ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
11月5日ツイート 26巻のセリフの解釈について
- 2014/11/17 (Mon) |
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@末次先生のツイートの26巻に「違う風に受け取られているネームがある」が気になる。大筋は変わらないとのことだけど果たして?「ごめんよ」のとこだったら、確かに私は太一だと思ったけど下の娘は千早だといってたなあ。気になるけど次回までカウントダウン、心を鏡のように澄ませて待つべし。
@あっ、「ごめんよ」じゃなくて「うそだよ」だ!ごめんよ、じゃ寅さんみたいー
。出張づかれかのう。仕事しくじらないようにしなきゃ。
でも該当ネーム、具体的に指摘されないままだと、26巻あの展開だから皆気になるところだし、読みの多様性を超えてスーパー解釈も出るかもだから心配ではある
@2巻の「友達でいたいよ」を再確認。最初私は新の台詞かと思いアニメでダメ押しされて末次先生のTweetの内容を知って千早の台詞だとわかったのだけど、確かに千早だ。吹き出しも前と同じだし、流れ的にも。うーむどうして勘違いしたのかと考えてみる。
@思うに、千早の気持ちが響いてほしいという願望がどこかにあったのかな。そしてここは確かに響いたから駆けつける訳で、千早の気持ちであるとともに「友達でいたい」というのは新の気持ちでもある。同じ台詞が複数の気持ちを兼ね得る、というのが、同じ音で違う意味を兼ねる和歌の掛詞とちょっと似てる
@そういう意味では作者の意図をきちんとわかった上なら、深みのある表現なのかも。一方「うそだよ」のほうは、千早の台詞ととる場合は千早の愕然とした表情にかぶって描かれてるからなんだろう。私としては、最初太一の口元が描かれているところ、続いての発話が「千早」「の」とたどたどしいところで
@千早の表情を見て答えがわかり「うそだよ」と否定しようとし、もしかしたら「千早、(うそだよ)」と言おうとしたけれど、「千早」「の」続いて思いが溢れた、というふうに最終的には読んだ。末次先生の仰るネームがここなのかはわからないし、太一なのか千早なのかも明らかにされてる訳じゃない
@でももしここだったら。ここは、千早の台詞ととらえたら、千早の気持ちも太一の気持ちも活きない気が私はする。千早は太一の「好き」を正しく受け止めた上で否定してることに、太一は優しさからか一度逃げようとして、でも逃げずに気持ちを伝えたところだと思うから。
@『源氏物語』始め「読み」の多様性は作品に深みを与えるし、特にミステリでは積極的にミスリードさせて作品を面白くする訳だけど、やっぱり登場人物や作者の気持ちの流れを妨げたり逆流させたりする「読み」は存在否定まで行かなくても多数を占めてはいけないと思う。
@私の「読み」も、作者の意図に反することなら訂正する気満々である。読者全ての読みを統一することは無理だしそういう独裁は作品の魅力を下げる可能性もあるけれど、特に曖昧な場面はメインの読みがちょっとでも拡がって多数になったらいいなと思う。なので、末次先生今回も呟いてくださるとよいな
@あっ、「ごめんよ」じゃなくて「うそだよ」だ!ごめんよ、じゃ寅さんみたいー
。出張づかれかのう。仕事しくじらないようにしなきゃ。
でも該当ネーム、具体的に指摘されないままだと、26巻あの展開だから皆気になるところだし、読みの多様性を超えてスーパー解釈も出るかもだから心配ではある
@2巻の「友達でいたいよ」を再確認。最初私は新の台詞かと思いアニメでダメ押しされて末次先生のTweetの内容を知って千早の台詞だとわかったのだけど、確かに千早だ。吹き出しも前と同じだし、流れ的にも。うーむどうして勘違いしたのかと考えてみる。
@思うに、千早の気持ちが響いてほしいという願望がどこかにあったのかな。そしてここは確かに響いたから駆けつける訳で、千早の気持ちであるとともに「友達でいたい」というのは新の気持ちでもある。同じ台詞が複数の気持ちを兼ね得る、というのが、同じ音で違う意味を兼ねる和歌の掛詞とちょっと似てる
@そういう意味では作者の意図をきちんとわかった上なら、深みのある表現なのかも。一方「うそだよ」のほうは、千早の台詞ととる場合は千早の愕然とした表情にかぶって描かれてるからなんだろう。私としては、最初太一の口元が描かれているところ、続いての発話が「千早」「の」とたどたどしいところで
@千早の表情を見て答えがわかり「うそだよ」と否定しようとし、もしかしたら「千早、(うそだよ)」と言おうとしたけれど、「千早」「の」続いて思いが溢れた、というふうに最終的には読んだ。末次先生の仰るネームがここなのかはわからないし、太一なのか千早なのかも明らかにされてる訳じゃない
@でももしここだったら。ここは、千早の台詞ととらえたら、千早の気持ちも太一の気持ちも活きない気が私はする。千早は太一の「好き」を正しく受け止めた上で否定してることに、太一は優しさからか一度逃げようとして、でも逃げずに気持ちを伝えたところだと思うから。
@『源氏物語』始め「読み」の多様性は作品に深みを与えるし、特にミステリでは積極的にミスリードさせて作品を面白くする訳だけど、やっぱり登場人物や作者の気持ちの流れを妨げたり逆流させたりする「読み」は存在否定まで行かなくても多数を占めてはいけないと思う。
@私の「読み」も、作者の意図に反することなら訂正する気満々である。読者全ての読みを統一することは無理だしそういう独裁は作品の魅力を下げる可能性もあるけれど、特に曖昧な場面はメインの読みがちょっとでも拡がって多数になったらいいなと思う。なので、末次先生今回も呟いてくださるとよいな
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BE LOVE 23号 ちはやふる 139首 あらすじ•感想
- 2014/11/13 (Thu) |
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とうとう、やってきました…!
待ちに待った138首、26巻の続きです。
「クーベルチュール」2巻の早売りを見に行き見つけてしまいました139首。
これをアップ時には発売前のネタバレになります、ご注意ください!
以下、まずは「あらすじ」です。ネタバレOKという方のみ。
①「再開直前プレイバック!!」
第139首がはじまる前に、
「新と太一の公式戦初対決で幕を開けた26巻は、
太一が初めて自分の思いを千早に伝えた巻として、
大きな反響を頂きました。
今号では、その26巻の続きのお話を掲載。
そのまえに、私たちの胸を熱くさせたこれまでのシーンを
振り返ってみたいと思います。
彼らのまっすぐな気持ちを、これからもぜひ見届けてください!」
というメッセージとともに掲載された26巻振り返り1ページ。
私の気になるポイントは、太一の告白に対しての千早の返事がどう描かれているか…。
「千早に自分の思いを打ち明ける」
↓
「でも、千早の心に浮かぶのは、3人で過ごしたあの日の思い出で…?」
↓
「思いを伝えたあと、太一は退部届を提出」
うーーーむ。やはり、千早は太一に「NO」と言ったのだ、ときっぱり判断できない感じです。
さて、本編はどうなるでしょう?
②本編 扉絵はなし。
源重之の絵札。
「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな」
千早モノローグ
『回る 頭の中でぐるぐる回る』
『好きなんだ』
『おまえはおれが 石でできてるとでも思ってんのか』
踏切前で別れるシーンが思い出され・・・
コツ、というペンの音で我に返る千早。
今は、職員室で、新担任の「幸田 美男」先生との進路についての個人面談中。
「まだ進路のことまとまらないのか?」
「高校の教育をめざしたいということだけどな、
最大の動機が「部活動顧問になりたいから」ってーー
正直言ってそんなんで教員がつとまるか?って思うんだ」
気遣わしげに千早たちのほうを見つめる女帝と深作先生。
まっとうなことを言う幸田先生だったが、
「いやーおれもなー先生になってモテてモテて逆に女子生徒怖くなったもん!」という発言に
まゆをしかめる女帝、咳をする深作先生。
進路指導を終え、廊下を歩く千早。
新緑をわたる風も耳に入らげな様子で、どこか儚げだ。
一方、真島邸。
瑞沢高校は成績表が自宅郵送されるらしく、成績表をみて
「太一」
「どうしたのこれ一番じゃないって 3年になって最初のテストで…たるんでるんじゃないの」
と真島母、早速のつっこみ。
「まえから言ってるでしょ あなたはいろいろためこむタイプなんだから
常に息を吐く! 吐ききることに集中してー」
「かるた部 辞めたから 次は大丈夫」
「え」とあっけにとられて固まるお母さん。
悩む女帝。
「かるた部 部長で大黒柱の真島くんが まさか退部なんて…」
「右往左往するあの子たちが目に浮かぶ」
「新入部員も入る時期なのにどうしたら…」
それにひきかえ、部室も部員も落ち着き払っている。
新入部員4人に対し、礼をして挨拶の口火をきったのは菫ちゃん。
「皆さんの指導係の2年花野菫です」
「3年の先輩方は受験もありますし 皆さんの中には初心者の人もいると思うので
基本の指導と説明は私がしていきます」
花野さんがこんなに頼もしく、と感動する女帝。
「私ももう辞めます、って言い出すんじゃないかと思ったのに」
と同じく菫ちゃんを見直すかなちゃん。
「おれらの出る幕ねーじゃん」と、机くん肉まんくん。
太一の机くん肉まんくんへの「相談」は、
「おれが辞めたあともかるた部を頼む 頼む」
という内容だった。
入部希望者は男女2名ずつの4名という好バランス。
そして女子の一人はなんと田丸兄妹の妹、A級の田丸翠。
1年生は別室で、という菫ちゃんに、千早との対戦を希望する翠。
『先輩になって初めてわかる…部をまとめるのってどうやんの?無理じゃない?』
悩む菫。
新入部員の男子1人も、
「平安貴族はどう天パーと向き合ってきたのか 知りたくて…」が
入部希望の、クセモノそうな感じ。
『どうまとめんのこれ』
『先輩… 真島先輩 先輩がいなくなったのが
あの(好きな人に好きって言ってください)結果なら
私が 逃げるわけにいかない」
涙をぬぐう菫ちゃん。
一方、翠と千早の対戦。翠は兄の千早評を思い出しつつ…
『えっ おまえ 瑞沢行くの? えっやばくねえ? おれとの再会フラグ立ってねえ?』
『立ってねえ』
否定する翠。
肉まんくんの翠評は「大物」。
部にとっては大事な戦力だけど、3年が侮られても困る、
まとめていくためにもきれいに叩けよと千早を見つめる。
『だれも なにも 聞けないけれど 部長が辞めて 千早ちゃんがなにも言わないなんて
千早ちゃんとも なにかあったとしか思えないの』
とかなちゃん。
『背骨をなくして どう立てるかわからないけれど 千早ちゃんのかるたが鋭いままなら
かるた部を前に押せる』
音も聞け、軽くきれいに動けてた千早だが、自分の指を見て太一を思い出す。
『千早 の 伸ばしたことのない爪が 好きだ』『好きだ』『好きだ』
『やれねーよ かるた 百枚全部 真っ黒に』
そこへ
「かぜをいたみーー」
の歌。
途端に動けなくなる千早。結果は翠の16枚差の勝利。
「勝っちゃいましたけど 先輩調子でも悪いんですか?」
「あ うん ごめんなさい ちょっと調子・・・」
「あーわかりますわかります 私も乗らないとき言い訳したくなりますー」
と全開の翠(笑)。
ごめんねちょっと、と席をはずす千早。
廊下を歩きながら、新緑の映える窓の前で泣く。
目の前には偶然深作先生。
びくっ、と驚きながらも訴えかける千早。
「先生 か 「かぜをいたみ」の歌…」
「私が 岩だったんです 岩で 粉々に砕いていたんです」
「太一の気持ちを ずっと」
「太一を ずっと」
「風をいたみ」の歌
(風が激しくて いわに打ち当たる波が 自分だけ砕け散るように
私だけが 心も砕けんばかりにあなたを思い悩んでいる)
「百人一首とは すごい物ですねえ 綾瀬さんに比喩を 言葉をくれている」
「春のせいかと思っていた 君の輪郭がずっと ふるふるふるえていたのは」
「君も 砕けそうですよ でも 百人一首がつないで とめていたのかな」
もっていたテキストを落とす先生。拾うふたり。
「でも 先生 私もう かるたが 怖…と 取れないぃぃ」
と泣く千早に、テキストを1冊差し出し、
「学びなさい なんでもいい 学びなさい」
と真摯な、やさしい眼差しで語りかける深作先生。
一方、千早に勝った翠は鼻高々。
1年生4人での下校時、
「1年でレギュラー総取りとかどう?目標」
「私程度でも 実力あったらなるしかないよね 1年生エース!」
とさらに全開。
一方、予備校「慶港ゼミナール」。
予備校に入塾テストに来たらしい太一。
早速女子が近寄ってきて、「こんにちはー♡今日入塾テスト?」と話しかけられる。
選択科目のこと、予備校の施設のことを話しかけられながら、思う太一。
『だれも しない 部活の話なんか かるたの話なんか』
予備校の中を眺め回していると、見知った人影が奥から現れる。
「先生ーここー あたしもー 周防先生ー」
対面する、周防名人と太一。
「あれ」
「君は」
「A級の人?」
そして、2号に続く・・・・
えっ、2号??!
そう、12/27発売の2号です…また1月半生殺し(T T)
でも物語が前向きに動き出した気がするから、前よりは良いのかな?
感想はまた改めて、ですが、
菫ちゃんのいっそうの成長と深作先生のこれまでのポイントポイントに煌めく、先達からの財産である言葉があってこその今日の名シーンに、心がしびれます。
そしてキターーーー!が2つ、田丸妹と周防名人。
周防名人はやっぱり来た!という感じでしたが、田丸妹は想定外。
みちつくゆら様がそんな想定をされていたなあとゆら様の洞察力に脱帽です。
そして太一の「吐ききって吸う」(12巻第68首で千早が回想していた)は、
お母さんからの教えだったんだなと。
やっぱり、太一母はいろいろ思うところはあるけれど、
太一の強いところを作ってきたのは確かで、
今回のかるた部退部への反応も含めやっぱり愛すべきキャラだなあと思いました。
そして…。
あれこれあれこれあれこれ考えてきて、またこれからも考えてしまうとは思うのですが、
恋愛脳だったのは私だったなあと。
千早は、新に頼ることなく、ちゃんと自分のちからで、百人一首のちからを借りて、
立ち上がろうとしている。
多分、ただ楽しくて好きでやっていたこれまでより、この試練を乗り越えて
もっと選手としても人間としても強く大きくなるはず。
これでこそ「ちはやふる」。も、全力応援です。
そしてやっぱり机くんと肉まんくんは太一の退部をあらかじめ知ってましたねー
でもかなちゃんと菫ちゃんはうすうす察していて、でも聞かずに様子を見ているのに対し、
多分机くんと肉まんくんはまだ「あんぽんたん」のままっぽく…?
そこがある意味救いではあります。
そして、千早の太一への想い。
1組と9組という端と端、しかも理系と文系だから授業かぶりもあまりなさそうで、学校生活ではそれほど接点がなさそう。
そんななか、これまでずっと太一の気持ちを砕き続けていた、と自分を責める千早に切なくなります。
そこで、恋愛脳の私としては(苦笑)また考えてしまうわけです。
千早の太一に対する想いは、告白を経て恋に近づいたのか、それとも?
まだまだ考えないと自分なりの結論も出せないのですが、
ひとつ、思ったのは、千早は太一との別離を受け入れている、ということでした。
何かに似てる、と思い出したのは小野不由美の『十二国記』の次のくだり。
ーー
(でももう、ぼくは二度とうちには帰れない。)
涙がこぼれた。
それは郷愁ではなく、愛惜だった。
彼はすでに、別離を受け入れてしまっていた。
ーー
悲しむし、泣くけれども、これまで傷つけてきた太一を、
退部は嫌と泣き縋ることでさらに傷つけたから
もうこれ以上傷つけまいと心決めているからなのか、
太一を呼び戻そう、呼び戻したいという思いは今は千早の中にはなく、
別離を受け入れているのだと感じました。
でも別離を受け入れることで、これ以上後ろは見られない、前を向くしかないから、
リスタートになるわけです。
「砕き続けていた」と思うことも、
単に太一の思いに気が付かなかったことを指しているのか、
それともずっと新のことを思い続けていて応えられないことを指しているのか…
まだまだ、ここではなんとも言えない感じです。
でも田丸妹にこれ以上好き勝手させるわけにはいかん!でしょうし、
周防名人も出ていて、かるた方面に話が動き出した(かもしれない?)ことは素直に嬉しい。
太一も回想が多くてモノローグもひとつしかなく、まだまだ心情は推し量れない感じです。
その一方で、新・・・・
個人的には、新の「あ」の字の存在がないのが非常に寂しい・・・・・・
次回、来るかなあ、この間みたいな急遽な福井&新ターン。
「滉」なる人物の性別もわからないままだし…次回こそぜひ!
1ヶ月半、また長いなあ・・・
待ちに待った138首、26巻の続きです。
「クーベルチュール」2巻の早売りを見に行き見つけてしまいました139首。
これをアップ時には発売前のネタバレになります、ご注意ください!
以下、まずは「あらすじ」です。ネタバレOKという方のみ。
①「再開直前プレイバック!!」
第139首がはじまる前に、
「新と太一の公式戦初対決で幕を開けた26巻は、
太一が初めて自分の思いを千早に伝えた巻として、
大きな反響を頂きました。
今号では、その26巻の続きのお話を掲載。
そのまえに、私たちの胸を熱くさせたこれまでのシーンを
振り返ってみたいと思います。
彼らのまっすぐな気持ちを、これからもぜひ見届けてください!」
というメッセージとともに掲載された26巻振り返り1ページ。
私の気になるポイントは、太一の告白に対しての千早の返事がどう描かれているか…。
「千早に自分の思いを打ち明ける」
↓
「でも、千早の心に浮かぶのは、3人で過ごしたあの日の思い出で…?」
↓
「思いを伝えたあと、太一は退部届を提出」
うーーーむ。やはり、千早は太一に「NO」と言ったのだ、ときっぱり判断できない感じです。
さて、本編はどうなるでしょう?
②本編 扉絵はなし。
源重之の絵札。
「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな」
千早モノローグ
『回る 頭の中でぐるぐる回る』
『好きなんだ』
『おまえはおれが 石でできてるとでも思ってんのか』
踏切前で別れるシーンが思い出され・・・
コツ、というペンの音で我に返る千早。
今は、職員室で、新担任の「幸田 美男」先生との進路についての個人面談中。
「まだ進路のことまとまらないのか?」
「高校の教育をめざしたいということだけどな、
最大の動機が「部活動顧問になりたいから」ってーー
正直言ってそんなんで教員がつとまるか?って思うんだ」
気遣わしげに千早たちのほうを見つめる女帝と深作先生。
まっとうなことを言う幸田先生だったが、
「いやーおれもなー先生になってモテてモテて逆に女子生徒怖くなったもん!」という発言に
まゆをしかめる女帝、咳をする深作先生。
進路指導を終え、廊下を歩く千早。
新緑をわたる風も耳に入らげな様子で、どこか儚げだ。
一方、真島邸。
瑞沢高校は成績表が自宅郵送されるらしく、成績表をみて
「太一」
「どうしたのこれ一番じゃないって 3年になって最初のテストで…たるんでるんじゃないの」
と真島母、早速のつっこみ。
「まえから言ってるでしょ あなたはいろいろためこむタイプなんだから
常に息を吐く! 吐ききることに集中してー」
「かるた部 辞めたから 次は大丈夫」
「え」とあっけにとられて固まるお母さん。
悩む女帝。
「かるた部 部長で大黒柱の真島くんが まさか退部なんて…」
「右往左往するあの子たちが目に浮かぶ」
「新入部員も入る時期なのにどうしたら…」
それにひきかえ、部室も部員も落ち着き払っている。
新入部員4人に対し、礼をして挨拶の口火をきったのは菫ちゃん。
「皆さんの指導係の2年花野菫です」
「3年の先輩方は受験もありますし 皆さんの中には初心者の人もいると思うので
基本の指導と説明は私がしていきます」
花野さんがこんなに頼もしく、と感動する女帝。
「私ももう辞めます、って言い出すんじゃないかと思ったのに」
と同じく菫ちゃんを見直すかなちゃん。
「おれらの出る幕ねーじゃん」と、机くん肉まんくん。
太一の机くん肉まんくんへの「相談」は、
「おれが辞めたあともかるた部を頼む 頼む」
という内容だった。
入部希望者は男女2名ずつの4名という好バランス。
そして女子の一人はなんと田丸兄妹の妹、A級の田丸翠。
1年生は別室で、という菫ちゃんに、千早との対戦を希望する翠。
『先輩になって初めてわかる…部をまとめるのってどうやんの?無理じゃない?』
悩む菫。
新入部員の男子1人も、
「平安貴族はどう天パーと向き合ってきたのか 知りたくて…」が
入部希望の、クセモノそうな感じ。
『どうまとめんのこれ』
『先輩… 真島先輩 先輩がいなくなったのが
あの(好きな人に好きって言ってください)結果なら
私が 逃げるわけにいかない」
涙をぬぐう菫ちゃん。
一方、翠と千早の対戦。翠は兄の千早評を思い出しつつ…
『えっ おまえ 瑞沢行くの? えっやばくねえ? おれとの再会フラグ立ってねえ?』
『立ってねえ』
否定する翠。
肉まんくんの翠評は「大物」。
部にとっては大事な戦力だけど、3年が侮られても困る、
まとめていくためにもきれいに叩けよと千早を見つめる。
『だれも なにも 聞けないけれど 部長が辞めて 千早ちゃんがなにも言わないなんて
千早ちゃんとも なにかあったとしか思えないの』
とかなちゃん。
『背骨をなくして どう立てるかわからないけれど 千早ちゃんのかるたが鋭いままなら
かるた部を前に押せる』
音も聞け、軽くきれいに動けてた千早だが、自分の指を見て太一を思い出す。
『千早 の 伸ばしたことのない爪が 好きだ』『好きだ』『好きだ』
『やれねーよ かるた 百枚全部 真っ黒に』
そこへ
「かぜをいたみーー」
の歌。
途端に動けなくなる千早。結果は翠の16枚差の勝利。
「勝っちゃいましたけど 先輩調子でも悪いんですか?」
「あ うん ごめんなさい ちょっと調子・・・」
「あーわかりますわかります 私も乗らないとき言い訳したくなりますー」
と全開の翠(笑)。
ごめんねちょっと、と席をはずす千早。
廊下を歩きながら、新緑の映える窓の前で泣く。
目の前には偶然深作先生。
びくっ、と驚きながらも訴えかける千早。
「先生 か 「かぜをいたみ」の歌…」
「私が 岩だったんです 岩で 粉々に砕いていたんです」
「太一の気持ちを ずっと」
「太一を ずっと」
「風をいたみ」の歌
(風が激しくて いわに打ち当たる波が 自分だけ砕け散るように
私だけが 心も砕けんばかりにあなたを思い悩んでいる)
「百人一首とは すごい物ですねえ 綾瀬さんに比喩を 言葉をくれている」
「春のせいかと思っていた 君の輪郭がずっと ふるふるふるえていたのは」
「君も 砕けそうですよ でも 百人一首がつないで とめていたのかな」
もっていたテキストを落とす先生。拾うふたり。
「でも 先生 私もう かるたが 怖…と 取れないぃぃ」
と泣く千早に、テキストを1冊差し出し、
「学びなさい なんでもいい 学びなさい」
と真摯な、やさしい眼差しで語りかける深作先生。
一方、千早に勝った翠は鼻高々。
1年生4人での下校時、
「1年でレギュラー総取りとかどう?目標」
「私程度でも 実力あったらなるしかないよね 1年生エース!」
とさらに全開。
一方、予備校「慶港ゼミナール」。
予備校に入塾テストに来たらしい太一。
早速女子が近寄ってきて、「こんにちはー♡今日入塾テスト?」と話しかけられる。
選択科目のこと、予備校の施設のことを話しかけられながら、思う太一。
『だれも しない 部活の話なんか かるたの話なんか』
予備校の中を眺め回していると、見知った人影が奥から現れる。
「先生ーここー あたしもー 周防先生ー」
対面する、周防名人と太一。
「あれ」
「君は」
「A級の人?」
そして、2号に続く・・・・
えっ、2号??!
そう、12/27発売の2号です…また1月半生殺し(T T)
でも物語が前向きに動き出した気がするから、前よりは良いのかな?
感想はまた改めて、ですが、
菫ちゃんのいっそうの成長と深作先生のこれまでのポイントポイントに煌めく、先達からの財産である言葉があってこその今日の名シーンに、心がしびれます。
そしてキターーーー!が2つ、田丸妹と周防名人。
周防名人はやっぱり来た!という感じでしたが、田丸妹は想定外。
みちつくゆら様がそんな想定をされていたなあとゆら様の洞察力に脱帽です。
そして太一の「吐ききって吸う」(12巻第68首で千早が回想していた)は、
お母さんからの教えだったんだなと。
やっぱり、太一母はいろいろ思うところはあるけれど、
太一の強いところを作ってきたのは確かで、
今回のかるた部退部への反応も含めやっぱり愛すべきキャラだなあと思いました。
そして…。
あれこれあれこれあれこれ考えてきて、またこれからも考えてしまうとは思うのですが、
恋愛脳だったのは私だったなあと。
千早は、新に頼ることなく、ちゃんと自分のちからで、百人一首のちからを借りて、
立ち上がろうとしている。
多分、ただ楽しくて好きでやっていたこれまでより、この試練を乗り越えて
もっと選手としても人間としても強く大きくなるはず。
これでこそ「ちはやふる」。も、全力応援です。
そしてやっぱり机くんと肉まんくんは太一の退部をあらかじめ知ってましたねー
でもかなちゃんと菫ちゃんはうすうす察していて、でも聞かずに様子を見ているのに対し、
多分机くんと肉まんくんはまだ「あんぽんたん」のままっぽく…?
そこがある意味救いではあります。
そして、千早の太一への想い。
1組と9組という端と端、しかも理系と文系だから授業かぶりもあまりなさそうで、学校生活ではそれほど接点がなさそう。
そんななか、これまでずっと太一の気持ちを砕き続けていた、と自分を責める千早に切なくなります。
そこで、恋愛脳の私としては(苦笑)また考えてしまうわけです。
千早の太一に対する想いは、告白を経て恋に近づいたのか、それとも?
まだまだ考えないと自分なりの結論も出せないのですが、
ひとつ、思ったのは、千早は太一との別離を受け入れている、ということでした。
何かに似てる、と思い出したのは小野不由美の『十二国記』の次のくだり。
ーー
(でももう、ぼくは二度とうちには帰れない。)
涙がこぼれた。
それは郷愁ではなく、愛惜だった。
彼はすでに、別離を受け入れてしまっていた。
ーー
悲しむし、泣くけれども、これまで傷つけてきた太一を、
退部は嫌と泣き縋ることでさらに傷つけたから
もうこれ以上傷つけまいと心決めているからなのか、
太一を呼び戻そう、呼び戻したいという思いは今は千早の中にはなく、
別離を受け入れているのだと感じました。
でも別離を受け入れることで、これ以上後ろは見られない、前を向くしかないから、
リスタートになるわけです。
「砕き続けていた」と思うことも、
単に太一の思いに気が付かなかったことを指しているのか、
それともずっと新のことを思い続けていて応えられないことを指しているのか…
まだまだ、ここではなんとも言えない感じです。
でも田丸妹にこれ以上好き勝手させるわけにはいかん!でしょうし、
周防名人も出ていて、かるた方面に話が動き出した(かもしれない?)ことは素直に嬉しい。
太一も回想が多くてモノローグもひとつしかなく、まだまだ心情は推し量れない感じです。
その一方で、新・・・・
個人的には、新の「あ」の字の存在がないのが非常に寂しい・・・・・・
次回、来るかなあ、この間みたいな急遽な福井&新ターン。
「滉」なる人物の性別もわからないままだし…次回こそぜひ!
1ヶ月半、また長いなあ・・・
BELOVE22号 ちはやふるは休載ですが…?
- 2014/10/31 (Fri) |
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BELOVE22号、イシュタルの娘が気になって購入。
気になる次号予告。
「太一のいない瑞沢高校かるた部で、千早は────!?」
「前回、札が全部真っ黒に見えるという言葉を残して、千早のもとを去った太一。二人の関係はどうなる!?そして太一は百人一首から本当に離れてしまうの!?」
告白された時の散る桜と千早の顔、138首最後の踏切のシーンが載っていました。
個人的には、あれだけ激動なラブ展開のあと、限られた文字数のコメントのなかで、百人一首に触れてくれてて嬉しいなと。かるた展開来て欲しいなー
そして中のページでも、
「末次由紀作品2カ月連続刊行記念!」
として
「かるたとチョコレートの深い関係」
という特集2ページが。なつかしい2巻のチョコシーン?も載ってるー
あとで熟読してみたいと思います!
気になる次号予告。
「太一のいない瑞沢高校かるた部で、千早は────!?」
「前回、札が全部真っ黒に見えるという言葉を残して、千早のもとを去った太一。二人の関係はどうなる!?そして太一は百人一首から本当に離れてしまうの!?」
告白された時の散る桜と千早の顔、138首最後の踏切のシーンが載っていました。
個人的には、あれだけ激動なラブ展開のあと、限られた文字数のコメントのなかで、百人一首に触れてくれてて嬉しいなと。かるた展開来て欲しいなー
そして中のページでも、
「末次由紀作品2カ月連続刊行記念!」
として
「かるたとチョコレートの深い関係」
という特集2ページが。なつかしい2巻のチョコシーン?も載ってるー
あとで熟読してみたいと思います!
太一が専任読手になる夢をみた
- 2014/10/31 (Fri) |
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明け方なんとなくうつらうつらとしていて、太一が専任読手さんになる夢?を見た…。夢のなかに追いかけてくるほど「ちはやふる」のことを考えていたのだな、私…。
その後起きて覚醒した頭で、「なーに考えてるんだ私は、ははは」と最初笑い飛ばしたけれど、考えてみると…。
卒業式の日の、千早と新の対戦での読手は太一。
かるた部で百首全部暗記して読んでたし、太一にとって大学でセンパイになるかもしれない須藤先輩も読手してたし、太一が惹かれた「ミスさせるかるた」の周防先輩も読手さんと深く関わりがあるし……。
原田先生と北野先生と専任読手の牧野美登里さんのビミョーな?三角関係(北野先生からの一方通行説もありますが)も、深読みすると何かを示唆しているような…?!
原田先生vs.新の東西戦で
「どんなに味方がいても
どんな師を持っていても
最後の 最後は」
「最後の 最後は 一人
ちがう かるたにおいては 読手と二人」
というのも、もしや…??!
おそらく最後のクライマックスの方に大事にとって置かれている千早vs.新の試合。
その読手が太一だったら、3人が大好きな私はものすごくゴゴゴゴと燃えるのですが…!
と、なんだか頭の片隅にひっかかむてしまいました。
そして私の妄想では、「ちはやふる」最初のかるた対決である千早vs.新は新の勝ち、最後のかるた対決になるかも?な千早vs.新は主人公千早の勝ちになるといいなあと思っているのですが、千早のそばに「かるたでは読手とふたり」な太一と、敗れても微笑む新がいたら、最高だなあ…!なんて。
夢、見過ぎ…!あはは。
でも師を持たず、弟子も持っていない周防さんが、兼子さんの言う「ひとかどの人物」に名実ともになった!といえるのはこれからな気もします。
そしてそれには自分が師となり人を育てる道に進んだらいいんじゃないかと思うし、そうすると、病気の進行も気になるなか、後継者の候補としては太一はいると思うので、「ミスさせるカルター」になるかもしれない?太一も楽しみなんですよねー
何にしても、次号までようやっと、あと半月…!
11/15が早く来ないかな。
その後起きて覚醒した頭で、「なーに考えてるんだ私は、ははは」と最初笑い飛ばしたけれど、考えてみると…。
卒業式の日の、千早と新の対戦での読手は太一。
かるた部で百首全部暗記して読んでたし、太一にとって大学でセンパイになるかもしれない須藤先輩も読手してたし、太一が惹かれた「ミスさせるかるた」の周防先輩も読手さんと深く関わりがあるし……。
原田先生と北野先生と専任読手の牧野美登里さんのビミョーな?三角関係(北野先生からの一方通行説もありますが)も、深読みすると何かを示唆しているような…?!
原田先生vs.新の東西戦で
「どんなに味方がいても
どんな師を持っていても
最後の 最後は」
「最後の 最後は 一人
ちがう かるたにおいては 読手と二人」
というのも、もしや…??!
おそらく最後のクライマックスの方に大事にとって置かれている千早vs.新の試合。
その読手が太一だったら、3人が大好きな私はものすごくゴゴゴゴと燃えるのですが…!
と、なんだか頭の片隅にひっかかむてしまいました。
そして私の妄想では、「ちはやふる」最初のかるた対決である千早vs.新は新の勝ち、最後のかるた対決になるかも?な千早vs.新は主人公千早の勝ちになるといいなあと思っているのですが、千早のそばに「かるたでは読手とふたり」な太一と、敗れても微笑む新がいたら、最高だなあ…!なんて。
夢、見過ぎ…!あはは。
でも師を持たず、弟子も持っていない周防さんが、兼子さんの言う「ひとかどの人物」に名実ともになった!といえるのはこれからな気もします。
そしてそれには自分が師となり人を育てる道に進んだらいいんじゃないかと思うし、そうすると、病気の進行も気になるなか、後継者の候補としては太一はいると思うので、「ミスさせるカルター」になるかもしれない?太一も楽しみなんですよねー
何にしても、次号までようやっと、あと半月…!
11/15が早く来ないかな。
ちはやふる 138首から約1ヶ月
- 2014/10/28 (Tue) |
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まだまだ考えてます「ちはやふる」のこれまでと、これから。
あのショックからひと月立って、あらためて、138首の波及力のすさまじさを痛感。
もし「この26巻の続きはいま発売してるBeLOVEで読めます」式だったら、続きが気になる読者がBeLOVEに押し寄せて、話題性とか売り上げとか狙い放題だったかもしれない。
でもそこで敢えて休載をひと月半入れることにより、読者は衝撃や混乱から少しは立ち直れる。続きが出る頃には、太一が千早がだけじゃなく、「ちはやふる」というストーリーの続きを偏らず見つめることができそうな気がする。
すごく良心的だと思うし、それだけ太一の衝撃的行動にも配慮がされているのかなと思う。
だからこそ、自力で立ち直れよ、太一ー!
以下、10/19Twitterでつぶやいた内容です。
◎あらためて今日、太一の背中を張って喝をいれたくなった。思い入れとか特にないフツー読者のうちのだんなが「ちはやふる」26巻を読んで、すぱっと「太一フられたな」と言った。私は千早の「ごめん」の意味やふきだし2個問題をきなきな考えていたというのに…!
◎今後の展開はどうあれ、やっぱり曇りのない?眼で見ると太一はNOと言われたのかもしれない、少なくとも太一本人はNOと言われたと思ってる訳で。で、その真偽はとにかくとして、退部届には「受験に専念」と書いたという事実がある。そしたらどーして千早にもそれで通さなかったのか!
◎千早は「退部は嫌」と言ってるので、太一のかるたへの情熱は疑ってなくて、かるたやめるとまでは思ってなかったかも。そんな相手に、一気にかるたへの情熱を否定するようなことを告げると同時にそれが千早のせいだというような行動をするとは。
◎小学生の眼鏡事件の時は試合後に一度自主的に返そうとしたし、返す時も「拾った」とごまかさなかったし、何より子供にとって母親のあのプレッシャーはなと情状酌量の余地があったけど。今回は言い訳の余地なし。受験でという建前ならそれを貫け!しかも大切な人をその人の大切な物ごと傷つけるな!
◎そして振り返れば、太一がかるた始めたのも新への対抗意識があってだしかるた会に入ったのも自分が嬉しかったからだしかるた部作ったのも千早応援とはいえ自分で「やろう」と決めたことだ。太一にとって千早=かるたが100%一致じゃないのに。実際かるたで自分自身いっぱい成長したのに。
◎かるた部の皆からの信頼もそう。これまで積み上げてきたもの、青春かけてきたものをぜーんぶ自分から投げ捨てようとするなんて。しっかりしろ目ぇ覚ませ!と。これできっぱりかるたとも千早とも縁を切って受験に邁進できるならそれはそれで千早の成長には不可欠だったんだエピソードになるかもだけど
◎きっとそうはならずかるたに帰ってくるんだろうと思う。そしたら復帰への道はこれまで以上にイバラの道だ。それをくぐり抜けてもかるたやりたい!という太一なら、これまで応援してきたと同じに応援してやまない。でもとりあえず、ホントにその背中、ぶっ叩いて喝をいれたい。
以上。
月日がたち、
だんだんと冷静さを取り戻すとともに、ホントここが正念場だぞ太一、と固唾を飲んで見守る気持ちになりつつあります。
振り返れば、これまでで一番の太一のかるた的ピークは、高2の高校選手権から、吉野会大会決勝あたり。
吉野会大会では、「一番太一の心が近くにあった」と千早も後で言っていましたね。
吉野会大会の太一は、新の目の前で新の兄弟子の村尾さんを下すという「強さ」を見せていました。
新をじりじりさせるくらいに。
けれど千早に負けた時。
拳を震わせて、顔が見えない位にうつむいていた太一。
流れるのは汗…もしかしたら涙?
この後の新の宣戦布告も、この後の太一の落ち込みに影響大だとは思いますが、その前ですでに太一は千早に負けたことを、ただ「負けた」こと以上に重く受け止めていたと思うのです。水道を出しっ放しにするくらいに。
考えたら同会で同じ学校で、太一が公式戦で千早に当たる機会は、ものすごくものすごく少ない。
吉野会大会での対戦は、まさに千載一遇の機会だったはず。
団体戦で日本一、個人戦でB級優勝し、富士崎でも鍛えて全勝して絶好調のさなかの発言が、「この秋は 右手のお前に 公式戦で勝つ」でしたから、千早に勝てば何かを変えられる、と思ってたのかもしれません。
千早はといえば、高校選手権の新vs詩暢を見て「あの情熱を受けて立てるようになりたい」と思い、新への「一生好き」も自覚し、「恋バナ」として新のことを話したりしているタイミング。
ずっとそばにいるから、千早の大きな変化と、その変化の裏にいる新の存在に、太一は漠然とでも気づいてたのかも。
そして受験の3年までのカウントダウンも始まりつつあり…
もしかしたら太一は、残された時間の少ないなか、公式戦=吉野会大会で千早に勝つことで今の悪い流れを一度断ち切りたかったのかもしれない、と思います。
その後修学旅行をパスして予選に出たことも、予選で、まるで何かに追われるように「早く」「次の試合」と次を求めていたのも。
千早が新への恋心を自覚し、新も吉野会大会でなんとなく自覚し(その後「千早も太一も友達や なんであんなこと思った?」と思うあたりまだほんのりですが)、じりじり三角形のふたつの角が近づいていくなかでの、太一の焦り、危機感からなのかもしれません。
富士崎合宿のとき、
「私はきっとまだなんにもわかっていないんだ 太一のことさえも」
と思っていた千早。
でも逆に言えば、それまでは「よくわかってる」と思ってたということ。
千早が、抜け駆け、と驚き、いつもいつも1人でどうして、太一はなんで、と太一の気持ちがわからなくなるのもこの辺りから。
周防名人に嫌悪感を感じてしまう千早、惹かれる太一。
原田先生との対戦で新に助言する千早、咎める太一。
新からの告白を受ける千早、周防名人に彼氏ですと虚勢をはる太一。
千早が「太一の心がいちばん近くにある」と思った吉野会大会が、ふたりの気持ちがすれ違っていく始めだった、というのが、本当によく練られているなと思います。
そして、すれ違ってきていることを、感じとれない太一ではない。
名人戦クイーン戦観戦の合間、いつもはふたり一緒にいることが多いのに千早の単独行動が多かったこと。
周防名人の運命戦での「ひっかけ」に、真っ黒になった千早が「外の空気吸ってくる」と出たときに追えなかったこと。
周防名人が引退発言をするとき、意を決して何かをしようと立ち上がった千早と、それをとどめる新。
そしてその後の新の行動を見た千早の表情を見れば、千早も同じことをしようとしたことがわかったはず。その取り残され感。
すれ違いと時間のなさから来る、焦り、危機感のせいか、太一の思考がだんだん近視眼的というか、硬直化してしまってきているような気がします。
千早は、一度マイナスの評価をしても、ずっとそれに囚われることがない。
実際、周防名人に嫌悪感を抱いていた千早ですが、嫌い一辺倒ではなく、名人が礼を尽くして原田先生と戦う姿を見て、新と同じく「このまま引退させるのではなく、正々堂々と戦って倒したい相手」として認識を変えています。
新は、「5歳児にも手加減しない」という言葉に象徴されるように、相手が誰だとかそういうことには囚われない。
太一のことを見下していたのだろうか、と自分の心の闇に一度囚われても、恥ずかしくてもたいしたことなくても逃げない、と呑み込んでいます。
けれど太一は、物語が進むほどに刷り込みみたいに、AとなったらAしかない、と固まって=居着いてしまっているような気がする。
気負ったらダメ、「新と当たって気負わずにいる自信がない」と思って、自分を気負わせてしまったり。
かるたに勝てないと、自分のなりたい自分になれないように思ったり。
太一杯開催や菫ちゃんの応援、坪口さんの「新の話が聞きたかったんじゃなくてまつげ君のことを心配してるんだよ」発言からなのか、千早が新より自分を見てる、と思ったり?
(ここは自信ないですが、ごめん、と言われた後の傷つきようを見ると、心のどこかではそう思ってたんじゃないかなあと)
千早を好きだけど、好きになれないところもあると思ったり。
千早に振られたから、かるたもできないと思ったり。
生きて行くうえでは、ひとつの考えに居着くのではなくそこを超えて、相反する気持ち双方をうまくミックスさせて適宜折り合って行くのが大事なんだと思います。
そういう意味では、新は太一にとっていちばん矛盾のかたまりな存在。
戻って来て欲しくないけど戻ってきたら嬉しい。
会いたくないけど、貰って嬉しい言葉をくれる。
敵だと思ってるけど、はじめてのチーム。
太一は新と折り合うことができたら、他のことも折り合えて上手くいくのでは……。
本人ものすごくキツイかもしれませんが、自分の卑怯さから逃げずに、ちゃんと見つめる目を持ってた訳なのだから、太一ならできるはず。
これまで独り言みたいに敵だよ、とつぶやいたり、「ちは」の札に託すことで逃げてたけれど、取り返しのつかないことをした今ここで、もう開き直って、正面切っての感情のぶつかり合いをしてほしいと思います。
かといって、「ちはやふる」で、恋愛的にドロドロしたところや、太一の落ち込みようをこれ以上描いて欲しいわけではないのでした……。恋愛でもドロドロはもう満腹、ベタでも「一生懸命っていいな」と思えるような、これまでの「ちはやふる」的な元気がでる展開を希望!
だから、がんばりは行間から滲み出るような感じで太一よろしく^^;がんばれ太一!
奇しくも太一が不在のBeLOVE21号の他の漫画で、こんなメッセージが。
【勘違いするなよ尚子
人を好きになるっちゅうことは
幸せなことばい
そうだ…
人を恋うることは…
自分が幸せなことなんだ…
報われようと 報われまいと
人を恋うること…心は
自分に与えられた愛なのだ…】
『生徒諸君!最終章•旅立ち』
【真利亜 石は私に教えてくれたの
本当の愛は相手の幸せを願うことだと
恋や愛は魔法と同じ
ふたりの心が重なるのは奇跡と同じ
自分の思いが届かなくても
相手の幸せを祈るものなの】
『SUPER G』
叶わないからって、投げ出さない。
好きになれないからって、嫌いにならない。
自分の心の持ちようですべては変わる。
☆補足のような蛇足☆
太一の名前の由来が気になって、「太一 由来」でググってみました(笑)
wikiによると、
【太一は以下のものを指す。どれも同一視されることが多い。
太極(たいち)
北極星
大日如来
天照大神】
だそーです…!!
なんかすごい、太一!
北極星というとつい冬のソナタを思い出します。
“山で道に迷ったら、まずポラリスを探すんだ”
チュンサン…。太一も道に迷ってるよ…。
北極星はブレない。
この子もブレない人(ちはやふる人?)になってほしい…だから、太一。
という名付けの由来だったら良いなあ。
そしてご都合主義かもですが、太一のお母さんが名付けの由来を思い返して、
「あんなに反対してもやってたかるたじゃないの!ブレずにやったらどうなの??!」
とか叱りつけたら惚れる。
妄想ですけどねー、でも、悪いことしても、悪人というか、人の気分を害する人かほとんどいないのが「ちはやふる」で私の好きなところなので、そんなスッキリ展開を望んでやまない!
あのショックからひと月立って、あらためて、138首の波及力のすさまじさを痛感。
もし「この26巻の続きはいま発売してるBeLOVEで読めます」式だったら、続きが気になる読者がBeLOVEに押し寄せて、話題性とか売り上げとか狙い放題だったかもしれない。
でもそこで敢えて休載をひと月半入れることにより、読者は衝撃や混乱から少しは立ち直れる。続きが出る頃には、太一が千早がだけじゃなく、「ちはやふる」というストーリーの続きを偏らず見つめることができそうな気がする。
すごく良心的だと思うし、それだけ太一の衝撃的行動にも配慮がされているのかなと思う。
だからこそ、自力で立ち直れよ、太一ー!
以下、10/19Twitterでつぶやいた内容です。
◎あらためて今日、太一の背中を張って喝をいれたくなった。思い入れとか特にないフツー読者のうちのだんなが「ちはやふる」26巻を読んで、すぱっと「太一フられたな」と言った。私は千早の「ごめん」の意味やふきだし2個問題をきなきな考えていたというのに…!
◎今後の展開はどうあれ、やっぱり曇りのない?眼で見ると太一はNOと言われたのかもしれない、少なくとも太一本人はNOと言われたと思ってる訳で。で、その真偽はとにかくとして、退部届には「受験に専念」と書いたという事実がある。そしたらどーして千早にもそれで通さなかったのか!
◎千早は「退部は嫌」と言ってるので、太一のかるたへの情熱は疑ってなくて、かるたやめるとまでは思ってなかったかも。そんな相手に、一気にかるたへの情熱を否定するようなことを告げると同時にそれが千早のせいだというような行動をするとは。
◎小学生の眼鏡事件の時は試合後に一度自主的に返そうとしたし、返す時も「拾った」とごまかさなかったし、何より子供にとって母親のあのプレッシャーはなと情状酌量の余地があったけど。今回は言い訳の余地なし。受験でという建前ならそれを貫け!しかも大切な人をその人の大切な物ごと傷つけるな!
◎そして振り返れば、太一がかるた始めたのも新への対抗意識があってだしかるた会に入ったのも自分が嬉しかったからだしかるた部作ったのも千早応援とはいえ自分で「やろう」と決めたことだ。太一にとって千早=かるたが100%一致じゃないのに。実際かるたで自分自身いっぱい成長したのに。
◎かるた部の皆からの信頼もそう。これまで積み上げてきたもの、青春かけてきたものをぜーんぶ自分から投げ捨てようとするなんて。しっかりしろ目ぇ覚ませ!と。これできっぱりかるたとも千早とも縁を切って受験に邁進できるならそれはそれで千早の成長には不可欠だったんだエピソードになるかもだけど
◎きっとそうはならずかるたに帰ってくるんだろうと思う。そしたら復帰への道はこれまで以上にイバラの道だ。それをくぐり抜けてもかるたやりたい!という太一なら、これまで応援してきたと同じに応援してやまない。でもとりあえず、ホントにその背中、ぶっ叩いて喝をいれたい。
以上。
月日がたち、
だんだんと冷静さを取り戻すとともに、ホントここが正念場だぞ太一、と固唾を飲んで見守る気持ちになりつつあります。
振り返れば、これまでで一番の太一のかるた的ピークは、高2の高校選手権から、吉野会大会決勝あたり。
吉野会大会では、「一番太一の心が近くにあった」と千早も後で言っていましたね。
吉野会大会の太一は、新の目の前で新の兄弟子の村尾さんを下すという「強さ」を見せていました。
新をじりじりさせるくらいに。
けれど千早に負けた時。
拳を震わせて、顔が見えない位にうつむいていた太一。
流れるのは汗…もしかしたら涙?
この後の新の宣戦布告も、この後の太一の落ち込みに影響大だとは思いますが、その前ですでに太一は千早に負けたことを、ただ「負けた」こと以上に重く受け止めていたと思うのです。水道を出しっ放しにするくらいに。
考えたら同会で同じ学校で、太一が公式戦で千早に当たる機会は、ものすごくものすごく少ない。
吉野会大会での対戦は、まさに千載一遇の機会だったはず。
団体戦で日本一、個人戦でB級優勝し、富士崎でも鍛えて全勝して絶好調のさなかの発言が、「この秋は 右手のお前に 公式戦で勝つ」でしたから、千早に勝てば何かを変えられる、と思ってたのかもしれません。
千早はといえば、高校選手権の新vs詩暢を見て「あの情熱を受けて立てるようになりたい」と思い、新への「一生好き」も自覚し、「恋バナ」として新のことを話したりしているタイミング。
ずっとそばにいるから、千早の大きな変化と、その変化の裏にいる新の存在に、太一は漠然とでも気づいてたのかも。
そして受験の3年までのカウントダウンも始まりつつあり…
もしかしたら太一は、残された時間の少ないなか、公式戦=吉野会大会で千早に勝つことで今の悪い流れを一度断ち切りたかったのかもしれない、と思います。
その後修学旅行をパスして予選に出たことも、予選で、まるで何かに追われるように「早く」「次の試合」と次を求めていたのも。
千早が新への恋心を自覚し、新も吉野会大会でなんとなく自覚し(その後「千早も太一も友達や なんであんなこと思った?」と思うあたりまだほんのりですが)、じりじり三角形のふたつの角が近づいていくなかでの、太一の焦り、危機感からなのかもしれません。
富士崎合宿のとき、
「私はきっとまだなんにもわかっていないんだ 太一のことさえも」
と思っていた千早。
でも逆に言えば、それまでは「よくわかってる」と思ってたということ。
千早が、抜け駆け、と驚き、いつもいつも1人でどうして、太一はなんで、と太一の気持ちがわからなくなるのもこの辺りから。
周防名人に嫌悪感を感じてしまう千早、惹かれる太一。
原田先生との対戦で新に助言する千早、咎める太一。
新からの告白を受ける千早、周防名人に彼氏ですと虚勢をはる太一。
千早が「太一の心がいちばん近くにある」と思った吉野会大会が、ふたりの気持ちがすれ違っていく始めだった、というのが、本当によく練られているなと思います。
そして、すれ違ってきていることを、感じとれない太一ではない。
名人戦クイーン戦観戦の合間、いつもはふたり一緒にいることが多いのに千早の単独行動が多かったこと。
周防名人の運命戦での「ひっかけ」に、真っ黒になった千早が「外の空気吸ってくる」と出たときに追えなかったこと。
周防名人が引退発言をするとき、意を決して何かをしようと立ち上がった千早と、それをとどめる新。
そしてその後の新の行動を見た千早の表情を見れば、千早も同じことをしようとしたことがわかったはず。その取り残され感。
すれ違いと時間のなさから来る、焦り、危機感のせいか、太一の思考がだんだん近視眼的というか、硬直化してしまってきているような気がします。
千早は、一度マイナスの評価をしても、ずっとそれに囚われることがない。
実際、周防名人に嫌悪感を抱いていた千早ですが、嫌い一辺倒ではなく、名人が礼を尽くして原田先生と戦う姿を見て、新と同じく「このまま引退させるのではなく、正々堂々と戦って倒したい相手」として認識を変えています。
新は、「5歳児にも手加減しない」という言葉に象徴されるように、相手が誰だとかそういうことには囚われない。
太一のことを見下していたのだろうか、と自分の心の闇に一度囚われても、恥ずかしくてもたいしたことなくても逃げない、と呑み込んでいます。
けれど太一は、物語が進むほどに刷り込みみたいに、AとなったらAしかない、と固まって=居着いてしまっているような気がする。
気負ったらダメ、「新と当たって気負わずにいる自信がない」と思って、自分を気負わせてしまったり。
かるたに勝てないと、自分のなりたい自分になれないように思ったり。
太一杯開催や菫ちゃんの応援、坪口さんの「新の話が聞きたかったんじゃなくてまつげ君のことを心配してるんだよ」発言からなのか、千早が新より自分を見てる、と思ったり?
(ここは自信ないですが、ごめん、と言われた後の傷つきようを見ると、心のどこかではそう思ってたんじゃないかなあと)
千早を好きだけど、好きになれないところもあると思ったり。
千早に振られたから、かるたもできないと思ったり。
生きて行くうえでは、ひとつの考えに居着くのではなくそこを超えて、相反する気持ち双方をうまくミックスさせて適宜折り合って行くのが大事なんだと思います。
そういう意味では、新は太一にとっていちばん矛盾のかたまりな存在。
戻って来て欲しくないけど戻ってきたら嬉しい。
会いたくないけど、貰って嬉しい言葉をくれる。
敵だと思ってるけど、はじめてのチーム。
太一は新と折り合うことができたら、他のことも折り合えて上手くいくのでは……。
本人ものすごくキツイかもしれませんが、自分の卑怯さから逃げずに、ちゃんと見つめる目を持ってた訳なのだから、太一ならできるはず。
これまで独り言みたいに敵だよ、とつぶやいたり、「ちは」の札に託すことで逃げてたけれど、取り返しのつかないことをした今ここで、もう開き直って、正面切っての感情のぶつかり合いをしてほしいと思います。
かといって、「ちはやふる」で、恋愛的にドロドロしたところや、太一の落ち込みようをこれ以上描いて欲しいわけではないのでした……。恋愛でもドロドロはもう満腹、ベタでも「一生懸命っていいな」と思えるような、これまでの「ちはやふる」的な元気がでる展開を希望!
だから、がんばりは行間から滲み出るような感じで太一よろしく^^;がんばれ太一!
奇しくも太一が不在のBeLOVE21号の他の漫画で、こんなメッセージが。
【勘違いするなよ尚子
人を好きになるっちゅうことは
幸せなことばい
そうだ…
人を恋うることは…
自分が幸せなことなんだ…
報われようと 報われまいと
人を恋うること…心は
自分に与えられた愛なのだ…】
『生徒諸君!最終章•旅立ち』
【真利亜 石は私に教えてくれたの
本当の愛は相手の幸せを願うことだと
恋や愛は魔法と同じ
ふたりの心が重なるのは奇跡と同じ
自分の思いが届かなくても
相手の幸せを祈るものなの】
『SUPER G』
叶わないからって、投げ出さない。
好きになれないからって、嫌いにならない。
自分の心の持ちようですべては変わる。
☆補足のような蛇足☆
太一の名前の由来が気になって、「太一 由来」でググってみました(笑)
wikiによると、
【太一は以下のものを指す。どれも同一視されることが多い。
太極(たいち)
北極星
大日如来
天照大神】
だそーです…!!
なんかすごい、太一!
北極星というとつい冬のソナタを思い出します。
“山で道に迷ったら、まずポラリスを探すんだ”
チュンサン…。太一も道に迷ってるよ…。
北極星はブレない。
この子もブレない人(ちはやふる人?)になってほしい…だから、太一。
という名付けの由来だったら良いなあ。
そしてご都合主義かもですが、太一のお母さんが名付けの由来を思い返して、
「あんなに反対してもやってたかるたじゃないの!ブレずにやったらどうなの??!」
とか叱りつけたら惚れる。
妄想ですけどねー、でも、悪いことしても、悪人というか、人の気分を害する人かほとんどいないのが「ちはやふる」で私の好きなところなので、そんなスッキリ展開を望んでやまない!
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