ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
BE・ LOVE 17号 ちはやふる 151首 あらすじ•感想
- 2015/08/10 (Mon) |
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表紙は「ちはやふる」。
最新刊・28巻表紙と同じイラストをもとに、ちょっと違う雰囲気にアレンジされてるみたいです。
松岡茉優さんのインタビューもカラーで巻頭に。
表紙から巻頭から、最近は「ちはやふる」色が強くてわくわくします…!
以下、ネタバレあり、ご注意ください。****
*松岡茉優さんのインタビュー
正直言うと、詩暢ちゃんはTwitterの一部で推されてた橋本愛さんが私のイメージにもぴったりだったのですが、松岡茉優さんもなかなかな感じ。
松岡茉優さんご本人は「あまちゃん」「銀一貫」で大好きな女優さんなので、きっと動いて喋ればコミックの詩暢ちゃんそのままではなくても、またこれも良いな、と思う世界を展開してくれるのではと期待。
完結していないコミックの映画化、という難題。
ひとつのストーリーとしての落としどころを考えると、コミックを先取りするわけにもいかないですし、独自の世界になるのは必至。
なので私は、もう実写「ちはやふる」のお話はコミックとは全く別個のものと考えてます。
(これはエキストラ参加して、子役ちゃんたち3人を目の当たりにしてからの思いです。
千早の雰囲気がずいぶんコミックとは違う感じがして最初は戸惑いましたが、形は別でも追い求めてるものに同じ方向性を感じたので…)
あとは、原作「ちはやふる」にある、ひとを強く惹きつけるエッセンスそのものが、形は変わっても実写のなかにあればそれで満足だなと思っています。今のところは?
実際、今回のインタビューを見るに、詩暢ちゃんと新の結びつきは原作よりかなり強そう。
いちばん惹かれたのは、現場の写真!
詩暢ちゃんが新と、「千早とかるたをしたあの部屋」らしきところでかるたを取っている…?!
いったいどういう繋がりで出てくるシーンなのか、楽しみです。
次号は、机君役さんの登場とのこと。
さて、151首。
扉絵はなく、いきなり机君VS.瀬多君のシーンから。
瀬多君のかるたは、よく音を聴き、相手のことも良く見ている、タメのあるかるた。
分かれ札で間違えない巧さもある。
『北央のスタメン3人がA級の1年生なんて、さすが北央』と周囲に見られるなか、
北央の控え選手は思う。
『中高一貫校だからって かるた部の部員集めが楽なわけじゃねえ
いまの1年なんて全員 ヒョロ先輩が集めてきたんだ』
瀬多くんは中2のとき、バレー部で希望のセッターを目指すことも認められず、悔し泣きしている時にヒョロ君がスカウト。
美馬くんも中2のとき、高3の須藤先輩を隠し撮りしているところ(しかも、「須藤先輩って…攻めと受けどっちかなあ」とつぶやく腐男子?!)をヒョロくんにスカウトされる。(そりゃヒョロ君、「攻めがるた」の反対は「守りがるた」だよねえ・・・)
両方とも、誤解からだった。
それでも。
どんなに強豪と言われても、新しい部員がはいり定着しなければそれで終わりな厳しいなか、
いまの1年が定着してくれたのはヒョロくんのおかげ、と、持田先生も思っている。
いつもかるたのことばかり考えていて、瀬多くんの「157cm」「50.3kg」も「行こうな!GO近江」だと喜ぶヒョロ君。
太田くんにも勉強のため読手をすすめ、初級の大会にも率先して引率していくヒョロ君。
『「できない子」にいちばん優しかったのは 木梨くんだ』
太田くんが「変態か!」と突っ込んでしまうヘンな美馬君も否定せず。
瀬多くんの良いところをみつけて褒め。
『「できない子」が 「できる子」になっていく』
そして、その子たちがA級になっていくなかで。
『自尊心の強い木梨くんが悔しくないわけがない』
たとえ、ヒョロ君がA級になれなくても。
A級になってしまった後輩たちは、ヒョロ君の注意には進んで耳を傾けるのだ。
それは、先輩がたも感じている。
『実力のあるリーダーが引っぱってきた北央より
いまのほうがチームとしての完成度が高いのは
工夫したこと 努力したことを 木梨くんがわかってくれるから
小さいことも 感じ取ってくれるから』
だと。
(そして個人的には…ヒョロ君がかるたを大好きな気持ちが、周りも巻き込んでいるからのような気もします。)
周りに気をくばり。そして。
『みんな優勢だな おれ以外は よし!』とうなづくヒョロ君・・・
『丁寧に取ってるから 拾えてる札もある』『おれのことナメてくれてんのかな』と千早をみると・・・
千早はまっすぐにヒョロ君を見ている。
『すごいね ヒョロ君 伝わってくるよ
チームからの信頼と チームへの気配りが
太一みたいだ』
『太一のように』『太一なら』と思って行動している千早にとって、ヒョロ君の気配り目配りは今まで以上にくっきり感じられているよう。
”この人やりにくい”と思いながら、大江先輩の代わりに出てるんだ、先輩たちの最後の試合にするわけにいかない、負けるわけにいかないと気負う筑波君。
その時。
「筑波くん 息吐いて 吐ききって」
と声掛けをする千早。
『息をちゃんと 吐き切れって…』
『真島がよく言ってた…』
と太一を思い出す、肉まん君、机君。
「さあ リズム取ってくよ!」
と良いタイミングで声をかける千早に、
「オウ」と腹の底からのような声をだすメンバー。
飛ばした札を拾った帰りに、ぽん、ぽんと皆の肩に手をおいていく千早の姿は、太一のそれを思い出させる。
思わず涙ぐむかなちゃん。
『太一は戻ってくると思ってる 何年後か 何十年後か』
といっていた千早。
でも。かなちゃんはわかってしまう。
『千早ちゃんは もうないと思ってるんだ 真島部長が 瑞沢かるた部で一緒に戦うことは』
『もう ない もう いない』
息をつく千早の瞳にも、涙が・・・
そんな千早に気づくメンバー。
そして。
教わったことに忠実に、息を吐く田丸さん。
それを見た筑波くんは、やりにくいと思っていた相手の攻略法を、田丸さんとかなちゃんのアドバイスから思いつく。
田丸さんも太田くんのちょっかいもものともしない。
『仲間はずれにされても 辞めなかったかるた
私が本当になりたかったのは
褒められる人? ちがう』
脳裏に思い描くのは、桜沢先生の姿……
切れの良くなった田丸さんを「瑞沢1年の期待の星!」と応援する1年のみんな。
『私は あんたより練習場に来てた 年上の人と試合をしてた』
『強くなりたくて がんばってきたことは だれに褒められなくったって なくならない』
練習は嘘をつかない、ということが体現されている感じです。
北央優勢だった流れが動くのを感じる、瀬多くん……
そんななか、「たれをかも」を取った千早がまず1勝!
決め手の札が「昔の友達はもう誰もいない、一緒に語る人もいないよるべないやるせなさ」を感じさせる「たれをかも」なのはどこか暗示的です。
瑞沢の表情がぱっと明るくなる中――
『チームメイトのだれかが負けたら ターボかけろ』
と一気にキレを増す、瀬多くんと美馬君の息の合った呼吸。
ぐっと苦しくなる瑞沢。
『よしいけ 勝ちきれ1年 ヒョロの1敗をただの1敗にするな 必勝パターンにするんだ 北央の』と須藤さん。
『チームの集中力を支えてるのはヒョロ』。(150首)
ヒョロ君がみんなを活かす「必勝パターン」を目指す北央――
瀬多くんに追いまくられて「流れを切らないと」と一度呼吸を入れた机君。
ふと、自分の足のタコをみて。
『畳の上で何年も正座をしてきた足です――』
1年のときのかなちゃんとのやり取りを思い出す。
「まだまだ これからだ いくぞ瑞沢ぁ!」
喝をいれた机くん。
左利きの利点を活かして、おさえ手の下に潜り込み札を奪取。
「よし1枚!」
『ずっと 綾瀬の強欲に引っぱってもらったけど タコだってできた これはもう ぼくのかるた道だ』
一方、肉まん君も。
『不器用な綾瀬が 真島みたいな調整役をして いまある戦力で勝とうとして』
とエンジン入っているもよう。いい表情してます。
『すごい さすが北央と瑞沢 ここ2年濃い勝負を繰り広げてきた両校…今年もいい試合』
『富原西と 朋鳴も いい勝負してるぞ 残り5枚で まだどこも勝負がついてない』
と固唾をのんで見守るギャラリー。
でも。
「いい試合とか どーでもいいんだよ!」
勝つことでしか 報われない
そういう勝負が あるんだ
9/1(火)発売の次号に続く――
熱戦はとうとう、秋風のころにまで持ち越しです。
でもいよいよ次で勝負が決まるか?!
前回、瑞沢の全国大会出場はないかも、などと賢しらなことを書きましたが、
もうここまでくるとがんばって!としかいえない。
「ちはやふる」の好きなところの一つが、少年漫画的スポーツ精神があるところでもあるので、ここまで熱いともう瑞沢も北央も(できれば朋鳴も富原西もですが)勝ってくれ…!と思わずにはいられません。
そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。
千早の成長、そして、それをくみ取る周囲の成長もひしひしと感じる回でした。
机君の足のタコの遠大なる、伏線というも愚かな大きな伏流も、良かった…!
最新刊・28巻表紙と同じイラストをもとに、ちょっと違う雰囲気にアレンジされてるみたいです。
松岡茉優さんのインタビューもカラーで巻頭に。
表紙から巻頭から、最近は「ちはやふる」色が強くてわくわくします…!
以下、ネタバレあり、ご注意ください。****
*松岡茉優さんのインタビュー
正直言うと、詩暢ちゃんはTwitterの一部で推されてた橋本愛さんが私のイメージにもぴったりだったのですが、松岡茉優さんもなかなかな感じ。
松岡茉優さんご本人は「あまちゃん」「銀一貫」で大好きな女優さんなので、きっと動いて喋ればコミックの詩暢ちゃんそのままではなくても、またこれも良いな、と思う世界を展開してくれるのではと期待。
完結していないコミックの映画化、という難題。
ひとつのストーリーとしての落としどころを考えると、コミックを先取りするわけにもいかないですし、独自の世界になるのは必至。
なので私は、もう実写「ちはやふる」のお話はコミックとは全く別個のものと考えてます。
(これはエキストラ参加して、子役ちゃんたち3人を目の当たりにしてからの思いです。
千早の雰囲気がずいぶんコミックとは違う感じがして最初は戸惑いましたが、形は別でも追い求めてるものに同じ方向性を感じたので…)
あとは、原作「ちはやふる」にある、ひとを強く惹きつけるエッセンスそのものが、形は変わっても実写のなかにあればそれで満足だなと思っています。今のところは?
実際、今回のインタビューを見るに、詩暢ちゃんと新の結びつきは原作よりかなり強そう。
いちばん惹かれたのは、現場の写真!
詩暢ちゃんが新と、「千早とかるたをしたあの部屋」らしきところでかるたを取っている…?!
いったいどういう繋がりで出てくるシーンなのか、楽しみです。
次号は、机君役さんの登場とのこと。
さて、151首。
扉絵はなく、いきなり机君VS.瀬多君のシーンから。
瀬多君のかるたは、よく音を聴き、相手のことも良く見ている、タメのあるかるた。
分かれ札で間違えない巧さもある。
『北央のスタメン3人がA級の1年生なんて、さすが北央』と周囲に見られるなか、
北央の控え選手は思う。
『中高一貫校だからって かるた部の部員集めが楽なわけじゃねえ
いまの1年なんて全員 ヒョロ先輩が集めてきたんだ』
瀬多くんは中2のとき、バレー部で希望のセッターを目指すことも認められず、悔し泣きしている時にヒョロ君がスカウト。
美馬くんも中2のとき、高3の須藤先輩を隠し撮りしているところ(しかも、「須藤先輩って…攻めと受けどっちかなあ」とつぶやく腐男子?!)をヒョロくんにスカウトされる。(そりゃヒョロ君、「攻めがるた」の反対は「守りがるた」だよねえ・・・)
両方とも、誤解からだった。
それでも。
どんなに強豪と言われても、新しい部員がはいり定着しなければそれで終わりな厳しいなか、
いまの1年が定着してくれたのはヒョロくんのおかげ、と、持田先生も思っている。
いつもかるたのことばかり考えていて、瀬多くんの「157cm」「50.3kg」も「行こうな!GO近江」だと喜ぶヒョロ君。
太田くんにも勉強のため読手をすすめ、初級の大会にも率先して引率していくヒョロ君。
『「できない子」にいちばん優しかったのは 木梨くんだ』
太田くんが「変態か!」と突っ込んでしまうヘンな美馬君も否定せず。
瀬多くんの良いところをみつけて褒め。
『「できない子」が 「できる子」になっていく』
そして、その子たちがA級になっていくなかで。
『自尊心の強い木梨くんが悔しくないわけがない』
たとえ、ヒョロ君がA級になれなくても。
A級になってしまった後輩たちは、ヒョロ君の注意には進んで耳を傾けるのだ。
それは、先輩がたも感じている。
『実力のあるリーダーが引っぱってきた北央より
いまのほうがチームとしての完成度が高いのは
工夫したこと 努力したことを 木梨くんがわかってくれるから
小さいことも 感じ取ってくれるから』
だと。
(そして個人的には…ヒョロ君がかるたを大好きな気持ちが、周りも巻き込んでいるからのような気もします。)
周りに気をくばり。そして。
『みんな優勢だな おれ以外は よし!』とうなづくヒョロ君・・・
『丁寧に取ってるから 拾えてる札もある』『おれのことナメてくれてんのかな』と千早をみると・・・
千早はまっすぐにヒョロ君を見ている。
『すごいね ヒョロ君 伝わってくるよ
チームからの信頼と チームへの気配りが
太一みたいだ』
『太一のように』『太一なら』と思って行動している千早にとって、ヒョロ君の気配り目配りは今まで以上にくっきり感じられているよう。
”この人やりにくい”と思いながら、大江先輩の代わりに出てるんだ、先輩たちの最後の試合にするわけにいかない、負けるわけにいかないと気負う筑波君。
その時。
「筑波くん 息吐いて 吐ききって」
と声掛けをする千早。
『息をちゃんと 吐き切れって…』
『真島がよく言ってた…』
と太一を思い出す、肉まん君、机君。
「さあ リズム取ってくよ!」
と良いタイミングで声をかける千早に、
「オウ」と腹の底からのような声をだすメンバー。
飛ばした札を拾った帰りに、ぽん、ぽんと皆の肩に手をおいていく千早の姿は、太一のそれを思い出させる。
思わず涙ぐむかなちゃん。
『太一は戻ってくると思ってる 何年後か 何十年後か』
といっていた千早。
でも。かなちゃんはわかってしまう。
『千早ちゃんは もうないと思ってるんだ 真島部長が 瑞沢かるた部で一緒に戦うことは』
『もう ない もう いない』
息をつく千早の瞳にも、涙が・・・
そんな千早に気づくメンバー。
そして。
教わったことに忠実に、息を吐く田丸さん。
それを見た筑波くんは、やりにくいと思っていた相手の攻略法を、田丸さんとかなちゃんのアドバイスから思いつく。
田丸さんも太田くんのちょっかいもものともしない。
『仲間はずれにされても 辞めなかったかるた
私が本当になりたかったのは
褒められる人? ちがう』
脳裏に思い描くのは、桜沢先生の姿……
切れの良くなった田丸さんを「瑞沢1年の期待の星!」と応援する1年のみんな。
『私は あんたより練習場に来てた 年上の人と試合をしてた』
『強くなりたくて がんばってきたことは だれに褒められなくったって なくならない』
練習は嘘をつかない、ということが体現されている感じです。
北央優勢だった流れが動くのを感じる、瀬多くん……
そんななか、「たれをかも」を取った千早がまず1勝!
決め手の札が「昔の友達はもう誰もいない、一緒に語る人もいないよるべないやるせなさ」を感じさせる「たれをかも」なのはどこか暗示的です。
瑞沢の表情がぱっと明るくなる中――
『チームメイトのだれかが負けたら ターボかけろ』
と一気にキレを増す、瀬多くんと美馬君の息の合った呼吸。
ぐっと苦しくなる瑞沢。
『よしいけ 勝ちきれ1年 ヒョロの1敗をただの1敗にするな 必勝パターンにするんだ 北央の』と須藤さん。
『チームの集中力を支えてるのはヒョロ』。(150首)
ヒョロ君がみんなを活かす「必勝パターン」を目指す北央――
瀬多くんに追いまくられて「流れを切らないと」と一度呼吸を入れた机君。
ふと、自分の足のタコをみて。
『畳の上で何年も正座をしてきた足です――』
1年のときのかなちゃんとのやり取りを思い出す。
「まだまだ これからだ いくぞ瑞沢ぁ!」
喝をいれた机くん。
左利きの利点を活かして、おさえ手の下に潜り込み札を奪取。
「よし1枚!」
『ずっと 綾瀬の強欲に引っぱってもらったけど タコだってできた これはもう ぼくのかるた道だ』
一方、肉まん君も。
『不器用な綾瀬が 真島みたいな調整役をして いまある戦力で勝とうとして』
とエンジン入っているもよう。いい表情してます。
『すごい さすが北央と瑞沢 ここ2年濃い勝負を繰り広げてきた両校…今年もいい試合』
『富原西と 朋鳴も いい勝負してるぞ 残り5枚で まだどこも勝負がついてない』
と固唾をのんで見守るギャラリー。
でも。
「いい試合とか どーでもいいんだよ!」
勝つことでしか 報われない
そういう勝負が あるんだ
9/1(火)発売の次号に続く――
熱戦はとうとう、秋風のころにまで持ち越しです。
でもいよいよ次で勝負が決まるか?!
前回、瑞沢の全国大会出場はないかも、などと賢しらなことを書きましたが、
もうここまでくるとがんばって!としかいえない。
「ちはやふる」の好きなところの一つが、少年漫画的スポーツ精神があるところでもあるので、ここまで熱いともう瑞沢も北央も(できれば朋鳴も富原西もですが)勝ってくれ…!と思わずにはいられません。
そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。
千早の成長、そして、それをくみ取る周囲の成長もひしひしと感じる回でした。
机君の足のタコの遠大なる、伏線というも愚かな大きな伏流も、良かった…!
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毎日暑いですがお変わりございませんでしょうか。
残暑お見舞い申し上げます。m(_ _)m
>そして、「太一だったら」と太一を思い描いてなぞる千早が、太一と同じ役割をしっかり果たせているからというよりは、千早自身が「今はもう失ってしまってないもの」を補ってみんなで勝ちたいと思っている気持ちゆえに、みんなが奮い立つ、という流れは熱いなと思います。
や、ほんとうに、熱いですよね。
少なくとも団体戦で一緒に戦うことはないと理解した瑞沢部員たちのようですが…。
しかし、福ら雀さんの仰るとおり、桜沢先生のあの台詞がフラグだったりしたら…そして「個人戦」に太一が参戦してきたら…うわ、みるのがツライかもです(>_<)…
しかし、いつかはその場面を目にすることになるのですよね。
心の準備をしておかねば、と思います!
Re:No Title
きわめてお忙しいなか、貴重なお時間を割いておいでくださりありがとうございます(>人<;)
りぶろ様もこの酷暑のなかいかがお過ごしでしょうか・・・
私もですが、溜まった疲れがピークになりつつある頃かと拝察いたします><
桜沢先生は、「これと決めた道で知らない方がいいことなんて一つないわよ」というお言葉といい、
お年に比べても既に見えているもの・ことがたくさんありそうな方なので、
あのセリフも、ただの述懐でしたで終わると思えず、フラグのように見えてならないのです・・・
太一が、もし高校選手権個人戦に出場するとしたら。
願わくばそれが、千早や新にダークな影響を与えるものではなく、
今のレベルからさらに「離陸」させる方向に働くよう、
祈らずにはいられません・・・!
でもそうでなかったら・・・
私も今のうちにりぶろ様とともに心の準備をせねば・・・!
はじめまして
今回、太一はもう瑞沢かるた部に戻らないことを再認識したところでは私も泣きそうになってしまいました。
最近、近江神宮にちはやふるの原画展に行ったところで、3~5位の瑞沢優勝の場面をみたところだったので、余計にショックが大きくなってしまいました。
原画展は子供と二人で行ったのですが、二人とももらったポストカードは体の部分でした。
違うデザインだと良かったのになー。
コメントは上手く出来ないので、あまり残せませんが、ブログは楽しみに拝見させていただきますね~\(^-^)/
ありがとうございます^^
はじめまして。
お越しくださり、コメントも残してくださってありがとうございます^^
>今回、太一はもう瑞沢かるた部に戻らないことを再認識したところでは私も泣きそうになってしまいました。
太一が瑞沢かるた部に戻ることは「もうない」というくだり、
1年・2年の彼らをずっと見守ってきた私たち読者としては、
時の流れの非情を感じ胸の痛むシーンでしたね・・・
でもそれは、言ってみれば「卒業」で「門出」。
結果としては、お互いより良くなっていくための儀式・通過点なので、
悲しんじゃいけないとは思ってるんですが・・・、
つい、熱かった2年の彼らを思い出すと、こちらも胸熱になってしまいます。
原画展、行かれたのですね~!うらやましいです~
近江神宮、1回は行ったことがあるのですが、やはり特別な地ですね。
私もいつか原画展等ちはやふるのイベントがある時に訪れてみたいです^^
また気が向かれたら、話しかけてくださると嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします^^