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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

BE・ LOVE 13号 ちはやふる 183首 あらすじ・感想

いきなりですが、娘が関ジャニ∞ファンです。

ニセ明さんという謎のアーティストが提供した曲「今」を、録画してあったMステで一緒に聴きました。

その歌詞が、私感ではありますが、今の太一にぴったりで・・・!
まだ歌詞検索しにくいので、ちょっと載せてみますね。

***

いつまでもここにいたいけれども 旅立つ夢を見てしまったことを
あなたに祈り捧げるよ さよならまたいつか会うまで
夢を見たから胸のなかから手を伸ばし君の肩を叩くから
いつか目の前たどりつけたらくだらないことで笑いあえるかな
未来を創る 今 今 今

風が今強くなる 日が落ちるその前に
君の声思い出したら さあ時に乗る

夢を見たから胸のなかから手を伸ばし君の肩を叩くから
いつか目の前たどりつけたらくだらないことで笑いあえるかな
未来を創る、今 ほら

夢の中から水の底から手を伸ばし君の手のひら繋いだ
いつか目の前たどり着けたら苦い思い出を笑える頃かな
未来を超える

未来を超える 今 今 今
ほら 今 今 今

***

どのあたりが太一っぽいのか、「そう思う!」と思われた方も「全然わからん…」な方もいらっしゃるかと・・・そうしたらすみません(^^;)

私は
夢の中から水の底から手を伸ばし君の手のひら繋いだ
いつか目の前たどり着けたら苦い思い出を笑える頃かな
あたりにぐっときました。

まずはあらすじ、言ってみますね。


***以下、183首のあらすじ&感想(ネタバラシあり)となりますので、ご注意ください。

《 》は感想です***



「一部分だ どんなにかけがえがなくても」

そんな原田先生のモノローグとともに、太一を見つめる太一の母、太一の母を見つける菫ちゃん、という場面で終わった前回。

今回も扉絵はなく、菫ちゃんに気が付いた太一母より。


「あら?あなた――」と声をかけられた菫ちゃんがとった行動は、両手をひろげて後輩を庇うこと?!

その反射的行動に、怒りマークをうかべる太一母、とまどう後輩、あせる菫ちゃん。

ごまかそうとする菫ちゃんに、

「あなた 私の連絡先知ってたわよね
 相変わらず長くて見てられないわ この試合終わったら連絡して
 かるたどころじゃないのよ 連れて帰るわ」

と告げて去る太一母。

《「連れて帰る」という相手の意志を気にしない、幼い子供に対するような言葉が気になります・・・》


「だれですか?あれ」
「花野先輩知ってる人?」
「お母さんだよ 真島先輩の…」
「えっ」
「あっ似てるっ」
「そーいえば似てるっ」

「あら?あそこにあったファミレスが 閉まってる・・・
 ほかにカフェは・・・」

1年前の記憶をもとに時間をつぶせる場所をさがす太一母。

「真島先輩のお母さん!」

そこに走ってきたのは菫ちゃん。

「このへんにはもうカフェとかないです」
(かるた会館周りは、本当に住宅地ですよね・・・)
「えーと茗荷谷のほうにあります。ご案内します。
 私とお茶しましょう!」

と、びっくりな大胆提案・・・

落ちる無言。

「タクシー!」と手をあげた太一母に、

  う・・・やっぱりダメか
  そりゃそうだよね・・・

と肩を落とす菫ちゃん。

ところが、

「どうしたの乗らないの?案内してくれるんじゃないの?」

と意外な回答が。

「どこでもいいからカフェのあるところ・・・
 あ もしかして桜山荘って近いのかしら?桜山荘までお願いします」

  セレブ・・・!!セレブ・・・!
  (菫ちゃんの心の叫び)  

 《椿山荘のある目白と新大塚はそこまで近くはないけど、
  府中からの距離感考えると近いかな》


一方、太一VSエロム先輩は太一が押している。

 くそっ 名前なんだっけ・・・
 こいつだれなんだっけ・・・
 去年の夏 ほんとにこいつと当たったんだっけ

 近くしか見てない
 分かれ札も自陣から行ってる
 敵陣は狙いにない

 守りがるただったっけ?

去年の全国大会団体戦では、B級だった太一のほうが一線ひかれて舐められていたのに、真逆な展開。

 『忘れたころに 狙え』

名人からの教えを忠実に実行する太一に自陣を抜かれ、唸るエロム先輩。

 去年はもっとちゃんとあったんだ
 熱意が
 わかりやすい勝ちへの執念が


一方、太一。


 周防さんから 教わったものを試そう
 
 それ以外はどうでもいい

 名人を目指す人たち相手にできるかやってみよう





会場の外の見学スペースでは、瑞沢の後輩たちが先輩探しておしゃべり。

「ちょっとうるさい」
「あっすみません」

注意したのは猪熊さん。

「大事なところなんだから静かにして アリさんの声で話して」

「アリさんの声・・・」
「あっなんか懐かしい」

《日ごろ子供とずっといると、子どもへの話し方になっちゃう時があるんですよね、猪熊さんらしくてほほえましい・・・》


  残り 桜沢さん7枚
  綾瀬さん 8枚

  このシーン――
  どっちに傾いてもおかしくない

  おかしくない
  私にはそう見える でも
  桜沢さんにも そう見えてる…?


呼吸が乱れてきた桜沢先生。
そこに休止をいれて立ち上がり、ストレッチをする千早。

「失礼しました」と直った千早は、ぴっと伸びた背筋に。

以前、「姿勢を保ちなさい」との千早への注意が、きちんと血肉にされていることに眼をみはる桜沢先生。


  取ってるとわかる

  抑制がきいている

  高音が4オクターブでる歌手が
  2オクターブで歌うような


千早が飛ばし、取りに行った札を、にっこり笑って差し出してくれる原田先生。

その笑顔越しに、

『速く取るのをやめなさい』

そういわれた日を思い出す千早。

《かなり昔の伏線がここに・・・!調べたら、コミックス5巻・第29首でした。
 原田先生は「クイーンになるためのかるた」を教えようとしての言葉でしたが千早は迷走、A級になって初めての大会で、金井桜さん相手にその意味を身をもって知るのでしたよね・・・
 千早、しっかり成長してるんだなあ・・・》

 どうしていいか わからなかったけど
 いまは 力が溜まっていくのがわかる

《ここの千早の瞳、凄みがある・・・!》

 一枚一枚 札に合った取りをすること
 相手が自分を上回った取りをしたらもうしょーがない

桜沢先生も自分に気合を入れる。

 集中

 よく聞いて丁寧に私の取りを
 綾瀬さんが絶好調でも

 この試合 先に0枚にできる

 私の取りを

背筋をのばし、居住まいを正す桜沢先生につられてピシッとする千早。

良い姿勢を血肉にしている・・・ようで、まだまだ・・・

 たくさんのものをもらったけど

 先生じゃない

 私は 生徒じゃない


 1枚を1ミリをともに追う 挑戦者だ


そして――

東京文京区 桜山荘では、太一母VS菫ちゃんの対戦?が・・・


  私これまで
  この世で一番怖いのはパンダ目に気づかないことだったけど
  いまならわかる

  一番怖いのは「笑ってない好きな人のお母さん」

真っ青に震える菫ちゃんでしたが、そう思ったところで、「好きな人の」と自分が思ったことを振り返り・・・頬を染める。

そして何を口にするかと思えば・・・

「お・・・お母様も 学生時代はおモテになられたんでございますでしょうか・・・?」
「は?」
「あっ す すみません だって先輩とお母様そっくりで
 あっでもお父様のほうが似てらっしゃるとかですかね?」
「……太一ってモテるの?」
「そりゃあもう!見てくださいこれ
 バレンタインのときの写真これですよ
 あとなぜかホワイトデーも!
 誕生日は「太一杯」が催されるくらいで
 クリスマスもすごくて」

と立て板の水の菫ちゃん。

それより菫ちゃんのスマホの「♡真島先輩♡」フォルダに言葉もない太一母。

「私もうフラれちゃったんですけど このフォルダは消せなくて」

とさらりという菫ちゃんに、元に戻る太一母。

そこへアフタヌーンティーの三段皿!

椿山荘、もとい桜山荘のアフタヌーンティー、一度だけ行った事がありますが、可愛くて美味しくてすごいんですよね・・・

「キャーッ♡♡写真撮っていいですか写真」
「あーもう若い子はみんなインスタ映えばっか気にして」
「お母様は撮らないんですか」
「撮るわよ」

「どうせ太一の写真もこのケーキの写真みたいなもんなんでしょ」

菫ちゃん、一瞬真顔に。

「お母さんの写真も撮っていいですか?」
「は?なぜ??」
パシャ
「へへ」
とった写真を真島先輩フォルダにいれる菫ちゃん。

「ケーキの写真は自慢したら消しちゃうけど
 先輩のフォルダは もしまちがって消しても 消えない・・・」

「私にとってたぶん この恋が 人生で一番 きれいな恋になるんです」

じわりと潤んだ涙に、パンダ目を気にする菫ちゃんも可愛いです。

真摯な菫ちゃんの表情に、毒気をぬかれる太一母。

 先輩は 自分になりたくてがんばってるんです

去年の菫ちゃんの言葉を思い出し。

「あなたはちゃんと あなたになってるのね・・・」
「え?」
「太一は・・・」
  
  私は・・・

席を立つ太一母に、太一を連れ戻しにいくのかと焦る菫ちゃん。

「待ってください まだです 先輩まだ勝つからまだです ケーキももったいない・・・

 お母さん 邪魔しないで・・・」

「知らないわよ ゆっくり食べれば
 私は私の好きにするわ」

立ち去る太一母に、スコーンをふたりぶん泣きながらほおばる菫ちゃん・・・



食べ過ぎお腹で焦ってかるた会館にかけつけた菫ちゃん。

瑞沢1年に声をかけるも、戻ってきていると思った太一母は戻っていないもよう。

「真島先輩のお母さんは?」
「真島先輩なら勝ちましたよ」
「そうじゃなくて・・・」
「西田先輩も勝ったんですよー北央の人に」
《ヒョロ君、将来の義弟に負けちゃったんですね・・・》
「それどーでもいいし」
「なんだと花野・・・」
「あとは綾瀬先輩が・・・」

指し示す方を見ると。

1-2

次取れなかったら運命戦・・・?!

《札を分けてあるのか、パッと見どちらが2かわからないので、ドキドキしますね・・・
 次をみると桜沢先生が2枚とわかります》

次、何が読まれたのかはわかりませんが、超速で敵陣の札を払った千早が、自らの1枚を送って試合終了。

そのまま熟睡する千早・・・

会場を出た桜沢先生に、お茶やお水を差しだす富士崎部員。

「ありがとう」と手にして一気飲み、その後ペットボトルをベコベコに握りつぶすほど、額に青筋がたつほど、悔しそうな桜沢先生・・・

翠ちゃんを抱っこしなおした猪熊さんが桜沢先生のほうへ。

「今日の桜沢さん 120パーセントだったわね 強かった・・・!」
「仕方ないわ 100パーセントしか出してない綾瀬さんに負けちゃ」
「もっと上げてくわ」
「そうね 私も」
「練習 いつ来る?」
「来週にでも」

《同年代のライバル、大応援です。》

次に会場から出てきたのは理音。

理音はユーミンと運命戦に・・・

「か・・・勝ちました・・・ぎりぎり・・・おなかすいた・・・」

まるでヒョロ君のような人相に様変わりの理音に、さすがの真琴先生も戦慄。

(一方北野先生はユーミンを「おしかった!運命戦はしようがねえ来年はすぐ来るさあなあ」と鼓舞。やはりいい師弟です・・・)

「肉まん君も勝ってるじゃん そんな本気じゃないとか言っといて~」
そう千早に言われ、
「うっせーな普通だよ」
と返す肉まん君。

肉まん君のまなざしの先には、太一。

  勝つ
  できるだけ
  真剣勝負をしてるあいつのそばにいる

ところが・・・

「よろしくね♡」

次の対戦相手は、原田先生・・・

《映画での、原田先生に肩組まれてつれてかれる肉まん君、思い出します・・・》

次の理音は、金井桜さん?

千早は、なんとりりかちゃんとひさしぶりに対戦。

太一は、北央の瀬多百太くんが相手。

肉まん君に負けてしまったヒョロ君は応援団に。

 『うちで一番感じがいいのは百太だあ
  須藤さんに失礼なこと言ったやつ 叩きのめしてこいー!』

太一の瀬多くん感は

  身体がよく動く・・・軽いなー 耳もいい

  いいよな"感じ"のいいやつは

「生れつきと環境です」と言っていた名人を思い出す太一。

  環境はおれだって悪くなかったはずなのに

  なんで 耳 悪くなったのかな

母がキッチンにいるリビングで、中学受験のために、耳にイヤホンをつけて勉強(ヒアリング?BGM?)していた小学生の頃を思い出す太一・・・

そんな太一の瀬多くん対策は。

 ものすごい速さで攻撃されると 防御本能が働いて動けなくなる

『百太の動き止めて 戻って 取った』
太一の動きに驚くヒョロ君。

 どうでもいいと思いながら
 息の根を止めてやる とも思う

たらり、と汗のたれる瀬多くん・・・


そしてとっぷり日も暮れた頃。
ようやっと理音のおにぎりがかるた会館近くに。

道に迷った富士崎1年をかるた会館まで案内したのは、模試帰りの机君とかなちゃん。

おにぎりを食べまくり、3個啓くんが食べてしまった分を足りないといいながら、なんとか復活した理音。

大任を果たした啓くんがほっとして
「つぎ何回戦なんですか?」
と聞くと・・・

「え?」
「準決勝?」

対戦カードは、チョコ千早VSおにぎり理音。

日が暮れて、外が寒くなる11月。

  そういえば真島先輩のお母さんどこへ・・・(菫ちゃん)

  千早ちゃん がんばって 真島部長も
  《まだ部長なかなちゃん♪》

そんな女子に

「女子は中に入ったらいいよ おれらはここで」

と告げ、太一をともに見つめる机君、肉まん君

 真剣勝負をしてるあいつのそばにいる

『とうとう対戦 須藤さんと』

 真島が 苦しかった日を いまを

 いつか笑って話せるとしたら おれと机君だけなんだ



■14号(7/1発売)に続く■



エロムと太一の2回目の対戦、いろいろ真逆で印象的でしたね。


2年:団体戦でこその自分の強さを自覚したばかりの太一、「攻めがるた」
3年:チームもなく、チームTシャツでもなく、個人で参戦している太一、「守りがるた」

「名人を目指す人たち相手にできるかやってみよう」という太一のモノローグ(ふきだし)、一連のふきだしなしのモノローグと不思議なバランスです。

もしかして、これは後から付け足されたネーム・・・?

なんて、妄想かもしれませんが(^^;)

太一の意図は、わざと少しずつ小出しにされている気がします。
そして今回わかったのは、太一はいま迷いないようでいて、「迷っている」ということ。

これまでずっと、「かるたを大好きな人たち」と並びたとう、超えようと思って歯を食いしばって頑張ってきた太一。

千早への恋が動いたこと。
「かるたが好きじゃない」という目を背けていた自分の気持ちに気が付いてしまったこと。
名人のかるたを学べたこと。

等々から、いまは真逆に触れているということなんでしょうか。

肉まん君と机君が、「いまの太一は苦しいんだ」とわかっていること。
そして、「いつか笑い合って話す日が来る」ことを願っていること。

それがもうとても涙腺にきました・・・

太一、引き続き要注意です。


「きれいな恋になるんです」菫ちゃんも可愛かったですね・・・

自分より相手の幸せを願える恋、まるで人魚姫のようで、「菫ちゃんにとって」のみならず、世界でも一番かもしれないほどの、「きれいな恋」だと本当に思います。

だからこそ、次は「菫ちゃんが幸せになる恋」をしてほしい。

呪いの解けた太一が、菫ちゃんに気が付いてくれてもいいな、と思います。
菫ちゃんが一番そうならないことをわかっている気もして切ないし、話の展開として難しいかもですが・・・

さて、次号こそは発売日UPを目指して。

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ご無沙汰しております。そしておじゃまします。

全国大会終了してからの今回までの話まで、正直どう捉えていいかわからず、次を読んでから、次を読んでからとズルズル読み続け、それでもわからず31巻から34巻を読み返し至った感想は…
肉まん君がカッコイイ!
です。(これかーい)

182首を読み終えて、183首では太一×肉まん君を期待しましたが夢と消え、まあ、私の予想なんてこんなもんよ。と思っていたら最後の肉まん君のモノローグ。グッときて、思わず末次先生ありがとう。と思いました。

肉まん君を起点に読んでみると、高1、高2、高3とそれぞれの学年で感じる部活動やカルタへの想いの意味合い違うんだなあと感じます。
特に高3は集大成。己の力を全て出す。そして、残す、託す。そういうものを出した後に、本当の個人の戦い(名人・クイーン戦、受験などなど)に出向くのだと思いました。
我が家の高校生の息子と学校生活や部活、進路、社会など話をしていると、肉まん君の姿が思い浮かびます。
最近の私の一押しは肉まん君です。

最後に願望です。
35巻の表紙は太一でバックの花を金木犀。表紙裏の歌は…「ちいぎりきな~」か「もろともに~」がくれば嬉しいです。
  • さこめ さん |
  • 2017/06/19 (14:49) |
  • Edit |
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