ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
BE・ LOVE 19号 ちはやふる 153首 あらすじ•感想
- 2015/09/13 (Sun) |
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まずは、10/13に最新29巻発売とのニュース^^
28巻の刊行が遅れて8月になった影響もありますが、えっもう…!な嬉しさです。
福井県大会が気になりますが本編ではやってもらえないみたいなので(泣)4コマに期待、です。
今回19号は、「映画「ちはやふる」キャスト・クランクインインタビュー連載」第2回目。
机くん役の森永悠希さんでした。
**** 以下、ネタバレあります。ご注意ください。****
インタビュー本文は少なめで写真メインでしたが、本編シーンの写真を見ると、思ったより(失礼ながら)、机くんのイメージ。
かなちゃんと並ぶとまた雰囲気が良くて、映画本編でもこの2人の仲に進捗のあるシーンがあるといいなあ…!と思いました。
映画の机くんが鉄オタという設定らしく細かな小道具も、楽しい。
小道具と言えば、上映館でダディベアグッズとか売ってくれないかなあ・・・スノー丸も・・・
できたらTシャツとか希望!
さて、153首です。
**** 例によって、以下、ネタバレです。ご注意ください。****
扉絵はなく、詩暢ちゃんの全身ショットからスタート!
髪をまとめて、コックタイをつけたパン屋さんコスチューム。
気になっていた詩暢ちゃんバイトチャレンジの回がようやくやってきました!
バイト3日目の詩暢ちゃんは、イチおしの「麿んパン」をかたどった手作りのバッジを着用。
(麿(まろ)んパン、とはナイスネーミング。さすがは京都!)
あらかじめお店のすべてのパンを買って食べた(!)結果、これが一番好きということで「誠心誠意売らせてもらおう」という心意気。
世間知らずの詩暢ちゃんのバイト、どうなるかと気になっていましたが、あらかじめ自腹で全部食べてみるなんて、正社員採用でもそうそうない心構え。
すばらしいです…!
(でもお店の他の人反応が引き気味なのが残念なところ・・・)
「日曜は催しあっていちばんお客さん多い日なんや」「レジとかスピード重視で頼むな」
と言われ、
「スピードと正確さにはいまいち自信があらしませんのや」とイケズ?をいう詩暢ちゃん。
でも顔は自信満々!(正確さとスピードさなんて、詩暢ちゃんの代名詞ですしね!)
そして営業スタート!
時給800円・週3日・1日2.5時間 というのが詩暢ちゃんのバイトの条件。
「自力で着物買いたい」と思ったきっかけは、呉服屋さんにあった、スノー姫のコラボ着物のよう。
『子供用やったけど反物があるってことや。大人用もあつらえてくれるやろ』
と、250円の麿んパンをうっとりとながめる詩暢ちゃん。
この日開催されているかるたの京都大会も欠場し、バイトにいそしみます。
『だれの手も借りとない』と祖母と母の姿を思いつつ・・・
が・・・
いらっしゃいませ、と丁寧にお辞儀するゆえお盆からトングをざざっと落としたり・・・
焼きたてパンを乗せたトレーを急な動きで突き出して強く推しすぎたり・・・
両替してきて、といわれ自分の財布を出したり・・・
『うちは うちで 好きなものと生きていくんや』
と頑張る思いは、どうも周囲から浮いている様子・・・
一方、東京都予選は表彰式。
「東京都予選 優勝 北央学園」
誇らしげに優勝杯を手にするヒョロ君。
1年のときこのトロフィーを「ぎゅぎゅーっ」と抱きしめ、
「これは僕が北央の中等部にはいったときから・・・ずっと部室にあったんだ・・・ずっとずっとあったんだ!」と泣きながら叫ぶヒョロ君の姿が思い出され・・・・・・胸熱です。
講評は、東京都予選の実行委員長・柳沢かるた会の鷲尾6段。
「すっごい落ち着いた進行」「地味だけど安心できる」との評価。
「結果は北央学園の全勝でしたが ひっくり返ってもおかしくない試合もありました。
各校数字ほど実力の差はありません。では勝敗をわけたのはなにか」
講評も堅実・・・
と、思いきや?
「チームの柱の存☆在☆感!」
と、はっちゃけたアピール!
またチャッと居直り、
「束勝ちするような強さではなく チームを真に支えるのは 苦しいときに それほど堪えたかるたができるかという
堪☆忍☆力」
富士崎市村くんの「見せちまったぜおれのギアセカンド」を思い出すようなポーズ決め・・・
「真に尊敬される柱としての力 北央学園にはそれがあった 全国大会でも 活躍を期待しています
団☆結☆力」
で決め!
という・・・面白キャラでした。
講評を受け、思いを巡らす千早。
『おまえは自分より強いやつしかみてねえんだ 冷てえよ』というヒョロ君の言葉。
いまの『チームの柱』についての講評。
『そのとおりだ』
『そのとおりだ』
かみしめる千早の眼の裏には、太一の背中―――
一方。
「そのとおりですっ 私の力が足りなくて」と声に出して泣き伏すのは、朋鳴の佐々部長。
「佐々 執念深すぎるぞ!」と言われながらも慟哭。
「終わっちゃった・・・先生と わたしたちの青春・・・」
との言葉に、目を見開く坪口先生。
「ああ・・・あれ あれな 全部 嘘だ」
「!?」
「ハハハ、「青春」が高校生のいまだけのわけがあるか」
こめかみに怒りマークをうかべる部員に向かって笑う広史さん。
「現におれだってなー 高校生のころより顧問やってるいまのほうが楽しいし 一生懸命だし」
みんなでうちこんだ練習を思い出し――
「お… おれの青春こそ いまだっ…」
こみ上げる涙を、袖でふく・・・
そんな先生をみつめる皆。
「いろんなおっさんを おばさんを たくさん見てきたから 先生知ってんだ いいか おまえら」
「青春は何度でも来る」
「何度でも来るから 何度でもがんばれよ な」
泣く先生を抱きしめ、抱きしめ合う、朋鳴メンバー。
予選終了後。ロビーには千早と、袴を届けてくれた千早母。
「ほかのみんなとはここで解散?」と聞く千早母に、「今日はもう帰るだけだから」と母と一緒に帰ろうとする千早。
すると、ロビーの、サモトラケのニケ像の前にヒョロ君の姿が。
どうも千早に用があった様子。
「千早・・・さっきは・・・ちょっと言葉が違ったなと思って・・・」
『おまえは自分より強いやつしかみてねえんだ』という自分の言葉を、ヒョロ君も振り返ったもよう。
「おまえは ずっと・・・ 強くて孤独なやつのそばに いてやろうとしてたんだもんな」
小学校のときの、新。
微笑む、詩暢ちゃん。
「冷たくない」
「まちがってもねえよ」
それだけを言って、「じゃあな」と背中を向けるヒョロ君。
その腕をとって・・・抱き付く千早。
「え」「え」
驚く母、ヒョロ君。
”ずっと おれなんか 眼中になったろ”
小学校時代のヒョロ君を思い出す、千早。
「優勝おめでとう ヒョロくん」
「北央 強かった 強かった」
「全国大会では 負けないよっ」
千早は目に涙を浮かべ、強い眼差しでヒョロ君を見据える。
カチンコチンに固まったヒョロ君をおいて、「お母さん やっぱ 先帰ってて」と駆け去る千早。
(浮気か?ゆかり嬢に殺されるぞ、とヒョロ君をゆする須藤さんがカワイイ)
一緒に帰るのか、和室で集まっていた残りの瑞沢メンバーのところに飛び込んでいく。
「みんな!疲れてるとこごめん やっぱミーティングいいかな?」
驚くメンバー。
「ミーティングっていうか・・・ あの・・・ みんなと一緒に 帰りたい」
『チームの柱の 存在感』
「みんな帰る方向ちがいますけど・・・」
(千早)「送っていく」
「え?全員?」
(千早)「全員」
「えーーっ?」
なんだそれ、集団下校?といいながら嬉しそうな机くん、みんな。
最後に会場に向けて一礼した千早にならい、部員みんなで、礼。
その様子を見ていた、千早母。
『プロがなくても 仕事になったりしなくても 一緒に帰れなくても
あの子に かるたがあってよかった』
東京都予選が、終わり・・・・・・
舞台変わって、京都のパン屋さん。
今日も頑張った詩暢ちゃんに出されたのは、封筒。
中には今日までのアルバイト代が入っている。
「ごめんなあ やっぱり即戦力にならん子 雇う余裕のうてなあ」
「もっと 合うてるバイト 見つかるとええなあ」
との言葉に、
「ありがとうございます。パン苦手やしちょうどよかったです」
と応える詩暢ちゃん・・・。
若宮家では。
詩暢ちゃんが試食した全種類のパンの残りが、お祖母様の前に。
お茶菓子にといいながら、「がんばってらっしゃいますよ お嬢さん」と微笑む家政婦さんに、
「私もパンは苦手です」というお祖母様。
慌てて、お下げします、と言うのを「いえ」と押しとどめ、「そのうち家で作ってみたりするかもしれへんからなあ」(作る方のバイトではないけれどね)と、少しズレた孫に甘いところ?を見せる。
そこにかるたを持って飛び込む詩暢ちゃん。
座敷を使っているのをみて、失礼しました、と一礼して去る。
パンを口にしながら、詩暢が立ち去る気配がないのに気づく祖母。
「どうしました?」と声をかけられ、ふすまをあげて、「いつお座敷あく?練習したいんや」と尋ねる詩暢ちゃん。
様子がおかしいのを察したか、「どうしました?」という問いを重ねる祖母。
「かるたがしたいんや」と繰り返す詩暢。
「かるたが」
「かるたで生きたいのに できんっ」
「でも ほかのことも できんっ おかあさんみたいに 私もなる」
「おばあちゃんに 養ってもらって お荷物になって 悔しい 怖い でもできん」
「かるたしか 好きじゃない かるたしか できん」
泣きながらかるたを抱える詩暢。
祖母は黙ったまま、そのかるたの箱を取り上げる。
「いやや うちのかるた うちのや」と取り返そうとする詩暢に。
「これは 私が買ったもんや 手に入れたかったなら あんた」
「かるたの プロになるしかないやろ」
しっかり目線をあわせて告げる、祖母。
「は? ないもん そないなの」
「あんたはクイーンやろ? 女性の中では日本一強いんやろ?」
「うちは 周防名人にも負けん 男女とも合わせて 日本一や」
「それは 世界一ってことや」
静かに言い放たれる、祖母の言葉。
「若く 美しく 世界一つよいあんたがプロになれなんだら だれもなれん」
「覚悟しなさい 詩暢」
「世界で一人目の かるたのプロにおなりなさい」
その言葉に涙をとめる、詩暢。
藤岡東メンバーとともに練習に励む、新。
名人を前に黙々と練習する、太一。
仲間と体力づくりに走りこむ、千早。(思えば1年のときもここからからでした…!)
7月。
高校最後の、朱い夏が来る。
21号に、続く・・・!
1号お休みです、残念><
でも次号には、なんと末次先生と、「大奥」よしながふみさんとの対談が!
肉まんくん役矢本悠馬さんとのインタビューとともに、これは、必読・・・!
以下、感想つぶやきです。
◎一番の驚き。
前回、「会場、高校だったんですねー!うちの娘の高校にも、ひろーい立派な玄関付の和室があります。リアルさが増します」と記載しましたが。
なんと、東京都予選。
うちの娘の高校が会場(のモデル)でした…。
サモトラケのニケ像(触ると合格するとのジンクスがあって、中3の娘とぺたぺた触ったなあ・・・)にあれ?と思ったら、その背後の階段、和室、すべて、うちの娘の高校そのまんまでした。わー!
娘に見せたら大喜びしてそのままツイートしそうだったので、ネタバレになっちゃうから!と必死で止めた次第^^;
来週文化祭があり学校行くので、写真とって比較してみよう♪
◎しかし、冨原西も同じ勝ち星のはずだったのに・・・勝ち星の謎は解かれないままだったなあ・・・コミックスでは加筆されるかな。
◎鷲尾6段、予選の進行は地味にしっかり落ち着いていたのに、こってり熱い部分がちら見えする感じが新しいキャラでいいなと思いました。
なんとなーく・・・桜沢先生と昔馴染みだったらいいなあ、と妄想。ぜひ、桜沢先生にこの熱さ、突っ込み入れてほしい。
◎広史さんの「青春真っ只中」な感じ、良かったなあ・・・そしてその楽しさが、しっかり部員たちに伝わってるのが、良かった。
朋鳴が全国大会に出られなかったのは本当に残念だけど、それあってこそのこのシーンになるのかな。大好き。
でも、冨原西が全く描かれていないのは・・・確かに、北央に朋鳴のこれに冨原西までだとこってり感はあるかもですが・・・うーん・・・
◎ヒョロ君に抱き付いた千早、びっくりしました。
机くんや肉まんくん、かつては太一にも抱き付いていた千早。
高校生女子なのに、男女の別ない子どもの頃のままピュアな千早らしいところ、ではありますが…!
ある意味、罪作り・・・
でも一方で、新には、伸ばした手が届かなかったり、Tシャツの裾をにぎったりしているところが、キュンとくるんですよね・・・
久々に見たいな、そんな千早と新の接触・・・。
◎詩暢ちゃんバイト先のパン屋さん。お店の看板「Sweet Breat」となっていますが、もしや本当はSweet Bread??これはこれで別の意味もありますが…
◎そして来ました、詩暢ちゃんの目標!
バイトと聞いてかるたのことを心配していましたが・・・こう持ってくるための展開とは。
これで「太一が戻ってくるまでにクイーンになる」と告げた千早の夢と、詩暢ちゃんの目標が、真っ向から同じくらいの強さでぶつかることは必死。
クイーン戦が楽しみです・・・!
◎そして、物語には絡まないとはいえ、久々の!新ショット。
この流れで、詩暢、新チーム、太一、千早チーム、と来て「朱い夏」と来るならば・・・
藤岡東の全国大会出場はもちろん、詩暢が全国大会個人戦優勝を本気に取りに行くとともに、太一も、個人戦に参戦の流れ・・・?!
でも確かに、東西線で太一と新が当たるなら、そこではフェアなガチンコ勝負であってほしいので、太一復活は全国大会で果たしておいて欲しいかも。
太一が復活した場合、当たるのは千早とか新とか、はたまたクイーンか・・・気になるところです。
ところで。
ふと思い出しましたが、太一の名前の由来と、太一と名前が一緒の新海先生の伏線には、いつスポットライトがあたるのでしょう??
これはこれで楽しみです。
28巻の刊行が遅れて8月になった影響もありますが、えっもう…!な嬉しさです。
福井県大会が気になりますが本編ではやってもらえないみたいなので(泣)4コマに期待、です。
今回19号は、「映画「ちはやふる」キャスト・クランクインインタビュー連載」第2回目。
机くん役の森永悠希さんでした。
**** 以下、ネタバレあります。ご注意ください。****
インタビュー本文は少なめで写真メインでしたが、本編シーンの写真を見ると、思ったより(失礼ながら)、机くんのイメージ。
かなちゃんと並ぶとまた雰囲気が良くて、映画本編でもこの2人の仲に進捗のあるシーンがあるといいなあ…!と思いました。
映画の机くんが鉄オタという設定らしく細かな小道具も、楽しい。
小道具と言えば、上映館でダディベアグッズとか売ってくれないかなあ・・・スノー丸も・・・
できたらTシャツとか希望!
さて、153首です。
**** 例によって、以下、ネタバレです。ご注意ください。****
扉絵はなく、詩暢ちゃんの全身ショットからスタート!
髪をまとめて、コックタイをつけたパン屋さんコスチューム。
気になっていた詩暢ちゃんバイトチャレンジの回がようやくやってきました!
バイト3日目の詩暢ちゃんは、イチおしの「麿んパン」をかたどった手作りのバッジを着用。
(麿(まろ)んパン、とはナイスネーミング。さすがは京都!)
あらかじめお店のすべてのパンを買って食べた(!)結果、これが一番好きということで「誠心誠意売らせてもらおう」という心意気。
世間知らずの詩暢ちゃんのバイト、どうなるかと気になっていましたが、あらかじめ自腹で全部食べてみるなんて、正社員採用でもそうそうない心構え。
すばらしいです…!
(でもお店の他の人反応が引き気味なのが残念なところ・・・)
「日曜は催しあっていちばんお客さん多い日なんや」「レジとかスピード重視で頼むな」
と言われ、
「スピードと正確さにはいまいち自信があらしませんのや」とイケズ?をいう詩暢ちゃん。
でも顔は自信満々!(正確さとスピードさなんて、詩暢ちゃんの代名詞ですしね!)
そして営業スタート!
時給800円・週3日・1日2.5時間 というのが詩暢ちゃんのバイトの条件。
「自力で着物買いたい」と思ったきっかけは、呉服屋さんにあった、スノー姫のコラボ着物のよう。
『子供用やったけど反物があるってことや。大人用もあつらえてくれるやろ』
と、250円の麿んパンをうっとりとながめる詩暢ちゃん。
この日開催されているかるたの京都大会も欠場し、バイトにいそしみます。
『だれの手も借りとない』と祖母と母の姿を思いつつ・・・
が・・・
いらっしゃいませ、と丁寧にお辞儀するゆえお盆からトングをざざっと落としたり・・・
焼きたてパンを乗せたトレーを急な動きで突き出して強く推しすぎたり・・・
両替してきて、といわれ自分の財布を出したり・・・
『うちは うちで 好きなものと生きていくんや』
と頑張る思いは、どうも周囲から浮いている様子・・・
一方、東京都予選は表彰式。
「東京都予選 優勝 北央学園」
誇らしげに優勝杯を手にするヒョロ君。
1年のときこのトロフィーを「ぎゅぎゅーっ」と抱きしめ、
「これは僕が北央の中等部にはいったときから・・・ずっと部室にあったんだ・・・ずっとずっとあったんだ!」と泣きながら叫ぶヒョロ君の姿が思い出され・・・・・・胸熱です。
講評は、東京都予選の実行委員長・柳沢かるた会の鷲尾6段。
「すっごい落ち着いた進行」「地味だけど安心できる」との評価。
「結果は北央学園の全勝でしたが ひっくり返ってもおかしくない試合もありました。
各校数字ほど実力の差はありません。では勝敗をわけたのはなにか」
講評も堅実・・・
と、思いきや?
「チームの柱の存☆在☆感!」
と、はっちゃけたアピール!
またチャッと居直り、
「束勝ちするような強さではなく チームを真に支えるのは 苦しいときに それほど堪えたかるたができるかという
堪☆忍☆力」
富士崎市村くんの「見せちまったぜおれのギアセカンド」を思い出すようなポーズ決め・・・
「真に尊敬される柱としての力 北央学園にはそれがあった 全国大会でも 活躍を期待しています
団☆結☆力」
で決め!
という・・・面白キャラでした。
講評を受け、思いを巡らす千早。
『おまえは自分より強いやつしかみてねえんだ 冷てえよ』というヒョロ君の言葉。
いまの『チームの柱』についての講評。
『そのとおりだ』
『そのとおりだ』
かみしめる千早の眼の裏には、太一の背中―――
一方。
「そのとおりですっ 私の力が足りなくて」と声に出して泣き伏すのは、朋鳴の佐々部長。
「佐々 執念深すぎるぞ!」と言われながらも慟哭。
「終わっちゃった・・・先生と わたしたちの青春・・・」
との言葉に、目を見開く坪口先生。
「ああ・・・あれ あれな 全部 嘘だ」
「!?」
「ハハハ、「青春」が高校生のいまだけのわけがあるか」
こめかみに怒りマークをうかべる部員に向かって笑う広史さん。
「現におれだってなー 高校生のころより顧問やってるいまのほうが楽しいし 一生懸命だし」
みんなでうちこんだ練習を思い出し――
「お… おれの青春こそ いまだっ…」
こみ上げる涙を、袖でふく・・・
そんな先生をみつめる皆。
「いろんなおっさんを おばさんを たくさん見てきたから 先生知ってんだ いいか おまえら」
「青春は何度でも来る」
「何度でも来るから 何度でもがんばれよ な」
泣く先生を抱きしめ、抱きしめ合う、朋鳴メンバー。
予選終了後。ロビーには千早と、袴を届けてくれた千早母。
「ほかのみんなとはここで解散?」と聞く千早母に、「今日はもう帰るだけだから」と母と一緒に帰ろうとする千早。
すると、ロビーの、サモトラケのニケ像の前にヒョロ君の姿が。
どうも千早に用があった様子。
「千早・・・さっきは・・・ちょっと言葉が違ったなと思って・・・」
『おまえは自分より強いやつしかみてねえんだ』という自分の言葉を、ヒョロ君も振り返ったもよう。
「おまえは ずっと・・・ 強くて孤独なやつのそばに いてやろうとしてたんだもんな」
小学校のときの、新。
微笑む、詩暢ちゃん。
「冷たくない」
「まちがってもねえよ」
それだけを言って、「じゃあな」と背中を向けるヒョロ君。
その腕をとって・・・抱き付く千早。
「え」「え」
驚く母、ヒョロ君。
”ずっと おれなんか 眼中になったろ”
小学校時代のヒョロ君を思い出す、千早。
「優勝おめでとう ヒョロくん」
「北央 強かった 強かった」
「全国大会では 負けないよっ」
千早は目に涙を浮かべ、強い眼差しでヒョロ君を見据える。
カチンコチンに固まったヒョロ君をおいて、「お母さん やっぱ 先帰ってて」と駆け去る千早。
(浮気か?ゆかり嬢に殺されるぞ、とヒョロ君をゆする須藤さんがカワイイ)
一緒に帰るのか、和室で集まっていた残りの瑞沢メンバーのところに飛び込んでいく。
「みんな!疲れてるとこごめん やっぱミーティングいいかな?」
驚くメンバー。
「ミーティングっていうか・・・ あの・・・ みんなと一緒に 帰りたい」
『チームの柱の 存在感』
「みんな帰る方向ちがいますけど・・・」
(千早)「送っていく」
「え?全員?」
(千早)「全員」
「えーーっ?」
なんだそれ、集団下校?といいながら嬉しそうな机くん、みんな。
最後に会場に向けて一礼した千早にならい、部員みんなで、礼。
その様子を見ていた、千早母。
『プロがなくても 仕事になったりしなくても 一緒に帰れなくても
あの子に かるたがあってよかった』
東京都予選が、終わり・・・・・・
舞台変わって、京都のパン屋さん。
今日も頑張った詩暢ちゃんに出されたのは、封筒。
中には今日までのアルバイト代が入っている。
「ごめんなあ やっぱり即戦力にならん子 雇う余裕のうてなあ」
「もっと 合うてるバイト 見つかるとええなあ」
との言葉に、
「ありがとうございます。パン苦手やしちょうどよかったです」
と応える詩暢ちゃん・・・。
若宮家では。
詩暢ちゃんが試食した全種類のパンの残りが、お祖母様の前に。
お茶菓子にといいながら、「がんばってらっしゃいますよ お嬢さん」と微笑む家政婦さんに、
「私もパンは苦手です」というお祖母様。
慌てて、お下げします、と言うのを「いえ」と押しとどめ、「そのうち家で作ってみたりするかもしれへんからなあ」(作る方のバイトではないけれどね)と、少しズレた孫に甘いところ?を見せる。
そこにかるたを持って飛び込む詩暢ちゃん。
座敷を使っているのをみて、失礼しました、と一礼して去る。
パンを口にしながら、詩暢が立ち去る気配がないのに気づく祖母。
「どうしました?」と声をかけられ、ふすまをあげて、「いつお座敷あく?練習したいんや」と尋ねる詩暢ちゃん。
様子がおかしいのを察したか、「どうしました?」という問いを重ねる祖母。
「かるたがしたいんや」と繰り返す詩暢。
「かるたが」
「かるたで生きたいのに できんっ」
「でも ほかのことも できんっ おかあさんみたいに 私もなる」
「おばあちゃんに 養ってもらって お荷物になって 悔しい 怖い でもできん」
「かるたしか 好きじゃない かるたしか できん」
泣きながらかるたを抱える詩暢。
祖母は黙ったまま、そのかるたの箱を取り上げる。
「いやや うちのかるた うちのや」と取り返そうとする詩暢に。
「これは 私が買ったもんや 手に入れたかったなら あんた」
「かるたの プロになるしかないやろ」
しっかり目線をあわせて告げる、祖母。
「は? ないもん そないなの」
「あんたはクイーンやろ? 女性の中では日本一強いんやろ?」
「うちは 周防名人にも負けん 男女とも合わせて 日本一や」
「それは 世界一ってことや」
静かに言い放たれる、祖母の言葉。
「若く 美しく 世界一つよいあんたがプロになれなんだら だれもなれん」
「覚悟しなさい 詩暢」
「世界で一人目の かるたのプロにおなりなさい」
その言葉に涙をとめる、詩暢。
藤岡東メンバーとともに練習に励む、新。
名人を前に黙々と練習する、太一。
仲間と体力づくりに走りこむ、千早。(思えば1年のときもここからからでした…!)
7月。
高校最後の、朱い夏が来る。
21号に、続く・・・!
1号お休みです、残念><
でも次号には、なんと末次先生と、「大奥」よしながふみさんとの対談が!
肉まんくん役矢本悠馬さんとのインタビューとともに、これは、必読・・・!
以下、感想つぶやきです。
◎一番の驚き。
前回、「会場、高校だったんですねー!うちの娘の高校にも、ひろーい立派な玄関付の和室があります。リアルさが増します」と記載しましたが。
なんと、東京都予選。
うちの娘の高校が会場(のモデル)でした…。
サモトラケのニケ像(触ると合格するとのジンクスがあって、中3の娘とぺたぺた触ったなあ・・・)にあれ?と思ったら、その背後の階段、和室、すべて、うちの娘の高校そのまんまでした。わー!
娘に見せたら大喜びしてそのままツイートしそうだったので、ネタバレになっちゃうから!と必死で止めた次第^^;
来週文化祭があり学校行くので、写真とって比較してみよう♪
◎しかし、冨原西も同じ勝ち星のはずだったのに・・・勝ち星の謎は解かれないままだったなあ・・・コミックスでは加筆されるかな。
◎鷲尾6段、予選の進行は地味にしっかり落ち着いていたのに、こってり熱い部分がちら見えする感じが新しいキャラでいいなと思いました。
なんとなーく・・・桜沢先生と昔馴染みだったらいいなあ、と妄想。ぜひ、桜沢先生にこの熱さ、突っ込み入れてほしい。
◎広史さんの「青春真っ只中」な感じ、良かったなあ・・・そしてその楽しさが、しっかり部員たちに伝わってるのが、良かった。
朋鳴が全国大会に出られなかったのは本当に残念だけど、それあってこそのこのシーンになるのかな。大好き。
でも、冨原西が全く描かれていないのは・・・確かに、北央に朋鳴のこれに冨原西までだとこってり感はあるかもですが・・・うーん・・・
◎ヒョロ君に抱き付いた千早、びっくりしました。
机くんや肉まんくん、かつては太一にも抱き付いていた千早。
高校生女子なのに、男女の別ない子どもの頃のままピュアな千早らしいところ、ではありますが…!
ある意味、罪作り・・・
でも一方で、新には、伸ばした手が届かなかったり、Tシャツの裾をにぎったりしているところが、キュンとくるんですよね・・・
久々に見たいな、そんな千早と新の接触・・・。
◎詩暢ちゃんバイト先のパン屋さん。お店の看板「Sweet Breat」となっていますが、もしや本当はSweet Bread??これはこれで別の意味もありますが…
◎そして来ました、詩暢ちゃんの目標!
バイトと聞いてかるたのことを心配していましたが・・・こう持ってくるための展開とは。
これで「太一が戻ってくるまでにクイーンになる」と告げた千早の夢と、詩暢ちゃんの目標が、真っ向から同じくらいの強さでぶつかることは必死。
クイーン戦が楽しみです・・・!
◎そして、物語には絡まないとはいえ、久々の!新ショット。
この流れで、詩暢、新チーム、太一、千早チーム、と来て「朱い夏」と来るならば・・・
藤岡東の全国大会出場はもちろん、詩暢が全国大会個人戦優勝を本気に取りに行くとともに、太一も、個人戦に参戦の流れ・・・?!
でも確かに、東西線で太一と新が当たるなら、そこではフェアなガチンコ勝負であってほしいので、太一復活は全国大会で果たしておいて欲しいかも。
太一が復活した場合、当たるのは千早とか新とか、はたまたクイーンか・・・気になるところです。
ところで。
ふと思い出しましたが、太一の名前の由来と、太一と名前が一緒の新海先生の伏線には、いつスポットライトがあたるのでしょう??
これはこれで楽しみです。
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BE・ LOVE 18号 ちはやふる 152首 あらすじ•感想
- 2015/08/30 (Sun) |
- 未選択 |
- CM(4) |
- Edit |
- ▲Top
まずは、28巻。
出ましたね!
千早の復活と、新生瑞沢かるた部がテーマといってもよい28巻。
詩暢ちゃんのバイト話と朋鳴の「青春!」話以外はほぼ千早と瑞沢1本で、
雑誌でリアルタイムで読んでいた時はあっちへこっちへ大きく揺さぶられた気持ちが、
1本の芯の通った話としてよめて少しほっとします。
そういう意味で、巻の中心がぶれていないのはいいなと思うのですが…でも。
藤岡東の話が、4コマだけというのはさみしかった…!
藤岡西と藤岡東で決勝ということは、もちろんどちらかが近江神宮へ行くというわけで。
藤岡東なんですよね・・・?きっと。
それはそれで、翔二も藤岡西も好きなだけに、なかなか複雑な心境です。
そして山本理沙ちゃん、可愛いなあと思っていたらミス藤岡東とか。
男女の片方だけを取り上げると、あらぬところから指摘を受けるかもしれない昨今。
きっとミスターもあるはず? あるなら、新は毎年それなりの投票数があるんではという気がします。
そして秋の文化祭でミス&ミスターをやるなら、今年の秋は、理沙ちゃんとともに新の知名度もかなりなもののはず。
かるた部W受賞!みたいなのも、見てみたいななんて妄想してしまいます。
さて、152首。
例によって、以下、ネタバレあります。ご注意ください。****
扉絵はなく、かるた選手権東京予選をやっている高校の廊下から始まります。
どうも会場は、どこかの高校のよう。
(会場、高校だったんですねー!うちの娘の高校にも、ひろーい立派な玄関付の和室があります。リアルさが増します…)
「なにこれ なにやってんの?」
「かるた? 選手権大会?」
「なんでかるた? かるたなんかやってたって なんにもなんないよなあ・・・」
と雑談をするおそらくサッカー部員たち。
ぎろ、と彼らをにらみつける千早母・奏母は
「耳のいいあの子たちに 聞こえてませんように」
と案じるが・・・・・・
中は熱戦!北央VS瑞沢!
机君はスポーツマン並みの筋肉をもつ瀬多君に苦戦。
そんななかでも、瀬多君のかすかな動きを読み取って策を練り、1枚でも「拾う」ことに徹している。
『そういう札こそ 僕は大事に すごい才能は持ってないから』
と、太一のことを思いだしながら・・・
肉まんくんと美馬君も一進一退。
ムラがある美馬君を集中させようと、須藤先輩と甘糟君は
「か 勝たないとブッコロス」
「ブ ブッコロスなんて言うのおれだけにしてくださいよー」(しかも腕組みつき)
と目の前ににんじんぶらさげる作戦に。
なのに舞い上がった美馬君はお手つきをかまし、須藤先輩と甘糟くんは顔を真っ赤にしながらの「ブッコロス」を…
4人そろって。
残り4枚。
肉まんくんは、「「いまこ」送ります」とわざと声掛けし、運命戦を想定した札合わせに入る合図を。
そこで思い出す、去年の決勝。
肉まんくんも思う。
『真島・・・なんでここにいないんだよ』
その後、立て続けに筑波君、田丸さんがそれぞれ3枚差で敗北。
瑞沢1勝2敗に・・・!
(ああ、田丸さんには「翠」つながりや「会いに行こう」話に吹っ切れたっぽい描写もあったから、勝ってほしかった…!)
悔し泣きの筑波君に、うつむいて顔の見えない田丸さん。
でもそんな背中を、肉まんくんはぽん、と叩く。
そこには、
『3枚差までよくやった 強かったよ』
『あとはまかせろ 3年(おれたち)に』
という思いが。
「ほ」の一字決まりを今日一番の取りで奪う肉まんくんと机くん。
ああ、このふたりやっぱりカッコいい・・・!
太一がいなくなり残された中核となるべき「3年男子」として、ますます以心伝心を深めている気がします。
結果。
札合わせされた、2組の、運命戦・・・
運命戦とはいえ敵陣を抜く、という展開もありうるわけですが、どちらにしても。
『最終的に、自分の運命をにぎるのは自分じゃない』
という深作先生の言葉を思い浮かべる女帝。
そのことを知っている千早は、祈っている。
皆が祈るなか、読まれる札。
読まれたのは「せ」。
押えたのは、北央。
4対1で、北央の勝利―――
勝ち星も少なく真っ青になる瑞沢部員。
「ああ もう 瑞沢 これは―――」
と誰しもが全国大会出場への暗雲を感じる。
千早の眼からは大粒の涙が。
『私のせいだ』
『私のせいだ』
脳裏には、東京一次予選で敗退した子たちの声がよみがえる。
「ほんとにこれで終わり? まだなんにも 5人並んで試合がしたかった―」
『ごめん みんな ごめん 先生』
『ごめん 太一 太一』
もっと みんなで 5人並んで かるたがしたかった―――
そんななか、響く声。
「朋鳴高校と冨原西高は3対2で冨原西の勝利です」
青ざめる佐々さんたち。
勝ち数の計算に入る場内。
瑞沢、朋鳴、冨原西、3校とも1勝2敗。
勝ち数6で、瑞沢と朋鳴が同点・・・とありますが。
【第1試合】
北央 4? 対 戸越(冨原)西高 1?
朋鳴 3 対 瑞沢 2
【第2試合】
北央4 対 朋鳴1
瑞沢3 対 冨原西2
【第3試合】
北央4 対 瑞沢1
冨原西3 対 朋鳴2
と見ていくと、
瑞沢(3、2、1)、朋鳴(3、2、1)、冨原西(3、2、1)
で、あれ? 冨原西も勝ち点6なんじゃ…?と。
第1試合の対北央は、はっきりと何対何と記されていなかった気がしますが、
速水さんがヒョロ君に20枚差で勝ってるはずなので、1勝はしているはず?
こんど時間のある時に、もう一度確認してみたいと思います、、、、、
勝ち点が同じ場合は、将順の上位の人の勝ち試合数で比較するとのこと。
(将順って言葉があるとは!なんだかかっこいいです)
主将(肉まんくん 対 佐々さん) 1勝で同数
副将(千早 対 武居くん) 3勝で同数 武居くんけっこうつよい・・・北央への1勝は武居くんなのね
三将(田丸さん 対 森くん) ともに全敗で、同数・・・
差が付かない。
差が付いたのは・・・
四将(机くん 対 名並さん) 机くんは、2勝・・・!
(名並さんは、千早がマイペースに1勝した相手。あの1勝は無駄じゃなかった!)
そんななか、白山会館では太一が、
「いいのにー真島くん雑巾掛けなんて」と言われるなか、
「こんくらい やらせてください お世話になってるんで」
と、かなちゃんの教えに基づいたぞうきんの扱い方で、畳の雑巾がけを。
太一のスマホが鳴り、ヒョロ君からのメールを思い出す太一。
『行けねーよ ヒョロ』
『部長なのに あんな 去り方して』
(おお・・・ひどい辞め方したのは、自覚してたのか、太一・・・)
『いまは 周防さんといるほうが 楽なんて』
(前は「チームを手放して 一人になって 初めて かるたが楽しい」とありましたが、
ここでは「楽(ラク)」となってますね。この違いは、大きそう・・・)
『もう 瑞沢かるた部じゃない――』
そこに、スマホへ怒涛の着信。
もちろん、瑞沢メンバーからです。
肉まんくん、かなちゃん(メールも「拝啓」から、さすがの・・・)、菫ちゃん、机くんからの
それぞれの個性豊かなメール。
(机くんメール、28巻ですでに「名並」さんだったのに「名波」に。机くんが人の名前を間違えるキャラだということを
言いたいわけではないと思うので(むしろ逆では、データの机君なんだから)このあたりはコミックスで「名並」に修正希望)
全国大会出場決定、の知らせに、思わずガッツポーズをとる太一。
もちろん周防さんに見られ、「いいことあった?」と聞かれます。
「あ いえ べつに・・・」とごまかそうとしたとき……千早からの件名なしメールが。
『全国大会に行けるよ。
最後に読まれた札は「せ」だったよ。』
それだけの。
でも。
―瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ―
『“待っている”でも“会いたい”でもない
もう一度出逢う運命を願う歌』
その気持ちは、太一に届いた。
『おれも ”運命”に つかまってんのかな』
『離れたつもりでいても』(ここで周防さんのカット。意味深です)
『仲間にするなら』
『畳の上で 努力し続けられるやつがいい』
机くんにかけた言葉が、そのまま自分に帰ってきたことを感じる太一・・・
最後の絵は、ひっくり返る机くん。そんな机くんをのぞき込むようになくかなちゃん。
千早に抱き付く菫ちゃん、手を取り合う田丸さん&原P
机くんに抱き付く波田くんに、泣く机くん、橋立くん・・・
瑞沢全国大会出場決定の絵です。
ここで、9/15発売の次号に続く。
やりましたね!!瑞沢。
瑞沢の今後について、あれこれ他愛ない想像をしてしまいましたが、
やっぱり「ちはやふる」的には、瑞沢が全国に行けないまさかの展開よりも、
窮地に陥りつつも全国に行く展開のほうが、しっくりきますね。
やっぱり、よかったー!
朋鳴は、残念ですが、、、、
さて、太一ターン。
前回までは、周防さんとのかるたが「楽しい」だった太一が、「楽(ラク)」という言葉を選ぶあたりの変化がキーかな、と。
そしてブーメランな『畳の上で 努力し続けられるやつがいい』の言葉。
なんか、このままだと、太一、すんなり瑞沢かるた部に復帰しそう・・・!??
でも瑞沢かるた部の新生ぶりと千早の成長、太一のこれからを考えると、すんなり元の鞘に収まってしまうとなんだか違和感・・・
ここは、新生瑞沢体制できっちり全国大会に行ってほしい気がします。
前回出た周防さんへのNHK取材の展開も、
もしやそこで太一がチラ映りして皆に太一の今の状況がばれる・・・ということも考えていたのですが、今後どうなるか?
次号予告では、「全国大会の切符を掴んだ瑞沢高校。千早は、そして太一は何を思う――」とあり、「息をのむ展開に注目!」と。
まだまだ瑞沢&太一ターンなのかな?福井はまた4コマだけなのかなあ(泣)
ちなみに「キャスト・クランクイン インタビュー連載 第2回」の机君役の森永さんは次号予定とのこと。
こちらも楽しみです。
そしてクリアファイル、申し込まなきゃ!締切は9/15~
出ましたね!
千早の復活と、新生瑞沢かるた部がテーマといってもよい28巻。
詩暢ちゃんのバイト話と朋鳴の「青春!」話以外はほぼ千早と瑞沢1本で、
雑誌でリアルタイムで読んでいた時はあっちへこっちへ大きく揺さぶられた気持ちが、
1本の芯の通った話としてよめて少しほっとします。
そういう意味で、巻の中心がぶれていないのはいいなと思うのですが…でも。
藤岡東の話が、4コマだけというのはさみしかった…!
藤岡西と藤岡東で決勝ということは、もちろんどちらかが近江神宮へ行くというわけで。
藤岡東なんですよね・・・?きっと。
それはそれで、翔二も藤岡西も好きなだけに、なかなか複雑な心境です。
そして山本理沙ちゃん、可愛いなあと思っていたらミス藤岡東とか。
男女の片方だけを取り上げると、あらぬところから指摘を受けるかもしれない昨今。
きっとミスターもあるはず? あるなら、新は毎年それなりの投票数があるんではという気がします。
そして秋の文化祭でミス&ミスターをやるなら、今年の秋は、理沙ちゃんとともに新の知名度もかなりなもののはず。
かるた部W受賞!みたいなのも、見てみたいななんて妄想してしまいます。
さて、152首。
例によって、以下、ネタバレあります。ご注意ください。****
扉絵はなく、かるた選手権東京予選をやっている高校の廊下から始まります。
どうも会場は、どこかの高校のよう。
(会場、高校だったんですねー!うちの娘の高校にも、ひろーい立派な玄関付の和室があります。リアルさが増します…)
「なにこれ なにやってんの?」
「かるた? 選手権大会?」
「なんでかるた? かるたなんかやってたって なんにもなんないよなあ・・・」
と雑談をするおそらくサッカー部員たち。
ぎろ、と彼らをにらみつける千早母・奏母は
「耳のいいあの子たちに 聞こえてませんように」
と案じるが・・・・・・
中は熱戦!北央VS瑞沢!
机君はスポーツマン並みの筋肉をもつ瀬多君に苦戦。
そんななかでも、瀬多君のかすかな動きを読み取って策を練り、1枚でも「拾う」ことに徹している。
『そういう札こそ 僕は大事に すごい才能は持ってないから』
と、太一のことを思いだしながら・・・
肉まんくんと美馬君も一進一退。
ムラがある美馬君を集中させようと、須藤先輩と甘糟君は
「か 勝たないとブッコロス」
「ブ ブッコロスなんて言うのおれだけにしてくださいよー」(しかも腕組みつき)
と目の前ににんじんぶらさげる作戦に。
なのに舞い上がった美馬君はお手つきをかまし、須藤先輩と甘糟くんは顔を真っ赤にしながらの「ブッコロス」を…
4人そろって。
残り4枚。
肉まんくんは、「「いまこ」送ります」とわざと声掛けし、運命戦を想定した札合わせに入る合図を。
そこで思い出す、去年の決勝。
肉まんくんも思う。
『真島・・・なんでここにいないんだよ』
その後、立て続けに筑波君、田丸さんがそれぞれ3枚差で敗北。
瑞沢1勝2敗に・・・!
(ああ、田丸さんには「翠」つながりや「会いに行こう」話に吹っ切れたっぽい描写もあったから、勝ってほしかった…!)
悔し泣きの筑波君に、うつむいて顔の見えない田丸さん。
でもそんな背中を、肉まんくんはぽん、と叩く。
そこには、
『3枚差までよくやった 強かったよ』
『あとはまかせろ 3年(おれたち)に』
という思いが。
「ほ」の一字決まりを今日一番の取りで奪う肉まんくんと机くん。
ああ、このふたりやっぱりカッコいい・・・!
太一がいなくなり残された中核となるべき「3年男子」として、ますます以心伝心を深めている気がします。
結果。
札合わせされた、2組の、運命戦・・・
運命戦とはいえ敵陣を抜く、という展開もありうるわけですが、どちらにしても。
『最終的に、自分の運命をにぎるのは自分じゃない』
という深作先生の言葉を思い浮かべる女帝。
そのことを知っている千早は、祈っている。
皆が祈るなか、読まれる札。
読まれたのは「せ」。
押えたのは、北央。
4対1で、北央の勝利―――
勝ち星も少なく真っ青になる瑞沢部員。
「ああ もう 瑞沢 これは―――」
と誰しもが全国大会出場への暗雲を感じる。
千早の眼からは大粒の涙が。
『私のせいだ』
『私のせいだ』
脳裏には、東京一次予選で敗退した子たちの声がよみがえる。
「ほんとにこれで終わり? まだなんにも 5人並んで試合がしたかった―」
『ごめん みんな ごめん 先生』
『ごめん 太一 太一』
もっと みんなで 5人並んで かるたがしたかった―――
そんななか、響く声。
「朋鳴高校と冨原西高は3対2で冨原西の勝利です」
青ざめる佐々さんたち。
勝ち数の計算に入る場内。
瑞沢、朋鳴、冨原西、3校とも1勝2敗。
勝ち数6で、瑞沢と朋鳴が同点・・・とありますが。
【第1試合】
北央 4? 対 戸越(冨原)西高 1?
朋鳴 3 対 瑞沢 2
【第2試合】
北央4 対 朋鳴1
瑞沢3 対 冨原西2
【第3試合】
北央4 対 瑞沢1
冨原西3 対 朋鳴2
と見ていくと、
瑞沢(3、2、1)、朋鳴(3、2、1)、冨原西(3、2、1)
で、あれ? 冨原西も勝ち点6なんじゃ…?と。
第1試合の対北央は、はっきりと何対何と記されていなかった気がしますが、
速水さんがヒョロ君に20枚差で勝ってるはずなので、1勝はしているはず?
こんど時間のある時に、もう一度確認してみたいと思います、、、、、
勝ち点が同じ場合は、将順の上位の人の勝ち試合数で比較するとのこと。
(将順って言葉があるとは!なんだかかっこいいです)
主将(肉まんくん 対 佐々さん) 1勝で同数
副将(千早 対 武居くん) 3勝で同数 武居くんけっこうつよい・・・北央への1勝は武居くんなのね
三将(田丸さん 対 森くん) ともに全敗で、同数・・・
差が付かない。
差が付いたのは・・・
四将(机くん 対 名並さん) 机くんは、2勝・・・!
(名並さんは、千早がマイペースに1勝した相手。あの1勝は無駄じゃなかった!)
そんななか、白山会館では太一が、
「いいのにー真島くん雑巾掛けなんて」と言われるなか、
「こんくらい やらせてください お世話になってるんで」
と、かなちゃんの教えに基づいたぞうきんの扱い方で、畳の雑巾がけを。
太一のスマホが鳴り、ヒョロ君からのメールを思い出す太一。
『行けねーよ ヒョロ』
『部長なのに あんな 去り方して』
(おお・・・ひどい辞め方したのは、自覚してたのか、太一・・・)
『いまは 周防さんといるほうが 楽なんて』
(前は「チームを手放して 一人になって 初めて かるたが楽しい」とありましたが、
ここでは「楽(ラク)」となってますね。この違いは、大きそう・・・)
『もう 瑞沢かるた部じゃない――』
そこに、スマホへ怒涛の着信。
もちろん、瑞沢メンバーからです。
肉まんくん、かなちゃん(メールも「拝啓」から、さすがの・・・)、菫ちゃん、机くんからの
それぞれの個性豊かなメール。
(机くんメール、28巻ですでに「名並」さんだったのに「名波」に。机くんが人の名前を間違えるキャラだということを
言いたいわけではないと思うので(むしろ逆では、データの机君なんだから)このあたりはコミックスで「名並」に修正希望)
全国大会出場決定、の知らせに、思わずガッツポーズをとる太一。
もちろん周防さんに見られ、「いいことあった?」と聞かれます。
「あ いえ べつに・・・」とごまかそうとしたとき……千早からの件名なしメールが。
『全国大会に行けるよ。
最後に読まれた札は「せ」だったよ。』
それだけの。
でも。
―瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ―
『“待っている”でも“会いたい”でもない
もう一度出逢う運命を願う歌』
その気持ちは、太一に届いた。
『おれも ”運命”に つかまってんのかな』
『離れたつもりでいても』(ここで周防さんのカット。意味深です)
『仲間にするなら』
『畳の上で 努力し続けられるやつがいい』
机くんにかけた言葉が、そのまま自分に帰ってきたことを感じる太一・・・
最後の絵は、ひっくり返る机くん。そんな机くんをのぞき込むようになくかなちゃん。
千早に抱き付く菫ちゃん、手を取り合う田丸さん&原P
机くんに抱き付く波田くんに、泣く机くん、橋立くん・・・
瑞沢全国大会出場決定の絵です。
ここで、9/15発売の次号に続く。
やりましたね!!瑞沢。
瑞沢の今後について、あれこれ他愛ない想像をしてしまいましたが、
やっぱり「ちはやふる」的には、瑞沢が全国に行けないまさかの展開よりも、
窮地に陥りつつも全国に行く展開のほうが、しっくりきますね。
やっぱり、よかったー!
朋鳴は、残念ですが、、、、
さて、太一ターン。
前回までは、周防さんとのかるたが「楽しい」だった太一が、「楽(ラク)」という言葉を選ぶあたりの変化がキーかな、と。
そしてブーメランな『畳の上で 努力し続けられるやつがいい』の言葉。
なんか、このままだと、太一、すんなり瑞沢かるた部に復帰しそう・・・!??
でも瑞沢かるた部の新生ぶりと千早の成長、太一のこれからを考えると、すんなり元の鞘に収まってしまうとなんだか違和感・・・
ここは、新生瑞沢体制できっちり全国大会に行ってほしい気がします。
前回出た周防さんへのNHK取材の展開も、
もしやそこで太一がチラ映りして皆に太一の今の状況がばれる・・・ということも考えていたのですが、今後どうなるか?
次号予告では、「全国大会の切符を掴んだ瑞沢高校。千早は、そして太一は何を思う――」とあり、「息をのむ展開に注目!」と。
まだまだ瑞沢&太一ターンなのかな?福井はまた4コマだけなのかなあ(泣)
ちなみに「キャスト・クランクイン インタビュー連載 第2回」の机君役の森永さんは次号予定とのこと。
こちらも楽しみです。
そしてクリアファイル、申し込まなきゃ!締切は9/15~
BE・ LOVE 17号 ちはやふる 151首 あらすじ•感想
- 2015/08/10 (Mon) |
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表紙は「ちはやふる」。
最新刊・28巻表紙と同じイラストをもとに、ちょっと違う雰囲気にアレンジされてるみたいです。
松岡茉優さんのインタビューもカラーで巻頭に。
表紙から巻頭から、最近は「ちはやふる」色が強くてわくわくします…!
以下、ネタバレあり、ご注意ください。****
*松岡茉優さんのインタビュー
正直言うと、詩暢ちゃんはTwitterの一部で推されてた橋本愛さんが私のイメージにもぴったりだったのですが、松岡茉優さんもなかなかな感じ。
松岡茉優さんご本人は「あまちゃん」「銀一貫」で大好きな女優さんなので、きっと動いて喋ればコミックの詩暢ちゃんそのままではなくても、またこれも良いな、と思う世界を展開してくれるのではと期待。
完結していないコミックの映画化、という難題。
ひとつのストーリーとしての落としどころを考えると、コミックを先取りするわけにもいかないですし、独自の世界になるのは必至。
なので私は、もう実写「ちはやふる」のお話はコミックとは全く別個のものと考えてます。
(これはエキストラ参加して、子役ちゃんたち3人を目の当たりにしてからの思いです。
千早の雰囲気がずいぶんコミックとは違う感じがして最初は戸惑いましたが、形は別でも追い求めてるものに同じ方向性を感じたので…)
あとは、原作「ちはやふる」にある、ひとを強く惹きつけるエッセンスそのものが、形は変わっても実写のなかにあればそれで満足だなと思っています。今のところは?
実際、今回のインタビューを見るに、詩暢ちゃんと新の結びつきは原作よりかなり強そう。
いちばん惹かれたのは、現場の写真!
詩暢ちゃんが新と、「千早とかるたをしたあの部屋」らしきところでかるたを取っている…?!
いったいどういう繋がりで出てくるシーンなのか、楽しみです。
次号は、机君役さんの登場とのこと。
さて、151首。
扉絵はなく、いきなり机君VS.瀬多君のシーンから。
瀬多君のかるたは、よく音を聴き、相手のことも良く見ている、タメのあるかるた。
分かれ札で間違えない巧さもある。
『北央のスタメン3人がA級の1年生なんて、さすが北央』と周囲に見られるなか、
北央の控え選手は思う。
『中高一貫校だからって かるた部の部員集めが楽なわけじゃねえ
いまの1年なんて全員 ヒョロ先輩が集めてきたんだ』
瀬多くんは中2のとき、バレー部で希望のセッターを目指すことも認められず、悔し泣きしている時にヒョロ君がスカウト。
美馬くんも中2のとき、高3の須藤先輩を隠し撮りしているところ(しかも、「須藤先輩って…攻めと受けどっちかなあ」とつぶやく腐男子?!)をヒョロくんにスカウトされる。(そりゃヒョロ君、「攻めがるた」の反対は「守りがるた」だよねえ・・・)
両方とも、誤解からだった。
それでも。
どんなに強豪と言われても、新しい部員がはいり定着しなければそれで終わりな厳しいなか、
いまの1年が定着してくれたのはヒョロくんのおかげ、と、持田先生も思っている。
いつもかるたのことばかり考えていて、瀬多くんの「157cm」「50.3kg」も「行こうな!GO近江」だと喜ぶヒョロ君。
太田くんにも勉強のため読手をすすめ、初級の大会にも率先して引率していくヒョロ君。
『「できない子」にいちばん優しかったのは 木梨くんだ』
太田くんが「変態か!」と突っ込んでしまうヘンな美馬君も否定せず。
瀬多くんの良いところをみつけて褒め。
『「できない子」が 「できる子」になっていく』
そして、その子たちがA級になっていくなかで。
『自尊心の強い木梨くんが悔しくないわけがない』
たとえ、ヒョロ君がA級になれなくても。
A級になってしまった後輩たちは、ヒョロ君の注意には進んで耳を傾けるのだ。
それは、先輩がたも感じている。
『実力のあるリーダーが引っぱってきた北央より
いまのほうがチームとしての完成度が高いのは
工夫したこと 努力したことを 木梨くんがわかってくれるから
小さいことも 感じ取ってくれるから』
だと。
(そして個人的には…ヒョロ君がかるたを大好きな気持ちが、周りも巻き込んでいるからのような気もします。)
周りに気をくばり。そして。
『みんな優勢だな おれ以外は よし!』とうなづくヒョロ君・・・
『丁寧に取ってるから 拾えてる札もある』『おれのことナメてくれてんのかな』と千早をみると・・・
千早はまっすぐにヒョロ君を見ている。
『すごいね ヒョロ君 伝わってくるよ
チームからの信頼と チームへの気配りが
太一みたいだ』
『太一のように』『太一なら』と思って行動している千早にとって、ヒョロ君の気配り目配りは今まで以上にくっきり感じられているよう。
”この人やりにくい”と思いながら、大江先輩の代わりに出てるんだ、先輩たちの最後の試合にするわけにいかない、負けるわけにいかないと気負う筑波君。
その時。
「筑波くん 息吐いて 吐ききって」
と声掛けをする千早。
『息をちゃんと 吐き切れって…』
『真島がよく言ってた…』
と太一を思い出す、肉まん君、机君。
「さあ リズム取ってくよ!」
と良いタイミングで声をかける千早に、
「オウ」と腹の底からのような声をだすメンバー。
飛ばした札を拾った帰りに、ぽん、ぽんと皆の肩に手をおいていく千早の姿は、太一のそれを思い出させる。
思わず涙ぐむかなちゃん。
『太一は戻ってくると思ってる 何年後か 何十年後か』
といっていた千早。
でも。かなちゃんはわかってしまう。
『千早ちゃんは もうないと思ってるんだ 真島部長が 瑞沢かるた部で一緒に戦うことは』
『もう ない もう いない』
息をつく千早の瞳にも、涙が・・・
そんな千早に気づくメンバー。
そして。
教わったことに忠実に、息を吐く田丸さん。
それを見た筑波くんは、やりにくいと思っていた相手の攻略法を、田丸さんとかなちゃんのアドバイスから思いつく。
田丸さんも太田くんのちょっかいもものともしない。
『仲間はずれにされても 辞めなかったかるた
私が本当になりたかったのは
褒められる人? ちがう』
脳裏に思い描くのは、桜沢先生の姿……
切れの良くなった田丸さんを「瑞沢1年の期待の星!」と応援する1年のみんな。
『私は あんたより練習場に来てた 年上の人と試合をしてた』
『強くなりたくて がんばってきたことは だれに褒められなくったって なくならない』
練習は嘘をつかない、ということが体現されている感じです。
北央優勢だった流れが動くのを感じる、瀬多くん……
そんななか、「たれをかも」を取った千早がまず1勝!
決め手の札が「昔の友達はもう誰もいない、一緒に語る人もいないよるべないやるせなさ」を感じさせる「たれをかも」なのはどこか暗示的です。
瑞沢の表情がぱっと明るくなる中――
『チームメイトのだれかが負けたら ターボかけろ』
と一気にキレを増す、瀬多くんと美馬君の息の合った呼吸。
ぐっと苦しくなる瑞沢。
『よしいけ 勝ちきれ1年 ヒョロの1敗をただの1敗にするな 必勝パターンにするんだ 北央の』と須藤さん。
『チームの集中力を支えてるのはヒョロ』。(150首)
ヒョロ君がみんなを活かす「必勝パターン」を目指す北央――
瀬多くんに追いまくられて「流れを切らないと」と一度呼吸を入れた机君。
ふと、自分の足のタコをみて。
『畳の上で何年も正座をしてきた足です――』
1年のときのかなちゃんとのやり取りを思い出す。
「まだまだ これからだ いくぞ瑞沢ぁ!」
喝をいれた机くん。
左利きの利点を活かして、おさえ手の下に潜り込み札を奪取。
「よし1枚!」
『ずっと 綾瀬の強欲に引っぱってもらったけど タコだってできた これはもう ぼくのかるた道だ』
一方、肉まん君も。
『不器用な綾瀬が 真島みたいな調整役をして いまある戦力で勝とうとして』
とエンジン入っているもよう。いい表情してます。
『すごい さすが北央と瑞沢 ここ2年濃い勝負を繰り広げてきた両校…今年もいい試合』
『富原西と 朋鳴も いい勝負してるぞ 残り5枚で まだどこも勝負がついてない』
と固唾をのんで見守るギャラリー。
でも。
「いい試合とか どーでもいいんだよ!」
勝つことでしか 報われない
そういう勝負が あるんだ
9/1(火)発売の次号に続く――
熱戦はとうとう、秋風のころにまで持ち越しです。
でもいよいよ次で勝負が決まるか?!
前回、瑞沢の全国大会出場はないかも、などと賢しらなことを書きましたが、
もうここまでくるとがんばって!としかいえない。
「ちはやふる」の好きなところの一つが、少年漫画的スポーツ精神があるところでもあるので、ここまで熱いともう瑞沢も北央も(できれば朋鳴も富原西もですが)勝ってくれ…!と思わずにはいられません。
そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。
千早の成長、そして、それをくみ取る周囲の成長もひしひしと感じる回でした。
机君の足のタコの遠大なる、伏線というも愚かな大きな伏流も、良かった…!
最新刊・28巻表紙と同じイラストをもとに、ちょっと違う雰囲気にアレンジされてるみたいです。
松岡茉優さんのインタビューもカラーで巻頭に。
表紙から巻頭から、最近は「ちはやふる」色が強くてわくわくします…!
以下、ネタバレあり、ご注意ください。****
*松岡茉優さんのインタビュー
正直言うと、詩暢ちゃんはTwitterの一部で推されてた橋本愛さんが私のイメージにもぴったりだったのですが、松岡茉優さんもなかなかな感じ。
松岡茉優さんご本人は「あまちゃん」「銀一貫」で大好きな女優さんなので、きっと動いて喋ればコミックの詩暢ちゃんそのままではなくても、またこれも良いな、と思う世界を展開してくれるのではと期待。
完結していないコミックの映画化、という難題。
ひとつのストーリーとしての落としどころを考えると、コミックを先取りするわけにもいかないですし、独自の世界になるのは必至。
なので私は、もう実写「ちはやふる」のお話はコミックとは全く別個のものと考えてます。
(これはエキストラ参加して、子役ちゃんたち3人を目の当たりにしてからの思いです。
千早の雰囲気がずいぶんコミックとは違う感じがして最初は戸惑いましたが、形は別でも追い求めてるものに同じ方向性を感じたので…)
あとは、原作「ちはやふる」にある、ひとを強く惹きつけるエッセンスそのものが、形は変わっても実写のなかにあればそれで満足だなと思っています。今のところは?
実際、今回のインタビューを見るに、詩暢ちゃんと新の結びつきは原作よりかなり強そう。
いちばん惹かれたのは、現場の写真!
詩暢ちゃんが新と、「千早とかるたをしたあの部屋」らしきところでかるたを取っている…?!
いったいどういう繋がりで出てくるシーンなのか、楽しみです。
次号は、机君役さんの登場とのこと。
さて、151首。
扉絵はなく、いきなり机君VS.瀬多君のシーンから。
瀬多君のかるたは、よく音を聴き、相手のことも良く見ている、タメのあるかるた。
分かれ札で間違えない巧さもある。
『北央のスタメン3人がA級の1年生なんて、さすが北央』と周囲に見られるなか、
北央の控え選手は思う。
『中高一貫校だからって かるた部の部員集めが楽なわけじゃねえ
いまの1年なんて全員 ヒョロ先輩が集めてきたんだ』
瀬多くんは中2のとき、バレー部で希望のセッターを目指すことも認められず、悔し泣きしている時にヒョロ君がスカウト。
美馬くんも中2のとき、高3の須藤先輩を隠し撮りしているところ(しかも、「須藤先輩って…攻めと受けどっちかなあ」とつぶやく腐男子?!)をヒョロくんにスカウトされる。(そりゃヒョロ君、「攻めがるた」の反対は「守りがるた」だよねえ・・・)
両方とも、誤解からだった。
それでも。
どんなに強豪と言われても、新しい部員がはいり定着しなければそれで終わりな厳しいなか、
いまの1年が定着してくれたのはヒョロくんのおかげ、と、持田先生も思っている。
いつもかるたのことばかり考えていて、瀬多くんの「157cm」「50.3kg」も「行こうな!GO近江」だと喜ぶヒョロ君。
太田くんにも勉強のため読手をすすめ、初級の大会にも率先して引率していくヒョロ君。
『「できない子」にいちばん優しかったのは 木梨くんだ』
太田くんが「変態か!」と突っ込んでしまうヘンな美馬君も否定せず。
瀬多くんの良いところをみつけて褒め。
『「できない子」が 「できる子」になっていく』
そして、その子たちがA級になっていくなかで。
『自尊心の強い木梨くんが悔しくないわけがない』
たとえ、ヒョロ君がA級になれなくても。
A級になってしまった後輩たちは、ヒョロ君の注意には進んで耳を傾けるのだ。
それは、先輩がたも感じている。
『実力のあるリーダーが引っぱってきた北央より
いまのほうがチームとしての完成度が高いのは
工夫したこと 努力したことを 木梨くんがわかってくれるから
小さいことも 感じ取ってくれるから』
だと。
(そして個人的には…ヒョロ君がかるたを大好きな気持ちが、周りも巻き込んでいるからのような気もします。)
周りに気をくばり。そして。
『みんな優勢だな おれ以外は よし!』とうなづくヒョロ君・・・
『丁寧に取ってるから 拾えてる札もある』『おれのことナメてくれてんのかな』と千早をみると・・・
千早はまっすぐにヒョロ君を見ている。
『すごいね ヒョロ君 伝わってくるよ
チームからの信頼と チームへの気配りが
太一みたいだ』
『太一のように』『太一なら』と思って行動している千早にとって、ヒョロ君の気配り目配りは今まで以上にくっきり感じられているよう。
”この人やりにくい”と思いながら、大江先輩の代わりに出てるんだ、先輩たちの最後の試合にするわけにいかない、負けるわけにいかないと気負う筑波君。
その時。
「筑波くん 息吐いて 吐ききって」
と声掛けをする千早。
『息をちゃんと 吐き切れって…』
『真島がよく言ってた…』
と太一を思い出す、肉まん君、机君。
「さあ リズム取ってくよ!」
と良いタイミングで声をかける千早に、
「オウ」と腹の底からのような声をだすメンバー。
飛ばした札を拾った帰りに、ぽん、ぽんと皆の肩に手をおいていく千早の姿は、太一のそれを思い出させる。
思わず涙ぐむかなちゃん。
『太一は戻ってくると思ってる 何年後か 何十年後か』
といっていた千早。
でも。かなちゃんはわかってしまう。
『千早ちゃんは もうないと思ってるんだ 真島部長が 瑞沢かるた部で一緒に戦うことは』
『もう ない もう いない』
息をつく千早の瞳にも、涙が・・・
そんな千早に気づくメンバー。
そして。
教わったことに忠実に、息を吐く田丸さん。
それを見た筑波くんは、やりにくいと思っていた相手の攻略法を、田丸さんとかなちゃんのアドバイスから思いつく。
田丸さんも太田くんのちょっかいもものともしない。
『仲間はずれにされても 辞めなかったかるた
私が本当になりたかったのは
褒められる人? ちがう』
脳裏に思い描くのは、桜沢先生の姿……
切れの良くなった田丸さんを「瑞沢1年の期待の星!」と応援する1年のみんな。
『私は あんたより練習場に来てた 年上の人と試合をしてた』
『強くなりたくて がんばってきたことは だれに褒められなくったって なくならない』
練習は嘘をつかない、ということが体現されている感じです。
北央優勢だった流れが動くのを感じる、瀬多くん……
そんななか、「たれをかも」を取った千早がまず1勝!
決め手の札が「昔の友達はもう誰もいない、一緒に語る人もいないよるべないやるせなさ」を感じさせる「たれをかも」なのはどこか暗示的です。
瑞沢の表情がぱっと明るくなる中――
『チームメイトのだれかが負けたら ターボかけろ』
と一気にキレを増す、瀬多くんと美馬君の息の合った呼吸。
ぐっと苦しくなる瑞沢。
『よしいけ 勝ちきれ1年 ヒョロの1敗をただの1敗にするな 必勝パターンにするんだ 北央の』と須藤さん。
『チームの集中力を支えてるのはヒョロ』。(150首)
ヒョロ君がみんなを活かす「必勝パターン」を目指す北央――
瀬多くんに追いまくられて「流れを切らないと」と一度呼吸を入れた机君。
ふと、自分の足のタコをみて。
『畳の上で何年も正座をしてきた足です――』
1年のときのかなちゃんとのやり取りを思い出す。
「まだまだ これからだ いくぞ瑞沢ぁ!」
喝をいれた机くん。
左利きの利点を活かして、おさえ手の下に潜り込み札を奪取。
「よし1枚!」
『ずっと 綾瀬の強欲に引っぱってもらったけど タコだってできた これはもう ぼくのかるた道だ』
一方、肉まん君も。
『不器用な綾瀬が 真島みたいな調整役をして いまある戦力で勝とうとして』
とエンジン入っているもよう。いい表情してます。
『すごい さすが北央と瑞沢 ここ2年濃い勝負を繰り広げてきた両校…今年もいい試合』
『富原西と 朋鳴も いい勝負してるぞ 残り5枚で まだどこも勝負がついてない』
と固唾をのんで見守るギャラリー。
でも。
「いい試合とか どーでもいいんだよ!」
勝つことでしか 報われない
そういう勝負が あるんだ
9/1(火)発売の次号に続く――
熱戦はとうとう、秋風のころにまで持ち越しです。
でもいよいよ次で勝負が決まるか?!
前回、瑞沢の全国大会出場はないかも、などと賢しらなことを書きましたが、
もうここまでくるとがんばって!としかいえない。
「ちはやふる」の好きなところの一つが、少年漫画的スポーツ精神があるところでもあるので、ここまで熱いともう瑞沢も北央も(できれば朋鳴も富原西もですが)勝ってくれ…!と思わずにはいられません。
そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。
千早の成長、そして、それをくみ取る周囲の成長もひしひしと感じる回でした。
机君の足のタコの遠大なる、伏線というも愚かな大きな伏流も、良かった…!
ちはやふる 今後の展開についてあれこれつぶやき
- 2015/08/01 (Sat) |
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東京都予選絶賛開催中、しかもオオヤマにさしかかっている「ちはやふる」
つい、今後どうなるのかあれこれ考えてしまいます。
直近で気になるのは、瑞沢は全国大会へ行けるのか?ということ。
なんとなーくですが、もしかしたら行けない気がするのですよね・・・
そう思ってしまうのは、個人戦とのバランスです。
【千早1年生】 団体戦にはほとんど関与せず。個人戦でしのぶちゃんのすごさを知る。
【千早2年生】 団体戦で優勝。個人戦は出場するもののやはりしのぶちゃんの壁に。
そして3年生。
・千早は団体戦では一度頂点を極めている
・以前先生が確かニコ動のインタビューで「藤岡東」と「瑞沢」の対戦はない、ということを言われていたらしい
・「藤岡東」は、新が「チーム」を取り戻していくのを描く上で、全国大会出場はもちろんある程度のレベルへは行きそう?
・千早の3年最大のヤマはクイーン戦であることは、1巻の冒頭で示されている。ということは、これまでいまいち結果の出ていない個人戦で結果が出せたほうが、今後の展開につながりやすい
ことから、団体戦での瑞沢はあまり描かれない気が・・・
「富原西」は速水さんがこれからの人なので全国は厳しいかも。
とすると、坪口さんの念願かなって「朋鳴」が来るか?
でも、千早の「桜沢先生に会いに行こう」は瑞沢が全国大会に出られるフラグと見たい気もするし…
果たしてどうなるでしょう??
そしてヒョロ君。
彼のこれまでの苦節の裏にあった思いが、しみじみ伝わってきた150首。
彼も、幼いころから「才能」と戦ってきたのですね・・・
当時千早は結果こそ出していなかったものの、「ふ」の札でその片鱗を見せていて、
ヒョロ君もそれに気が付いていた。
出会った時から、才能を開花させていた新。
結果はないものの、才能を感じさせていた千早。
そして高1から、千早・新・太一と接していくなかで、
「才能」のある者=千早・新 のそばに、ともにある者として、自分と同じ立場に太一を見ていたのかも知れません。
そういうふうに「才能」VS「才能のそばにいる人間」という切り方をすると、千早&新/太一&ヒョロ となりそうです。
でも「才能」は「火が起こるまでの早さ」だという周防さんのセリフが、
『”才能”のそばは 苦しいよ』というヒョロ君のセリフと同じ回に描かれているということは、
すごく意味がありそう。
太一が才能がないとは全く思わないし(むしろ暗記の天才では。忘れることができれば最強)、ヒョロ君の才能も、耳の良さとか分かりやすいところではないだけで、着火が遅いだけかも??
そして別の切り口。
「チーム」VS「個人」と見たときに、
「まずチームありき」という基準で見ると、千早とヒョロが同じサイドに来そうな気がします。
千早は今回「チーム」でも苦戦していますが、今後部活の顧問になるという夢を叶える道につながると思えばそれも起こりうることだし、彼女の根っこはやっぱり「チーム」にある。
今のヒョロ君もそう。
ふたりは、これから「個人」に照準を合わせていくことになるのかな?とも。
それに比べて、今、部をつくり、「個人」から「チーム」に照準を合わせていっているのが新。
新とは逆に、団体戦の強さを極めた去年の全国大会優勝から、「吉野大会」に始まる「個人」での戦いを続けている、「チーム」から「個人」への太一。
前回の対戦では立ち位置がまだ逆だったふたり。
この1年で新と太一がぶつかるのはどこのタイミングか?これも気になります。
去年の夏の大会での桜沢先生の「一度も負けていないふたり」がフラグだとしたら、
夏の選手権、個人戦での対戦もありうる??
こちらも、楽しみです。
つい、今後どうなるのかあれこれ考えてしまいます。
直近で気になるのは、瑞沢は全国大会へ行けるのか?ということ。
なんとなーくですが、もしかしたら行けない気がするのですよね・・・
そう思ってしまうのは、個人戦とのバランスです。
【千早1年生】 団体戦にはほとんど関与せず。個人戦でしのぶちゃんのすごさを知る。
【千早2年生】 団体戦で優勝。個人戦は出場するもののやはりしのぶちゃんの壁に。
そして3年生。
・千早は団体戦では一度頂点を極めている
・以前先生が確かニコ動のインタビューで「藤岡東」と「瑞沢」の対戦はない、ということを言われていたらしい
・「藤岡東」は、新が「チーム」を取り戻していくのを描く上で、全国大会出場はもちろんある程度のレベルへは行きそう?
・千早の3年最大のヤマはクイーン戦であることは、1巻の冒頭で示されている。ということは、これまでいまいち結果の出ていない個人戦で結果が出せたほうが、今後の展開につながりやすい
ことから、団体戦での瑞沢はあまり描かれない気が・・・
「富原西」は速水さんがこれからの人なので全国は厳しいかも。
とすると、坪口さんの念願かなって「朋鳴」が来るか?
でも、千早の「桜沢先生に会いに行こう」は瑞沢が全国大会に出られるフラグと見たい気もするし…
果たしてどうなるでしょう??
そしてヒョロ君。
彼のこれまでの苦節の裏にあった思いが、しみじみ伝わってきた150首。
彼も、幼いころから「才能」と戦ってきたのですね・・・
当時千早は結果こそ出していなかったものの、「ふ」の札でその片鱗を見せていて、
ヒョロ君もそれに気が付いていた。
出会った時から、才能を開花させていた新。
結果はないものの、才能を感じさせていた千早。
そして高1から、千早・新・太一と接していくなかで、
「才能」のある者=千早・新 のそばに、ともにある者として、自分と同じ立場に太一を見ていたのかも知れません。
そういうふうに「才能」VS「才能のそばにいる人間」という切り方をすると、千早&新/太一&ヒョロ となりそうです。
でも「才能」は「火が起こるまでの早さ」だという周防さんのセリフが、
『”才能”のそばは 苦しいよ』というヒョロ君のセリフと同じ回に描かれているということは、
すごく意味がありそう。
太一が才能がないとは全く思わないし(むしろ暗記の天才では。忘れることができれば最強)、ヒョロ君の才能も、耳の良さとか分かりやすいところではないだけで、着火が遅いだけかも??
そして別の切り口。
「チーム」VS「個人」と見たときに、
「まずチームありき」という基準で見ると、千早とヒョロが同じサイドに来そうな気がします。
千早は今回「チーム」でも苦戦していますが、今後部活の顧問になるという夢を叶える道につながると思えばそれも起こりうることだし、彼女の根っこはやっぱり「チーム」にある。
今のヒョロ君もそう。
ふたりは、これから「個人」に照準を合わせていくことになるのかな?とも。
それに比べて、今、部をつくり、「個人」から「チーム」に照準を合わせていっているのが新。
新とは逆に、団体戦の強さを極めた去年の全国大会優勝から、「吉野大会」に始まる「個人」での戦いを続けている、「チーム」から「個人」への太一。
前回の対戦では立ち位置がまだ逆だったふたり。
この1年で新と太一がぶつかるのはどこのタイミングか?これも気になります。
去年の夏の大会での桜沢先生の「一度も負けていないふたり」がフラグだとしたら、
夏の選手権、個人戦での対戦もありうる??
こちらも、楽しみです。
拍手コメントいつもありがとうございます
- 2015/08/01 (Sat) |
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拍手コメント、いつもありがとうございます(^^)
ご返信が大変遅くなり、申し訳ございませんm(>_<)m
◎musicassky様
りぶろ様も巡礼カードお疲れ様でした!^^
府中&大津で千早と太一の絵が完成、見事でしたね~
やはりふたりとも、2つの都市に関係が深いからですかね。
千早の隣に見えている「くもゐにまがふおきつしらなみ」の札をもつ
新の手のみ見えているのが、あわらへ私を誘います…!
あわら、行きたいですね><
◎6/19 茶キチ様
いつもおいでくださり、ありがとうございます(^^)
コメントもありがとうございました!
◎6/16 もも様
エキストラいってきました^^
現場のみなさんの熱気のすごさに、面白くなること間違いなし?!と思いました。
映画公開楽しみですね~
◎3/17 椅子くん様
遅まきながらですが、声優のトークショー、10/4ですよ~
今日チケット発売でしたね…行けるかわからず取りに行けませんでした><
◎3/11 真波様
下記の誤り、ご教示下さり本当にありがとうございました!訂正させていただきました。
申し訳ない間違いでした><ごめんなさい、みちるちゃん・・・
◎2/13 一ちはやふるファン様
いつも早めにUPされているので嬉しいです、と仰っていただき嬉しいです^^
他のブログの方々と比べ、洞察力や読みにかけるので、せめて早さだけはと思っております…!
◎11/15 太一派 B様
B様は太一&千早派なのですね。
「3人の恋の舞台から太一が降ろさせそうな成り行き」と心配されてますが、そんなことはないかと!
むしろ、私は恋と同じくらいかるたがメインだと思っているので、
3人のかるたの舞台はまだまだこれからも影響しあって続くと思いますよー
恋の結末は…末次先生のみぞ知る、ですが。
◎11/08 musicassky様
遅まき申し訳ありません><
ほんと、ちはやふるのせいで昨年から何度体内に嵐が吹き荒れることか…!
ほんと目が離せませんよね。
◎10/02 やよい様
「本当に千早から聞こえた言葉は「ごめん」だった?それとも、もう一言あったんじゃないの?」という疑問、
今のところ棚上げですね^^;
あれにもし意味があるとしたら、この後の展開で、千早と太一が久しぶりに向き合った時に
明かされるのかもしれません。気になりますね。
ご返信が大変遅くなり、申し訳ございませんm(>_<)m
◎musicassky様
りぶろ様も巡礼カードお疲れ様でした!^^
府中&大津で千早と太一の絵が完成、見事でしたね~
やはりふたりとも、2つの都市に関係が深いからですかね。
千早の隣に見えている「くもゐにまがふおきつしらなみ」の札をもつ
新の手のみ見えているのが、あわらへ私を誘います…!
あわら、行きたいですね><
◎6/19 茶キチ様
いつもおいでくださり、ありがとうございます(^^)
コメントもありがとうございました!
◎6/16 もも様
エキストラいってきました^^
現場のみなさんの熱気のすごさに、面白くなること間違いなし?!と思いました。
映画公開楽しみですね~
◎3/17 椅子くん様
遅まきながらですが、声優のトークショー、10/4ですよ~
今日チケット発売でしたね…行けるかわからず取りに行けませんでした><
◎3/11 真波様
下記の誤り、ご教示下さり本当にありがとうございました!訂正させていただきました。
申し訳ない間違いでした><ごめんなさい、みちるちゃん・・・
◎2/13 一ちはやふるファン様
いつも早めにUPされているので嬉しいです、と仰っていただき嬉しいです^^
他のブログの方々と比べ、洞察力や読みにかけるので、せめて早さだけはと思っております…!
◎11/15 太一派 B様
B様は太一&千早派なのですね。
「3人の恋の舞台から太一が降ろさせそうな成り行き」と心配されてますが、そんなことはないかと!
むしろ、私は恋と同じくらいかるたがメインだと思っているので、
3人のかるたの舞台はまだまだこれからも影響しあって続くと思いますよー
恋の結末は…末次先生のみぞ知る、ですが。
◎11/08 musicassky様
遅まき申し訳ありません><
ほんと、ちはやふるのせいで昨年から何度体内に嵐が吹き荒れることか…!
ほんと目が離せませんよね。
◎10/02 やよい様
「本当に千早から聞こえた言葉は「ごめん」だった?それとも、もう一言あったんじゃないの?」という疑問、
今のところ棚上げですね^^;
あれにもし意味があるとしたら、この後の展開で、千早と太一が久しぶりに向き合った時に
明かされるのかもしれません。気になりますね。
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