思うの。
 もっと走ればよかったと思うに違いないの」

猪熊さんの大きな目が、さらに決意で大きくなります。

保育園についてすぐ、「綾瀬さん耳塞いでっ」と配慮してくれる猪熊さん。
子ども達の歓喜の声が、きーん…と響きます^^;

千早に気づき、
「千早ちゃんもご飯食べる?新しいダディもあるよ」
と誘うも、「ダメ綾瀬さん忙しいのよ」と言われイヤーイヤーという可愛い子どもたち。

「時間がなくて 眠くて焦って やること多くて大変ね
 でも半音を意識して取り続けるのよ」
「あなたが乗ってるのは 間違いなく最速の 真っ赤なスーパーカーよ」

猪熊さんにそう告げられた千早の背後には真っ赤な夕陽、そして真っ赤な紅葉のイメージが…
そして決意が千早の眼にみなぎります。


さて、場面は早稲田大学。
(紅葉と同じコマに描かれた大隈講堂も「赤」(というより臙脂ですが)のイメージですね)

新は推薦入試の面接中。

「祖父はかるた名人でしたが認知症を発症しました
 身体の一部のようだった百人一首が上の句も下の句もわからなくなっていく祖父をぼくは直視できませんでした。
 でもそれは間違いでした。
 どこまでも百人一首を頼りにするべきでした。
 粘り強く一緒に かるたを取って 歌を口ずさんで」
と語り始める新。

そして、かるたが老若男女誰でも親しめる競技と言われながら、実際はそうではなくいろいろなハンディキャップを持つ人がいること。
誰もが同じように楽しめる可能性があるのになかなか進まないのは今の社会と同じだということ。

「競技かるたという定点を足場に ぼくは 構造を変えていきたい」
と真っすぐに語る新に、面接官は尋ねる。
「それでええと綿谷くんは かるたの名人…になるの?」


面接終了後、ポケストめぐりしてポケモン狩りをしていた父ちゃん(!!)と合流する新。
なんと麻里さんは発熱して息子と二人旅ができなかったもよう…残念(号泣)
「母さん知ったら狩られるのは父ちゃんやで」
の新のひとことが強烈です。

でも。父ちゃんはいいます。

「だってあるんやろ?まだ次が。
 連れてってくれるんやろ?」

真っ赤な、近江神宮――

新はさっきの面接官への答えを思い出します。


  はい なります

  名人に なります


いよいよ挑戦者決定戦当日!!

かなちゃんは前回出された宿題(千早の袴対策)をしっかり考えてきたもよう。
その名は「うそつき半襟」。
紐でしっかり固定され、普通の下着につけるだけでこれ以上なく身軽にかるたがとれるという一品です。

なんとなく呉服の敗北感…と打ちひしがれるかなちゃんに、「ありがとう」と千早。

かなちゃんは、凛とした千早の背中を見上げます。


「新自分で着られるんやな。父ちゃんどうしようかと思ったあ」
とお約束の頼りなさの父ちゃんをよそに、新は自分で袴の着付け。


そして太一は…未着。

かるた会館の前で心配している机君と肉まんくんのもとに、きいと止まる1台のタクシー。
ドアが開いて見えた足は和装。
降りた姿を見て驚くふたり。

場内で、同じく驚く新に千早。

太一は、ばっさり髪を切り――まるで小学生のころのような雰囲気になっていたのです。


東西挑戦者決定戦 開幕


■4号(2月1日)につづく■


《感想》
最初の面接指導。
管野先生の指導が厳しくてすごいと思いました。
まっとうなんですけど。
でも、大人でもどう社会に還元できるかなんて考えるの難しいよ…
それだけ、新ならできると思っているのかもしれませんね。

「カルター好き」ということはわかっていた桃ちゃんが、作り込んだかるた選手のお手製ブログを運営していること、医学部でお医者さんを目指していること、がわかり、いっそう桃ちゃんが身近に。
大盤係で登場したころには、まさかこんな面白い人物設定でここまで深くかかわってくる人物だとは。

医師を目指すということで、太一とも重なる線があるかもしれませんね。

そして新。
新が早稲田大学という選択をしたのがまた面白いな、と。
医学部志望の太一に対して、新が推薦で入学決める早稲田は医学部がない大学です。
そしてもし太一が麗子さんが東大の次にすすめる?慶応に入ったら、早慶戦!!
私が盛り上がりそうです(笑)

面接は、練習であんなにダメだったのに、本番ではさすがの態度。
いつもいつも繰り返し考えているから、本番できちんと言葉が出てくるんですよね。

「ダイバーシティ」なんて横文字が巷にあふれ、良く意味わからず使ってるんじゃないかと思う偉い人もいるなか、高校3年男子が自分の好きなことに引きつけてあれだけしっかりこれからのあるべき多様性について話ができ、しかも自分がそれを行なっていきたいという姿は、本当に好きだなあと思います。

「新は良い子すぎる」という話も聞きますが、やっぱり年下でも年上でも年齢問わず、いろんな人の「こうなりたい」という憧れの部分が輝いていてこその「ちはやふる」じゃないでしょうか。

今回、新、詩暢ちゃん、千早、太一(最後の2コマですが)の主要メンバー4人にとって非常に重要な回だったのではと思います。

このうち詩暢ちゃんはクイーン戦の登場ですが、これからの展開が楽しみ。

そして、可能性のひとつとして、周防名人が名人戦を辞退して、新VS太一の挑戦者決定戦が実質の名人戦になる、というストーリー予測もありましたが、今のところはそうはならなそうですね。

でもそうなると、千早VS詩暢ちゃん、新VS太一という図式は、今回は成り立たないことに。

とはいえ、今回は一度、綾瀬クイーン・綿谷名人となり、その翌年、挑戦者としての詩暢ちゃん、太一としてそのその場面、と思うと…萌えますね。


そして挑戦者決定戦は11月だから、新だけはまだ17歳なんですよね。
そのあたりの紹介が細かいなと思いました。

さて、次回。いよいよ開戦にワクワクです!!!

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