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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

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BE・ LOVE 20号 ちはやふる 173首 あらすじ•感想

ええええええーーーーっ!詩暢ちゃんどうなっちゃうの???!!
と大パニックのまま通り過ぎた1か月・・・

その間、あわら市のちはやふるweekがあったり、上の句のDVDが発売されたりして、さらにちはやふる愛を深めて(こじらせて?)おりましたワタクシですが。

とうとうやってきました、その続き!!
その後どうなっているのでしょうか・・・どきどき・・・





***以下、173首のあらすじ(ネタばらし)となりますので、ご注意ください。***






扉絵はなし。新が優勝を決めたシーンから。
詩暢ちゃんの独白が、響きます。


  うちには 敵しかおらん


「個人戦A級は1枚差で――
 優勝は 福井・藤岡東高 綿谷新くん」

ワアッと起る大歓声。
舜たち、理沙ちゃんたちは泣いています。

「調子は良くなかったようだが地力を見せた」とみる記者、
「クイーン相手でも安定の強さ」とみる五十嵐読手。

でも新を良く知る村尾さんは理解しています。

  ちがう  もう一段強くなろうとしたんや
  自分以外の力を借りる
  不安定で 貪欲なかるた
  
  手放した あの イメージを

拍手をする千早と、見返す新。

  私は攻めがるただから 手にいれたいものほど手放すの

あの時の千早のセリフがふたりの胸に―――



一方、札を数えている詩暢ちゃんの顔は青ざめています。

 ふふ なんやの その顔

 うちらの心は うちらのもの

気まぐれな札の妖精たちに、額に汗をうかべる詩暢ちゃん。

「残念でしたねお母さん」と声をかけられても気がそぞろな詩暢母は、詩暢ちゃんのことを心配している様子。
そして、それは伊勢先生も・・・

  滑稽や

  今日は着物まで来て個人戦出とんのに また 新に負けて…

お祖母ちゃんの「かるたのプロになりなさい」の言葉を思い出す詩暢ちゃん。

  調子に乗って バカみたいや

  うちは変われん 一人や


そして表彰式。

C級優勝のひとりは、想定通りかなちゃん!B級に昇級です。

D級優勝のひとりは、菫ちゃんです!!
誇らしげな顔がめちゃ可愛い。

読者的にはやはり想定通りの結果なのですが、千早・肉まんくん・翠ちゃんのびっくり顔といったら。

「なにか?」と聞かれ、おののく肉まんくんに、「すすすすごいよー!菫ちゃんー昇級ー!」と盛り上がる千早。

千早はそんなかなちゃんと菫ちゃんを、愛おしそうにぎゅっと抱きしめます。

「なんですか~もう暑い ぎゅーってされるなら真島先輩がよかったー」という菫ちゃん、笑うかなちゃん。

その様子をながめる机君・・・

かなちゃんに告白しそうな気配はありません・・・

それをじっと見ていた肉まんくん、いきなり口を開きます。

「かなちゃん」
「ず ずっと好きだったんだ」

びっくりして固まる瑞沢メンバー。

「ずっと好きだったんだ かなちゃん おれと つ」

次の瞬間、肉まんくんの口を押えて叫ぶ机くん。

「かなちゃん おれも好きだった だったっていうか 好きだ ずっと好きだ」

とうとう言いました机くんーーーーーー!!

口を押えられていた肉まんくん、いつしかニヤリ。

「やっと言った 遅えよ」
「おれの言ったことなんか ウソだよ」

去っていく肉まんくん・・・

かなちゃんの瞳からは涙が。

「遅いです・・・遅いですよ机くん・・・
 私もう 藻塩みたいになっちゃってますよ~」
「えっ 藻塩・・・藻塩?」

  来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに
  やくや藻塩の 身もこがれつつ

  (ちび千早が「やっくんはこない」て覚えていた札ですね・・・)

やれやれやっとか、という表情の菫ちゃん。

一方でムンクの叫びのような顔になっているのは・・・千早と筑波君。

「大丈夫ですか・・・気づいてなかったのがおかしいですよ・・・」

といたわる?菫ちゃん。

筑波君は気づいてなかったショックのようですが、千早は少し違うよう。

「藻塩・・・」

  好きや
  好きや 千早

脱兎のごとく走り出す千早。

「もー告ったり告られたりいなくなったり 3年がいちばん落ち着きない~」
と頭を抱えるしっかり者の菫ちゃん、可愛いです♡

そして、翠ちゃんも。

「でも あとで言ってあげなきゃです
 いちばんかっこいいのは 西田先輩だって」

ひとり泣く、こぼれる肉まんくんの涙も・・・可愛すぎる・・・



  最後の夏が 終わっていく



片付けしている富士崎。
最高でもB級準優勝というあまり良くない結果からか、無駄口を注意する理音にも後輩は反発。

「どーせ来年はもう顔出さないでしょーそーいうタイプ・・・」

という陰口に、

「わ 私は この秋も部活に顔出すよ
 ク クイーン戦に出たいから」

と思い切っていう理音。

それを聞いた、背後の桜沢先生の目が見開かれます。

「マジか じゃあ理音 おれも名人戦出る」

とヨロシコ。

ぶっ、と噴き出す桜沢先生。
振り返るみんな。

「ヨロシコが名人戦…?理音もクイーン戦?受験もあるのに?ぷっ ふふ
 ぷぷぷっ 理音そんなキャラだった? びっくり・・・」

  笑った・・・!

桜沢先生の笑いに眼をまんまるにする富士崎メンバー。

「ごめんなさ・・・ふふっ あなたたちがかわいくて・・・」

桜沢先生の脳裏には、団体戦で悔し涙を流したふたりの姿が。

いつしか桜沢先生もあふれる涙をぬぐっている。

 「かるたをずっと 続けてね それが難しくても
  心の中で かるたを続けてね
  富士崎での日々が あのきつい練習が
  永遠にあなたたちの エンジンになることを願ってます」

桜沢先生の言葉に

 「はい!!!」

全身全霊で答える富士崎メンバー。



「惜しかったね」と一部に声をかけられながら、会場を去る詩暢ちゃん。

微妙な雰囲気のなか、「来んか 明星会の練習」と声をかける伊勢先生。

詩暢ちゃんは「うちなんかお邪魔になるだけですから」といつもの返事・・・

それに対して「でも一人でやる限界も感じとるやろ」と言う伊勢先生に、

「失礼ですが」

と手をあげたのは詩暢母。

「詩暢は一人でも強いですし そもそも一人やありませんから」

言い切る母の姿に、あれ?といった感じの詩暢ちゃん。



近江神宮の楼門前の階段を下りた後、宵闇のなかで

「悪かったわ詩暢」とあやまるお母さん。
「なにが」の問いにちょっと考え、「なんでもあらへん」と答える母を、じっとみつめる詩暢ちゃん・・・

そこへ駆け込んできたのは千早。

ちょうど藤岡東のメンバーも楼門の階段下にいたようだ。

「新ーーーー」

「どうした千早」

「わ・・・私言ってなかったと思って 新 藻塩になってるかもと思って」

舜と滉は「先行ってるでのー」と気を利かせたナイス判断。


「好きっていってくれたのの 返事・・・」

「えっ・・・」


近江神宮の楼門を背景に、お互いしか目に入ってなさそうなふたり。

  なに この 青春・・・

傍にいてドン引きの、詩暢親子の強張っている表情がそっくりです(笑)

「へ・・・返事・・・」
「返事っていうか気持ち い・・・いまの・・・」
「いまの う うん・・・」

もう耳まで真っ赤な新。頬をそめる千早。

「私・・・全国大会でたくさん試合して思ったの
 もっと かるた 強くなりたい
 強くなる道を行きたい 詩暢ちゃんに勝ちたい

 日本一・・・ 世界一になりたい」

  まって それが いまの気持ち?

強張ったままの詩暢母は、

「・・・うん わかるわ」

新の返事に驚愕する。

  わかるの?!

「おれも 千早に勝ちたい
 かるたをしてれば おれらの道はいつか重なる
 「いま」じゃなくていいから
 もっと近づいたら おれのこと どう思ってんのか聞かせて
 近くにいくから」

耳までゆでだこのように赤い新、告白された直後、鳩を見た時のようにきらめく星につつまれた千早。

「次来るときは 名人戦 クイーン戦やな またの」

近江神宮の楼門前で新を見送る千早。

  こんな かるたバカな 高3がいるとは・・・

最後までドン引きの詩暢母。

でも詩暢ちゃんは、すたすた来た道を戻ります。

勧学館まで戻って、声をかけたのは伊勢先生。

「伊勢先生 明星会 寄らせてもらいます
 まだまだ未熟者で
 変わっていかな 下から来るかるたバカが怖いですから」


  全員で闘った 夏が終わる
  近江神宮に
  感謝



■21号(10/15発売)につづく■


次号付録は、待ってましたの「ちはやふる手帳」!
ああ、年末が近いのね・・・といった感じです。

21巻の表紙も、33巻の表紙も新ということで、「眠れる獅子の覚醒」旋風吹き荒れまくりですね♡

前号より
「3号連続掲載「ちはやふる」で巡る 大津市・あわら市・府中市」
の連載は始まっていて、前回はあわら市、今回は府中市です。

府中市では11/12,11/13とイベントが。
http://www.chihaya-fuchu.com/

東京では浅草「まるごとにっぽん」でも、10/22・23とちはやふるイベントがあるそうです。

「ちはやふる」実りの秋!


***以下、ざっくりと感想です。***


今回は冷静に分析している余裕がまだ全くありません・・・

「手にいれたいものほど手放すの」に泣き。
菫ちゃん優勝に泣き。
つくかなカップルに泣き。
肉まんくんに泣き。
桜沢先生に泣き。
千早&新に泣き。
最後の詩暢ちゃんの決意に泣く・・・!

泣きどころ満載の展開でした・・・


「うちは変われん 一人や」とまで思いつめた詩暢ちゃんが、千早・新ふたりの「かるたバカ」のおかげで(あそこ、メインはもちろん千早ですが、やっぱり新のかるたバカとアラン・ドロンな人たらしぶりも効いてると思うのです)、「変わっていかな」と前を向けて本当によかった・・・!!!

さこめさんの、「詩暢母からの千早」読みがぴったりはまった感じです。

新の、「次(近江神宮に)来るときは 名人戦 クイーン戦やな」もたまりません。
もうふたりとも挑戦者になることが前提の、決意あふれるひとこと。
通じ合っているなーーーー!
ここの千早と新、待ってました!という感じです。

千早の「日本一・・・ 世界一になりたい」は、ちび新の「日本で一番になったら 世界で一番ってことやろう?」への、返歌のように思えてなりません。

途中、新がもう千早への思いを断つことにしたのでは・・・?なんてそわそわしちゃいましたが、私の読みなんか大外れで余計な心配で本当によかった!胸きゅんきゅんです。

ともあれ今回は「これぞちはやふる!」な展開でした。
紆余曲折ありましたが、ここに辿り着く運命だったのね・・・!と思うとこれまでのすべてが活きてくるように思えたりして。
理沙ちゃんの「好き」も、単行本の四コマで済ませるなんてと思っていましたが、今振り返るとそこはあくまで四コマで良かったなあと思ったりして。

でも、生半可な分析なんて全く意味がない、本当にスペシャルな回でした。

かなり前からもう1回読み返してここまでたどり着いてから、また感想書きたいと思います。

拍手[38回]

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No Title

福ら雀さん、こんにちは!

藻塩・・・やりましたね~もうこれからは塩と言ったら藻塩ですかね(!?)

恋愛に奥手で思ったことをなかなか口に出せない新の性格は
もう少し積極的にならんもんかなあとヤキモキするところもあったのですが
今回ほんのちょっぴり前進したことにニヤけ顔が止まりませんでした。
千早は相変わらずな言動ですが、新が満足しているのならそれでいいや・・・
これ以上はラストに期待するしかないですね!先は長いな!

それとわたしが個人的に気になった言葉が、村尾さんの言う新の「不安定で貪欲な力」。
仲間の力を借りて実力以上の力を発揮することもあれば
逆に仲間の不調に巻き込まれ自滅するリスクも負っている、ということでしょうか。
この振り子のような力が最も大きく揺れるのは、やはり名人戦でしょうね。
周防さんに今の実力では勝てないと分かっているから、あえて危険を冒すのでしょう。
一緒に戦う仲間は千早、新のイメージは、「チームちはやふるで戦う」になるのではと
予想しています。(あくまで予想ですが。でも太一の立ち位置はどうなるんかな・・・)
このハイリスク・ハイリターンな力が試合にどのような影響を及ぼすのか、
この判断が吉と出るか凶と出るか、楽しみでもあり不安でもあります。

しのぶちゃんは前向きになってよかった!
肉まん君のシーンは名シーンですね。
矢本肉まんだったら、どんな道化を演じてくれるだろう・・・
是非とも実写で見てみたいシーンだなと思いました。

実は恥ずかしながらわたしもファンデイに参加しておりまして(〃▽〃)ポッ
2年後の続編が今まで以上に楽しみになっております。
福井旅行、お疲れ様でした!
楽しかったようでホントよかったです!
後ほど改めて、あわら旅行記の記事にもコメント残させてもらいますね^^
  • とかさま さん |
  • 2016/10/02 (11:21) |
  • Edit |
  • 返信

Re:No Title

とかさま、こんばんは。いつもありがとうございます(*^^*)
そしてお返事が遅くなってしまいすみませんー!

「塩といったら藻塩」、さすがとかさま、名言ですね♪

新が満足していそうなの、嬉しいですよね。
きっと、千早に「好き」と同じ気持ちを返してもらうのと、
かるたで同じ道を行こうと言われるのと、新にとってはイコールなんだなあと思いました。

でもさりげに千早をどきっとさせるところとか、さすが人たらしの新ですよね~!
先は長いですが、末が楽しみだったりもします♡

「振り子のような力」というとかさまの表現、言いえて妙ですね!
「ちはやふる」のような、動いているけれど不動にみえる力ともまた違う感じです。

私も、名人・クイーン戦は「チーム戦」になるのかも、千早・詩暢、新・太一で励まし合い、同じ畳のうえで戦うのでは、と思います。
(映画の下の句で先取りされてた、アレです♪)
できれば、詩暢ちゃんもチームの一員になってほしいです・・

そしてとかさまもファンディ参加されていたんですねー!わー、お会いしたかった・・・!
来年もぜひ開催してくださいー!とあわら市にお手紙を出してしまった私です。
映画の続編もありますしね♪

もしそれが叶ったら、来年こそお会い出来れば嬉しいです(*'ω'*)
  • from 福ら雀 |
  • 2016/10/31 (23:33)

No Title

福ら雀さん、お邪魔いたします。m(_ _)m

いやあ…なんでしょう、今回。
すばらし過ぎて言葉もありません。

個人的には、
去年の挑戦者決定戦での
千早のかるたに対する信念を受け取った新が
じぶんなりの解釈を経て得た解を
試合で証明してみせたことに、ぐっときております。


ほんとうに手に入れたいものを得るために、
手放すべきものを見極めよ ―。

つまり、得るために、手放す ―。


この過不足の無い平衡状態に
ひとつの極みを見出だした新くん、
君はほんとうに高校生なのかね?と
問いただしたくなるほどの老熟した機知の巧は、
おじいちゃんっ子ならではの発想なのかもしれませんね。

千早は原田先生の教えと直感によって
このことを認識しているのだろうけど、
新は沈思黙考と試行錯誤の上で導き出している、
その対比もちょっと面白いなあ、と思いました。

あ、それと、
次のビラブ表紙、ちょう楽しみですねww!

Re:No Title

りぶろさん・・・!!
ここ、本当に神の子・・・!と思いましたよねっっっ

まさにこれぞ「ちはやふる」な展開!

そして、新の、うぶなところはうぶなのに、
自分できっちり問いをたてて答えを見つけるところ、
そして千早の意図を自分に引き寄せて枉げずにそのまましっかり理解し、
それでいてさらっと「どきっ」とさせるところ。
本当に神すぎて・・・!

りぶろさんの仰る通り、君はほんとうに高校生なのか???と
小一時間くらい、問い質したいです(笑)

そして、33巻の表紙の茶新と、びらぶの表紙の白新、両方ともきゅんきゅんでしたね( *´艸`)
  • from 福ら雀 |
  • 2016/11/01 (00:15)
  

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