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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

BE・ LOVE 17号 ちはやふる 171首 あらすじ•感想

待ってましたのお盆進行発売!

前号では非常に大きな動きがあり動揺しまくってしまいましたが、
その後、皆様の感想を拝見し前向きにとらえるようになりました。
そのうえでの・・・今号です!!

あらためて、自分の読みの浅さを痛感しつつ、想像の斜め上に胸熱展開をしてくれる「ちはやふる」、そして前向きな風をくみ取るさすがの読みをされる長年の「ちはやふる」ファンの皆様に、心より敬意と愛を捧げたいです・・・!


そしてちはやふるweekの声優さんのトークショー、ありがたいご助力をいただき、土曜昼のガールズトークも夜の部も、両方参加できることとなりました!わーい!
(ご助力をくださった方々、ありがとうございます。深謝、深謝です)

来月、行ってまいります、念願のあわら!新の地に・・・!


さて、本編です。



***以下、171首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***



今回も、扉絵つき。


「あの部屋」で、でも「ひとりで」かるたをとる新の姿です。

扉絵をめくると、そこはA級決勝戦会場。

  新がいつもとちがう
  そないなことどうでもいい

  新にだけはなぜか負けることを 思い出してはムカついてきたんや

と詩暢ちゃん。

  新とうちに差があるとすれば
  流れを呼び込む力――そのくらいしか思いつかん
  流れ…みんな簡単に言うけど 一人で練習しとるうちにはようわからん


  頼むでみんな うちのところに来て


詩暢ちゃん、いつもどおり以上の冷静さと安定感。

ふたりの差は6枚。

息をのむ、村尾さん、桜沢先生、千早。

  かるたは野球やサッカーとちがう 応援なんかできない
  そんなことわかってるのに 応援できないのがこんなに辛いなんて

新の調子が良くなさそうなのを同じ畳の上で滉も心配し、相手に油断をみせてしまう。

滉の相手、富士崎のぽっちゃり両国厚くんは、
「勝ったら幕内・・・(あちがうA級)」
と言ってしまう、廃部になってしまった相撲部希望だった子。

「かるたと相撲って似てるとこあるから入んなー」
 似てる① 1対1の勝負であること
 似てる② 立ち合いの呼吸が大事なところ
という経緯で入部したもよう。

菅野先生も舜も、滉を応援しつつ、舜は「弟が先にA級」なのが微妙な様子でもある・・・

勝負強い両国くんには、桜沢先生も来年の柱として、
「幕内・・・じゃなくてA級」(桜沢先生まで・・・)
を期待しているもよう。

どう試合を組み立てていくか動きを悩む滉だが、そこに4枚連続の空札。

  動きたい
  早く自陣整えたい
  次こそ 次こそ

焦りをみせる滉―――そこへ。

「失礼します」

手をあげて立ち上がったのは、新。

 なんや 新が空札4枚くらいで間をとった やっぱ調子悪いんか?

と詩暢ちゃん。

でもその「間」に我に返った滉は、相手の両国くんも焦っているのに気づく。
 (似てる③ 空札は相撲の”立ち合いが合わない状態”にそっくり)

ひとつ呼吸をし、落ち着こうとする滉。

「失礼しました」

戻る新。




いっぽうヒョロ君は、「うきょっ」「ふきょうっ」と奇声をあげながらも絶好調。

  団体戦優勝校は個人戦では結果が出にくいってよく言われるがなんのなんの
  彼にはあるな 執念めいたものが(応援にもある・・・)

と運営さんも認めるヒョロ君の流れ。
  
  勝てよヒョロ 個人戦一人で勝ちきれ メダル取ってこい!

  取りたい あげたい 優華璃さんにおれの 優勝のメダルを・・・!

「メダル」=A級、やっぱりリオの時期だからでしょうか?

でも・・・机君との差はつかず、リードはできていない。

机君はつみあげたヒョロ君のデータをもとに(好きな食べ物:春菊まで!)

  僕だって 今日は負けられない

と闘志を燃やす。




  「団体戦は個人戦」「個人戦は団体戦」
  かるたにおいてときどき言われるこの言葉

  しかし

  人数が減り最終的に一対一になる決勝戦は まさに個人戦



そんななか、詩暢ちゃんは無敵な安定感。1枚1枚にきっちり反応しミスもない。
でも、新も差を5枚差以上広げずきっちり追いかけており、けして反応が悪いわけではない。

  いつものリラックスとは違う
  でも
  流れなんていう不確かなものに うちは振り回されんで
  5枚差を永遠の差にしてやるわ

と、あくまで冷静な詩暢ちゃん。

「しら」をとられる新の姿に、

  なにもできない どんなに思っても
  応援の声はだせない なんにもできない

と目をつぶり苦しそうにする千早。

その時。

  トンッ

滉の背を叩いたのは、新の手。

乱れた札を整理する帰りを利用しての、
「次は取るぞ」
との声掛け。

えっ、と顔を上げた滉と会場に。

新は、ひと息吸ってから、
「藤岡東 行くぞ!」
と声を出す。
(富士崎ファイッ!を思い出させます・・・)

一瞬あっけにとられるも、すぐに滉とチームメンバーは声の大きい応援団の理沙ちゃんはじめ
「おっしゃああああああ」
と応答。

その姿に眼を見開く千早。

  綿谷が
  新兄ちゃんが
  綿谷先輩が

  練習のときも下手で
  団体戦でもうまく声出せなくて
  一回も出せなくて


    「よっしゃー」やって言ったのに~!

と彼らの変わらぬ応答に赤面して歯を食いしばる新が可愛い。

村尾さんも運営上、富士崎のときと同じように
「大きなかけ声はNGや 自重して」
と注意。

「はい すみません」
と答える新。

ひと息吐いて・・・


  イメージや

  あの部屋ではもう取らん
  

  たとえばいまは 団体戦の土壇場
  1勝2敗の場面


  滉と おれとで勝つんや

  おれら二人に チームの勝利がかかってる


そんな新の姿に眉をしかめる詩暢ちゃん。


  なんや 新 まさかそこまで
  あんたがそこまで”チーム”にかぶれるやなんてなあ

けれど新は――


  ここや この一枚


「お――ことの」


新も滉も、「速いっ」とギャラリーも驚く取りを見せる。

飛ばした札を拾いながら、よくやった、というように、ぐしゃ、と滉の頭をなでる新。

ついで、ギャラリーの千早を見つめる。


  千早・・・

  あの部屋のイメージにい続けたら
  いま以上の強さは身につかん

  離れたくない
  ずっとここにいたい

  千早と太一でかるたした部屋でまた ずっと

  でも
  
  好きな子に かるたで負けて

  これまでの自分でいいなんて 思えんのや


新と滉、ふたりの動きの呼吸があってきた。
弟が勝つのは複雑、といっていた舜も

  滉 勝て 勝って新兄ちゃんを楽にしろ
  なれ A級になれ!

と拳を握る。


  強くなりたい

  強くなりたい

  千早にも 周防さんにも

  (次は試合で 太一 の文字)


  負けたくない


と、強く思う新。
  
  ふん おもしろくないけど

  おもしろい

と受けてたつ詩暢ちゃん。



■18号(9/1発売)につづく■


次号の予告には、
「新と詩暢のA級頂上決戦。秘められた新の心の内は・・・?!」
とあり、ここに至る新の心情がもう少し書かれるのではと期待大。

また今回のびらぶは、大和和紀先生と山岸涼子先生の読み応えたっぷりの対談も掲載されています。

そして今回の「おこしやす、ちとせちゃん」も良かった・・・!
夏の思い出のどこか切ない感じがひしひしと感じられました。



***以下、ざっくりと感想です。***


① 千早の「応援できないのがこんなに辛いなんて」

昨年の高校選手権では太一を応援し、挑戦者決定戦では、原田先生を応援していた千早。

そんなふうに、これまで声はかけなくても傍にいて気持ちだけ応援することを「応援」と捉えていたはずなのに、ここでは傍で見守るだけでは「応援」にならないと言っているようにもとれます。

その違いは何か?
それだけ、千早が強くなったということなのか。
それだけ、新のことが心配だということなのか。
それだけ、新がいつもと違う=これまでの新ではないということを感じ取っているのか。
どれも該当するのかもしれません。

原田先生のときは、応援する相手が格段に上の立場でした。
太一のときは、太一はまだB級でした。
千早が出られず応援のみだった東京都一次予選のときは、後輩もいました。
では、今回は?
千早も、新のことを見上げるだけではない存在として捉えなおそうとしている(まるで同じ「チーム」のメンバーのように)ことを示す描写なのか・・・?

今後の千早の見守り方とともに、気になる描写です。


② 新の「強くなりたい」

小さいころから望まない「さよなら」を続けざるを得なかった新にとって、大切な人との思い出は大事で、「さよなら」は自分からは選ぼうとは思わなかったもののはず。

それらを覆すほどに「これまでの自分ではいられない」「強くなりたい」と新が思うようになったのは、千早にかるたで負けたから。

そこが今回明らかになりました。

千早がここまで強くなった=成長した(せざるを得なかった)のは、太一の不在があったから。

新は、それとは逆で、強くなるために千早を不在にしようとしている(あの部屋から出ようとしている)気がします。

でもそれは、不在というより、新のなかの千早をアップデートすることなのかもしれません。

千早にとっても、太一にとっても、この大会の新の姿はこれまでに見たことのない新の姿のはず。

今は、高校時代の終わりを目前にして、いつまでも子供のままではないお互いの姿をアップデートし合い、3人が新たなスタートラインにたつ準備をしている・・・ということなのかも?

そして夏とともに高校時代に終わりをつげ、次のクイーン戦・名人戦予選からが新たなスタートになるのかも?

そう思うと、新VS太一の対戦は必至な気がしてきます・・・楽しみ!


ともあれ、だんだん隠されていた新の思いが見えてきた171首。

なぜチームを作ったかの理由をふくめ明らかになる日が、そして「獅子の目覚め」が近い気がします。

そして気になる、滉の粘りと、ヒョロ君VS机君の勝負の行方。

今回は触れられませんでしたが、菫ちゃん&かなちゃんの戦況もどきどきです。

次号、固唾をのんで見守りたいと思います。


拍手[23回]

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BE・ LOVE 16号 ちはやふる 170首 あらすじ•感想

さて!
待ちに待った170首は、前回からの期待通り、各階級にもスポットライトを当ててくれました!

前半は、太一退部のドタバタ前後依頼久々の、待ってました「菫」回!「かなちゃん」回でもありました(*^^*)

やっぱりいいなあ、ちはやふる…!
女子のかっこよさにこうでなくっちゃね!と舞い上がる気持ちで読み進めていたのですが・・・

最後に・・・




ああ、このあと一体どうなるのーーー?!!



ということで、本編です。



***以下、170首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***



今回は扉絵つき。

水に濡れたような新のイラストが扉です。


高1の吉野会大会の、

「水みたいだった 流れてるみたいだった
 しなやかな水を 私 がぷがぷ飲んだ」(第37首)

という千早の感想に始まり、これまでも「邪魔な河」(詩暢ちゃん)等水のイメージが強い新。

眼鏡が外れ、でもまだ途中で漂っているような様子と、周りの白い泡を見ると、その、まさに「水中にいる」イメージ。

言ってみれば新の属性である「水」が描かれていること、普段にない眼鏡のない顔、ふたつとも、新にとって「何かがはじまる」ことを象徴してそうです。



前回より、勧学館の夕焼けのなかにいる肉まんくん、千早、翠ちゃん。

そのなかに、夕陽を燦然と浴びるような感じで、ザッザッと勧学館めがけて歩んでくるのは、残りの瑞沢かるた部のメンバー…!

どこか決然としているかなちゃんに菫ちゃん、机くんの表情の意味は?


さて、全国高校かるた選手権大会個人戦、残すは各階級決勝のみ。

A級以外の各階級にもいよいよスポットライトが当たります。

A級は言わずもがなの新VS詩暢ちゃん。

B級2組の決勝1組めは、富士崎のぽっちゃりめ両国くんと、なんと藤岡東から滉!
(顔がシュッとしているのでなんとなく舜くんに見える・・・>失礼)

いま1組は、机くん!!・・・と、ヒョロ君!

C級決勝には、かなちゃんが進出!(ほか3組)

そしてD級決勝には・・・菫ちゃんが!(ほか6組)



菫ちゃんの進出に度肝をぬかれる瑞沢A級の3人。

マスカラを付け直しながら、「なにか?」という菫ちゃんに、言葉につまる肉まんくんと、「ううん 菫ちゃんすごいがんばって!」と大興奮の千早。

かなちゃんの視線を感じて、コンパクトを閉じる菫ちゃん。

以前ならヘーゼンと人前で化粧していた菫ちゃんも、今回は
「すみませんこんなとこでメイク直しして お手洗い混んでて…」
とちゃんと事情がある様子。

変わりました、菫ちゃん。

でもかなちゃんも変わりました。

今回かなちゃんが口にしたのは叱責ではなく、

「花野さんにとってのマスカラは 私にとっての着物なのかもしれませんね」
「人にはわからない 戦闘服です」

という、深い理解と、連帯と、エールの言葉。


見返す菫ちゃんの瞳とともに、ここは「ちはやふる」名場面の一つとしてのカウント間違いなしです!


女帝も菫ちゃんを見つめます。


  花野さんがまさかの決勝進出 不戦勝もあって 運もよかった
  でも それ以上に 執念が


決意をこめてマスカラを塗る菫ちゃん。

  『勝ちたい』
  『勝ってC級にあがって 先輩の威厳を保ちたい』



一方、机くん。


  とうとうここまで来た B級決勝・・・
  勝つんだ
  勝って伝えるんだ 僕の気持ちを

と、山のような北央メモを見返している。
(って、もう伝わってると思うよー(^o^))

  たとえ

  たとえ相手が 誰でも

背後では勝利のための準備運動をするヒョロ君と、優華璃嬢に大応援団・・・




そんな彼らを見てときめいている千早。

ふと気づくと、近くに新が。

「新 大丈夫だった?」

声をかける千早。

え?と振り返る新に、

「肉まんくんぶつかって メガネ…」

と心配そうにする。

新はそんな千早に、すっ、と眼鏡をとって。


「うん 大丈夫や」

と微笑んで見せる・・・
(アラン・ドロンや・・・千早でなくても頬を染めてしまいます・・・)

頬を染める千早。でも、

  どうしたの 新

  さっきからずっと

  すぐ詩暢ちゃんとの決勝なのに

と、新のどこか違うところに気がついている様子。



運営さんから、

浦安の間はA級・B級決勝。
C級・D級は朝日の間

と会場が2か所別々という案内が。

一瞬ためらう千早を、ためらう隙も与えないくらいにすぐ「ドン」と手のひらでつくかなちゃん。

「大丈夫です 浦安の間へ」

目が燃えるかなちゃんと菫ちゃん、戦う女二人。
もうひたすら、カッコいいです・・・!!

千早も、去年のようには迷いません。

かなちゃん・菫ちゃんを信じて託し、太一に手を惹かれずともひとりで階段を登ります。

浦安の間には応援団キャラリーがもう所狭しと。

藤岡東の理沙ちゃんが泣いているのは、D級4位入賞で終わったからのよう。
負けず嫌い、可愛いです。


向かい合っている詩暢と新。


「意外なことやなあ 新が団体戦のチーム作って来るやなんて」
「そんな余計なことやっとるから 千早に負けるんやないか うちより強いのに」
「どうしたんや チームになんの意味があるんや?」

と相変わらず新を煽る詩暢ちゃん。
相変わらず冷静な新(美人顔・・・)は、何事もないように返す。

「詩暢ちゃんこそ意外やったんやけど さっき千早と次はクイーン戦で戦うって約束してたな」
「ハアッ?! 面白いこと言わんといて あんなの単なる勢いや」
「千早のこと認めたふうにみえ」
「認めてない!」

否定する詩暢ちゃん。
けれど。

  うちやのうて この札たちが・・・



ギャラリーの報道陣のなかには、
「おいしい対戦だな」
「クイーンと1月の名人戦で周防名人相手にタンカを切った綿谷新くん
 2年連続で因縁のカード 袴姿も見栄えがするし」
と眺める向きも。

  かるたといえば若宮詩暢と
  言われるようになりなさい

祖母の言葉を胸にする詩暢ちゃん。

「新」
「悪いけど 今年は負けるわけにいかんから」

宣戦布告された新は、全く落ち着いた様子で、見た目いつもどおり。

それでも親しい人にはどこか違うとうつるのか、

  調子が悪いままでどうこうできる相手でない
  立て直せるか?

と心配する村尾さん。

同じ浦安の間で決勝を迎える滉も、新を振り返る。
新を頼りにしているというよりも、どことなしに新のことを心配している様子。

  どぷん

新が水につかる音。
その背景には、すでに「あの部屋」が。



「よろしく お願いします」



試合が、はじまる。



読手の五十嵐さんは、例によってつぶやき中。
(高校選手権個人戦決勝の読手なう。青春のきらめきプライスレス・・・)

呼ばれて、はじまる序歌。

なにわづに―――


  よかった 「ちは」がある

  どうか味方して
  この夏の 私達の最終戦


始まりしな連取するかなちゃん。

C・D級決勝の会場では、瑞沢1年に筑波くんが応援。
(筑波くんは負けちゃったのね・・・残念)

  大江先輩すごい
  疲れ出てない

対してかなちゃんの対戦相手の高校は

  何してんだ木佐~ 札じゃなくて相手見過ぎ

とイライラ。

木佐くんはかなちゃんの着物にメロメロの様子。

  着物って 下着つけないって本当かな・・・

とまるまる煩悩(笑)

下心に気がついたかなちゃん、にっこりと

  本当です♡

と笑顔を送る。
(カッコいい・・・!)

でもその直後は容赦無い取り。

  胸が大きいから 余計ブラは好きじゃない
  肩ヒモも背中のホックも嫌い
  
  肌襦袢と長襦袢着て 帯の上にふんわりのる胸

  それがやっぱり私には楽

かなちゃん、良いペースです。


一方、菫ちゃん。

菫ちゃんの相手はダブを自主申告してくるびっくり正直な子。

  えっ… ずいぶんクリーンな
  勝ちたくないのかな?

と驚く菫ちゃん。

様子を見るとどうも、カップルでD級決勝に出ていることが判明。


  結子落ち着いてガンバ♡
  もう入賞決まってるから昇級もバッチリ♡
  サトくんもがんばって☆

そんなメッセージを読み取る菫ちゃん。

スイッチ、入りました。

決然と、「ちは」を送ります。


かつて、

  原田先生~「昇級条件は優勝のみ」って白波会の条件厳しいです~

とワガママをいった菫ちゃんに、原田先生が返した、

  「入賞で昇級」と「優勝で昇級」と
  強くなるのはどっちだ!

という言葉が菫ちゃんの脳裏によみがえります。

真剣な菫ちゃんの表情に、筑波くんも息を呑みます。


一方、瑞沢ママズ。


仕事の電話をすませて試合会場にいる皆のところに帰ってきたかなちゃんママ、利恵子さん。

配布されていた「呉服の大江」のパンフをみながら、

「瑞沢のみんなに部で袴を用意してみようかと・・・」

といっている瑞沢1年ママズに

「ええっ♡いいですねっ♡」

とノリノリ。

でも1年ママズが

「着付け、親が毎回手伝いますか?」
「私なんか着物教室行ってもマスターできなかったし」
「いつも美容院頼みで」

と言うのに、笑顔で反撃する利恵子さん。

「人に頼っていては着られません」
「覚悟しなければ 自分のものにはなりません」

そこにかぶるのは菫ちゃん。

  強くなるんだ

  今日は終わったらもう
  「先輩たちが作ったかるた部」じゃない
  私たちのかるた部だ


菫ちゃんの変貌に、自然とあふれる涙をぬぐう女帝。

  変わった・・・
  みんな変わった・・・

  これが 綾瀬さんがあの一枚を貼らなければ
  存在しないものだったなんて


「ちはやぶる――」


  情熱の 源泉


かなちゃんも机くんも、菫ちゃんも敵陣を抜いてとった「ちは」。


そんななか。

A級決勝で「ちは」の札を拾うのは・・・詩暢ちゃん。


  取られた
  完全にタイミングが合わんかった

  当たり札にては伸ばせてるのに下ろせてない


焦る村尾さん。


  らしくないなあ 新
  いつもの 憎らしいくらい安定したイメージはどうしたんや?

詩暢ちゃんは冷静。

新も、見た目は冷静。


  いつもどおりや
  いつもどおりの あの部屋にいる



  でも



千早も異変を察している様子。

  新・・・?



  さよならが 近いだけや





■17号(8/12発売)につづく■


最後の・・・最後のページの意味はいったい・・・??!
気になりまくりです・・・!

次回はお盆進行か、早めの発売ですね。
この「さよなら」の意味が気になってたまらないので、10日ほどで次が読めるのは唯一の救いです・・・!


次号予告は「一歩も引かない2人の、勝負の行方は?!」。

コマの絵は新です。
来るか、覚醒…?!


そして、今回のびらぶの「おこしやす、ちとせちゃん」、泣きました…!!

ぺんぎんのちとせちゃん、可愛くて大好きで、毎回とてもほっこりとした気持ちにさせてもらってるのですが、今回は、もう、もう…!
「ちとせちゃん」でまさかこのパターン来るとは思ってなかったんですよね…。
油断してたところにガツンと泣かされました。
今回、保存必至です。

もし気になる方いらしたら、ぜひ見てみてください―


今回、「ちはやふる」本編の前には、あわらの「ちはやふるweek」イベント速報が。

まずは声優さんトークショーの追加出演者発表!
かなちゃん役=茅野さん、菫ちゃん役=潘さん、そして小学生・新役の寺崎さんが出演されます!

そしてイベントそのものの追加も。
24日(土)14時から、千早・かなちゃん・菫ちゃんで、瑞沢高校かるた部女子ガールズトーク開催決定とのこと。

そして!今回は、私も思い切ってあわらに行くことにしましたヾ(*´∀`*)ノ

トークショーもチケット頑張ってみますが、なにより新の生まれ育った彼の地を訪れることこそメイン目的!
ちはやふるのお話をさせていただいている皆様とお会いできる機会もありそうで、そこもメインです♪


***以下、ざっくりと感想です。***


① 各階級決勝!どうなる?

待ってました、各階級決勝の組み合わせ。

滉くんには、新と同じ浦安の間での勝負というところもあり、頑張って欲しいところです。
(できれば、個人戦は団体戦、の藤岡東バージョンが見られると嬉しいなあ)

机くんとヒョロ君は・・・どっちも、どっちも勝ってほしいぞ・・・!

でも個人的な萌えポイントとしては、
負けてもちゃんとかなちゃんに気持ちを伝える机くんと、
(これまでなんとなく、「1位がとれたら」とか「勝てたら」とか条件をつけることで告白することから逃げていた気がするので、ここは負けたからこそ行ってほしい)
「わかってましたよ。私も同じ気持ちです」というかなちゃんかなあ・・・

ヒョロ君にも悲願を達成して欲しいですし。


でも今回170首でカッコ良かったのは、何より菫ちゃんとかなちゃんでした。
お相手の描かれ方を見ると、この2人は文句なしに優勝しそうです。

そして、大江親子はやはり親子だなあ、と惚れ惚れする回でもありました・・・


② 新、覚醒?でも・・・

それらの胸熱イベントをふっとばす勢いの、新の描かれ方。

全国大会に入ってから特に、周辺の出来事やセリフは描かれるものの、新の心情はあまりはっきり描かれないまま。

唯一、心情をそのままほとばしらせたのは、太一へ怒りをぶつけた時くらい?

落ち込んだ時も、太一のメッセージを千早と共有した時も、感情は表に出ていましたが、言葉として、気持ちとしては説明されてはいませんでした。

菅野先生がフラグを立ててくれた「かるた部を作った理由」、千早との対戦で思ったこと等、一連の出来事についての新の思いが、いつか語られる日は来るだろうなと思っていましたが・・・

まさか、ここに来るとは思いませんでした。


初読で思い返したのは、再会してすぐ、千早と太一が付き合っているのでは?と気にしたりした新のことです。

「離れてるでわからんし」といっていた新。

その後、回を重ねて会うごとに、太一と千早との互いの距離感の取り方も変わってきて、「千早が誰のものでもないなら」と自分の思いを顕わにしたりもしましたが、もともと、自分の気持ちよりも人の気持ちを優先するのが新です。
(おじいちゃんの介護しかり、由宇ちゃんにそこまで強くはかるたを勧められなかったり・・・)

そのなかで、かるたと、「東京へ行く」ことと、千早への思いは、自分の気持ちを通そうとしていた新。

それが、突然外部からの情報で、千早と太一が同じタイミングでかるた部を辞めたことを知り。
その事情もわからないまま、かるたに戻っているふたりに再会し。
全国大会で、その絆を見て。

何も思わないはずは、ないのではないかなあと。

千早が「誰のものでもなかった」から、思いをぶつけた。
でも、千早はもう「誰かのもの」だと思ってしまったら?

新は、自分の思いを押し込めることを選んでしまいそうな気がします・・・


そこでふと思い出してしまうのが、末次先生の「取り返しのつかない恋を書きたい」というコメント。

まさか、新は千早を諦めてしまったりは、しないよね・・・?
千早にとって「取り返しのつかない恋」になったりはしないよね??

・・・というのが、私の大いなる深読みによる心配ごとです・・・



なのですが、同じ第170首を読まれた私の心の師匠・りぶろさんはまた別のことを仰っていて、それを聞くとぽん!と膝をうちたくなるような、深い、納得の読みなのです。

私のこの読みが「さよなら」に鼻面を引き回された浅ーい読みであることを、心から願ってやみません・・・!><


でも確かに、新が昨年の自分から変わるためには。周防名人の相手としてひと皮向けるためには。
何かと「さよなら」しなければいけない、というのは必然でもあり。

新がいったい何と「さよなら」だと思っているのか。

本当に、次号が待ち遠しくてなりません・・・!
早く、安心させてください、末次先生・・・!

拍手[28回]

BE・ LOVE 15号 ちはやふる 169首 あらすじ•感想

展開としては意外なほどあっさりと終わってしまった千早VS詩暢戦・・・

ファンとしては残念なかぎりですが、「この次」=「クイーン戦」がいっそう待ち遠しくなります。

そして32巻も出ましたね(#^.^#)
表紙が描き下ろし!と思ったら、今号のびらぶも同じ表紙でした。

青いすずらんが涼やかで可愛く、かなちゃんがリボンとともに髪飾りにしてるのも素敵。
大和撫子ならではの撫子の着物も、端座してる姿勢も、かなちゃんならでは。
机君に肉まん君と3人、嬉しい取り合わせです。

4コマ復活が喜ばしく(菫ちゃん双子話→藤岡東ときて、次はここか!という意外ながらも直球感じ)、
何より予告の
「そして頂上戦で
 獅子は目覚める!」
に添えられた絵に心臓がばくばくと・・・

これは新のターンが来ると思ってよいのでしょうか??!
どんなに冷静に見ようとしても、そう見えるのは私の欲目・・・?!
そう思っても期待してしまいます。
ぜひ、期待が叶うことを祈りつつ。


(でも、札の妖精の入れ子疑惑はそのまま・・・
 多分これ逆だと思うのですよね・・・2版では直してほしいな・・・)


さて、32巻の続きとなる本編。




***以下、169首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***





扉絵はなく、決意を籠めて見つめる千早と、その視線を受け止める詩暢ちゃんの本編から。

  次は クイーン戦で

  今度こそ 約束や

千早と詩暢の試合が終わった気配を横目で、背中で感じる新。

静かに目をつむり、次の読みに備える。

札を払って、新も試合終了。

  やっと勝った 勝ったけど6枚差・・・
  どうした新

新は勝っても心配そうな村尾さん。

一方ヨロシコは滂沱と涙を流している。

「ヨ・・・ヨロシコ先輩そんな泣かなくても がんばりましたよ
 綿谷新相手に6枚差なんてすごいですよ あの人もう5段なんですよじつは」

と、励ます富士崎後輩に、


「綿谷新でも 5段でも おれは富士崎の部長だっ
 今日の綿谷君にはつけいる隙があった 勝つなら 今日だった」

と悔し涙を流すヨロシコ。

感に打たれたかのようにしーんとする部員を前に

「かっ 勝てたら モテたのに・・・」

とお約束の?ずっこけ。

そんななか、

「モテないけど かっこよかったよ部長 あとは副部長(わたし)が がんばってくるから」

とヨロシコの方を叩く理音。かっこいい!!


次の対戦カード、準決勝ベスト4は、
新VS肉まん君
詩暢ちゃんVS理音
に決定。

 新と肉まんくん!!見なきゃ!

と湧き立つ千早たち。

 見なきゃ! 新と・・・肉・・・・・・

・・・とその後すぐ寝こけてしまう千早・・・。

余程詩暢ちゃん戦で消耗したのでしょうか・・・。


試合を控え、暗記時間。


  なんで強いやつってちゃんと勝ち上がってくるんだろ・・・
  綾瀬のやつ 綿谷新に勝てたとか マジかよ・・・

焦る肉まん君。

「試合よく 覚えてない」といった千早のことを思い出す。

この役立たずー!の言葉に、もったいなかったー!と返す千早。

  でも 私・・・
  太一の姿が見えるまで 自分が新と試合してるって思えてなかったかもしれない

  もったいなかった
  変でしょ
  みんなのことだけ よく見えてた

とまた意味深な台詞を・・・


今回準決勝の読手は、筑豊女学館の顧問でもある牧野美登里専任読手。
原田先生VS新くんの挑戦者決定戦の3戦目の読手さんですね。


1枚目は「きりぎりす」。
2枚目は「あけぬれば」。

2連取する新に、

  どうやって 相手が綿谷新だってこと忘れるんだ?!
  いつもどおりリラックスしまくりの綿谷じゃねえか

と心中吠える肉まん君。

一方、理音も当たり札しか動いていない詩暢ちゃんに押され気味。

  牧野さんの読みは初めてだけど
  聴けてると思うのに
  決まり字で取れるタイミングで取りにいってるのに

  これがクイーン

呑まれそうになった理音。

その目に「必勝富士崎」の垂れ幕が入り、我に返る。

  ”感じ”てとる
  ギリギリを聴きにいけ

空札をよける理音。

  勝てるわけねえんだ 攻めろ理音

念を送るように応援するヨロシコ。

次の「め」は理音の取り。

  身体まだ軽い
  息も大丈夫

  クイーンに勝ちたいなんて思ったことないけど
  富士崎のプライドを見せるんだ

  尽きない体力を
  尽きない気力を

(それこそ、桜沢先生の鍛錬のたまもの・・・)


一方、やっと起きた千早は千早を待っていたらしい翠ちゃんと会場へ。

新と肉まん君の姿をみる。


肉まん君は、昔を思い出している。

  あれが綿谷新くん 今年も小4優勝候補だな
 
  今年も綿谷くんで決まりだろう(小5)

  若宮さんも強かったが やっぱり綿谷くんだな
  普通にやってれば彼が勝つよ(小6)

(この後東京に引っ越したことになるんだな)


  「いつもどおりやれば 彼は勝つ」

その言葉を思い出す肉まん君。

  でも負けたろ?

  ”いつもどおり”じゃない綾瀬に負けたろ?

次、「なにわが」「なにわえ」を渡ろうとした新を読み切り、奪取する肉まん君。

注視する千早。

  何回おまえと当たったと思ってんだ

  当たる時はいつもトーナメントの真ん中の真剣勝負

  いつも負けてた いつも主役は綿谷新だった

  でもおれは

大きい動きで新にぶつかる肉まん君。眼鏡が飛ぶ。

  おまえが強いってことを見せるための 道具じゃねえんだよ


とはいえ、眼鏡をひろってフレームを確認する新に、

 「ご ごめんな 大丈夫か」

きちんと謝罪する肉まん君。


 「ん 大丈夫」

と返事をする新が、どこか可愛らしい感じ・・・



試合再開。


  おれの物語の主役は おれだ

  強くなろうと がんばってきた

  でも


  綿谷新に勝つための毎日だったか?


調子を取り返して札を取る新。


  よし!いつも通りの新や

と安堵する村尾さん

  この年代のレベルがあがってる

と観察する明星会の伊勢先生――


結局、試合は両方とも9枚差で、新・詩暢の勝ち。

拍手しながらも、肉まん君の姿を心配げにみつめる千早。

千早に声をかけられながらも、「腹減ったー」と会場を去る肉まん君。



肉まん君は、勧学館の表で蝉の声に身を浸していた。

そこに訪れる千早(と翠ちゃん)。

「綾瀬さあ・・・1年のときからずっと若宮と戦うことばっか考えて練習してたよな」

 たぶん綿谷も ガキのころから名人になるための毎日でさあ・・・

 それが”いつもどおり”でさあ・・・かなうわけねえんだよ」

「ダメなんだよなあ・・・目の前にしたときだけ あいつに勝ちたいなんて」

「おれの毎日 なんだったんだろなあ 3年間 なんだったんだろうなあ」


こぼれる、大粒の涙。


肉まん君の隣に座り、どん!とつく千早。

なにすんだ、と責めようとする肉まん君に千早はいう。


「肉まん君の毎日は 瑞沢を強くしてくれる毎日だった」

「肉まん君が・・・全部教えてくれた 基礎も理論も根性も

 きっと 下の子たちに残るのは 肉まん君の言ったことだよ」



それを耳にした翠ちゃんの脳裏にめぐる、肉まん君の言葉。



「・・・はい はい!」



千早の言葉をしっかり肯定する翠ちゃんに、さらに涙をこぼす肉まん君・・・


 真夏の日が暮れる

 残すは

 各階級決勝のみ




■16号(8/1発売)につづく■



予告には、「各階級の決勝カードが発表される―!瑞沢かるた部のみんなの命運は?!」とあります。

これまでA級メインでしたが、やはり、各階級にもスポットライトが当たってくれそうです!

机君や筑波くん、かなちゃんに菫ちゃんはどこまで残っているかな??
1年も気になりますが、やはり2、3年が気になってしまいます。

そして、新VS詩暢の頂上戦・・・!


次号のびらぶには、前回読み切りで掲載された鈴木有布子先生の「廻り暦」シリーズが。
鈴木有布子先生は有栖川有栖先生の学生アリスシリーズを漫画化されているのですが、原作のテイストを活かしながらもブレ

ンドされた鈴木先生の個性がとっっっても素敵で大好きなので、応援している作家さんです。



次回も楽しみ!



***以下、ざっくりと感想です。***


① 新は5段!

今回、新が5段ということが明らかに。

全日本かるた協会の昇段基準によると、5段は

1. A級優勝1回
2. A級3位入賞3回
3. A級得点8点
4. A級勝数20勝

のどれかでなれる、というかたちです。

(http://www.karuta.or.jp/kitei/shoudan.html)

新は去年の全日本高校選手権大会でA級で優勝したわけで、そこで5段になったということでしょうか。

4級からがA級なので、ひとつ上、という感じなのでしょうか・・・

でも千早もA級になったあと、吉野会大会で優勝しているので、もしや5段?というと新と段位は一緒ということ??

ちなみに今年名人位につかれた川崎名人は8段、クイーンにチャレンジされたのは本多6段でした。

8段なんて、A級優勝15回ですよ・・・すご過ぎますね。


ヨロシコ戦までは本調子でなかったような新。
肉まん君戦のときはすっかり元通りなこと、肉まん君にも村尾さんにも言及されてました。

本編の情報からわかるヨロシコ戦と肉まん君戦との状況の違いは、千早が戦っている最中かそうではないかということ。

新は、やはり千早を気にするがゆえに調子が出なかったのでしょうか??

藤岡東でかるた部を作った意味とあわせて、理由が気になる所です。

33巻はやはり新のターンが来るかな?来てほしいー!


② 肉まん君熱い!

去年も新とあたって残念な結果だった肉まん君。

もちろん本気で試合をしてましたが、以前須藤さんとあたった時も、どこか腰が引けている感じがありました。

それが、

  おまえが強いってことを見せるための 道具じゃねえんだよ

ここの肉まん君、カッコよかった・・・!熱いです・・・!

当初は問題ばかりだった翠ちゃんともすっかり熱い先輩後輩です。

この2人、なかなか良いんじゃないかなー、もっと見てみたいコンビです。

③ ”いつもどおり”じゃなかった千早

やはり千早がいつもどおりじゃなかった、ということは瑞沢メンバーも認知するところだったのですね。

千早があれほど特別なものとして認識していた新との一戦を、「もったいなかった」で済ませちゃうのは何だか違和感ではあります。

新にとっては「いつもどおり」が「強い」に結びつき、
千早は「いつもどおりではない」「千早らしくない」が「強い」に結びつく。

前者は仲間の存在があまり濃くなく、後者は濃い。

皆のために、我を忘れられるくらいになるほうが、強くあれるということなのか・・・

このあたり、新が藤岡東かるた部を作った理由と関わってきそうです。
どこかですっきり納得!となりたい感じもする、気になる所です。




次回は通常通り半月後。

その間の7月23日・24日には、近江神宮では「全国高等学校かるた選手権大会」が開催されます。

「ちはやふる」本編とかぶる、まさに熱い戦い。

去年8年連続10回目に団体戦優勝を果たした、東京都代表 北央もとい暁星高等学校が連覇なるかが気になります。


かるたの夏が来た!という感じですね^^楽しみです。

拍手[20回]

BE・ LOVE 14号 ちはやふる 168首 あらすじ•感想


待ってましたの168首!

そして、最新32巻は7/13発売!

次回こそ、4コマ漫画復活してほしいです。
藤岡東でもいい、でも菫&葵の続編でもいいなあ・・・


さて、その後、千早VS詩暢の一戦はどうなったのか?
まずそこが一番気になる所です。




***以下、168首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***






D級会場。

藤岡東の新人ちゃんは検討するも、望月さんは3回戦敗退。(土屋くんは1回戦で・・・残念)
理沙ちゃんはまだ粘っている模様。
そんな彼らの様子を顧問の管野先生は見守っている。

  B級の舜と滉はどうや? A級の綿谷は・・・

  『個人戦出んと みんなの応援しようかと思うんです』

  綿谷があんなこと言い出すなんて
  おれが思うよりずっと 昨日の負けがこたえてたんかな・・・

  あの美人に負けたことが悔しいのか(わかる)
  チームが負けたことが悔しいのか

そこに、「3回戦負けましたーすみませんー」と舜からの報告。舜にA級偵察に行かせる先生。

  あいつは一人でも強いやろうが しかし なんで
  綿谷は 藤岡東に かるた部を作ったんやろうか


そしてA級会場。

ヨロシコと対戦している新は、去年見せたような圧倒的な実力差を感じさせない。
クイーンも。

  どうした新 クイーンも

村尾さんも心配している様子。

新相手に善戦しているヨロシコも、必死も必死の形相。

  なに送る・・・?なに送ったら狙ってぬける?

  くそっ・・・ほかにいい札思いつかねえ
  
焦ったあげく、「むっふん」とのエロムな覚え方の一字決まり(む)を新相手に送る。

  ヨロシコ先輩?!

  綿谷くん相手にそれ送る?! バカなの?

と久々に「バカ」炸裂の桜沢先生。(好き・・・)

  怖い 怖い 取れた札だってどれも紙一重だ 怖い

  でも

ヨロシコの脳裏には、ヒョロ君との運命戦の結末が。

  あんな試合じゃ終われねーよ!

一方、先輩がた北央応援団をすべてB級のヒョロ君にとられ、拗ね気味な美馬くんは肉まん君相手に集中して善戦。

流れがくるまで丁寧に、と冷静になろうとする肉まん君の目に、千早の背中がうつる。その前には、詩暢ちゃんの怖い目。

  あの顔見たらわかる 綾瀬が善戦してる

  『太一はいつか戻ってくる それまでに 私はクイーンになる
   そして瑞沢を 北央学園みたいな 強豪校にする』

あのときそういった千早の、凛とした背中がそこにある。

  「クイーンになる」を先に言ったよなあいつ

  若宮詩暢に勝つことより 強豪校になることのほうが難しいって思ってんだろ?



  おれも
  
  「強豪瑞沢」が いつか叶うなら



  おれも その 一番下の土台の一人だ



「よし!とったぞ一枚」

雄たけびをあげる肉まん君。

  個人戦でかけ声?珍しいな

  アリなのか?

というギャラリー顔の中、『西田先輩…』と見守る翠ちゃん。

千早の昂揚した表情、イラッとする詩暢ちゃん。

  これやから嫌なんや チームとやらを持ってはるトコは
  マナー違反ばっかや


「失礼します」

次は理音。

「富士崎 ファイッ」

またもやイラッとしてあごに皺がよる詩暢ちゃん。

さすがに村尾さんも慌てて、

「えー個人戦です 大きなかけ声はやめてください」

と注意を。

「すみません」とあやまるふたり。「そりゃそうだ」と思うギャラリー。

でも――恥かしそうながらも、繋がった感のある肉まん君&千早に、理音&ヨロシコ。


  部活でかるたを選ぶような子たちは

と、桜沢先生は思う。

  たいてい自分を天才とは思っていない

  自分には足りないところがあると 本能的に感じてる


  だから


  エンジンを外側にも置く


  自分じゃないけど 自分のような 大好きな人たちに持っていてもらう


 「ふ く からに」


 勢いにのって、桜沢先生をも「速い!」と驚かせる速さで「ふ」を取る千早。

 
  やった綾瀬!行けっ


 と拳を握る肉まん君をよそに、「失礼します」と立ち上がって首をごきごきまわす詩暢ちゃん。


  はあ ほんま肩こるわ

  そーやそーや 思い出した 1年のときも「ふくからに」取られたなあ

  2年のときは・・・そうや「しの」を取られたんやった

  五十嵐読手とどうせ山城今日子読手あたりが得意なんやろ

  ふん

  ”感じ”自慢 こわいこわい

  (ここでさりげに名人)


 「わたのはら」

 詩暢の陣の大山札。破りたくても破れない千早。

 詩暢はふと袖を気にする。

  着物の難点は関係ない札まで動かしてしまうとこやな 重いし

  やっぱスノー丸Tシャツが一番や

  言わんとこ 覚悟して着とんのや

  うちは

   「若く 美しく 世界一強い」

 祖母の言葉を思い出しながら、凛々しく自分で襷をかける詩暢――

 (ここの詩暢ちゃんほんとに美人・・・!)

  あっ詩暢 またあの不格好な襷

 と焦る母にひきかえ、ときめき顔になる千早。

 と、凛々しく締めようとした詩暢だがうまく襷が回らない。


 「あれ え あれ」


 そこに手を貸す千早。

 「よし」
 「なんで加勢すんのやあんたは 敵やのに」
 「え し 詩暢ちゃん好きだから」
 
 「詩暢ちゃんこそ なんでこの襷使ってくれてるの」
 「は?」

  ――その襷は、前回のクイーンで千早がダディベアのサイン入りを切り裂いて作った襷。

 「レ レアアイテムなの知ってるからや」

 満面の笑みを浮かべる千早。(小学生のときの笑顔のようです)

 かすかに微笑んだ、詩暢ちゃん。

 「きみがため」

 次も大山札。詩暢の陣の「は」ではなく、千早の陣の「を」。

 詩暢ちゃんは自陣の「は」を守ってからの、千早の囲い手破り。

   相手の手の下をあんなにきれいに払うなんて

 桜沢先生も息をのむ。


   ずっと 練習してきたのに 全然ちがう

   ちがう 持ってる一秒の 長さがちがう
   

   女王


   
   2年まえから 私の 

   
   絶望と憧れ


   届きたい

   届きたい


 必死で手を伸ばす千早―――――でも


 「ありがとうございました」

 勝負は、7枚差で詩暢ちゃんの勝ち。 

   健闘した すごいじゃないか 新に勝ったのもまぐれじゃない

 村尾さんも感銘をうける。


 お辞儀したまま固まっている千早。


 「あー強かったあ 高校選手権ももう終わりやなあ 次がまたありましたらお手やわらかになあ」

 ウフフと笑う詩暢ちゃん。

 「つ」

 「次は」

 「クイーン戦で」

顔を上げた千早は、悔し涙をいっぱいためつつも、まっすぐに詩暢を見ていた。

それを見た詩暢の薄ら笑いが、消える。


 「今度こそ 約束や」


しっかり、互いの目をみる詩暢と千早――――



■15号(7/15発売)につづく■


いやー…熱かった!外部のエンジンの下りはほんと熱かったです。

しかし、正直、千早VS詩暢がこんなに早く終わってしまうとは意外でした。
千早VS詩暢は1、2年でたっぷり描かれてますし、この後のクイーン戦でも描かれること確実となれば、今回は緩急をつける意味でもあっさりが選択されたのか?

でもこの後のクイーン戦があるだけに、もう少しじっくり描いてくれると嬉しかったなあ・・・


予告では、
「詩暢に敗れ、クイーン戦でのリベンジを誓った千早。
 いよいよ佳境の全国大会個人戦、A級準決勝のカードが発表され…?!」
とあります。

準決勝ということは、ベスト4!

誰と誰と誰と誰なのか?(ひとりは詩暢ちゃん決定だろうし、あとは新・・・?理音??肉まん君???)
わくわくします。


◎「ちはやふる」三十一文字コンテスト結果発表!

大賞をとった2つはゴールデン直球!「ちはやふる」を読んでいる時のように熱くなる作品でした。流石。

他にも40代男性の硬派なものから、中1の元気のいいものまでさまざまでした。

各キャラへの応援、というコーナーもあって、机君も肉まん君も良かったのですが、ここはやはり、メイン登場人物のひとり、新のも欲しかったな・・・がっつり新へのエー

ルな作品を送ってみればよかったと今更ながら後悔。


◎全員プレゼント!

101頁には、カラーで「ちはやふる」ICカードステッカーの応募者全員プレゼントが!
3枚あって、どの絵も良くて(千早、新、太一の3人の絵も大好きだし、描き下ろしの千早&詩暢ちゃんがとっっっても可愛い)選ぶのだったら選べないな・・・と思ったら

なんと3枚セットとのこと。

これは申し込まねば。


◎北陸への旅

そして今回、とっっっってもそそられる北陸への旅ふたつの紹介が。


① 今年最後?!のうわさがある、あわらのちはやふるweek!

秋のメインウィークは9/17~25開催とのこと。

9/24には、千早役の瀬戸麻沙美さんと、由宇役の安済知佳さんほかのファンナイト。
9/25には太一役の宮野真守さんも加わり、昼も夜も開催とのこと。

8/6から宿泊・チケットセット発売・・・行きたいなあ、行きたいけど、家庭の事情が許せば・・・!
申込みまであと1か月、あがいてみたいと思います。


② 126頁には、富山の高岡市万葉博物館の「「ちはやふる」と百人一首の世界」展示の案内が。
なんと、大伴家持生誕1300年記念だそう!「ちはやふる」の複製原画が展示されるそうです。
複製原画はもちろん、歌仙絵にかるた、見たいなあ・・・

いいなあ、北陸。




***以下、ざっくりと感想です。***




① 舜君と滉君

前回の試合で、舜と比べると少し不器用で、後から昇ってきた感じの滉のほうがクローズアップされているシーンがありました。
今回舜は3回戦で負けてしまったわけですが、B級決勝、滉くん行くんじゃないかな?!なんて気がしたり。
机くんにも、ぜひ頑張ってほしいです。
ああ、でもやっぱり優勝は今度こそ、ヒョロ君にしてほしいかな・・・!


② 新がかるた部を作った理由

今回、またここでそれが取り上げられるとは思いませんでした…!
藤岡東の話は今のままだと消化不良ですが、そのままなんとなく流れるのかな・・・と心配していたので、あらためてそこに伏線が張られた(はず)なことが嬉しいです。

新は、かるたに風を送りたい、自分にできること、と高2の全国大会のあとから福井で仲間を作ろうと動き始めていたわけですが、私たちに見えていない、まだ語られていな

い「何か」もあるのかも?!

そこで、新が藤岡東を作った理由、そしてそこから得たもの、が浮かび上がってくるとしたら・・・楽しみでなりません。


③ 外側のエンジン

ここで、菫ちゃんと筑波君の雄姿が見られたのが嬉しかった…!
ここで見る限り、瑞沢の1年はだいぶ健闘しているようですね。成績が楽しみ。


④ 新VSヨロシコの「ふくからに」の札のゆくえ?

ヨロシコが「ふ」を新に送ったのは、伏線?!と思っていたのですが・・・今回は触れられず残念。

でも、なんとなく団体戦で負けてから、ヨロシコはじめ周囲の波にのまれがちに見える新にとって、特別な「ふ」の札が送られる、というのは何かの意味付けだと思うんです

よね・・・

今回は詩暢VS千早メインだったので、次回、少し時間をさかのぼらせて「ふ」が読まれたところの新VSヨロシコからやってくれるといいなあ。

次はそんなに待たずに読めます、7/15!

その前に32巻が楽しみですね!

拍手[26回]

BE・ LOVE 12号&13号 ちはやふるは休載。けれど、、、、


皆様、いつも拍手&コメントありがとうございます(*'▽')!

◎ange様

お返事遅くなり申し訳ありません;いつもコメントありがとうございます(*^^*)Twitterでもお世話になっておりますv

「ちはやふる」はやはり高校三年間の話みたいなので、詩暢ちゃんが負けるのは嫌だけれど、高校最後の舞台で千早に新ともう一度かるたをして欲しいというange様のお気持ち、すごくすごくわかります…!

千早と新と当たってほしいし、当たったからには新にリベンジしてほしいと思ってしまいますね…2回連続千早が勝ち、というのも頷けない感じがするので。
そして、千早にはできれば優勝してほしいですが、新優勝、千早準優勝でも確かによいですね^^

そして下の句2度見に行かれたんですねー!わーい。
確かに、最初見たとき、原作の決定的なシーンが変更されているのは衝撃的でした。
でも、全体の流れを見ると、納得…という感じがしますよね。

私事でバタバタしていて、まだ下の句読み途中なのですが、ノベライズ、丁寧な描写で映画の絵が脳裏によみがえりますね。
下の句のラスト、楽しみです^^Twitterではお教えくださりありがとうございました!

やっと次回まであと半月。千早VS詩暢の戦いの続きにわくわくしながら、ちょっぴりでも新が登場しないかなと期待してしまいます(笑)

***

ながーいお休みも、あと半月。

2号連続「ちはやふる」休載だったびらぶですが、しっかり、「ちはやふる」エッセンスは楽しめました(*^^*)


☆12号

「だれかとつながる喜びを胸に! 映画ちはやふる 小泉徳宏監督 スペシャル講義をレポート!」が掲載されました。

・映画化が決まったときに、末次先生から「原作より面白くしてください」と言われた事。
「面白くしてくれるのであれば、内容や構成を変えても大丈夫ですよ」という懐の深いお言葉もあったとのことです。
最初のプロットにも「もっと原作を壊してくれると思ってました」といって背中を押されたとのお話に、
「ちはやふる」の、仲間の背中を黙って押して信頼を伝え勇気づけるシーンを思い出してしまいました…素敵です。

・上の句のラストシーン(試合の結末)は最後まで悩まれたとか。
だれとだれ、と言ってしまうとネタばらしになるので言いませんが、私もあの終わり方はいいと思います。
「取りに行け!」というところが。

・ド新人だけど、抜擢した結果「失敗したとしてもまあいいか」とまで監督に思わせた真剣君の全力さと、それだけ相手を信じられる監督の絆もカッコいいです。

・あちこちで言われていますが、野村君のアドリブ「あんなところにマンションできたんだ」はほんと名せりふ。
ここでは監督が、「みんなの時間が流れた」ことの証だとおっしゃっていました。
アドリブだけれど、「ちはやふる」の世界が野村君に言わせた、もう不動のせりふになっているように思います。


☆13号

「映画「ちはやふる」 小泉監督の「オフレコトーク!」(裏話を公開!)」が掲載されました。

小泉監督が語る、映画「ちはやふる」のマニアックな観方を名シーンとともに。

ぜんぶで16のオフレコトーク。
それぞれに写真もついていて、これ、カラーでみたかったなあ…!という感じです。

以下雑感。

・かるた部勧誘のちらしの着物の合わせは、私も気が付いてましたー!
・少年マガジンの件は、プログラムにも出ていたような・・・
・映画にもたくさんの「掛詞」があるそう!これはDVDでチェックだなー
・机くんの座布団、そうだったんだー!これは気が付かず不覚・・・確かめねみねば。

だるまの話、手の話、読んでいるとまた映画を見返したくなってきました。


さて、いよいよ次号は連載再開!
表紙&巻頭で「ちはやふる」です!

三十一文字コンテストも発表とのこと。

そして・・・32巻発売直前、読者還元スペシャル企画の大発表?!
これは楽しみ・・・



***

12号は「亀のジョンソン」に「鏡の前で会いましょう」が最終回でした…

「鏡の前で会いましょう」女としてどきどきする設定やネタで、いつもどうなる??と思いながら読んでました。
みょーこちゃんもまなちゃんも可愛かった!ブス先輩カッコよかった~

「亀のジョンソン」いつもほのぼのと楽しませていただきました・・・ヒョロ君コラボも楽しかった!
残念ですが、ありがとうございました…!

13号は「ゼイチョー!」1巻発売ぷち特集。副市長と饗庭との対決にわくわく・・・
「ゼイチョー!」1巻も買いましたとも!四コマ可愛かったー!大好き。
(「ちはやふる」32巻も、今回こそは四コマ復活を祈る…!)

ちなみにびらぶ13号の裏表紙、中は新緑カラーの映画「ちはやふる」広告、外側はアイス「爽」の広告で、両方で松岡茉優ちゃんが拝めます(*^^*)

拍手[4回]

  

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