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ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

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BE LOVE 17号 「ちはやふる」第135首♪感想

クイーン戦・名人戦から高松宮杯というまさに「かるた尽くし」の大きな山を超えて、
今回は、重厚な交響曲の間奏曲の小佳品のような、
がっつりしたフルコースの間に出るさわやかで甘いグラニテのような・・・・・・
そんな良回でした。

「高松宮杯」がハイスピードで描かれただけに、
太一の涙の訳を読者としても追いきれずにいたわけですが、
その気持ちを見事に千早、かなちゃん、菫ちゃんが体現してくれてます。

肉まんくんも少し^^;「綿谷新に負けて4位入賞なら上出来」って・・・
フツーだったら確かにそう思いそう。
でも「4位入賞」だけでも上出来と思えず、
「新に負けた」ならなおさら思えず沈むのが太一なんですよねきっと。

そして元気づけのために選ばれたのがバレンタインイベント!
この酷暑のなかだといっそのこと懐かしくて嬉しくなってしまいます。

「ごはん」しかつくれないかなちゃんと「お菓子」メインの菫ちゃん。
この2人は最初から見事に正反対で、その分お互いすごく良い影響を与え合っている感じがして可愛くて可愛くてなりません。

そして本当に菫ちゃんが、言動も、末次先生の作画も、ホントに可愛かった回でした。

「いかにチョコから離れたうえでチョコらしく見せるか」
という眼からウロコの作戦とか、
数がかせげるマシュマロ切って作るスタイルとか、
それぞれのお菓子の作り方も細かくのっていて実戦レベルの高さにびっくり。

そして何より、太一への菫ちゃんの思いに泣かされました。

菫ちゃんが贈った言葉が、上の階にいる菫ちゃん目線ではなく、
グラウンドレベルからの太一の全身が載った
1ページまるまる1コマ使って描かれていて、
菫ちゃんの言いたいことがしっかり届いたことが伝わってくるような描写でした。

さて、太一は行動に移すのか??
次回が非常に楽しみであります。

「いろんな温度でみんなが想っている」というかなちゃんの言葉も暖かかったし、
「部長」「先輩」という響きがもー青春!という感じで
トキメキ度の非常に高い回でした。

ちなみに2/13が日曜なのは・・・
未来だと2022年、過去だと2011年。

バレンタイン前日に高校生が集まってお菓子が作れる曜日、
という設定ゆえの日付だとは思いますが、
これが2011年だったら、現在の千早たちはどうなっているのだろう?とワクワクしますね。
1巻の冒頭からして、現在から過去を振り返る式だったから。。。


そして、わくわくバレンタインイベントだというのに
残念ながらまたもや蚊帳の外な福井の新^^;

高松宮杯を南雲会1・2フィニッシュで決めたあとだけに、
一抹の寂しさが・・・。

千早のなかには、作ったお菓子を新に贈るという選択肢はうかばなかったのでしょうか?
太一のことが心配で、とかいろいろ深読みすると、またもやちょっと面白そうなのであります。

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