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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

BE・ LOVE 21号 ちはやふる 189首 あらすじ・感想

「ちはやふる」が表紙、しかも巻頭カラー、しかも「ちはやふる」手帳つきというスペシャルな今号。

表紙カラーも189首の扉カラーも描き下ろしで、どちらが36巻の表紙になるのだろう・・・?!とわくわくします。

「ちはやふる」手帳は毎年楽しみしていて、でも使えず^^;大事にとっています。

毎年、掲載される名セリフが新刊のものも含めて更新されるのが嬉しい。
今年は新のあのセリフが載っていたのと、太一の「次は試合で」にしびれました・・・!
(まえに「次は試合で」本家新版も紹介されていましたね)

以前手帳とともに全プレであった、百人一首のプチシールが可愛かったなあ。
購入して日常使いしたいので、ぜひグッズ化してほしいです。
映画みたいに「ちは」に紅葉が描かれていたりしたら最高!


***以下、189首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。 《 》は感想です***



扉は見開きの巻頭カラー、千早と詩暢ちゃん。

「まだ見えぬ あなたの背中を 夢に見て――」

上の句ですね。下の句がどう続くのか想像してみると楽しいです。

「ただひた走る みずからの道」
とかね。


本編。

背中合わせで戦っている千早と太一の戦況を見守る原田先生。

  千早ちゃん 6-1 まつげくん 5-2 苦しい厳しい

  絶体絶命 でも――

須藤さんは少々焦り気味。

  『おれも 攻めてくぜ』

中断してしっかりタイミングを取った千早。

「あとたった1枚」と集中しようとする理音の目の前に、いきなり千早の手が伸びる。

驚愕する理音に、
「すみません 山ちゃんの前髪が落ちて・・・」
と髪を載せた手を差し出す千早。
髪を渡され、つい「あ・・・ありが・・・」とお礼を言う理音。
つい千早のペースになり、集中しきれず、次も千早にとられてしまう。
《ここは、千早の神がかり的な集中力・没入を示しているのかな?》

真琴センパイ含め富士崎ギャラリーは戦々恐々。

『あと1枚あと1枚』とくり返す理音に、「あと5枚…あと5枚…?」とわかっているようなわかっていないような千早。

そんな千早を見守る瑞沢ギャラリー。

原田先生は、夕闇の中、窓の外の観戦席で泣きそうになっている美馬君に気づく。

その次の札は「こい」。
須藤さんの手の動きをおいかけ、動揺する美馬君。

敵陣の「こぬ」にさわり、自陣の「こい」をとられた須藤さん、ここでダブ!
(太一が須藤さんに札を2枚送れる)

  3-3 こんな終盤でっ・・

つい窓にはりつく美馬君。

「選手の視界に入るからここいてほしくないんですが」と運営委員にいわれ、
「私が見てますから」ととりなす原田先生。

「ぼくが原田先生に勝たなきゃなんなかった…っ 絶対勝つって 粘って粘って
 そしたら…っ
 もっといろいろ 考えればよかった…」

  須藤さんを好きなら 勝ってほしいなら 名人になってほしいなら――


太一の視線トリックに引っかかったことを自覚している須藤さん。

 『あの目は真島の武器だ』(はっディスられた?>名人)

  ダブかよ だせぇ
 《この須藤さんのセリフ好きだ・・・》

  周防さんに勝ちたい
  名人になりたい

  周防さんも周防さんのかるたも嫌いじゃない

周防さんとのかるた会生活(?)を振り返る須藤さん。

甘いもの食べられないからと周防さんのくずきりと黒蜜の振舞いを断ると、
次はくずきりの酢の物を差し出され、「すっぱいものも食べられない」と断ったこと。
「豚コマとくずきりのチャプチェ」も甘いと断ったこと。

試合で、11枚差と7枚差で負け、11月7日だからかふざけんな名人、と憤ったこと。

「須藤君がいてくれて助かる。強くて頭が良くて性格が悪くて君を負かすのがいちばん大変だ」
という言葉とともに差し出された、くずきりとエビと野菜の塩炒め。

「これうまいッス」と食べながら、「じゃあ春も夏も練習に来てくださいよ」「やだよ疲れる」とやりとりしたこと。


太一は須藤さんと、春も夏もかるたをやっていた―――


  真島・・・おまえじゃだめなんだ
  似すぎてんだよ おまえら
  かるたが大事じゃなくて

  周防さんはさあ
  かるたが大事な人間が 倒さないと続けてくれないじゃん? あの人


「ふ」の一字決まりを、太一の左下段から奪う須藤さん。

  これ以上ないほどの意地の取り 来たっ

北央ギャラリーもヒートアップ。

また窓に張り付いた美馬君に、須藤さんから「ウザい きえろ」のジェスチャー。

「キャー」と喜び倒れる美馬君。

それを見た原田先生がつぶやく。

「きみ かるた続けて もっと強くなるといいよ
 君らの先輩ほど かるた界に強い選手が増えることを願ってる人間はいない
 北央が継ぐべき財産は――
 あのリーダーシップだ」

これで2-3。
須藤さんの送り札は「なにわが」。

「なにわが」を左上段内側に置き、「たち」「たれ」を自陣の右下段にそろえる太一。

次に読まれたのは「なにわが」。

ものすごい速さでとった千早と、ぽん、とゆるくとった太一。

「たち」「たれ」と変な位置の「なにわが」のせいで、無意識に敵陣右下段で勝負を決めると思わされた須藤さんは動けず。

これで2-2。


そこで口を開く太一。

「須藤さん 周防さんも言ってましたよ 読まれる札が変な見え方するって」

「え?」

「読まれる札が ”消えて見える”って…

 あるはずの札が消えそうになるから 手を伸ばすって…」


次の札は「たご」、空札。

なのに「たち」「たれ」を飛ばしてしまった須藤さん。

お手つきで、とうとう逆王手――

  「大事にしない」という方法でしか
   なにかを大事にできない

飛行場で、離陸音に耳を押える周防さんのシルエット。


  ”手を伸ばすんだ おれが”

  消えて いかないで



「ちは」の札がうっすらと消えて――




「ちはやぶる―」



読まれた「ちは」にビクッとする千早。

その瞬間、ワッと歓声。


「東日本名人戦予選準決勝は 2枚差で 真島君の勝ちです」

千早の背後で「ありがとうございました」との挨拶。

  「ちは」は太一を助けた?
   よかった

   よかった

次の瞬間、千早の眼に「おおえ」が浮いて見える。

読まれたのとほぼ同時に払う千早。
かなちゃんの驚愕。

次、「つく」も超速でとる千早。
筑波君のアップ。


  やっと出た自陣なのに 抜かれた 5連取?!

送り札に「はなの」を選ぶ千早。
送られたー!とショックを受ける菫ちゃん。

  それでいい綾瀬

とは、机君と肉まん君。

「た」は聞き分けに自信があり、「は」はまだ「はるす」があるから。

続けて「たき」を仕留める千早。6連取。


まさか

まさかの


  千早 引き寄せろ



「たれ」と「はなの」の――



運命戦



《感想》

太一が「ちは」を取りましたねー!
しかも「うっすら消えている」「ちは」をとったところがポイントかなと思いました。

これまで障害になっていたような執着はなくなっている(薄らいでいる)ということでいいのかな?

でも須藤さんが負けてしまったのは・・・かなりショックです・・・
頑固な須藤さんだけど、今回だけは、賭けにこだわってほしくない!
去年賭けの結果原田先生に勝ちを譲ったことが、うまく伏線となって、須藤さんの名人、かるた会会長の夢につながって欲しいと心底思います。


そしてなんと千早と理音は運命戦!

理音の陣には「はなの」、千早には「たれ」。

千早が勝つとしたら、菫ちゃんを抜くのか、それとも太一の「たれ」を守るのか。

この流れなら、残念ですが、理音は負けてしまうのかもしれないな・・・

今回、桜沢先生の存在感がなかったので、勝負がつくであろう次首での動向が気になります。



さて、今月からスピンオフ新連載

「ちはやふる」中学生編もスタートしてます!

作画の遠田おとさんは、元の絵柄を見ると末次先生テイストではないのですが、ものすごくがんばって末次先生に寄せられていると思います。
(読手のテープを聞かされた同級生の表情とか・・・)

話の流れは、ほぼ小説の原作に沿ったかたち。

でも絵なので、セーラー服の制服の下だけジャージな千早とか、可愛くて楽しめます。

まだまだ始まったばかりなのでぎこちない点もありますが、応援してます!!


さて次号からはいよいよ「ちはやふる~結び~」新キャストインタビュー開始!
1回目は菫ちゃん役の優希美青さん。

4号連続掲載なので、4人出るとしたら、小泉監督に「新入り」と言われた4人
(菫ちゃん、筑波君、周防名人、オリジナルキャラクターの我妻伊織ちゃん)なのかな?

こちらも楽しみです。


そして11/16発売の「ちはやふる」36巻は、特装版が同時発売。
ミニクリアファイル3種セットつきとのこと(描き下ろしも1枚ある様子)

特装版はDVD以来かな?

最近、「3月のライオン」でもフリクションやらエコバックやらの特装版があるので、ちはやふるでもあるのが嬉しい。
(ちはやふるフリクションもほしいなー)

拍手[7回]

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2017/10/9 恵比寿文化祭「ちはやふる」上の句下の句上映 小泉監督トークショーレポ

10/9の恵比寿文化祭、ROBOTさんの部活映画特集上映「ちはやふる」に行ってきました!
http://www.robot.co.jp/special/ebisufes2017/

上の句下の句と2本続けて上映後は、小泉監督のスペシャルトークショー。

あらかじめ寄せられた質問に答えるという形式でしたが、
質問者に対しては真摯に、質問者以外にも大きな気づきがあるように、
全力で応えて下さった小泉監督に心からの喝采をお送りしつつ、レポします!

最後は写真もOKでした♪



「ちはやふる 〜結び〜」をひとことで言うと、という難しい質問に、
「青春映画の最高峰」!(+ちょっといいすぎかも?!)との小泉監督のコメント!

メモは9ページにわたってるので(上映会を当ててくれた娘に呆れられ候)、以下かいつまんで・・・


まずは新田真剣佑君の改名エピソードから!
・新田はこの新からとっている
・改名前日にLINE電話で改名します宣言がきた
・1回目はちょうどアメリカから来てちょうど役者業を始めようというタイミングだった。
あのルックスなので皆これはと思うけれど、面談したら日本語もたどたどしく、さすがにあと3か月では間に合わないなと落とした。

2回目は正式なオーディションで、受けに来てくれたけど1次で落とした。
それなのに「もう1回やってくれ」と頼まれ、2次で見たら、芝居がものすごく良くなってた。
いろんな人の門戸を叩いてご指導頂いたとのこと。
演技は巧くなかったけど、伸び率がすごかったので、その情熱に賭けた。
(門戸を叩いてあたり新とかぶるなあ)

一昨日アフレコで真剣佑に会ったとのことで、「真剣佑臭(いい匂い)がするかも」なんておっしゃってました。

さてその後、質問コーナー。


Q1.「ちはやふる」は呼吸音など音が印象的、何か音のこだわりは?
A.かるたを取材した第一印象は静寂だった。上の句を読む直前の一瞬の完全な静寂。
完全な静寂はTVではできない(周囲の物音がするから)けど映画ならできる。
だから映画で再現しなければと思った。
実際やってみて、音がないことによる緊張感を感じた。音がないことを際立たせるための効果音活用も。

Q2.千早がかるたを飛ばすシーンはなぜスローで無音?
A2.並みの人にかるたの速さは速すぎてわからない。
並みのカメラでも撮れないのでアクション映画で使うハイスピードカメラを部活映画に持ってきて撮影した。
照明機材も人手も要ってとてもお金がかかるのでプロデューサーさんのおかげ。


Q3.「ちはやふる」は色がとても綺麗で好きなのですが色のエピソードは?
A3.千年前の源氏物語絵巻は今は色褪せているが、当時を復元した絵巻の色はめちゃめちゃ色鮮やか。
絵具のない時代なのに、貝殻の染料などで鮮やかなものを作っていた。
そのイメージがあり色鮮やかな世界にしたかった。

特に赤は、ワインレッドや日本的な朱色など何種類も使ってこだわりが。
クイーン戦の千早の着物も直前まで衣装班と話し合い、深い赤色を用意していたのを変えて、結果あのマットな朱色になった。

Q4.(小学生男子より)なんで百人一首の映画を作ろうと思ったんですか?好きだから?
A4.百人一首のことをよく知らないので、知りたいと思ったから撮った。
知れば知るほど日本のルーツはこれということばかりで、西野カナやperfumeみたいなJ-popの究極のベストアルバム。
これを物語に組み込めるのは他の青春映画にない強み。
しかもたった三十一文字。濃縮されたすごい情報量を組み込み放題だから数段上の物が作れると思った。
映画としては少女漫画原作ということでライトな見え方をしているが、中身はけっこう本当のことを言っていると思う。
小学生で百人一首を覚えたなら、中学生位になったらその意味をぜひ読み直してみて欲しい。

Q5.(俳優志望の小学生の子)小さい頃本や映画をよくみていましたか?役に立ちましたか?
A5.そんなには読んだり見たりしていない。
スポーツはやっていたけれど、そんなに真剣にはやっていなかった。
「こうなりたかったな」という思いがあるから、この映画が作れたのかも。

映画も、あるきっかけで映画作りを知り、その面白さに目覚めてからいろいろ見始めた。
音楽も映画も詳しくないので、一生懸命勉強した時期もあった。

けれど、ある音楽プロデューサーの、
「音楽をたくさん聞いて自慢してくる奴はいっぱいいる。
でも、大事なのは見た数や読んだ数ではなく、好きであるかどうかですらない。
感じられるかどうかが大事」
という話を聞き、そうだなと思った。

数は少なくても、どれだけ感じたか、影響を受けたかだ。
1本1本大事にし、これだと思った本は繰り返し読み、作者の意図を汲んだりするのが、少ない本数でもとても役に立っている。
テクニックではなく「なぜかるたをやるのか」みたいな方向で。
どれだけ真剣に映画を観るか、真剣に生きているかが大事だと思う。

Q6.小説を書いているのですが、どうしたらよい場面が思いつきますか?
(実はうちの娘の質問でした^^;)
A6.そんな方法があったら自分も知りたいけど、都合のよい魔法はない。
「そんな簡単には思いつかない」と知ることが大事かもしれない。
ずーっと一日中そのことばかり考えていて、ようやっと出てくるかも。

映画はひとりで作るものではないから、休憩のつもりで書いたシーンがすごく良くなることもあるしその逆もある。
思いついた後も大事。
全体を描いたあと自分が良いと思っていたシーンが邪魔をしていたら、捨てる勇気を持つこと。

「ちはやふる」も、意識的にひとりひとり良いシーンを作ろうと思ったわけではない。
自然とそういうふうに筆が動いていた。
千早、新、太一だけの映画じゃないという思いがあったからかも。

とにかく1回良いと思うシーンを書いてみて寝かせておいて、他のシーンを書いてから見直して書き直しまくる。
真剣にコメントしてくれる人に読んでもらうのも大事。
ものすごく意外なことを言われると思うよ。


Q7.監督の映画は少女漫画原作でもティーン向けではなく全年齢向けの映画になっている。気をつけていることは?
A7.少女漫画原作であることは忘れ、固定観念を外す。
ストーリーが何を描きたいのか本質を摑むこと。何出身かは関係ない。
(「漫画原作なんでーテヘペロ」になってはだめ)

原作者との関係も大事。原作へのラブレター(よいしょ)でも、挑戦状(超えようとして破壊する)でもなく共犯者、一緒に作り上げていく関係が良い。

「この漫画ここは面白いけどここは足りてないよね」と思う点に眼を背けず、「作者は本当はこうしたかったんじゃないか」「こうのほうが面白いのに」と妄想して書いたプロットは評価されることが多い。
原作忠実だと逆にNOを出されたりも。

「カノ嘘」も、もっとスイートなものを想像されていた。
初号試写でイメージが違うので会場がざわついた。「思ってたのと違う!」
健君にとっても違っていたみたい。

Q8.広瀬すずちゃんの素晴らしいところ、尊敬するところは?
A8.稀有な才能。
「こっちに行けば食べ物がある」と察知する動物的な頭の良さがある、でも鼻にかけない。すごい頑張り屋。

本人に悪意はかなしいほどなく、天然。
女優に限らず、何に対しても極めるということが無理なくできる才能がある。

この映画をとったときはまだ17歳。
自分が17歳のとき、大人に囲まれてプレッシャーのかかる仕事をするような神業が出来たか、できるわけがないと思う。
だから、若手の役者さんはみな尊敬している。
清水尋也は当時まだ15歳だったし。

(ここから少し役者さんの話へ)


ちはやふるに出た皆、みんなブレイクしていて、振り返ればいる。
何も知らずに「君の膵臓を食べたい」を見に行ったら矢本くんがいてびっくりした。

「あさひなぐ」には森永くんが。
森永くんがいるので、「あさひなぐ」は小泉監督作品との誤解がある。


そして2018年春公開「結び」についての小泉監督コメント!


「来週発表することが多くあまり言えないけれど、音楽も大分出来上がり最後の段階。
編集は終わっていて改めて今日上下を見て、思った以上のシンクロ率に自分を褒めてあげたい。
ここは結びのあそこのためのシーンだったんだと思う所とか。

「結び」製作が決まった時、どうしよう、上下で全部いいとこやっちゃったしなと思ったが、まだやり残したことはあった。
上下は宿題を残しつつ終わっているので、「結び」は、その宿題のうちこれだと思う一つを選んでいる。
上下から「結び」はいろいろ繋がっていて楽しめる。
まだ「結び」を見ていない皆さんはいいなと思った。

キャストのクランクアップは卒業式、部活の引退みたいだった。
僕も現場で泣いたのは初めて。とあるシーンで泣けてきて、裏でこっそり泣いた。
新メンバーが4人もいて大変だったけれど、「結び」はいろいろな意味で上下のパワーアップ版。

皆すごい成長してた、3年生だし。皆の2年分の成長が見られる作品。
野村周平君も成長してた。彼のいいところは今回全部出たと思う。

拍手[3回]

BE・ LOVE 20号 ちはやふる 188首 あらすじ・感想

本編のほか、ちはやふるスケジュール帳ニュースを楽しみしていたびらぶ20号でしたが、
ビッグニュースが飛び込んできましたね!

中学生編がコミカライズされるとのこと。
原作は時海さんなので、すでに刊行されている小説のストーリーに沿ったコミカライズになるのでしょう。
まずは千早編のようですが、新編や太一編はあるのかな?
個人的にはかなちゃん編が好きだったりするのですが・・・

正直、現段階での気持ちですが、ちはやふるのお話が末次先生の絵でないのはちょっと残念です。
遠田おと先生、どんな漫画を描かれるかたか気になってみてみたら、
雑誌ITANの今年の「第14回スーパーキャラクターコミック大賞」で優秀賞作品に選ばれたデビューほやほやの方なんですね。

受賞作品「恋するダビデ」は以下で無料で公開されてます。
http://akm.md-dc.jp/book/carrier/00000006/binb1.4/000000b9/binbReader.jsp?url=&shareUrl=http%3A%2F%2Fmd-fp.jp%2Fservice%2Fnc%2F0000000d%2F000000%3Fisbn%3D9991234651319%26lastUrl%3Dhttp%3A%2F%2Ftm.kds.jp%2Fcp%2Fit.html&cid=0003g5qi00000000&dlEngine=0000000x&title=%E3%80%8E%E6%81%8B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%87%E3%80%8F%E8%A9%A6%E3%81%97%E8%AA%AD%E3%81%BF%7C%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9&dataName=%E6%81%8B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%87&productName=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB&param=1

うーん、実力はかなりある方のようですね。
ですが、漫画のテイストは末次先生のものとだいぶ違う気が。
ちはやふるではどんな作画・キャラクター・コマ運びになるのか、少し?ながら、楽しみです。


さて、本編です!



***以下、188首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。 《 》は感想です***


扉絵は、本編と兼用?
決勝を勝ち抜き西日本代表となった新の全身と、それを知った原田先生のアップです。

「西日本のほうが早く終わるんだな」
「出場者数が1回戦分少ないんだよね」
「クイーン位は?」
《クイーン位、ど、どうなったんだろう・・・恵夢ちゃんと千早は対戦したことあるし、詩暢ちゃんまわりの話をもっと深めるなら結川さんだろうけど・・・》

というギャラリーさんの説明的コメントがあり、原田先生は「にやっ」。

 『よし、よし!
 再戦だメガネ君、待ってろよ
 勝ち切る あと一試合』

と意気込む原田先生。

その眼が、扉の覗き窓から向こうで戦っている千早・太一へ――


太一は思い出している。

  勉強時間の確保はできているか? 平日6時間 休日13時間

  絶対量を確保するんだ 真島

  絶対量を確保した者に 運は引き寄せられる

担任である新海太一先生の言葉。


ギャラリーは千早を応援している。
かなちゃんは、集中し過ぎて視野がせまくなってきている千早を案じている。
肉まん君、机君は外の観客席で太一と千早と「2-6」の同スコアであることに気づき、その厳しさに焦る。

流れを変えられないまま、ノドがカラカラになっている千早。


一方、富士崎ギャラリー。
”感じ”においてだけ天才だった理音が、3年かけて体力を根性を身につけ、いける!という手ごたえを感じている。
ただ桜沢先生は冷静な横顔・・・


千早は集中過多になっている。
ギャラリーの『間を取って』『深く息をして』『汗をふいて』という祈りも届かない。

そこで、空札「はなさ」が読まれ、自陣の「はなの」の札を囲った千早と理音の手が触れ、札が動く。

千早の囲い手を上から理音が押した「共お手」だったが、理音は1枚でも札を減らしておばあちゃんの引退を延ばすべく勝ちたいと、札を送ってくる。

モメられたらモメられたでいい、と思って・・・

『受け取っちゃだめ』とのギャラリーの祈りむなしく、送られてきた「たま」をそのまま受け取る千早。
《集中しすぎて思考停止状態になっていたんでしょうか・・・千早の青い顔が痛々しいです》

スコアは1-7。理音王手。

 あと1枚
 取られたら終わる
《上下さかさまに描かれた構図が、墜落感半端なく怖いです・・・》

一方、太一VS須藤さん。

「なに?綾瀬お手つき?残念だったな真島。せっかくお揃いの2-6だったのに」

 須藤さんの声に顔を上げる太一。

「綾瀬もヤベーな。もうダメじゃね。さすがに相手が悪いと見えねーのかな」

との言葉に「え?」と聞き返す。

「知らねー?いろんなイメージで聴こえ方を言うやついるけど、
 綾瀬はときどき読まれた札が「浮いて見える」って」

『浮いて見える』

 それは そのイメージは

そのイメージに何かを思い出そうとする太一。


その裏で、肉まん君と机くんは原田先生から何事かを告げられていた。
机くんは模試帰りの自分のカバンからノートを出して、太ペンで何かを書く。

日本史のノートが読めないくらい大きく描かれたそこには――

『西日本代表は 綿谷新!!』

それが太一の眼に飛び込む。

  完璧な暗記によって 場にある札が 「浮き上がって」来なければならない

そこには、原田先生の励ますような顔も――

  千早 千早 原田先生だ そのイメージをくれたのは原田先生だ
  
  懸けてきた絶対量でいえば 誰が勝てる?

《ここで、さっきの新海先生の「絶対量」と、原田先生の名言「青春全部懸けてから言いなさい」がミックスしますね・・・鳥肌です》


そこで何ごとかに気づく須藤さん。

『ん? お揃いの残り枚数?』


そのとき。
ガシャッ

太一の手がかすったと見せて札を後ろに飛ばす。

「あ すみません そっちに「わた・や」行ってませんか」

掛けられた太一の声に振り向く千早。

「わた・や」どころか「わた・こ」すらないのに?とギャラリーが疑問に思う中で、
千早の眼は机君のノートをとらえる。



『西日本代表は綿谷新!!』


袴姿の、新の流れるかるたが脳裏にうかぶ。


 目の奥が 水を飲んだみたいだ



「し・・・失礼します」

やっと、間を取る千早。

  なんか まっすぐ走ってたのに トンネルに入ったみたいだ
  山ちゃんの 勝つ道のトンネル


  でも

  山ちゃんさっきのは 共お手だったよね?


呼吸もしっかり回復した様子の千早。

立っている千早に見下ろされ、どこか不安そうな理音。


「何言ってんだよ 「わた・や」とか」
「すみません」

須藤さんにつっこまれ、謝罪する太一。

「綾瀬はもうダメだろ おまえもな」

  周防さんのようにとなりの試合と札の数を合わせてきた?まさか

すっかり余裕を取り戻した須藤さん。

けれど・・・

「すみません。ここから・・・勝ちに行きます」
 
髪を耳の後ろに掻き上げながらの太一の宣言に動揺。

 ハッタリだ
 そんなことできるわけねえ 真島が 周防さんみたいになれるわけねえ


一方、周防さんの言葉を思い出す太一。

 きみは 持ってるものを無視しすぎだ

次に読まれたのは「たま」。
「たち」「たれ」に意識をとられた須藤さんは太一に抜かれる。
ただし原田先生は、「たち」「たれ」が読まれていても、取っていたのは太一だろうと予想。


千早も、共お手だったのに理音が送ってきた「たま」は無事死守。
理音に、『流れを手放すな』と念を送る富士崎ギャラリー。


「あと3枚・・・」
太一のつぶやきに、
『なに言ってんだ?2-5だろ?まだおれのほうが有利だ。焦る必要はねえ』
と須藤さん。

送られてきたのは「ちは」。

序盤で太一が送り、その後須藤さんが戻した札。

そこで気づく須藤さん。


『「あと3枚」まさか。おれにあと2枚お手つきさせて勝つ気か?!ざけんな!』


《太一の「あと3枚」は心理戦のつぶやきか?それとも本当にお手つきさせる気なのか、気になります・・・》

  絶対量を確保した者に

  運は引き寄せられる

「「失礼します」」

ふたりで手をあげ、立ち上がる千早と太一。

背中合わせに、息を吐き切る。

  千早 おまえはおまえで 引き寄せろ

  おれには運は微笑まないから

  新のところへは自分で行くよ

息を吸い込む千早と太一――



■21号(10/13発売)に続く■


新の頑張りがふたりに届いたことによる窮地からの復活劇。見事です!

「自己中心」のようでいて、3人の絆をわかっている原田先生だからこその心憎いサポートが響きます。

そして太一が、新の西日本代表選出を、素直に「エール」だと受け止めているのが、そして千早にとっても必要な「エール」だと判断して届ける流れが、たまりません。

高2のギクシャクしていた期間・・・やはりあれはあれで、今のあらたな3人の結束のために必要だったんだなあとあらためて感慨深いです。

しかし、太一の札合わせが本当なら、須藤さんよりも断然実力が上ということなのでは・・・
うーん、あまりそうであってほしくないなあ。
そんな操作ができることが見えていたうえでの、試合当初のあの「賭け」は微妙な気がしますしね・・・

さて、これはまだ準決勝。

準決勝でここまで熱くて、決勝どうなるの??!

次号、ものすごく気になります・・・!

拍手[10回]

BE・ LOVE 19号 ちはやふる 187首 あらすじ・感想


チームちはやふるの3人が、3人それぞれに大ピンチ!な状況で「待て」がかかっていたのがようやく解除されました。

長かったですね、この約1か月・・・

この間、ちはやふる全プレの締切がありましたね。
もちろん、私も申し込みました!

あの紅色の綺麗なポーチが届く日が楽しみです。

そして、次号予告によると、10/13発売のびらぶには毎年恒例のスケジュール帳がつくとか。
これを聞くと、ああ、今年も後半だなと思いますね。

なんて周辺の話よりも、本編、大ピンチなんでした。
早速、そのつづきを!



***以下、187首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。 《 》は感想です***



今回も、扉絵はなくいきなり本編。
ですが、誰もがきっと想像していなかったスタートです。

  校庭で声がする
  
  サッカーかな 真島とかかな
  ぼくサッカーできんからな ああ やっぱりよく見えんし

  『目が悪いってどんな感じ?』

  虫メガネで遠くを見る感じやよ
  綾瀬さん

描かれているのは、輪郭のぼけた風景。  
懐かしい、千早と新と太一の小学校時代。
新が眼鏡を失くしていた期間の話です。
  
  (ヒマや かるたしよ じいちゃんの配列)

  『なにやってんの?おまえ 気持ちワリーんだよ一人で
   そんなにかるたしたいのかよ』
  『綿谷くんのメガネ探しに行bうく』
  『あ・・・綾瀬さん』

  『とったんだ おれが 千早には言わないで』

太一から手渡された眼鏡をかけようとする新――

と、場面は一転して目の前には絶好調のポジティブモンスター。
新のこめかみを汗がつたっていく。

食い入るように観戦する村尾さん。

ギャラリーも、「綿谷くんでまちがいないと思っていたが小石川君の目も大いにある」とささやき始める。

  就職先は大石天狗堂で 京都での練習は京都明星会
  これ以上ないほどの盤石さや

対戦をながめる詩暢ちゃんも。

  学んでないんか?千早との試合で
  強くでも負けることがある
  それが流れさえもせき止めて変えはるゆう
  なんてゆーた?白波会?とかいうとこのかるた

  どうする新
  小石川さんはいま 「見た札が読まれる」くらいにノリノリや
  新を前にして 自分のかるたしか見えてへん

『落ち着け うん 1枚ずつや』

そんななかでも新はマイペースを保とうとする。

 取る札
 取られる札
 取る札――――

が、新の取りだと思う札を小石川君が取りに立つ。

「それはぼくの取り――」
声をかけた新の眼前には、天狗(Tシャツの背中)。
「は?」と振り返ったポジティブモンスターも、天狗のような憑かれた顔・・・

  周防さんを倒すとしたら もしかしたらこのタイプか?と思わされる
  ポジティブモンスター
  強敵に何度お手つきを重ねても スピードをゆるめない

新の脳裏で原田先生が告げる。

  いつもきみは負けたあと 鬼の形相で悔しがる
  
  遅いよ


  『負ける?』


鬼の形相のような表情になる新――

その瞬間、汗がひとしずく、新の眼鏡の内側に落ちる。

「! あ…すみません。メガネに汗が」

メガネをふく新。《きっとニシタさん特製のメガネふきに違いない!》

ふいたメガネをかけようとした新のぼやけた視界にうつったのは、太一の姿――

びっくりして我に返る新。
でもメガネをかけた視界の、目の前にいるのはポジティブモンスター。

新の強張っていた表情から、ふっ、と力が抜ける。

  読手に「この札を読ませる」くらいの気迫で 自分の流れにもってくる白波会のかるた

  それは おれのかるたとちがう
  悔しさを先取りして鬼になっては じいちゃんが笑う

始じいちゃんのような穏やかな笑みをうかべる新。
《きっと村尾さんと栗山先生には始名人が見えている!》

――ああ
   メガネ じつはすごく汚れてたんだ さっきより ずっとクリアだ

次に読まれた「わた・こ」はものすごい勢いで「えぐって」とる新。
手が激突し、小石川君は「たっ たたた・・・」と右手の親指の付け根をおさえる。

「――すみません」
『すみません ぶつからないですむ速さで取れなくて』

そうあやまる新。
その時、自分のかるたしか見ていなかった小石川君が、新を見る。

村尾さんは、新を見守りながら、去年の西日本予選決勝戦で、新がおかしくなった時のことを思い出す。

 『太一が負けて なんでホッとしたんや 見下してたんかな かるたで太一を 友達を』

新も思い出す。

今年の東日本予選の組み合わせ表、そこにある「真島」と「綾瀬」。

 うれしかった
 名前があるのがうれしかった
 うれしいと思う自分が うれしかった

 『千早にはきらわれたくない』
 『卑怯なやつ』
 
 卑怯さを見せてくれたやつ
 『ちょっと わかるわ』

 気持ちがわかる
 わかるんだ 太一

 太一が行こうとしている場所に
 おれがえんかったら 話にならんやろ?


出た!新の超速取り。
小石川君が「やえ」「やまざ」両方払う間に「やまざ」に札直。


  『決まり字を聞いてからの速さはもう 光みたいだ』


『こんなときこそ 力を出すのがおれ』
とポジティブモンスターが払ったのはなんと「お手つき」。

信じらんないここで ポカ作~!ポコ作~~!!
そんなギャラリーの声がとぶなか、村尾さんたちの予想も裏切り、新が送った札は――


「ちは」


  どうしよう ビリビリと 感じる

  ――この札は 送り返さないと危ない

何かを感じ取っている小石川君。


新の脳裏には千早が。

  「私は攻めがるただから 必ず取ると勝負に出るの」
 
  取りたい でも
  おれのかるたは 流れるかるたや 運命を変えようというようなイメージはない


『敵陣攻めたい小作くんの狙いの札がでない 動くが固く・・・』心配する天狗堂社長。

『新くんの中に・・・ 見えてきてしまうよ』見つめる栗山先生。


  あの部屋のイメージを手放しても 単純やな 心は向かっていくんや

  いつか3人で そんな未来へ


どんどん札を払い、盛り返していく新。
焦る小石川君。

キョコタンの口が動く。

「ち」

「ぎりおきし――」
小石川君が払ったのは、「ちは」。


おてつき


勝負が決まったその瞬間も新は。

  微動だに しない
  何歳だ きみは

「あ ありがとうございました」

  この若さで この卓越

『見えてしまうよ 綿谷先生が』


  かるたの中にある膨大な過去を 未来に持っていく男


勝負は決まった―――


札を引き上げるのは勝者の役割だが、小石川君にとっては「自分の札」。
小石川君の「自分が札を持って行ってもいいですか」という申し出に「どうぞ」と差し出す新。
その右手中指が腫れている。

「こ これ――さっきの?」
「あ 大丈夫です 人にケガさせなくてよかった」
「なんだそれ ヒーローか!東にはいなかったヒーローキャラか!」

綿谷新
かなわない

そんな小石川君は天狗堂の社長にポカポカ胸をたたかれ怒られる。
「小作くんきみは ポジティブすぎて反省点が見えてない もっと反省しろ―ポカ4回もして」

かなわない

「大丈夫 いつか最強になる きみは 天狗(うち)の子やから」

かなわない わけがない

《さすがは、ポジティブモンスター。新くんがぞっとしたのもわかります・・・》



さて、場面は一転東へ。


須藤さんも、理音も小峰読手の詠みに乗れて好調。
そんななか太一は背後の千早をちらちら気にしてしまう。

  どこまでも綾瀬ありきのかるたか 上等だよ

そんな太一に攻める須藤さん。


『ヒーローじゃない』
怪我した指を眺めながら思う新が、太一にシンクロする。

『おれは おれたちは どんなにがんばったって』

『あのとき 走って行ったあの子だけが ヒーローだから』

千早は理音に押されまくりで6-2。
そんな千早に思いをやる太一・新。

『千早には いるか? ヒーローが』


一方、会場の扉の向こうでは、額に汗した原田先生がつぶやく。

「そうですか 3枚差で 西日本の予選突破は 綿谷新君・・・と」

息のあがっている千早・・・


■20号(9/30発売)に続く■

どうなる次号??!

予告には、なんとさらっとネタバラシが><

「クイーン戦東日本予選・準決勝。ともに手を伸ばした「あ」をきっかけに、理音に王手をかけられてしまった千早は?!」

なななんとーーー!

そして次号では、ちはやふる手帳のデザイン発表とのことでこちらも楽しみ。


《雑感》

今回一番嬉しかったのは、新が「あの部屋」を卒業したのは、「チームちはやふる」の解散ではなくむしろその再結成につながっていたんだとわかったことです。

小学校のときには、ヒーロー・千早を間にバランスの取れていた3人。
それが、高校になってから、千早と太一は同じチームで全国を制覇し、新はかるた休止から復帰後も個人戦メインに。
3人のバランスは、否応なく新に2人/1人というへだたりを感じさせるものだったはずです。

それが、太一が千早と同じチームから外れ。
新も、自分のチームを持ち。
それぞれ分かれた道を歩んだことによって、再度バランスのとれる関係が出来てきた気がします。

いまなら、太一も気負わずに新に当たれるはずだし、新も太一に真っすぐに当たれるはず。

そして、千早のヒーローは誰なんでしょう・・・

コマ割り的に、「原田先生か?!」と一瞬思いましたし、娘も「原田先生では?」といいますが、個人的には、
千早のヒーローは「千早にトロフィーあげたかったな」な新と太一であってほしい。

どうか試合中の千早と太一に、新の勝利が伝わりますように・・・!


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BE・ LOVE 17号 ちはやふる 186首 あらすじ・感想


お盆進行でいつもより少し早めの発売日がやってきました。

コミックス35巻と連動する全プレの雑誌の応募券、ふだんは2号続けて付く気がするのですが、今回はこの17号のみとのこと。
応募されるかたは17号マストバイです!!

ちはやふるは巻頭カラー。
映画のクランクアップ記事もあり、わくわく感満載です。




***以下、186首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。 《 》は感想です***

扉絵はなく、いきなり本編。

覚醒した理音が送ってきた札は「しら」。
「しの」は空札で出たから「し」一字決まりのS音勝負札です。

  こんな強い気持ちで押す理音 初めて見る――

息をのむ桜沢先生。

  先に進むのは 私だよ

そんな理音の圧力に負けることなく、「しら」を自陣ど真ん中に置く千早。

  『奇策』
  『いつもはしないことをこのギリギリの勝負でやるの?綾瀬さん
   理音は落ち着いてる 命取りよ』

富士崎ギャラリーはそんな千早に否定的。

一方、原田先生VS美馬くん。

原田先生みずからに飛ばした札を拾わせる美馬君作戦。
それに白波会ギャラリーは不満ぶうぶう。

「こっちのほうに飛んだらずいずい拾うのに」
というのに
「いや ずいずい行っていいだろ」
と拾いに行く広史さん、かっこいい!

そんな広史さんにギロリ、とにらまれても、
『べつに ルール違反してるわけじゃない どう思われても関係ない』
とひらきなおる美馬君。

『自分じゃとうてい歯が立たない
 でも須藤さんに勝ってほしい ぼくにできること――』

そんな美馬君に、須藤さんから一言が。

「おまえ だれと試合してると思ってんだ」

「もったいないぞ」

美馬くんのほうを向かず、前を向いたままのそのアドバイスに、我に返る美馬くん。
「おぐら」で強い取りを見せる。


「余裕ですね。後輩の応援なんて」
そう声を掛ける太一に、
「当然だろ 真島の手の内なんてわかってっしな
 あ おまえからは見えねーだろうけど 綾瀬も苦戦してるぜ」
と返す須藤さん。

  須藤さんの手の内だってわかってる 攪乱だ

「関係ないっス」

「なにわえ」を戻り手でとる須藤さん。

  取れた こいつの取り方やりにくいんだよ
  分かれ札に追いついてくる
  同じような動きでやりにくい
  
  手の下に滑り込んでくるノイズ――

北央ギャラリーはそんな対戦にやきもき。

  三字決まりが得意な須藤君に対し
  短い札をお手つきせずに キッチリ守る真島くん――

  ミスがまったく期待できない 息が付けない

  息が浅くなる

  相手の息が深いことに気づかされて 深く吸う

  呼吸を奪われる

  動きをひっぱられる

とうとう、空札の「たかさご」をおてつきしてしまう須藤さん。
首回しをし、うまく間をとる。

  手の内はわかってるって言ったろ 周防さん仕込みのこのやり方
  引きずらねーよ
 
  お手つきなんかで こんなおもしろい勝負 壊さねえよ

『お手つきなんて単なる1枚 行け行け須藤さん』
と盛り上がるヒョロ君たち北央ギャラリー。

次の札は「しら」。太一の取り。

 くそっ
 こいつ敵陣攻めてこないくせに
 「自陣を攻撃する」って感じなんだよな
 どんだけドMだ

《ここは、太一が自分に厳しかったり、自虐的なところがあるところとリンクしそうな気がします・・・太一・・・》

太一の飛ばした「しら」の札と重なる「しら」を取りに来たのは理音。
「しら」の勝負は千早ではなく理音にあがったもよう。

呆然とする千早の姿に、一瞬気を取られる太一。

千早はS音で飛び出して敵陣「せ」を攻めて自陣「しら」に戻ろうとした。
そのためにど真ん中に置いたのだが・・・

  ついてない
  山ちゃん相手についてないなんてことが続いたら

焦りを覚える千早。
そんな千早に意識を奪われる太一。

次の札は須藤さんの取り。
「ちは」を戻す須藤さんだが、太一は背後の千早を気にして気が付かない様子。

  変なの おもしろいな
  もう一緒に練習もしてなくて プレイスタイルも全然ちがうのに
  どこかで繋がってる それが

  おまえの弱点だ

《須藤さんの狙いがしっかり照準があったもよう・・・太一の危機迫るを感じる・・・》


一方、西日本予選、勧学館。

クイーン戦予選の決勝は、恵夢たんVSももちゃん!

恵夢は大阪大学に進学し、大学デビューしたもよう!
眼鏡をやめてコンタクトにし、ゆるウェーブのボブがとってもキュートです。

ひさびさにあった夕ちゃんも「お化粧うまくなっとる・・・」と呆然。

『カメラ小僧たちももう追っかけてないやろ』と思いきや、恵夢と同じTシャツを着た3人小僧が!

  恵夢たんを追いかけて うっかり入っちゃったかるた会――
  かるたを学んで 初めて 選手としての恵夢たんのすごさがわかった

  恵夢たんはもうぼくらのアイドルじゃない
  師匠や!!

夕ちゃんも「ええーーー」というノリ(笑)

恵夢は対戦相手のももちゃんのかるたが変わったことに気づいている。

  去年も当たったけど かるたが変わった 極端に左に寄せた配列もやめとるし
  丁寧さと正確さが増して――

ももちゃんが汗をタオルで拭くギャラリーには、詩暢ちゃんにこころちゃん。

詩暢ちゃんが名人戦予選のほうに眼をやると、「弱点が見当たらない」「盤石」な新の姿。

一方、ポカ作くんは自信満々でお手つき3枚目。
でもそれだけお手つきしても、差はまだ3枚・・・・・・

『おもしろい子や小石川君は』と伊勢先生も。
小石川君のギャラリーには、大石天狗堂の前川社長の姿もある。
その社長の姿をみて、自分の生活を回想するポカ作くん。

 かるた職人の朝は早い

 うそ 早くない
 超ホワイト企業のわが社は始業は9時でお昼はもちろん3時のおやつ休憩も完備

ここでポカ作くんは「世界に一つしかない新型の全自動でかるたが制作できる(はずなのになかなかそうもいかない)機械」を担当している。

ここで、かるた作りの基本が紹介される。
小石川ポカ作くん=小作くん、と呼ばれているポカ作くんは、仕事でもうっかりが多く、裏紙の上下を逆に貼ってしまう。
でも100枚綺麗に上下逆なら逆に出荷できる、と聴いて安心する。
《ここがまさか伏線になるとは思いませんでした・・・》

古い機械のほうが優秀で、新型はとまってばかり。

でも
「おれがいないとダメなんだ」
「うまくいってることが奇跡なんだ」
とポジティブにがんばっていく小石川くん。

そして、『いつかかるたのほかに永く愛されるゲームを作るのが夢なんだ』といいながら、かるたしか考えられないかるた好きな社長――

『小石川くんもがんばってるけど やっぱり綿谷くんやろ』
『新が負けるなんて思えへん』(詩暢ちゃん)
『早う決めてしまえ 新兄ちゃん』(舜&滉)

そんなギャラリーのなか、小石川君を応援する社長。

『さすが綿谷君は西の秘蔵っ子。東から西に初参戦の小作くんはアウェイの選手や
 でも・・・でもな』

次の取り、めずらしくお手つきをする新。
よけようとしたのに指がさわったとのこと。
新しい札なので反っていて、低く手を出すと思ってもない札に触れてしまうことがあるという。

そんな新の様子をみながら札を送ろうとしていた小石川君は、その札の裏紙の上下が逆なことに気が付く。

  『100枚きれいに上下逆なら出荷できるわ』
  『レアものだな』

  これは おれの

  おれのマシンが作った 札
  おれの

いきなり思い切った取りになる小石川君。

  バカでうかつでミスばっかりのおれが
  競技かるたなんて繊細なものにハマるなんて それ自体おかしいんだ

  A級なんて 奇跡みたいなもんなんだ
  名人戦予選の決勝にまで出て かるたを作る職人にまでなって

  わりと起こるんだ 奇跡は

テンションが跳ねあがった小石川君にも動じない新。
落ち着いて次を取るが、小石川君から「今のはぼくの取りです」クレームが。

「シュバッと行ったギリギリの指の運びに その札の美しい湾曲が触れたんです
 中指の腹がその湾曲に!!」

詩暢ちゃんも『なんやそれっ』と思うクレームだったが、「じゃあいいです」と基本的にモメないクリーンな新。

そんな新に、原田先生がかけた言葉があった。

  新くん ”自信のある人間”と”ポジティブな人間”では どっちが勝つと思う?


小石川君がどんどんヒートアップしていく。

 『新 新 やばい おれもその流れえやられたんや
 大丈夫と思ってたのに いつの間にか持っていかれる』
と、焦る村尾さん。

原田先生の答え。

  個人戦での君に弱点があるとすれば
  「ミスしなければ自分が勝つ」という自信の持ち方をしている点―――

  ポジティブな人間は「自分が勝つ」と思ってる

「でやっさあ!」
大声で美馬くんとの勝負をつけた原田先生。
15枚差での勝利。

原田先生がひと息ついて周りの戦況を見ると――

理音5 千早10

須藤4 真島9

ふたりとも5枚差で負けている・・・

千早、太一、新の鼓動が響く。



青春全部かけてきた 
――――末の これが

絶体絶命―――――――




■19号(9/15発売)に続く■




小石川君に村尾さんが負けた、と聞いた時の新が動じず冷静だった様子に、これは決勝問題なく行きそうだな、と思ったのですが、さすが「ちはやふる」。

速水さんのストーリーで光琳かるたが出たときに、物としての「かるた」に焦点があたるのもいいな、と思いましたが、まさか「できたてほやほやのかるた」が、情熱の元になるストーリーが来るとは思いませんでした・・・!

小石川君、キャラとして元々好きだったのですが、このストーリーは本当に熱い。
新型なのにうまく行かない、まるで自分自身のようなポカをする機械。
その機械と、その機械からできたかるたに自分自身を重ねるあたりが、本当に好きだなあ、と思います・・・

・・・でも、対新、対南雲会としてはなんとしても小石川君にはここで・・・!
ちはやふる、本当に好きな人ばかりでこういう時困ります。

でもここで新が小石川君に勝てたら、また新くんのクリーンなかるたはひと皮むけて全方位に強くなりそうです・・・新、がんばれ!

そして覚醒した理音に、千早はどうやって応戦できるのか。
なんだかんだいって千早が気になっている太一はどうなるのか。

一蓮托生なのであれば、千早が突破できれば太一もその勢いを借りられると思いますが、果たして?!
須藤さんとの賭けの結果も気になります。

そして―――これだけ試練がもりだくさんなのに、東京のほうはこれが「準」決勝。

原田先生の勝利が決まった今、太一が勝てば、次は太一は原田先生と当たることになります。
太一にとっては試練ですが、揺らいでいる今から大脱出のチャンスかもしれません。
須藤さんが原田先生とあたるにしても、息詰まる試合が続きます・・・!

一方、翠ちゃんと優子さんはどちらが勝者に?!
たとえば千早が勝って当たるなら、翠ちゃんだとどんなドラマが?
優子さんが相手なら、優子さんのストーリーが千早をさらに強くすることにも?

続きが気になりますが・・・あと1か月待たねばです><

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