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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

BE・ LOVE 21号 ちはやふる 189首 あらすじ・感想

「ちはやふる」が表紙、しかも巻頭カラー、しかも「ちはやふる」手帳つきというスペシャルな今号。

表紙カラーも189首の扉カラーも描き下ろしで、どちらが36巻の表紙になるのだろう・・・?!とわくわくします。

「ちはやふる」手帳は毎年楽しみしていて、でも使えず^^;大事にとっています。

毎年、掲載される名セリフが新刊のものも含めて更新されるのが嬉しい。
今年は新のあのセリフが載っていたのと、太一の「次は試合で」にしびれました・・・!
(まえに「次は試合で」本家新版も紹介されていましたね)

以前手帳とともに全プレであった、百人一首のプチシールが可愛かったなあ。
購入して日常使いしたいので、ぜひグッズ化してほしいです。
映画みたいに「ちは」に紅葉が描かれていたりしたら最高!


***以下、189首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。 《 》は感想です***



扉は見開きの巻頭カラー、千早と詩暢ちゃん。

「まだ見えぬ あなたの背中を 夢に見て――」

上の句ですね。下の句がどう続くのか想像してみると楽しいです。

「ただひた走る みずからの道」
とかね。


本編。

背中合わせで戦っている千早と太一の戦況を見守る原田先生。

  千早ちゃん 6-1 まつげくん 5-2 苦しい厳しい

  絶体絶命 でも――

須藤さんは少々焦り気味。

  『おれも 攻めてくぜ』

中断してしっかりタイミングを取った千早。

「あとたった1枚」と集中しようとする理音の目の前に、いきなり千早の手が伸びる。

驚愕する理音に、
「すみません 山ちゃんの前髪が落ちて・・・」
と髪を載せた手を差し出す千早。
髪を渡され、つい「あ・・・ありが・・・」とお礼を言う理音。
つい千早のペースになり、集中しきれず、次も千早にとられてしまう。
《ここは、千早の神がかり的な集中力・没入を示しているのかな?》

真琴センパイ含め富士崎ギャラリーは戦々恐々。

『あと1枚あと1枚』とくり返す理音に、「あと5枚…あと5枚…?」とわかっているようなわかっていないような千早。

そんな千早を見守る瑞沢ギャラリー。

原田先生は、夕闇の中、窓の外の観戦席で泣きそうになっている美馬君に気づく。

その次の札は「こい」。
須藤さんの手の動きをおいかけ、動揺する美馬君。

敵陣の「こぬ」にさわり、自陣の「こい」をとられた須藤さん、ここでダブ!
(太一が須藤さんに札を2枚送れる)

  3-3 こんな終盤でっ・・

つい窓にはりつく美馬君。

「選手の視界に入るからここいてほしくないんですが」と運営委員にいわれ、
「私が見てますから」ととりなす原田先生。

「ぼくが原田先生に勝たなきゃなんなかった…っ 絶対勝つって 粘って粘って
 そしたら…っ
 もっといろいろ 考えればよかった…」

  須藤さんを好きなら 勝ってほしいなら 名人になってほしいなら――


太一の視線トリックに引っかかったことを自覚している須藤さん。

 『あの目は真島の武器だ』(はっディスられた?>名人)

  ダブかよ だせぇ
 《この須藤さんのセリフ好きだ・・・》

  周防さんに勝ちたい
  名人になりたい

  周防さんも周防さんのかるたも嫌いじゃない

周防さんとのかるた会生活(?)を振り返る須藤さん。

甘いもの食べられないからと周防さんのくずきりと黒蜜の振舞いを断ると、
次はくずきりの酢の物を差し出され、「すっぱいものも食べられない」と断ったこと。
「豚コマとくずきりのチャプチェ」も甘いと断ったこと。

試合で、11枚差と7枚差で負け、11月7日だからかふざけんな名人、と憤ったこと。

「須藤君がいてくれて助かる。強くて頭が良くて性格が悪くて君を負かすのがいちばん大変だ」
という言葉とともに差し出された、くずきりとエビと野菜の塩炒め。

「これうまいッス」と食べながら、「じゃあ春も夏も練習に来てくださいよ」「やだよ疲れる」とやりとりしたこと。


太一は須藤さんと、春も夏もかるたをやっていた―――


  真島・・・おまえじゃだめなんだ
  似すぎてんだよ おまえら
  かるたが大事じゃなくて

  周防さんはさあ
  かるたが大事な人間が 倒さないと続けてくれないじゃん? あの人


「ふ」の一字決まりを、太一の左下段から奪う須藤さん。

  これ以上ないほどの意地の取り 来たっ

北央ギャラリーもヒートアップ。

また窓に張り付いた美馬君に、須藤さんから「ウザい きえろ」のジェスチャー。

「キャー」と喜び倒れる美馬君。

それを見た原田先生がつぶやく。

「きみ かるた続けて もっと強くなるといいよ
 君らの先輩ほど かるた界に強い選手が増えることを願ってる人間はいない
 北央が継ぐべき財産は――
 あのリーダーシップだ」

これで2-3。
須藤さんの送り札は「なにわが」。

「なにわが」を左上段内側に置き、「たち」「たれ」を自陣の右下段にそろえる太一。

次に読まれたのは「なにわが」。

ものすごい速さでとった千早と、ぽん、とゆるくとった太一。

「たち」「たれ」と変な位置の「なにわが」のせいで、無意識に敵陣右下段で勝負を決めると思わされた須藤さんは動けず。

これで2-2。


そこで口を開く太一。

「須藤さん 周防さんも言ってましたよ 読まれる札が変な見え方するって」

「え?」

「読まれる札が ”消えて見える”って…

 あるはずの札が消えそうになるから 手を伸ばすって…」


次の札は「たご」、空札。

なのに「たち」「たれ」を飛ばしてしまった須藤さん。

お手つきで、とうとう逆王手――

  「大事にしない」という方法でしか
   なにかを大事にできない

飛行場で、離陸音に耳を押える周防さんのシルエット。


  ”手を伸ばすんだ おれが”

  消えて いかないで



「ちは」の札がうっすらと消えて――




「ちはやぶる―」



読まれた「ちは」にビクッとする千早。

その瞬間、ワッと歓声。


「東日本名人戦予選準決勝は 2枚差で 真島君の勝ちです」

千早の背後で「ありがとうございました」との挨拶。

  「ちは」は太一を助けた?
   よかった

   よかった

次の瞬間、千早の眼に「おおえ」が浮いて見える。

読まれたのとほぼ同時に払う千早。
かなちゃんの驚愕。

次、「つく」も超速でとる千早。
筑波君のアップ。


  やっと出た自陣なのに 抜かれた 5連取?!

送り札に「はなの」を選ぶ千早。
送られたー!とショックを受ける菫ちゃん。

  それでいい綾瀬

とは、机君と肉まん君。

「た」は聞き分けに自信があり、「は」はまだ「はるす」があるから。

続けて「たき」を仕留める千早。6連取。


まさか

まさかの


  千早 引き寄せろ



「たれ」と「はなの」の――



運命戦



《感想》

太一が「ちは」を取りましたねー!
しかも「うっすら消えている」「ちは」をとったところがポイントかなと思いました。

これまで障害になっていたような執着はなくなっている(薄らいでいる)ということでいいのかな?

でも須藤さんが負けてしまったのは・・・かなりショックです・・・
頑固な須藤さんだけど、今回だけは、賭けにこだわってほしくない!
去年賭けの結果原田先生に勝ちを譲ったことが、うまく伏線となって、須藤さんの名人、かるた会会長の夢につながって欲しいと心底思います。


そしてなんと千早と理音は運命戦!

理音の陣には「はなの」、千早には「たれ」。

千早が勝つとしたら、菫ちゃんを抜くのか、それとも太一の「たれ」を守るのか。

この流れなら、残念ですが、理音は負けてしまうのかもしれないな・・・

今回、桜沢先生の存在感がなかったので、勝負がつくであろう次首での動向が気になります。



さて、今月からスピンオフ新連載

「ちはやふる」中学生編もスタートしてます!

作画の遠田おとさんは、元の絵柄を見ると末次先生テイストではないのですが、ものすごくがんばって末次先生に寄せられていると思います。
(読手のテープを聞かされた同級生の表情とか・・・)

話の流れは、ほぼ小説の原作に沿ったかたち。

でも絵なので、セーラー服の制服の下だけジャージな千早とか、可愛くて楽しめます。

まだまだ始まったばかりなのでぎこちない点もありますが、応援してます!!


さて次号からはいよいよ「ちはやふる~結び~」新キャストインタビュー開始!
1回目は菫ちゃん役の優希美青さん。

4号連続掲載なので、4人出るとしたら、小泉監督に「新入り」と言われた4人
(菫ちゃん、筑波君、周防名人、オリジナルキャラクターの我妻伊織ちゃん)なのかな?

こちらも楽しみです。


そして11/16発売の「ちはやふる」36巻は、特装版が同時発売。
ミニクリアファイル3種セットつきとのこと(描き下ろしも1枚ある様子)

特装版はDVD以来かな?

最近、「3月のライオン」でもフリクションやらエコバックやらの特装版があるので、ちはやふるでもあるのが嬉しい。
(ちはやふるフリクションもほしいなー)

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No Title

福ら雀さん こんにちは。お邪魔します。

まずは、扉カラーにはあ~。と惚れ惚れと陶酔しております。
スケジュール帳も、表紙アメコミ風。中、ちはやふる感満載のギャップが面白いですね。

さて、準決勝の流れ……
湖面に浮かぶ二艘の舟が、風に翻弄されながらも、船着き場に着いた太一×須藤さん。
結果は太一の勝利。
新の勝利の時は、絵から躍動感を感じたのですが、準決勝(須藤さん戦なのに…)なのか、嵐の前の静けさを表しているのか、そっと停泊されたように思いました。

須藤さんの周防さんへの熱い想いと太一への嫉妬。
彼の剥き出しになる感情が胸熱でギュッと掴まれました。まさに、原田先生のお言葉ではありますが、北央の財産!強欲なリーダーシップを見せてもらい、今後も見せ続けて欲しいです。

で、ですが……ですね。
福ら雀さん!最後の場面どお思われましたか?
「はなの」が送られ、菫ちゃんショックをさせてまでのこした「たき」「たれ」。で、「たき」の取りで最後に残った残ったのは「たれ」。
なのに……一番大事な場面での(泣)最後のページの残り札「たち」……(再度泣)……
編集部さん。確認しなかったんですかねえ…見落としですか…思い込みですか……願望ですか……(再々度泣)

札が違うと……意味や背景が違くなってしまいそうなんですよね…(´;ω;`)
どうでしょうか。
次回は別の意味でのハラハラです。

ちはやふる 中学生編
私、慌てて小説読みました。この時期の3人をどう描くか楽しみです。
個人的には、太一の同級生が気になります。
  • さこめ さん |
  • 2017/10/14 (12:59) |
  • Edit |
  • 返信

Re:No Title

さこめさん、こんばんは!

うわーものすごい大事なコメント頂いてましたね><
ご返信が遅くなり申し訳ありません・・・・!
そしてものすごい気づきをありがとうございました!

ほんとですね、運命戦の最終ページ、「まつとしきかはいまかへりこむ」・・・!
(22号ではさらっと戻ってましたね。)

うーん、これは運命戦の緊迫するシーンなのに、きつい・・・

しかも、この「たち」「たれ」は太一がかるた部に入るか入らないかの時期の、重要ポイントの歌でしたよね。
それが取違いとは・・・とほほです・・・

コミックスでは直してくれることを祈りつつ、ですが。

前も1試合に同じ歌が2回詠まれたりして、修正されていなかったことを思うと、もう時期的に難しいのかもしれませんね・・・
末次先生はストーリーに全力投球なんだから、編集さん、校正さん・・・頑張って!という感じですね(´;ω;`)

そしてさこめさんの仰る通り、太一の勝利は静かな印象でしたね。
そっと停泊、という表現がぴったりで、素敵だなと思いました。

例の賭けがどうなるのかドキドキですが、須藤さんも、断固として賭けに従うのではない「やわらかさ」を、昨年との違いで見せてくれたらなと思います。

そして中学生編!
私も、太一と一緒にかるたをやっていた秀才くんが気になります♪
でも今回みると、原作そのままでもないんですね。
どうなるか、楽しみですね。
  • from 福ら雀 |
  • 2017/11/05 (22:13)

無題

虫眼鏡で確認しました。
  • 真空管 さん |
  • 2017/11/04 (16:49) |
  • Edit |
  • 返信

Re:無題

>虫眼鏡で確認しました。

真空管さん、コメントありがとうございます。
さこめさんのご指摘の件ですよね。
ここは、たしかに誤りですよね・・・修正入るとよいですね、気になります・・・
  • from 福ら雀 |
  • 2017/11/05 (22:14)
  

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