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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

あわらのちはやふるweekに行ってきました(*^▽^*) その1 芦原温泉着&グルメ編

9/24,9/25と、念願の芦原温泉に行ってまいりました…!
ちはやふるトークショーは24日(土)の女子会にのみ参加。
本当は夜のファンナイトもチケット購入していたのですが、私の最悪のポカがあり見られず><

でも一番の目的だった「あわらを堪能すること」は、Twitterでいつも大変お世話になっているひろいなさんとあわらの皆さまのご厚意により、これ以上ないほどのレベルに実現し、今でも夢のようです。
本当に嬉しいことばかり、楽しいことばかりの2日間でした!
ひろいなさん、あわらの皆様、本当にありがとうございました。
願わくば次は来年、桜の時期に・・・!
わくわく気分をそのままに、写真レポその1を取り急ぎUPします(^o^)

まずはJR芦原温泉駅!千早たちが出迎えてくれました。


新のバイト先、勝義書店。そのまんまです!!

ずっと気になってたaキューブ。9/24の並びはこちら。周防さん&太一の師弟コンビ。


ひろいなさんから頂いた、高2の近江神宮での新のお土産「酒まんじゅう」。おいしかったです(*^^*)


しのぶ庭さんでいただいたお寿司と越前おろしそば。とってもとっても美味でした!大根おろしで食べるそばがこんなに美味しいとは・・・やみつきになりそうです。


和菓子屋の嵯峨さんではスノー丸どらやきの焼印を見せていただきました。
念願の生どら焼きは、とっっっっても美味しかったです(^o^)いくつでも行けそう♡
新味のチーズ小倉あんも美味ですww


つぎは次号発売までに聖地巡礼の写真をば(^o^)

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BE・ LOVE 18号 ちはやふる 172首 あらすじ•感想


「ふん、おもしろくないけどおもしろい」と、余裕のみえる安定の詩暢ちゃんに、「離れたくない、ここにいたい」と大切にしていた部屋から出る決意をして、団体戦の気持ちでのぞむ新。

その対戦の流れがどうなるのか、気になって気になってやっとその続きです!





***以下、172首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***





今回も扉絵はなし。

浦安の間で向かい合う新と詩暢ちゃん、両国くんと滉、そして立ち上がる机君の”負けたくない”という気持ちが冒頭です。

ページをめくると、集中する3組それぞれの表情に、固唾をのんで見守る千早たちが。

詩暢ちゃんに「うか」を送る新をみて、新の「うら」→「うか」の渡り手を読む村尾さん。
詩暢ちゃんも、「いいようにはさせん」と、もちろんそこは読んでいる様子。

村尾さんは新との付き合いが長いため、新が強く狙っている札は「はいどうぞ」と渡すことにしているよう。

詩暢ちゃんはその新の狙いを邪魔するべく、動き出しを早くして警戒している。

そんななか、「うら」が読まれ、新の手が渡り詩暢ちゃんの手も動く。

とったのは、新。

「う」が読まれた時点で飛び出した後、詩暢ちゃん相手ならどちらからわたったほうがよいか。

詩暢ちゃんは「よりつらい」相模からわたるだろうと読んでの新の「うら」→「うか」の渡り手作戦が功を奏したかたちとなる。

  「うか」は必ず取る

と額に青筋をたてる詩暢ちゃんを見て、『おれやったら「うか」も捨てる』と汗をかく村尾さん。

でもそれは詩暢ちゃんゆえではなく、新が「渡り手で片方とったもう片方」も「まったく新しい別の札が現れたようなイメージ」で、超加速で取れることを知っているから。

村尾さんが思い返したことと全く同じことが起こり、超加速で「うか」をとる新。

飛ばした「うか」の札が、滉のもとへ飛ぶ。

拾う手をさしのべながら、『3連取』と小さな声でつげる新にパワーを貰う滉。

そんな様子を見て青筋をたて、さらに着物の袖にもイラつく詩暢ちゃん。

少しずつ調子がずれていくなかでも、

  大丈夫 1枚ずつ 迎えにいくだけや

と心を落ち着かせようとする。

次は詩暢ちゃんが新の陣から1字決まりの「す」を抜くも、抜かれた新は平然としていて、むしろ滉の取りを確認していた。

  捨て札を基本的に作らないクイーンは
  取られたときのダメージも モロに受ける

と、桜沢先生は分析する。

  新は違うんや

  ”君が取る番や”っていうときを作る

とは、村尾さん。

自分がとる番、相手がとる番、とリズムを組み立てていく新。

「自分がとる番」を思った「せ」の札は、半音から鬼気迫る感じで詩暢ちゃんの陣を抜きにいく。
(新、千早、太一を象徴する札です・・・)

  この札は 自分が取る番

そんな新に、闘志を燃やす詩暢ちゃん。

  全部取ろうと思ったら かるたは負ける
  相手のあることなんや

  ”自分の番”をいかに増やすか

伊勢先生は、そう分析しながら心配そうに見ている。

集中している3組。

そんななか、詩暢ちゃんは何かの象徴のように、また着物の袖で札を崩してしまう。

  1枚差でいい 届け
  ”勝ち”に届け

滉、一緒に勝つぞ、と必死な新の姿に、「綿谷はなんでチームを作ろうとしたんやろう」との疑問がまた頭をもたげる菅野先生。

  綿谷・・・ おまえは強いのに
  努力も才能も持って こんなに強いのに

  いつか 当たると思ったんやろか

  自分一人では越えられん壁に

思い浮かぶのは、名人の影・・・


「いまこ」の札が読まれ、いい取りをする机君。
残り札は1対3で、机君のリード。

  かなちゃん がんばってるかな
  絶対 がんばってるな

  勝っていうんだ かなちゃんに 必ず

と思い描いたところで、「たき」が読まれたのにヒョロ君の陣の「たご」を払ってしまう机君。
(ここが「たご」であるところが、机君がかなちゃんの重力に引かれてしまったということでしょうか・・・)

「たき」はヒョロ君がしっかりゲット。

痛恨の「ダブ」により、2対1と逆転される机君。



「ありがとうございました」と試合を終えたのは、滉。

「ふ 藤岡東 1勝!」

と勝ちどきをあげる。

舜からの「勝って新兄ちゃんを楽にしろ」という願いをかなえた滉の姿に、新が、ふわっと表情を和らげる。

そのままギャラリーの藤岡東の仲間も見渡して、どこかまぶしいような表情に。


一方、詩暢ちゃん。

  着物が重い
  暑い・・・ここまで来て

  着物で5試合取るなんてはじめてなんや 邪魔や袖も・・・

と不穏な様子を、「関係ない 集中や!」で振り払う。


次に読まれたのこそ、「たご」。

机君の陣の「たご」を抜いて、勝利をおさめるヒョロ君。

やった、念願のA級昇進・・・・・!!!

歓声に沸く北央ベンチ(笑)、あおむけに器用に倒れるヒョロ君。

机君のくやしさを、一緒にかみしめる千早。


一方。



詩暢ちゃんと新は、とうとう運命戦に・・・・・!



  中盤までの差が・・・きっちり追いつかれた
  べつにいい 勝てばいい 強いのはうちや

  うちのところにきて


残っている札は、新の陣に紫式部、詩暢ちゃんの陣に小野小町。


  えーでもお・・・ この殿方も  スキ・・・


揺れる札ふたりを見て、焦る詩暢ちゃん。

  うちには

  チームもない

  味方もおらん

  唯一の友達も

  
  敵や


  最悪の


読まれたのは、「め」。

紫式部の札をすかさずおさえる新―――



■20号(10/1発売)につづく■


えええーーーーー!勝敗は決しているとしても、ここで1か月あくんですか、末次先生!

新の覚醒は嬉しいですが、詩暢ちゃんの表情が痛くて痛くて、どう救いどころがあるのか非常に続きが気になります・・・!!



***以下、ざっくりと感想です。***



① 詩暢ちゃんの襷

今回、しきりに袖を気にしていた詩暢ちゃん。

でも168首の千早との対戦では、千早が前回のクイーン戦でくれたダディベアのサイン入りレア襷をスノー丸のきんちゃくから出して、千早手伝いのもとつけていました。

でも、次の理音戦ではいつの間にか外しているんですよね。

今回襷をつけたとき、『またあの不恰好な襷』と詩暢母が言っていたので、もしかして外せ指令が出た?のかな??

詩暢ちゃん、千早の襷をすると負けなしなのに・・・。
「味方がいる」ことの象徴である襷。
それがないことが、調子を崩す一因にもなってしまい、残念です・・・

詩暢ちゃんの最後の、
「味方もおらん 唯一の友達(札)も 敵」
というところが切なくてなりません。

そんなことないよーーーー!気づいて――!と声を大にしていいたい・・・


② 詩暢ちゃんの運命戦

運命戦といえば思い出すのが、猪熊さんとのクイーン戦。

当時で「公式戦での若宮さんの運命戦は初となります」と言われていました。(24巻125首)

どうなる?と言われましたが、読まれた札は「しのぶれど」。

「この札(こ)たちが 私を選ばんはずない」

と余裕の詩暢ちゃんでした。

詩暢ちゃんにとっては、運命戦になること自体が基本なく(それまでに札が詩暢ちゃんのところに来る)、なったらなったで「札に必ず選ばれる」自信があったということです。

このあと、札が猪熊さん好きでそわそわしたり、千早戦でも千早に札が見惚れたりすることはありましたが、基本は詩暢ちゃん⇔札の信頼関係は唯一無二のものだったはず。

今回、よりによって運命戦で負けた、ということが・・・
詩暢ちゃんのダメージの大きさを察して余りあります・・・


③ 詩暢ちゃんの弱さ


今回、「自分の番」「相手の番」を作らず(ひとりの練習ゆえに作れない?)、
全部「自分の番」として取りに行くことでダメージを大きく受けてしまう詩暢ちゃんの弱さが浮き彫りになりました。

以前伊勢先生も案じていた、

「詩暢ちゃん 人のかるたを受け入れろ 人の強さを」

というところは、ここにも響きますね。


今回、新が「自分一人では越えられない」壁にいつか当たると思ったのではないか、という菅野先生の考察がありますが、詩暢ちゃんはチームどころか練習さえ一人でここまで強かったんだから、ある意味本当にすごいのではと思います。

「自分に足りないもの」に気が付き受け入れた新と、気が付かない詩暢ちゃん。

新が負けにより気が付いたように、詩暢ちゃんも今回の負けで変わらなければいけないことに気が付いてほしいです・・・!


④ 滉、ヒョロ君、やったー!

とかさまさんも御贔屓の滉くん、やりました!A級!

そしてヒョロ君も念願のA級!

富士崎のぽっちゃり両国厚君も残念でしたが、まだ来年があるので頑張って!

机君は・・・机君にも、勝たせてあげたかったなあ・・・

でも負けた時の表情が呆然とはしていなかったので、自分の弱さ・甘さをよくわかっての敗北だったはず。

甘さ、弱さひっくるめて、かなちゃんにどーんとぶつかってしまえ!と思います。
B級に昇進したかなちゃんが、きっとがっしり受け止めて、ライバルですね!をやってくれると思います。期待!


⑤ 新・・・

今回、新のかるたのスタイルが、村尾さんと菅野先生視点により補完されました。

新を良く知る二人による補完なので、新のものの考え方や、チームを作った理由の理解の助けにはなるのですが。

でも、まだ少し、新目線の気持ちが足りない気がします・・・

この頂上決戦のあと、新がどんな表情をだれに見せるか。

まずは千早ではなく、藤岡東のほうに向くのは確実なのではと思います。

ではその後は?

詩暢ちゃんに手を差し伸べるのは誰か、ということも含め、気になりまくりです。

ああ、何で次は1か月先なの・・・!!?


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BE・ LOVE 17号 ちはやふる 171首 あらすじ•感想

待ってましたのお盆進行発売!

前号では非常に大きな動きがあり動揺しまくってしまいましたが、
その後、皆様の感想を拝見し前向きにとらえるようになりました。
そのうえでの・・・今号です!!

あらためて、自分の読みの浅さを痛感しつつ、想像の斜め上に胸熱展開をしてくれる「ちはやふる」、そして前向きな風をくみ取るさすがの読みをされる長年の「ちはやふる」ファンの皆様に、心より敬意と愛を捧げたいです・・・!


そしてちはやふるweekの声優さんのトークショー、ありがたいご助力をいただき、土曜昼のガールズトークも夜の部も、両方参加できることとなりました!わーい!
(ご助力をくださった方々、ありがとうございます。深謝、深謝です)

来月、行ってまいります、念願のあわら!新の地に・・・!


さて、本編です。



***以下、171首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***



今回も、扉絵つき。


「あの部屋」で、でも「ひとりで」かるたをとる新の姿です。

扉絵をめくると、そこはA級決勝戦会場。

  新がいつもとちがう
  そないなことどうでもいい

  新にだけはなぜか負けることを 思い出してはムカついてきたんや

と詩暢ちゃん。

  新とうちに差があるとすれば
  流れを呼び込む力――そのくらいしか思いつかん
  流れ…みんな簡単に言うけど 一人で練習しとるうちにはようわからん


  頼むでみんな うちのところに来て


詩暢ちゃん、いつもどおり以上の冷静さと安定感。

ふたりの差は6枚。

息をのむ、村尾さん、桜沢先生、千早。

  かるたは野球やサッカーとちがう 応援なんかできない
  そんなことわかってるのに 応援できないのがこんなに辛いなんて

新の調子が良くなさそうなのを同じ畳の上で滉も心配し、相手に油断をみせてしまう。

滉の相手、富士崎のぽっちゃり両国厚くんは、
「勝ったら幕内・・・(あちがうA級)」
と言ってしまう、廃部になってしまった相撲部希望だった子。

「かるたと相撲って似てるとこあるから入んなー」
 似てる① 1対1の勝負であること
 似てる② 立ち合いの呼吸が大事なところ
という経緯で入部したもよう。

菅野先生も舜も、滉を応援しつつ、舜は「弟が先にA級」なのが微妙な様子でもある・・・

勝負強い両国くんには、桜沢先生も来年の柱として、
「幕内・・・じゃなくてA級」(桜沢先生まで・・・)
を期待しているもよう。

どう試合を組み立てていくか動きを悩む滉だが、そこに4枚連続の空札。

  動きたい
  早く自陣整えたい
  次こそ 次こそ

焦りをみせる滉―――そこへ。

「失礼します」

手をあげて立ち上がったのは、新。

 なんや 新が空札4枚くらいで間をとった やっぱ調子悪いんか?

と詩暢ちゃん。

でもその「間」に我に返った滉は、相手の両国くんも焦っているのに気づく。
 (似てる③ 空札は相撲の”立ち合いが合わない状態”にそっくり)

ひとつ呼吸をし、落ち着こうとする滉。

「失礼しました」

戻る新。




いっぽうヒョロ君は、「うきょっ」「ふきょうっ」と奇声をあげながらも絶好調。

  団体戦優勝校は個人戦では結果が出にくいってよく言われるがなんのなんの
  彼にはあるな 執念めいたものが(応援にもある・・・)

と運営さんも認めるヒョロ君の流れ。
  
  勝てよヒョロ 個人戦一人で勝ちきれ メダル取ってこい!

  取りたい あげたい 優華璃さんにおれの 優勝のメダルを・・・!

「メダル」=A級、やっぱりリオの時期だからでしょうか?

でも・・・机君との差はつかず、リードはできていない。

机君はつみあげたヒョロ君のデータをもとに(好きな食べ物:春菊まで!)

  僕だって 今日は負けられない

と闘志を燃やす。




  「団体戦は個人戦」「個人戦は団体戦」
  かるたにおいてときどき言われるこの言葉

  しかし

  人数が減り最終的に一対一になる決勝戦は まさに個人戦



そんななか、詩暢ちゃんは無敵な安定感。1枚1枚にきっちり反応しミスもない。
でも、新も差を5枚差以上広げずきっちり追いかけており、けして反応が悪いわけではない。

  いつものリラックスとは違う
  でも
  流れなんていう不確かなものに うちは振り回されんで
  5枚差を永遠の差にしてやるわ

と、あくまで冷静な詩暢ちゃん。

「しら」をとられる新の姿に、

  なにもできない どんなに思っても
  応援の声はだせない なんにもできない

と目をつぶり苦しそうにする千早。

その時。

  トンッ

滉の背を叩いたのは、新の手。

乱れた札を整理する帰りを利用しての、
「次は取るぞ」
との声掛け。

えっ、と顔を上げた滉と会場に。

新は、ひと息吸ってから、
「藤岡東 行くぞ!」
と声を出す。
(富士崎ファイッ!を思い出させます・・・)

一瞬あっけにとられるも、すぐに滉とチームメンバーは声の大きい応援団の理沙ちゃんはじめ
「おっしゃああああああ」
と応答。

その姿に眼を見開く千早。

  綿谷が
  新兄ちゃんが
  綿谷先輩が

  練習のときも下手で
  団体戦でもうまく声出せなくて
  一回も出せなくて


    「よっしゃー」やって言ったのに~!

と彼らの変わらぬ応答に赤面して歯を食いしばる新が可愛い。

村尾さんも運営上、富士崎のときと同じように
「大きなかけ声はNGや 自重して」
と注意。

「はい すみません」
と答える新。

ひと息吐いて・・・


  イメージや

  あの部屋ではもう取らん
  

  たとえばいまは 団体戦の土壇場
  1勝2敗の場面


  滉と おれとで勝つんや

  おれら二人に チームの勝利がかかってる


そんな新の姿に眉をしかめる詩暢ちゃん。


  なんや 新 まさかそこまで
  あんたがそこまで”チーム”にかぶれるやなんてなあ

けれど新は――


  ここや この一枚


「お――ことの」


新も滉も、「速いっ」とギャラリーも驚く取りを見せる。

飛ばした札を拾いながら、よくやった、というように、ぐしゃ、と滉の頭をなでる新。

ついで、ギャラリーの千早を見つめる。


  千早・・・

  あの部屋のイメージにい続けたら
  いま以上の強さは身につかん

  離れたくない
  ずっとここにいたい

  千早と太一でかるたした部屋でまた ずっと

  でも
  
  好きな子に かるたで負けて

  これまでの自分でいいなんて 思えんのや


新と滉、ふたりの動きの呼吸があってきた。
弟が勝つのは複雑、といっていた舜も

  滉 勝て 勝って新兄ちゃんを楽にしろ
  なれ A級になれ!

と拳を握る。


  強くなりたい

  強くなりたい

  千早にも 周防さんにも

  (次は試合で 太一 の文字)


  負けたくない


と、強く思う新。
  
  ふん おもしろくないけど

  おもしろい

と受けてたつ詩暢ちゃん。



■18号(9/1発売)につづく■


次号の予告には、
「新と詩暢のA級頂上決戦。秘められた新の心の内は・・・?!」
とあり、ここに至る新の心情がもう少し書かれるのではと期待大。

また今回のびらぶは、大和和紀先生と山岸涼子先生の読み応えたっぷりの対談も掲載されています。

そして今回の「おこしやす、ちとせちゃん」も良かった・・・!
夏の思い出のどこか切ない感じがひしひしと感じられました。



***以下、ざっくりと感想です。***


① 千早の「応援できないのがこんなに辛いなんて」

昨年の高校選手権では太一を応援し、挑戦者決定戦では、原田先生を応援していた千早。

そんなふうに、これまで声はかけなくても傍にいて気持ちだけ応援することを「応援」と捉えていたはずなのに、ここでは傍で見守るだけでは「応援」にならないと言っているようにもとれます。

その違いは何か?
それだけ、千早が強くなったということなのか。
それだけ、新のことが心配だということなのか。
それだけ、新がいつもと違う=これまでの新ではないということを感じ取っているのか。
どれも該当するのかもしれません。

原田先生のときは、応援する相手が格段に上の立場でした。
太一のときは、太一はまだB級でした。
千早が出られず応援のみだった東京都一次予選のときは、後輩もいました。
では、今回は?
千早も、新のことを見上げるだけではない存在として捉えなおそうとしている(まるで同じ「チーム」のメンバーのように)ことを示す描写なのか・・・?

今後の千早の見守り方とともに、気になる描写です。


② 新の「強くなりたい」

小さいころから望まない「さよなら」を続けざるを得なかった新にとって、大切な人との思い出は大事で、「さよなら」は自分からは選ぼうとは思わなかったもののはず。

それらを覆すほどに「これまでの自分ではいられない」「強くなりたい」と新が思うようになったのは、千早にかるたで負けたから。

そこが今回明らかになりました。

千早がここまで強くなった=成長した(せざるを得なかった)のは、太一の不在があったから。

新は、それとは逆で、強くなるために千早を不在にしようとしている(あの部屋から出ようとしている)気がします。

でもそれは、不在というより、新のなかの千早をアップデートすることなのかもしれません。

千早にとっても、太一にとっても、この大会の新の姿はこれまでに見たことのない新の姿のはず。

今は、高校時代の終わりを目前にして、いつまでも子供のままではないお互いの姿をアップデートし合い、3人が新たなスタートラインにたつ準備をしている・・・ということなのかも?

そして夏とともに高校時代に終わりをつげ、次のクイーン戦・名人戦予選からが新たなスタートになるのかも?

そう思うと、新VS太一の対戦は必至な気がしてきます・・・楽しみ!


ともあれ、だんだん隠されていた新の思いが見えてきた171首。

なぜチームを作ったかの理由をふくめ明らかになる日が、そして「獅子の目覚め」が近い気がします。

そして気になる、滉の粘りと、ヒョロ君VS机君の勝負の行方。

今回は触れられませんでしたが、菫ちゃん&かなちゃんの戦況もどきどきです。

次号、固唾をのんで見守りたいと思います。


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BE・ LOVE 16号 ちはやふる 170首 あらすじ•感想

さて!
待ちに待った170首は、前回からの期待通り、各階級にもスポットライトを当ててくれました!

前半は、太一退部のドタバタ前後依頼久々の、待ってました「菫」回!「かなちゃん」回でもありました(*^^*)

やっぱりいいなあ、ちはやふる…!
女子のかっこよさにこうでなくっちゃね!と舞い上がる気持ちで読み進めていたのですが・・・

最後に・・・




ああ、このあと一体どうなるのーーー?!!



ということで、本編です。



***以下、170首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***



今回は扉絵つき。

水に濡れたような新のイラストが扉です。


高1の吉野会大会の、

「水みたいだった 流れてるみたいだった
 しなやかな水を 私 がぷがぷ飲んだ」(第37首)

という千早の感想に始まり、これまでも「邪魔な河」(詩暢ちゃん)等水のイメージが強い新。

眼鏡が外れ、でもまだ途中で漂っているような様子と、周りの白い泡を見ると、その、まさに「水中にいる」イメージ。

言ってみれば新の属性である「水」が描かれていること、普段にない眼鏡のない顔、ふたつとも、新にとって「何かがはじまる」ことを象徴してそうです。



前回より、勧学館の夕焼けのなかにいる肉まんくん、千早、翠ちゃん。

そのなかに、夕陽を燦然と浴びるような感じで、ザッザッと勧学館めがけて歩んでくるのは、残りの瑞沢かるた部のメンバー…!

どこか決然としているかなちゃんに菫ちゃん、机くんの表情の意味は?


さて、全国高校かるた選手権大会個人戦、残すは各階級決勝のみ。

A級以外の各階級にもいよいよスポットライトが当たります。

A級は言わずもがなの新VS詩暢ちゃん。

B級2組の決勝1組めは、富士崎のぽっちゃりめ両国くんと、なんと藤岡東から滉!
(顔がシュッとしているのでなんとなく舜くんに見える・・・>失礼)

いま1組は、机くん!!・・・と、ヒョロ君!

C級決勝には、かなちゃんが進出!(ほか3組)

そしてD級決勝には・・・菫ちゃんが!(ほか6組)



菫ちゃんの進出に度肝をぬかれる瑞沢A級の3人。

マスカラを付け直しながら、「なにか?」という菫ちゃんに、言葉につまる肉まんくんと、「ううん 菫ちゃんすごいがんばって!」と大興奮の千早。

かなちゃんの視線を感じて、コンパクトを閉じる菫ちゃん。

以前ならヘーゼンと人前で化粧していた菫ちゃんも、今回は
「すみませんこんなとこでメイク直しして お手洗い混んでて…」
とちゃんと事情がある様子。

変わりました、菫ちゃん。

でもかなちゃんも変わりました。

今回かなちゃんが口にしたのは叱責ではなく、

「花野さんにとってのマスカラは 私にとっての着物なのかもしれませんね」
「人にはわからない 戦闘服です」

という、深い理解と、連帯と、エールの言葉。


見返す菫ちゃんの瞳とともに、ここは「ちはやふる」名場面の一つとしてのカウント間違いなしです!


女帝も菫ちゃんを見つめます。


  花野さんがまさかの決勝進出 不戦勝もあって 運もよかった
  でも それ以上に 執念が


決意をこめてマスカラを塗る菫ちゃん。

  『勝ちたい』
  『勝ってC級にあがって 先輩の威厳を保ちたい』



一方、机くん。


  とうとうここまで来た B級決勝・・・
  勝つんだ
  勝って伝えるんだ 僕の気持ちを

と、山のような北央メモを見返している。
(って、もう伝わってると思うよー(^o^))

  たとえ

  たとえ相手が 誰でも

背後では勝利のための準備運動をするヒョロ君と、優華璃嬢に大応援団・・・




そんな彼らを見てときめいている千早。

ふと気づくと、近くに新が。

「新 大丈夫だった?」

声をかける千早。

え?と振り返る新に、

「肉まんくんぶつかって メガネ…」

と心配そうにする。

新はそんな千早に、すっ、と眼鏡をとって。


「うん 大丈夫や」

と微笑んで見せる・・・
(アラン・ドロンや・・・千早でなくても頬を染めてしまいます・・・)

頬を染める千早。でも、

  どうしたの 新

  さっきからずっと

  すぐ詩暢ちゃんとの決勝なのに

と、新のどこか違うところに気がついている様子。



運営さんから、

浦安の間はA級・B級決勝。
C級・D級は朝日の間

と会場が2か所別々という案内が。

一瞬ためらう千早を、ためらう隙も与えないくらいにすぐ「ドン」と手のひらでつくかなちゃん。

「大丈夫です 浦安の間へ」

目が燃えるかなちゃんと菫ちゃん、戦う女二人。
もうひたすら、カッコいいです・・・!!

千早も、去年のようには迷いません。

かなちゃん・菫ちゃんを信じて託し、太一に手を惹かれずともひとりで階段を登ります。

浦安の間には応援団キャラリーがもう所狭しと。

藤岡東の理沙ちゃんが泣いているのは、D級4位入賞で終わったからのよう。
負けず嫌い、可愛いです。


向かい合っている詩暢と新。


「意外なことやなあ 新が団体戦のチーム作って来るやなんて」
「そんな余計なことやっとるから 千早に負けるんやないか うちより強いのに」
「どうしたんや チームになんの意味があるんや?」

と相変わらず新を煽る詩暢ちゃん。
相変わらず冷静な新(美人顔・・・)は、何事もないように返す。

「詩暢ちゃんこそ意外やったんやけど さっき千早と次はクイーン戦で戦うって約束してたな」
「ハアッ?! 面白いこと言わんといて あんなの単なる勢いや」
「千早のこと認めたふうにみえ」
「認めてない!」

否定する詩暢ちゃん。
けれど。

  うちやのうて この札たちが・・・



ギャラリーの報道陣のなかには、
「おいしい対戦だな」
「クイーンと1月の名人戦で周防名人相手にタンカを切った綿谷新くん
 2年連続で因縁のカード 袴姿も見栄えがするし」
と眺める向きも。

  かるたといえば若宮詩暢と
  言われるようになりなさい

祖母の言葉を胸にする詩暢ちゃん。

「新」
「悪いけど 今年は負けるわけにいかんから」

宣戦布告された新は、全く落ち着いた様子で、見た目いつもどおり。

それでも親しい人にはどこか違うとうつるのか、

  調子が悪いままでどうこうできる相手でない
  立て直せるか?

と心配する村尾さん。

同じ浦安の間で決勝を迎える滉も、新を振り返る。
新を頼りにしているというよりも、どことなしに新のことを心配している様子。

  どぷん

新が水につかる音。
その背景には、すでに「あの部屋」が。



「よろしく お願いします」



試合が、はじまる。



読手の五十嵐さんは、例によってつぶやき中。
(高校選手権個人戦決勝の読手なう。青春のきらめきプライスレス・・・)

呼ばれて、はじまる序歌。

なにわづに―――


  よかった 「ちは」がある

  どうか味方して
  この夏の 私達の最終戦


始まりしな連取するかなちゃん。

C・D級決勝の会場では、瑞沢1年に筑波くんが応援。
(筑波くんは負けちゃったのね・・・残念)

  大江先輩すごい
  疲れ出てない

対してかなちゃんの対戦相手の高校は

  何してんだ木佐~ 札じゃなくて相手見過ぎ

とイライラ。

木佐くんはかなちゃんの着物にメロメロの様子。

  着物って 下着つけないって本当かな・・・

とまるまる煩悩(笑)

下心に気がついたかなちゃん、にっこりと

  本当です♡

と笑顔を送る。
(カッコいい・・・!)

でもその直後は容赦無い取り。

  胸が大きいから 余計ブラは好きじゃない
  肩ヒモも背中のホックも嫌い
  
  肌襦袢と長襦袢着て 帯の上にふんわりのる胸

  それがやっぱり私には楽

かなちゃん、良いペースです。


一方、菫ちゃん。

菫ちゃんの相手はダブを自主申告してくるびっくり正直な子。

  えっ… ずいぶんクリーンな
  勝ちたくないのかな?

と驚く菫ちゃん。

様子を見るとどうも、カップルでD級決勝に出ていることが判明。


  結子落ち着いてガンバ♡
  もう入賞決まってるから昇級もバッチリ♡
  サトくんもがんばって☆

そんなメッセージを読み取る菫ちゃん。

スイッチ、入りました。

決然と、「ちは」を送ります。


かつて、

  原田先生~「昇級条件は優勝のみ」って白波会の条件厳しいです~

とワガママをいった菫ちゃんに、原田先生が返した、

  「入賞で昇級」と「優勝で昇級」と
  強くなるのはどっちだ!

という言葉が菫ちゃんの脳裏によみがえります。

真剣な菫ちゃんの表情に、筑波くんも息を呑みます。


一方、瑞沢ママズ。


仕事の電話をすませて試合会場にいる皆のところに帰ってきたかなちゃんママ、利恵子さん。

配布されていた「呉服の大江」のパンフをみながら、

「瑞沢のみんなに部で袴を用意してみようかと・・・」

といっている瑞沢1年ママズに

「ええっ♡いいですねっ♡」

とノリノリ。

でも1年ママズが

「着付け、親が毎回手伝いますか?」
「私なんか着物教室行ってもマスターできなかったし」
「いつも美容院頼みで」

と言うのに、笑顔で反撃する利恵子さん。

「人に頼っていては着られません」
「覚悟しなければ 自分のものにはなりません」

そこにかぶるのは菫ちゃん。

  強くなるんだ

  今日は終わったらもう
  「先輩たちが作ったかるた部」じゃない
  私たちのかるた部だ


菫ちゃんの変貌に、自然とあふれる涙をぬぐう女帝。

  変わった・・・
  みんな変わった・・・

  これが 綾瀬さんがあの一枚を貼らなければ
  存在しないものだったなんて


「ちはやぶる――」


  情熱の 源泉


かなちゃんも机くんも、菫ちゃんも敵陣を抜いてとった「ちは」。


そんななか。

A級決勝で「ちは」の札を拾うのは・・・詩暢ちゃん。


  取られた
  完全にタイミングが合わんかった

  当たり札にては伸ばせてるのに下ろせてない


焦る村尾さん。


  らしくないなあ 新
  いつもの 憎らしいくらい安定したイメージはどうしたんや?

詩暢ちゃんは冷静。

新も、見た目は冷静。


  いつもどおりや
  いつもどおりの あの部屋にいる



  でも



千早も異変を察している様子。

  新・・・?



  さよならが 近いだけや





■17号(8/12発売)につづく■


最後の・・・最後のページの意味はいったい・・・??!
気になりまくりです・・・!

次回はお盆進行か、早めの発売ですね。
この「さよなら」の意味が気になってたまらないので、10日ほどで次が読めるのは唯一の救いです・・・!


次号予告は「一歩も引かない2人の、勝負の行方は?!」。

コマの絵は新です。
来るか、覚醒…?!


そして、今回のびらぶの「おこしやす、ちとせちゃん」、泣きました…!!

ぺんぎんのちとせちゃん、可愛くて大好きで、毎回とてもほっこりとした気持ちにさせてもらってるのですが、今回は、もう、もう…!
「ちとせちゃん」でまさかこのパターン来るとは思ってなかったんですよね…。
油断してたところにガツンと泣かされました。
今回、保存必至です。

もし気になる方いらしたら、ぜひ見てみてください―


今回、「ちはやふる」本編の前には、あわらの「ちはやふるweek」イベント速報が。

まずは声優さんトークショーの追加出演者発表!
かなちゃん役=茅野さん、菫ちゃん役=潘さん、そして小学生・新役の寺崎さんが出演されます!

そしてイベントそのものの追加も。
24日(土)14時から、千早・かなちゃん・菫ちゃんで、瑞沢高校かるた部女子ガールズトーク開催決定とのこと。

そして!今回は、私も思い切ってあわらに行くことにしましたヾ(*´∀`*)ノ

トークショーもチケット頑張ってみますが、なにより新の生まれ育った彼の地を訪れることこそメイン目的!
ちはやふるのお話をさせていただいている皆様とお会いできる機会もありそうで、そこもメインです♪


***以下、ざっくりと感想です。***


① 各階級決勝!どうなる?

待ってました、各階級決勝の組み合わせ。

滉くんには、新と同じ浦安の間での勝負というところもあり、頑張って欲しいところです。
(できれば、個人戦は団体戦、の藤岡東バージョンが見られると嬉しいなあ)

机くんとヒョロ君は・・・どっちも、どっちも勝ってほしいぞ・・・!

でも個人的な萌えポイントとしては、
負けてもちゃんとかなちゃんに気持ちを伝える机くんと、
(これまでなんとなく、「1位がとれたら」とか「勝てたら」とか条件をつけることで告白することから逃げていた気がするので、ここは負けたからこそ行ってほしい)
「わかってましたよ。私も同じ気持ちです」というかなちゃんかなあ・・・

ヒョロ君にも悲願を達成して欲しいですし。


でも今回170首でカッコ良かったのは、何より菫ちゃんとかなちゃんでした。
お相手の描かれ方を見ると、この2人は文句なしに優勝しそうです。

そして、大江親子はやはり親子だなあ、と惚れ惚れする回でもありました・・・


② 新、覚醒?でも・・・

それらの胸熱イベントをふっとばす勢いの、新の描かれ方。

全国大会に入ってから特に、周辺の出来事やセリフは描かれるものの、新の心情はあまりはっきり描かれないまま。

唯一、心情をそのままほとばしらせたのは、太一へ怒りをぶつけた時くらい?

落ち込んだ時も、太一のメッセージを千早と共有した時も、感情は表に出ていましたが、言葉として、気持ちとしては説明されてはいませんでした。

菅野先生がフラグを立ててくれた「かるた部を作った理由」、千早との対戦で思ったこと等、一連の出来事についての新の思いが、いつか語られる日は来るだろうなと思っていましたが・・・

まさか、ここに来るとは思いませんでした。


初読で思い返したのは、再会してすぐ、千早と太一が付き合っているのでは?と気にしたりした新のことです。

「離れてるでわからんし」といっていた新。

その後、回を重ねて会うごとに、太一と千早との互いの距離感の取り方も変わってきて、「千早が誰のものでもないなら」と自分の思いを顕わにしたりもしましたが、もともと、自分の気持ちよりも人の気持ちを優先するのが新です。
(おじいちゃんの介護しかり、由宇ちゃんにそこまで強くはかるたを勧められなかったり・・・)

そのなかで、かるたと、「東京へ行く」ことと、千早への思いは、自分の気持ちを通そうとしていた新。

それが、突然外部からの情報で、千早と太一が同じタイミングでかるた部を辞めたことを知り。
その事情もわからないまま、かるたに戻っているふたりに再会し。
全国大会で、その絆を見て。

何も思わないはずは、ないのではないかなあと。

千早が「誰のものでもなかった」から、思いをぶつけた。
でも、千早はもう「誰かのもの」だと思ってしまったら?

新は、自分の思いを押し込めることを選んでしまいそうな気がします・・・


そこでふと思い出してしまうのが、末次先生の「取り返しのつかない恋を書きたい」というコメント。

まさか、新は千早を諦めてしまったりは、しないよね・・・?
千早にとって「取り返しのつかない恋」になったりはしないよね??

・・・というのが、私の大いなる深読みによる心配ごとです・・・



なのですが、同じ第170首を読まれた私の心の師匠・りぶろさんはまた別のことを仰っていて、それを聞くとぽん!と膝をうちたくなるような、深い、納得の読みなのです。

私のこの読みが「さよなら」に鼻面を引き回された浅ーい読みであることを、心から願ってやみません・・・!><


でも確かに、新が昨年の自分から変わるためには。周防名人の相手としてひと皮向けるためには。
何かと「さよなら」しなければいけない、というのは必然でもあり。

新がいったい何と「さよなら」だと思っているのか。

本当に、次号が待ち遠しくてなりません・・・!
早く、安心させてください、末次先生・・・!

拍手[28回]

BE・ LOVE 15号 ちはやふる 169首 あらすじ•感想

展開としては意外なほどあっさりと終わってしまった千早VS詩暢戦・・・

ファンとしては残念なかぎりですが、「この次」=「クイーン戦」がいっそう待ち遠しくなります。

そして32巻も出ましたね(#^.^#)
表紙が描き下ろし!と思ったら、今号のびらぶも同じ表紙でした。

青いすずらんが涼やかで可愛く、かなちゃんがリボンとともに髪飾りにしてるのも素敵。
大和撫子ならではの撫子の着物も、端座してる姿勢も、かなちゃんならでは。
机君に肉まん君と3人、嬉しい取り合わせです。

4コマ復活が喜ばしく(菫ちゃん双子話→藤岡東ときて、次はここか!という意外ながらも直球感じ)、
何より予告の
「そして頂上戦で
 獅子は目覚める!」
に添えられた絵に心臓がばくばくと・・・

これは新のターンが来ると思ってよいのでしょうか??!
どんなに冷静に見ようとしても、そう見えるのは私の欲目・・・?!
そう思っても期待してしまいます。
ぜひ、期待が叶うことを祈りつつ。


(でも、札の妖精の入れ子疑惑はそのまま・・・
 多分これ逆だと思うのですよね・・・2版では直してほしいな・・・)


さて、32巻の続きとなる本編。




***以下、169首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***





扉絵はなく、決意を籠めて見つめる千早と、その視線を受け止める詩暢ちゃんの本編から。

  次は クイーン戦で

  今度こそ 約束や

千早と詩暢の試合が終わった気配を横目で、背中で感じる新。

静かに目をつむり、次の読みに備える。

札を払って、新も試合終了。

  やっと勝った 勝ったけど6枚差・・・
  どうした新

新は勝っても心配そうな村尾さん。

一方ヨロシコは滂沱と涙を流している。

「ヨ・・・ヨロシコ先輩そんな泣かなくても がんばりましたよ
 綿谷新相手に6枚差なんてすごいですよ あの人もう5段なんですよじつは」

と、励ます富士崎後輩に、


「綿谷新でも 5段でも おれは富士崎の部長だっ
 今日の綿谷君にはつけいる隙があった 勝つなら 今日だった」

と悔し涙を流すヨロシコ。

感に打たれたかのようにしーんとする部員を前に

「かっ 勝てたら モテたのに・・・」

とお約束の?ずっこけ。

そんななか、

「モテないけど かっこよかったよ部長 あとは副部長(わたし)が がんばってくるから」

とヨロシコの方を叩く理音。かっこいい!!


次の対戦カード、準決勝ベスト4は、
新VS肉まん君
詩暢ちゃんVS理音
に決定。

 新と肉まんくん!!見なきゃ!

と湧き立つ千早たち。

 見なきゃ! 新と・・・肉・・・・・・

・・・とその後すぐ寝こけてしまう千早・・・。

余程詩暢ちゃん戦で消耗したのでしょうか・・・。


試合を控え、暗記時間。


  なんで強いやつってちゃんと勝ち上がってくるんだろ・・・
  綾瀬のやつ 綿谷新に勝てたとか マジかよ・・・

焦る肉まん君。

「試合よく 覚えてない」といった千早のことを思い出す。

この役立たずー!の言葉に、もったいなかったー!と返す千早。

  でも 私・・・
  太一の姿が見えるまで 自分が新と試合してるって思えてなかったかもしれない

  もったいなかった
  変でしょ
  みんなのことだけ よく見えてた

とまた意味深な台詞を・・・


今回準決勝の読手は、筑豊女学館の顧問でもある牧野美登里専任読手。
原田先生VS新くんの挑戦者決定戦の3戦目の読手さんですね。


1枚目は「きりぎりす」。
2枚目は「あけぬれば」。

2連取する新に、

  どうやって 相手が綿谷新だってこと忘れるんだ?!
  いつもどおりリラックスしまくりの綿谷じゃねえか

と心中吠える肉まん君。

一方、理音も当たり札しか動いていない詩暢ちゃんに押され気味。

  牧野さんの読みは初めてだけど
  聴けてると思うのに
  決まり字で取れるタイミングで取りにいってるのに

  これがクイーン

呑まれそうになった理音。

その目に「必勝富士崎」の垂れ幕が入り、我に返る。

  ”感じ”てとる
  ギリギリを聴きにいけ

空札をよける理音。

  勝てるわけねえんだ 攻めろ理音

念を送るように応援するヨロシコ。

次の「め」は理音の取り。

  身体まだ軽い
  息も大丈夫

  クイーンに勝ちたいなんて思ったことないけど
  富士崎のプライドを見せるんだ

  尽きない体力を
  尽きない気力を

(それこそ、桜沢先生の鍛錬のたまもの・・・)


一方、やっと起きた千早は千早を待っていたらしい翠ちゃんと会場へ。

新と肉まん君の姿をみる。


肉まん君は、昔を思い出している。

  あれが綿谷新くん 今年も小4優勝候補だな
 
  今年も綿谷くんで決まりだろう(小5)

  若宮さんも強かったが やっぱり綿谷くんだな
  普通にやってれば彼が勝つよ(小6)

(この後東京に引っ越したことになるんだな)


  「いつもどおりやれば 彼は勝つ」

その言葉を思い出す肉まん君。

  でも負けたろ?

  ”いつもどおり”じゃない綾瀬に負けたろ?

次、「なにわが」「なにわえ」を渡ろうとした新を読み切り、奪取する肉まん君。

注視する千早。

  何回おまえと当たったと思ってんだ

  当たる時はいつもトーナメントの真ん中の真剣勝負

  いつも負けてた いつも主役は綿谷新だった

  でもおれは

大きい動きで新にぶつかる肉まん君。眼鏡が飛ぶ。

  おまえが強いってことを見せるための 道具じゃねえんだよ


とはいえ、眼鏡をひろってフレームを確認する新に、

 「ご ごめんな 大丈夫か」

きちんと謝罪する肉まん君。


 「ん 大丈夫」

と返事をする新が、どこか可愛らしい感じ・・・



試合再開。


  おれの物語の主役は おれだ

  強くなろうと がんばってきた

  でも


  綿谷新に勝つための毎日だったか?


調子を取り返して札を取る新。


  よし!いつも通りの新や

と安堵する村尾さん

  この年代のレベルがあがってる

と観察する明星会の伊勢先生――


結局、試合は両方とも9枚差で、新・詩暢の勝ち。

拍手しながらも、肉まん君の姿を心配げにみつめる千早。

千早に声をかけられながらも、「腹減ったー」と会場を去る肉まん君。



肉まん君は、勧学館の表で蝉の声に身を浸していた。

そこに訪れる千早(と翠ちゃん)。

「綾瀬さあ・・・1年のときからずっと若宮と戦うことばっか考えて練習してたよな」

 たぶん綿谷も ガキのころから名人になるための毎日でさあ・・・

 それが”いつもどおり”でさあ・・・かなうわけねえんだよ」

「ダメなんだよなあ・・・目の前にしたときだけ あいつに勝ちたいなんて」

「おれの毎日 なんだったんだろなあ 3年間 なんだったんだろうなあ」


こぼれる、大粒の涙。


肉まん君の隣に座り、どん!とつく千早。

なにすんだ、と責めようとする肉まん君に千早はいう。


「肉まん君の毎日は 瑞沢を強くしてくれる毎日だった」

「肉まん君が・・・全部教えてくれた 基礎も理論も根性も

 きっと 下の子たちに残るのは 肉まん君の言ったことだよ」



それを耳にした翠ちゃんの脳裏にめぐる、肉まん君の言葉。



「・・・はい はい!」



千早の言葉をしっかり肯定する翠ちゃんに、さらに涙をこぼす肉まん君・・・


 真夏の日が暮れる

 残すは

 各階級決勝のみ




■16号(8/1発売)につづく■



予告には、「各階級の決勝カードが発表される―!瑞沢かるた部のみんなの命運は?!」とあります。

これまでA級メインでしたが、やはり、各階級にもスポットライトが当たってくれそうです!

机君や筑波くん、かなちゃんに菫ちゃんはどこまで残っているかな??
1年も気になりますが、やはり2、3年が気になってしまいます。

そして、新VS詩暢の頂上戦・・・!


次号のびらぶには、前回読み切りで掲載された鈴木有布子先生の「廻り暦」シリーズが。
鈴木有布子先生は有栖川有栖先生の学生アリスシリーズを漫画化されているのですが、原作のテイストを活かしながらもブレ

ンドされた鈴木先生の個性がとっっっても素敵で大好きなので、応援している作家さんです。



次回も楽しみ!



***以下、ざっくりと感想です。***


① 新は5段!

今回、新が5段ということが明らかに。

全日本かるた協会の昇段基準によると、5段は

1. A級優勝1回
2. A級3位入賞3回
3. A級得点8点
4. A級勝数20勝

のどれかでなれる、というかたちです。

(http://www.karuta.or.jp/kitei/shoudan.html)

新は去年の全日本高校選手権大会でA級で優勝したわけで、そこで5段になったということでしょうか。

4級からがA級なので、ひとつ上、という感じなのでしょうか・・・

でも千早もA級になったあと、吉野会大会で優勝しているので、もしや5段?というと新と段位は一緒ということ??

ちなみに今年名人位につかれた川崎名人は8段、クイーンにチャレンジされたのは本多6段でした。

8段なんて、A級優勝15回ですよ・・・すご過ぎますね。


ヨロシコ戦までは本調子でなかったような新。
肉まん君戦のときはすっかり元通りなこと、肉まん君にも村尾さんにも言及されてました。

本編の情報からわかるヨロシコ戦と肉まん君戦との状況の違いは、千早が戦っている最中かそうではないかということ。

新は、やはり千早を気にするがゆえに調子が出なかったのでしょうか??

藤岡東でかるた部を作った意味とあわせて、理由が気になる所です。

33巻はやはり新のターンが来るかな?来てほしいー!


② 肉まん君熱い!

去年も新とあたって残念な結果だった肉まん君。

もちろん本気で試合をしてましたが、以前須藤さんとあたった時も、どこか腰が引けている感じがありました。

それが、

  おまえが強いってことを見せるための 道具じゃねえんだよ

ここの肉まん君、カッコよかった・・・!熱いです・・・!

当初は問題ばかりだった翠ちゃんともすっかり熱い先輩後輩です。

この2人、なかなか良いんじゃないかなー、もっと見てみたいコンビです。

③ ”いつもどおり”じゃなかった千早

やはり千早がいつもどおりじゃなかった、ということは瑞沢メンバーも認知するところだったのですね。

千早があれほど特別なものとして認識していた新との一戦を、「もったいなかった」で済ませちゃうのは何だか違和感ではあります。

新にとっては「いつもどおり」が「強い」に結びつき、
千早は「いつもどおりではない」「千早らしくない」が「強い」に結びつく。

前者は仲間の存在があまり濃くなく、後者は濃い。

皆のために、我を忘れられるくらいになるほうが、強くあれるということなのか・・・

このあたり、新が藤岡東かるた部を作った理由と関わってきそうです。
どこかですっきり納得!となりたい感じもする、気になる所です。




次回は通常通り半月後。

その間の7月23日・24日には、近江神宮では「全国高等学校かるた選手権大会」が開催されます。

「ちはやふる」本編とかぶる、まさに熱い戦い。

去年8年連続10回目に団体戦優勝を果たした、東京都代表 北央もとい暁星高等学校が連覇なるかが気になります。


かるたの夏が来た!という感じですね^^楽しみです。

拍手[20回]

  

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