ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
BE・ LOVE 16号 ちはやふる 170首 あらすじ•感想
- 2016/08/01 (Mon) |
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さて!
待ちに待った170首は、前回からの期待通り、各階級にもスポットライトを当ててくれました!
前半は、太一退部のドタバタ前後依頼久々の、待ってました「菫」回!「かなちゃん」回でもありました(*^^*)
やっぱりいいなあ、ちはやふる…!
女子のかっこよさにこうでなくっちゃね!と舞い上がる気持ちで読み進めていたのですが・・・
最後に・・・
ああ、このあと一体どうなるのーーー?!!
ということで、本編です。
***以下、170首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***
今回は扉絵つき。
水に濡れたような新のイラストが扉です。
高1の吉野会大会の、
「水みたいだった 流れてるみたいだった
しなやかな水を 私 がぷがぷ飲んだ」(第37首)
という千早の感想に始まり、これまでも「邪魔な河」(詩暢ちゃん)等水のイメージが強い新。
眼鏡が外れ、でもまだ途中で漂っているような様子と、周りの白い泡を見ると、その、まさに「水中にいる」イメージ。
言ってみれば新の属性である「水」が描かれていること、普段にない眼鏡のない顔、ふたつとも、新にとって「何かがはじまる」ことを象徴してそうです。
前回より、勧学館の夕焼けのなかにいる肉まんくん、千早、翠ちゃん。
そのなかに、夕陽を燦然と浴びるような感じで、ザッザッと勧学館めがけて歩んでくるのは、残りの瑞沢かるた部のメンバー…!
どこか決然としているかなちゃんに菫ちゃん、机くんの表情の意味は?
さて、全国高校かるた選手権大会個人戦、残すは各階級決勝のみ。
A級以外の各階級にもいよいよスポットライトが当たります。
A級は言わずもがなの新VS詩暢ちゃん。
B級2組の決勝1組めは、富士崎のぽっちゃりめ両国くんと、なんと藤岡東から滉!
(顔がシュッとしているのでなんとなく舜くんに見える・・・>失礼)
いま1組は、机くん!!・・・と、ヒョロ君!
C級決勝には、かなちゃんが進出!(ほか3組)
そしてD級決勝には・・・菫ちゃんが!(ほか6組)
菫ちゃんの進出に度肝をぬかれる瑞沢A級の3人。
マスカラを付け直しながら、「なにか?」という菫ちゃんに、言葉につまる肉まんくんと、「ううん 菫ちゃんすごいがんばって!」と大興奮の千早。
かなちゃんの視線を感じて、コンパクトを閉じる菫ちゃん。
以前ならヘーゼンと人前で化粧していた菫ちゃんも、今回は
「すみませんこんなとこでメイク直しして お手洗い混んでて…」
とちゃんと事情がある様子。
変わりました、菫ちゃん。
でもかなちゃんも変わりました。
今回かなちゃんが口にしたのは叱責ではなく、
「花野さんにとってのマスカラは 私にとっての着物なのかもしれませんね」
「人にはわからない 戦闘服です」
という、深い理解と、連帯と、エールの言葉。
見返す菫ちゃんの瞳とともに、ここは「ちはやふる」名場面の一つとしてのカウント間違いなしです!
女帝も菫ちゃんを見つめます。
花野さんがまさかの決勝進出 不戦勝もあって 運もよかった
でも それ以上に 執念が
決意をこめてマスカラを塗る菫ちゃん。
『勝ちたい』
『勝ってC級にあがって 先輩の威厳を保ちたい』
一方、机くん。
とうとうここまで来た B級決勝・・・
勝つんだ
勝って伝えるんだ 僕の気持ちを
と、山のような北央メモを見返している。
(って、もう伝わってると思うよー(^o^))
たとえ
たとえ相手が 誰でも
背後では勝利のための準備運動をするヒョロ君と、優華璃嬢に大応援団・・・
そんな彼らを見てときめいている千早。
ふと気づくと、近くに新が。
「新 大丈夫だった?」
声をかける千早。
え?と振り返る新に、
「肉まんくんぶつかって メガネ…」
と心配そうにする。
新はそんな千早に、すっ、と眼鏡をとって。
「うん 大丈夫や」
と微笑んで見せる・・・
(アラン・ドロンや・・・千早でなくても頬を染めてしまいます・・・)
頬を染める千早。でも、
どうしたの 新
さっきからずっと
すぐ詩暢ちゃんとの決勝なのに
と、新のどこか違うところに気がついている様子。
運営さんから、
浦安の間はA級・B級決勝。
C級・D級は朝日の間
と会場が2か所別々という案内が。
一瞬ためらう千早を、ためらう隙も与えないくらいにすぐ「ドン」と手のひらでつくかなちゃん。
「大丈夫です 浦安の間へ」
目が燃えるかなちゃんと菫ちゃん、戦う女二人。
もうひたすら、カッコいいです・・・!!
千早も、去年のようには迷いません。
かなちゃん・菫ちゃんを信じて託し、太一に手を惹かれずともひとりで階段を登ります。
浦安の間には応援団キャラリーがもう所狭しと。
藤岡東の理沙ちゃんが泣いているのは、D級4位入賞で終わったからのよう。
負けず嫌い、可愛いです。
向かい合っている詩暢と新。
「意外なことやなあ 新が団体戦のチーム作って来るやなんて」
「そんな余計なことやっとるから 千早に負けるんやないか うちより強いのに」
「どうしたんや チームになんの意味があるんや?」
と相変わらず新を煽る詩暢ちゃん。
相変わらず冷静な新(美人顔・・・)は、何事もないように返す。
「詩暢ちゃんこそ意外やったんやけど さっき千早と次はクイーン戦で戦うって約束してたな」
「ハアッ?! 面白いこと言わんといて あんなの単なる勢いや」
「千早のこと認めたふうにみえ」
「認めてない!」
否定する詩暢ちゃん。
けれど。
うちやのうて この札たちが・・・
ギャラリーの報道陣のなかには、
「おいしい対戦だな」
「クイーンと1月の名人戦で周防名人相手にタンカを切った綿谷新くん
2年連続で因縁のカード 袴姿も見栄えがするし」
と眺める向きも。
かるたといえば若宮詩暢と
言われるようになりなさい
祖母の言葉を胸にする詩暢ちゃん。
「新」
「悪いけど 今年は負けるわけにいかんから」
宣戦布告された新は、全く落ち着いた様子で、見た目いつもどおり。
それでも親しい人にはどこか違うとうつるのか、
調子が悪いままでどうこうできる相手でない
立て直せるか?
と心配する村尾さん。
同じ浦安の間で決勝を迎える滉も、新を振り返る。
新を頼りにしているというよりも、どことなしに新のことを心配している様子。
どぷん
新が水につかる音。
その背景には、すでに「あの部屋」が。
「よろしく お願いします」
試合が、はじまる。
読手の五十嵐さんは、例によってつぶやき中。
(高校選手権個人戦決勝の読手なう。青春のきらめきプライスレス・・・)
呼ばれて、はじまる序歌。
なにわづに―――
よかった 「ちは」がある
どうか味方して
この夏の 私達の最終戦
始まりしな連取するかなちゃん。
C・D級決勝の会場では、瑞沢1年に筑波くんが応援。
(筑波くんは負けちゃったのね・・・残念)
大江先輩すごい
疲れ出てない
対してかなちゃんの対戦相手の高校は
何してんだ木佐~ 札じゃなくて相手見過ぎ
とイライラ。
木佐くんはかなちゃんの着物にメロメロの様子。
着物って 下着つけないって本当かな・・・
とまるまる煩悩(笑)
下心に気がついたかなちゃん、にっこりと
本当です♡
と笑顔を送る。
(カッコいい・・・!)
でもその直後は容赦無い取り。
胸が大きいから 余計ブラは好きじゃない
肩ヒモも背中のホックも嫌い
肌襦袢と長襦袢着て 帯の上にふんわりのる胸
それがやっぱり私には楽
かなちゃん、良いペースです。
一方、菫ちゃん。
菫ちゃんの相手はダブを自主申告してくるびっくり正直な子。
えっ… ずいぶんクリーンな
勝ちたくないのかな?
と驚く菫ちゃん。
様子を見るとどうも、カップルでD級決勝に出ていることが判明。
結子落ち着いてガンバ♡
もう入賞決まってるから昇級もバッチリ♡
サトくんもがんばって☆
そんなメッセージを読み取る菫ちゃん。
スイッチ、入りました。
決然と、「ちは」を送ります。
かつて、
原田先生~「昇級条件は優勝のみ」って白波会の条件厳しいです~
とワガママをいった菫ちゃんに、原田先生が返した、
「入賞で昇級」と「優勝で昇級」と
強くなるのはどっちだ!
という言葉が菫ちゃんの脳裏によみがえります。
真剣な菫ちゃんの表情に、筑波くんも息を呑みます。
一方、瑞沢ママズ。
仕事の電話をすませて試合会場にいる皆のところに帰ってきたかなちゃんママ、利恵子さん。
配布されていた「呉服の大江」のパンフをみながら、
「瑞沢のみんなに部で袴を用意してみようかと・・・」
といっている瑞沢1年ママズに
「ええっ♡いいですねっ♡」
とノリノリ。
でも1年ママズが
「着付け、親が毎回手伝いますか?」
「私なんか着物教室行ってもマスターできなかったし」
「いつも美容院頼みで」
と言うのに、笑顔で反撃する利恵子さん。
「人に頼っていては着られません」
「覚悟しなければ 自分のものにはなりません」
そこにかぶるのは菫ちゃん。
強くなるんだ
今日は終わったらもう
「先輩たちが作ったかるた部」じゃない
私たちのかるた部だ
菫ちゃんの変貌に、自然とあふれる涙をぬぐう女帝。
変わった・・・
みんな変わった・・・
これが 綾瀬さんがあの一枚を貼らなければ
存在しないものだったなんて
「ちはやぶる――」
情熱の 源泉
かなちゃんも机くんも、菫ちゃんも敵陣を抜いてとった「ちは」。
そんななか。
A級決勝で「ちは」の札を拾うのは・・・詩暢ちゃん。
取られた
完全にタイミングが合わんかった
当たり札にては伸ばせてるのに下ろせてない
焦る村尾さん。
らしくないなあ 新
いつもの 憎らしいくらい安定したイメージはどうしたんや?
詩暢ちゃんは冷静。
新も、見た目は冷静。
いつもどおりや
いつもどおりの あの部屋にいる
でも
千早も異変を察している様子。
新・・・?
さよならが 近いだけや
■17号(8/12発売)につづく■
最後の・・・最後のページの意味はいったい・・・??!
気になりまくりです・・・!
次回はお盆進行か、早めの発売ですね。
この「さよなら」の意味が気になってたまらないので、10日ほどで次が読めるのは唯一の救いです・・・!
次号予告は「一歩も引かない2人の、勝負の行方は?!」。
コマの絵は新です。
来るか、覚醒…?!
そして、今回のびらぶの「おこしやす、ちとせちゃん」、泣きました…!!
ぺんぎんのちとせちゃん、可愛くて大好きで、毎回とてもほっこりとした気持ちにさせてもらってるのですが、今回は、もう、もう…!
「ちとせちゃん」でまさかこのパターン来るとは思ってなかったんですよね…。
油断してたところにガツンと泣かされました。
今回、保存必至です。
もし気になる方いらしたら、ぜひ見てみてください―
今回、「ちはやふる」本編の前には、あわらの「ちはやふるweek」イベント速報が。
まずは声優さんトークショーの追加出演者発表!
かなちゃん役=茅野さん、菫ちゃん役=潘さん、そして小学生・新役の寺崎さんが出演されます!
そしてイベントそのものの追加も。
24日(土)14時から、千早・かなちゃん・菫ちゃんで、瑞沢高校かるた部女子ガールズトーク開催決定とのこと。
そして!今回は、私も思い切ってあわらに行くことにしましたヾ(*´∀`*)ノ
トークショーもチケット頑張ってみますが、なにより新の生まれ育った彼の地を訪れることこそメイン目的!
ちはやふるのお話をさせていただいている皆様とお会いできる機会もありそうで、そこもメインです♪
***以下、ざっくりと感想です。***
① 各階級決勝!どうなる?
待ってました、各階級決勝の組み合わせ。
滉くんには、新と同じ浦安の間での勝負というところもあり、頑張って欲しいところです。
(できれば、個人戦は団体戦、の藤岡東バージョンが見られると嬉しいなあ)
机くんとヒョロ君は・・・どっちも、どっちも勝ってほしいぞ・・・!
でも個人的な萌えポイントとしては、
負けてもちゃんとかなちゃんに気持ちを伝える机くんと、
(これまでなんとなく、「1位がとれたら」とか「勝てたら」とか条件をつけることで告白することから逃げていた気がするので、ここは負けたからこそ行ってほしい)
「わかってましたよ。私も同じ気持ちです」というかなちゃんかなあ・・・
ヒョロ君にも悲願を達成して欲しいですし。
でも今回170首でカッコ良かったのは、何より菫ちゃんとかなちゃんでした。
お相手の描かれ方を見ると、この2人は文句なしに優勝しそうです。
そして、大江親子はやはり親子だなあ、と惚れ惚れする回でもありました・・・
② 新、覚醒?でも・・・
それらの胸熱イベントをふっとばす勢いの、新の描かれ方。
全国大会に入ってから特に、周辺の出来事やセリフは描かれるものの、新の心情はあまりはっきり描かれないまま。
唯一、心情をそのままほとばしらせたのは、太一へ怒りをぶつけた時くらい?
落ち込んだ時も、太一のメッセージを千早と共有した時も、感情は表に出ていましたが、言葉として、気持ちとしては説明されてはいませんでした。
菅野先生がフラグを立ててくれた「かるた部を作った理由」、千早との対戦で思ったこと等、一連の出来事についての新の思いが、いつか語られる日は来るだろうなと思っていましたが・・・
まさか、ここに来るとは思いませんでした。
初読で思い返したのは、再会してすぐ、千早と太一が付き合っているのでは?と気にしたりした新のことです。
「離れてるでわからんし」といっていた新。
その後、回を重ねて会うごとに、太一と千早との互いの距離感の取り方も変わってきて、「千早が誰のものでもないなら」と自分の思いを顕わにしたりもしましたが、もともと、自分の気持ちよりも人の気持ちを優先するのが新です。
(おじいちゃんの介護しかり、由宇ちゃんにそこまで強くはかるたを勧められなかったり・・・)
そのなかで、かるたと、「東京へ行く」ことと、千早への思いは、自分の気持ちを通そうとしていた新。
それが、突然外部からの情報で、千早と太一が同じタイミングでかるた部を辞めたことを知り。
その事情もわからないまま、かるたに戻っているふたりに再会し。
全国大会で、その絆を見て。
何も思わないはずは、ないのではないかなあと。
千早が「誰のものでもなかった」から、思いをぶつけた。
でも、千早はもう「誰かのもの」だと思ってしまったら?
新は、自分の思いを押し込めることを選んでしまいそうな気がします・・・
そこでふと思い出してしまうのが、末次先生の「取り返しのつかない恋を書きたい」というコメント。
まさか、新は千早を諦めてしまったりは、しないよね・・・?
千早にとって「取り返しのつかない恋」になったりはしないよね??
・・・というのが、私の大いなる深読みによる心配ごとです・・・
なのですが、同じ第170首を読まれた私の心の師匠・りぶろさんはまた別のことを仰っていて、それを聞くとぽん!と膝をうちたくなるような、深い、納得の読みなのです。
私のこの読みが「さよなら」に鼻面を引き回された浅ーい読みであることを、心から願ってやみません・・・!><
でも確かに、新が昨年の自分から変わるためには。周防名人の相手としてひと皮向けるためには。
何かと「さよなら」しなければいけない、というのは必然でもあり。
新がいったい何と「さよなら」だと思っているのか。
本当に、次号が待ち遠しくてなりません・・・!
早く、安心させてください、末次先生・・・!
待ちに待った170首は、前回からの期待通り、各階級にもスポットライトを当ててくれました!
前半は、太一退部のドタバタ前後依頼久々の、待ってました「菫」回!「かなちゃん」回でもありました(*^^*)
やっぱりいいなあ、ちはやふる…!
女子のかっこよさにこうでなくっちゃね!と舞い上がる気持ちで読み進めていたのですが・・・
最後に・・・
ああ、このあと一体どうなるのーーー?!!
ということで、本編です。
***以下、170首のネタばらしとなりますので、ご注意ください。***
今回は扉絵つき。
水に濡れたような新のイラストが扉です。
高1の吉野会大会の、
「水みたいだった 流れてるみたいだった
しなやかな水を 私 がぷがぷ飲んだ」(第37首)
という千早の感想に始まり、これまでも「邪魔な河」(詩暢ちゃん)等水のイメージが強い新。
眼鏡が外れ、でもまだ途中で漂っているような様子と、周りの白い泡を見ると、その、まさに「水中にいる」イメージ。
言ってみれば新の属性である「水」が描かれていること、普段にない眼鏡のない顔、ふたつとも、新にとって「何かがはじまる」ことを象徴してそうです。
前回より、勧学館の夕焼けのなかにいる肉まんくん、千早、翠ちゃん。
そのなかに、夕陽を燦然と浴びるような感じで、ザッザッと勧学館めがけて歩んでくるのは、残りの瑞沢かるた部のメンバー…!
どこか決然としているかなちゃんに菫ちゃん、机くんの表情の意味は?
さて、全国高校かるた選手権大会個人戦、残すは各階級決勝のみ。
A級以外の各階級にもいよいよスポットライトが当たります。
A級は言わずもがなの新VS詩暢ちゃん。
B級2組の決勝1組めは、富士崎のぽっちゃりめ両国くんと、なんと藤岡東から滉!
(顔がシュッとしているのでなんとなく舜くんに見える・・・>失礼)
いま1組は、机くん!!・・・と、ヒョロ君!
C級決勝には、かなちゃんが進出!(ほか3組)
そしてD級決勝には・・・菫ちゃんが!(ほか6組)
菫ちゃんの進出に度肝をぬかれる瑞沢A級の3人。
マスカラを付け直しながら、「なにか?」という菫ちゃんに、言葉につまる肉まんくんと、「ううん 菫ちゃんすごいがんばって!」と大興奮の千早。
かなちゃんの視線を感じて、コンパクトを閉じる菫ちゃん。
以前ならヘーゼンと人前で化粧していた菫ちゃんも、今回は
「すみませんこんなとこでメイク直しして お手洗い混んでて…」
とちゃんと事情がある様子。
変わりました、菫ちゃん。
でもかなちゃんも変わりました。
今回かなちゃんが口にしたのは叱責ではなく、
「花野さんにとってのマスカラは 私にとっての着物なのかもしれませんね」
「人にはわからない 戦闘服です」
という、深い理解と、連帯と、エールの言葉。
見返す菫ちゃんの瞳とともに、ここは「ちはやふる」名場面の一つとしてのカウント間違いなしです!
女帝も菫ちゃんを見つめます。
花野さんがまさかの決勝進出 不戦勝もあって 運もよかった
でも それ以上に 執念が
決意をこめてマスカラを塗る菫ちゃん。
『勝ちたい』
『勝ってC級にあがって 先輩の威厳を保ちたい』
一方、机くん。
とうとうここまで来た B級決勝・・・
勝つんだ
勝って伝えるんだ 僕の気持ちを
と、山のような北央メモを見返している。
(って、もう伝わってると思うよー(^o^))
たとえ
たとえ相手が 誰でも
背後では勝利のための準備運動をするヒョロ君と、優華璃嬢に大応援団・・・
そんな彼らを見てときめいている千早。
ふと気づくと、近くに新が。
「新 大丈夫だった?」
声をかける千早。
え?と振り返る新に、
「肉まんくんぶつかって メガネ…」
と心配そうにする。
新はそんな千早に、すっ、と眼鏡をとって。
「うん 大丈夫や」
と微笑んで見せる・・・
(アラン・ドロンや・・・千早でなくても頬を染めてしまいます・・・)
頬を染める千早。でも、
どうしたの 新
さっきからずっと
すぐ詩暢ちゃんとの決勝なのに
と、新のどこか違うところに気がついている様子。
運営さんから、
浦安の間はA級・B級決勝。
C級・D級は朝日の間
と会場が2か所別々という案内が。
一瞬ためらう千早を、ためらう隙も与えないくらいにすぐ「ドン」と手のひらでつくかなちゃん。
「大丈夫です 浦安の間へ」
目が燃えるかなちゃんと菫ちゃん、戦う女二人。
もうひたすら、カッコいいです・・・!!
千早も、去年のようには迷いません。
かなちゃん・菫ちゃんを信じて託し、太一に手を惹かれずともひとりで階段を登ります。
浦安の間には応援団キャラリーがもう所狭しと。
藤岡東の理沙ちゃんが泣いているのは、D級4位入賞で終わったからのよう。
負けず嫌い、可愛いです。
向かい合っている詩暢と新。
「意外なことやなあ 新が団体戦のチーム作って来るやなんて」
「そんな余計なことやっとるから 千早に負けるんやないか うちより強いのに」
「どうしたんや チームになんの意味があるんや?」
と相変わらず新を煽る詩暢ちゃん。
相変わらず冷静な新(美人顔・・・)は、何事もないように返す。
「詩暢ちゃんこそ意外やったんやけど さっき千早と次はクイーン戦で戦うって約束してたな」
「ハアッ?! 面白いこと言わんといて あんなの単なる勢いや」
「千早のこと認めたふうにみえ」
「認めてない!」
否定する詩暢ちゃん。
けれど。
うちやのうて この札たちが・・・
ギャラリーの報道陣のなかには、
「おいしい対戦だな」
「クイーンと1月の名人戦で周防名人相手にタンカを切った綿谷新くん
2年連続で因縁のカード 袴姿も見栄えがするし」
と眺める向きも。
かるたといえば若宮詩暢と
言われるようになりなさい
祖母の言葉を胸にする詩暢ちゃん。
「新」
「悪いけど 今年は負けるわけにいかんから」
宣戦布告された新は、全く落ち着いた様子で、見た目いつもどおり。
それでも親しい人にはどこか違うとうつるのか、
調子が悪いままでどうこうできる相手でない
立て直せるか?
と心配する村尾さん。
同じ浦安の間で決勝を迎える滉も、新を振り返る。
新を頼りにしているというよりも、どことなしに新のことを心配している様子。
どぷん
新が水につかる音。
その背景には、すでに「あの部屋」が。
「よろしく お願いします」
試合が、はじまる。
読手の五十嵐さんは、例によってつぶやき中。
(高校選手権個人戦決勝の読手なう。青春のきらめきプライスレス・・・)
呼ばれて、はじまる序歌。
なにわづに―――
よかった 「ちは」がある
どうか味方して
この夏の 私達の最終戦
始まりしな連取するかなちゃん。
C・D級決勝の会場では、瑞沢1年に筑波くんが応援。
(筑波くんは負けちゃったのね・・・残念)
大江先輩すごい
疲れ出てない
対してかなちゃんの対戦相手の高校は
何してんだ木佐~ 札じゃなくて相手見過ぎ
とイライラ。
木佐くんはかなちゃんの着物にメロメロの様子。
着物って 下着つけないって本当かな・・・
とまるまる煩悩(笑)
下心に気がついたかなちゃん、にっこりと
本当です♡
と笑顔を送る。
(カッコいい・・・!)
でもその直後は容赦無い取り。
胸が大きいから 余計ブラは好きじゃない
肩ヒモも背中のホックも嫌い
肌襦袢と長襦袢着て 帯の上にふんわりのる胸
それがやっぱり私には楽
かなちゃん、良いペースです。
一方、菫ちゃん。
菫ちゃんの相手はダブを自主申告してくるびっくり正直な子。
えっ… ずいぶんクリーンな
勝ちたくないのかな?
と驚く菫ちゃん。
様子を見るとどうも、カップルでD級決勝に出ていることが判明。
結子落ち着いてガンバ♡
もう入賞決まってるから昇級もバッチリ♡
サトくんもがんばって☆
そんなメッセージを読み取る菫ちゃん。
スイッチ、入りました。
決然と、「ちは」を送ります。
かつて、
原田先生~「昇級条件は優勝のみ」って白波会の条件厳しいです~
とワガママをいった菫ちゃんに、原田先生が返した、
「入賞で昇級」と「優勝で昇級」と
強くなるのはどっちだ!
という言葉が菫ちゃんの脳裏によみがえります。
真剣な菫ちゃんの表情に、筑波くんも息を呑みます。
一方、瑞沢ママズ。
仕事の電話をすませて試合会場にいる皆のところに帰ってきたかなちゃんママ、利恵子さん。
配布されていた「呉服の大江」のパンフをみながら、
「瑞沢のみんなに部で袴を用意してみようかと・・・」
といっている瑞沢1年ママズに
「ええっ♡いいですねっ♡」
とノリノリ。
でも1年ママズが
「着付け、親が毎回手伝いますか?」
「私なんか着物教室行ってもマスターできなかったし」
「いつも美容院頼みで」
と言うのに、笑顔で反撃する利恵子さん。
「人に頼っていては着られません」
「覚悟しなければ 自分のものにはなりません」
そこにかぶるのは菫ちゃん。
強くなるんだ
今日は終わったらもう
「先輩たちが作ったかるた部」じゃない
私たちのかるた部だ
菫ちゃんの変貌に、自然とあふれる涙をぬぐう女帝。
変わった・・・
みんな変わった・・・
これが 綾瀬さんがあの一枚を貼らなければ
存在しないものだったなんて
「ちはやぶる――」
情熱の 源泉
かなちゃんも机くんも、菫ちゃんも敵陣を抜いてとった「ちは」。
そんななか。
A級決勝で「ちは」の札を拾うのは・・・詩暢ちゃん。
取られた
完全にタイミングが合わんかった
当たり札にては伸ばせてるのに下ろせてない
焦る村尾さん。
らしくないなあ 新
いつもの 憎らしいくらい安定したイメージはどうしたんや?
詩暢ちゃんは冷静。
新も、見た目は冷静。
いつもどおりや
いつもどおりの あの部屋にいる
でも
千早も異変を察している様子。
新・・・?
さよならが 近いだけや
■17号(8/12発売)につづく■
最後の・・・最後のページの意味はいったい・・・??!
気になりまくりです・・・!
次回はお盆進行か、早めの発売ですね。
この「さよなら」の意味が気になってたまらないので、10日ほどで次が読めるのは唯一の救いです・・・!
次号予告は「一歩も引かない2人の、勝負の行方は?!」。
コマの絵は新です。
来るか、覚醒…?!
そして、今回のびらぶの「おこしやす、ちとせちゃん」、泣きました…!!
ぺんぎんのちとせちゃん、可愛くて大好きで、毎回とてもほっこりとした気持ちにさせてもらってるのですが、今回は、もう、もう…!
「ちとせちゃん」でまさかこのパターン来るとは思ってなかったんですよね…。
油断してたところにガツンと泣かされました。
今回、保存必至です。
もし気になる方いらしたら、ぜひ見てみてください―
今回、「ちはやふる」本編の前には、あわらの「ちはやふるweek」イベント速報が。
まずは声優さんトークショーの追加出演者発表!
かなちゃん役=茅野さん、菫ちゃん役=潘さん、そして小学生・新役の寺崎さんが出演されます!
そしてイベントそのものの追加も。
24日(土)14時から、千早・かなちゃん・菫ちゃんで、瑞沢高校かるた部女子ガールズトーク開催決定とのこと。
そして!今回は、私も思い切ってあわらに行くことにしましたヾ(*´∀`*)ノ
トークショーもチケット頑張ってみますが、なにより新の生まれ育った彼の地を訪れることこそメイン目的!
ちはやふるのお話をさせていただいている皆様とお会いできる機会もありそうで、そこもメインです♪
***以下、ざっくりと感想です。***
① 各階級決勝!どうなる?
待ってました、各階級決勝の組み合わせ。
滉くんには、新と同じ浦安の間での勝負というところもあり、頑張って欲しいところです。
(できれば、個人戦は団体戦、の藤岡東バージョンが見られると嬉しいなあ)
机くんとヒョロ君は・・・どっちも、どっちも勝ってほしいぞ・・・!
でも個人的な萌えポイントとしては、
負けてもちゃんとかなちゃんに気持ちを伝える机くんと、
(これまでなんとなく、「1位がとれたら」とか「勝てたら」とか条件をつけることで告白することから逃げていた気がするので、ここは負けたからこそ行ってほしい)
「わかってましたよ。私も同じ気持ちです」というかなちゃんかなあ・・・
ヒョロ君にも悲願を達成して欲しいですし。
でも今回170首でカッコ良かったのは、何より菫ちゃんとかなちゃんでした。
お相手の描かれ方を見ると、この2人は文句なしに優勝しそうです。
そして、大江親子はやはり親子だなあ、と惚れ惚れする回でもありました・・・
② 新、覚醒?でも・・・
それらの胸熱イベントをふっとばす勢いの、新の描かれ方。
全国大会に入ってから特に、周辺の出来事やセリフは描かれるものの、新の心情はあまりはっきり描かれないまま。
唯一、心情をそのままほとばしらせたのは、太一へ怒りをぶつけた時くらい?
落ち込んだ時も、太一のメッセージを千早と共有した時も、感情は表に出ていましたが、言葉として、気持ちとしては説明されてはいませんでした。
菅野先生がフラグを立ててくれた「かるた部を作った理由」、千早との対戦で思ったこと等、一連の出来事についての新の思いが、いつか語られる日は来るだろうなと思っていましたが・・・
まさか、ここに来るとは思いませんでした。
初読で思い返したのは、再会してすぐ、千早と太一が付き合っているのでは?と気にしたりした新のことです。
「離れてるでわからんし」といっていた新。
その後、回を重ねて会うごとに、太一と千早との互いの距離感の取り方も変わってきて、「千早が誰のものでもないなら」と自分の思いを顕わにしたりもしましたが、もともと、自分の気持ちよりも人の気持ちを優先するのが新です。
(おじいちゃんの介護しかり、由宇ちゃんにそこまで強くはかるたを勧められなかったり・・・)
そのなかで、かるたと、「東京へ行く」ことと、千早への思いは、自分の気持ちを通そうとしていた新。
それが、突然外部からの情報で、千早と太一が同じタイミングでかるた部を辞めたことを知り。
その事情もわからないまま、かるたに戻っているふたりに再会し。
全国大会で、その絆を見て。
何も思わないはずは、ないのではないかなあと。
千早が「誰のものでもなかった」から、思いをぶつけた。
でも、千早はもう「誰かのもの」だと思ってしまったら?
新は、自分の思いを押し込めることを選んでしまいそうな気がします・・・
そこでふと思い出してしまうのが、末次先生の「取り返しのつかない恋を書きたい」というコメント。
まさか、新は千早を諦めてしまったりは、しないよね・・・?
千早にとって「取り返しのつかない恋」になったりはしないよね??
・・・というのが、私の大いなる深読みによる心配ごとです・・・
なのですが、同じ第170首を読まれた私の心の師匠・りぶろさんはまた別のことを仰っていて、それを聞くとぽん!と膝をうちたくなるような、深い、納得の読みなのです。
私のこの読みが「さよなら」に鼻面を引き回された浅ーい読みであることを、心から願ってやみません・・・!><
でも確かに、新が昨年の自分から変わるためには。周防名人の相手としてひと皮向けるためには。
何かと「さよなら」しなければいけない、というのは必然でもあり。
新がいったい何と「さよなら」だと思っているのか。
本当に、次号が待ち遠しくてなりません・・・!
早く、安心させてください、末次先生・・・!
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COMMENT
No Title
今回は新の「さよなら」表現に驚きでしたね!
恋の表現、というご意見に、思わずドキリとしてしまいました・・・
わたしが思いましたのは、
「新があの場所を特別と思うのは、初めて千早と楽しくカルタをできたから。
勿論千早も同じ思いでいると思い団体戦に参加したのに
千早の情熱の源泉は、すでに瑞沢のチームという場所にあった。
千早の存在しないあの場所は、新にとってただのボロいアパートでしかなく
新は一番楽しかったあの頃のイメージを描くことが出来なくなりつつある。
再び良いイメージを構築するためにも、寂しくはあるが
千早との思い出の場所から立ち去らなければならない。」
というものでしたが、果たしてどうなんでしょうか・・・
個人戦になってから、藤岡東のメンバーとの交流を極力避け、
他の団体の絆をあからさまに見せつけ、新の孤独感をより一層強調して描かれてきましたが、
ここにきてようやく藤岡東の応援団が登場、同じ畳の上で一緒に戦う仲間もいて、
更にそれを千早が見守っている。
そして戦う相手は、「仲間」の存在をあくまでも否定する、強力なライバル。
役者は揃いましたね~(わくわく)
今回の話で思い出したのが、映画であった新のイメージなんですが、
原作では部屋で戦う孤独なイメージなのに対し、映画では「チーム」を大事にする
思い出に改変されていたんですね。
それをみて妙に違和感を覚えたのですが、もしかするとこれもまた
原作に繋がる伏線だったのかもしれませんね。
新がどうやって新しいイメージを作り上げていくのか楽しみに
次の本編を待ちたいと思います!
(末次先生頼みますよ!)
福ら雀さん、あわらに行かれるんですね!チケット頑張ってください!
楽しい旅行になりますように^^
Re:No Title
いつもありがとうございます。
「さよなら」は爆弾でしたよね・・・
そして、とかさまさんの感想なるほどと拝見しました。
「ちはやふる」の最近の流れのなかで「変わっていくもの」について描かれることがしばしばありますが、確かに、新はまだ「あの部屋」にいて、千早はもうその場所からいなくなっていると読めそうです。
新の孤独感、ひしひしでしたよね・・・
でもここに滉が出てくるからには、何かありますよね。
たしかに、役者は揃った!という感じです(*^▽^*)
映画でのご指摘も、たしかにでした。
「チームちはやふる」がしっかりメインでしたよね。
関連性、ありえるかもしれませんね。
そうそう、ちはやふるweekのチケットおかげさまでゲットできました(#^.^#)
こちらでもレポしますね~!
はじめまして
ちはやふる本誌の感想記事を読み漁っておりました通りすがりの物です。
おじゃまします。
記事中の「新のさよなら」に対するりぶろ様のお考えはどこかで拝見できるのでしょうか?
やはりあのラストに悶々としてしまい、福ら雀さんの考察も私にとっては充分鋭く説得力があるもので、新×千早エンドを熱望する身としてはハラハラしてしまいました。
私も膝を打ちたい!納得したい!ととても気になっております><
もしよろしければ教えて下さいませ。
Re:はじめまして
ようこそいらっしゃいませ(*^▽^*)
私の心の師匠、りぶろ様のブログはこちらです。
http://musicassky.blog.eonet.jp/
ちょうど170首の更新もしてくださっています。
膝ぽんで悶々が晴れること間違いなしですので、ぜひお訪ねになってみてくださいませ!
No Title
お邪魔致します。
>でも個人的な萌えポイントとしては、
>負けてもちゃんとかなちゃんに気持ちを伝える机くんと、
>「わかってましたよ。私も同じ気持ちです」というかなちゃんかなあ・・・
それ、いいですね~♡
(机君、ごめんよ・・・。)
でも、かなちゃんは優勝しそうな勢いですし、「B級でライバルですね。負けませんよ、机君。」的なやり取りだったとしても可愛いです~( *´艸`)
>新がいったい何と「さよなら」だと思っているのか。
団体戦(三位決定戦より前の)では、かるたが好きで楽しくてたまらないといった新の純粋性が強調されていたように思います。
その新が楽しいかるたの象徴であるあの部屋から出ていくというのは、少年の日々との別離というか、大人の階段のぼる的なものなのかもと認識しています。
以前肉まん君が千早を称して「あいつ、中身小6男子だろ」と言っていましたが、新も似たようなところがあるのかもしれませんね。
(個人的には新君にはそのままでいてほしかったような気もしますが。)
この「さよなら」が千早との恋愛面を含んでいるのかどうかは、ちょっと想像がつかないです。
でも、名人になるのは新の夢でじいちゃんとの約束なのですから、千早とのことがどうあれ進むしかないのかもしれませんね。
いつかまたあの部屋に戻ってきてくれると嬉しいです。
Re:No Title
お越しくださりありがとうございます。
かなつく萌えご一緒してくださり嬉しいですっ
でも確かに、かなちゃん戦闘服発言もありますし、太一と千早のようなラ・イ・バ・ル発言もいいですねっ(#^.^#)
そして新の「さよなら」が、大人の階段のぼる的なものというご指摘鋭いです。
さすが、むぎこさん。
(私の脳裏にはその曲のBGMまで流れてます・・・)
新は確かにどこか「子どもの頃そのままでピュア」な感じがありますよね。
自分の気持ちの変化に気が付きかるたが黒くなったり、「ふ」と「ちは」を送れない自分の執着を省みたり、という変化はありますが、何となく、じいちゃんを喪ってしまったあたりから、時間の流れをとめている部分があるような気がします。
小学校の時に大好きな人たちとの「さよなら」を2度もして、じいちゃんとも「さよなら」をして、新にとっては「さよなら」というのは止むを得なくても、自分からは避けたいものだったのかもしれません。
それが自分から選び取ろうとするのは「成長」に他なりませんよね。
千早との恋については・・・どうなるのでしょう・・・
千早が太一とのことで自分の恋愛が頭から吹っ飛んだように、新もしばらくは恋愛よりかるたや仲間なのかもしれませんね。
仰っている方が多いように、これで3人また同じスタートラインに立った、ということなのかもしれません。これからが気になりますね。
No Title
170首は、驚きと突っ込み満載ですね。
まずは、瑞沢かるた部の勇者たちの登場。
このシーンでグッときたのは、かなちゃんの着物と菫ちゃんのマスカラ!それらが「戦闘服」勝負服ではなく戦闘服ですよ。
それに、菫ちゃんの「先輩の威厳を保ちたい」と言う決意と欲。
瞳に炎を燃やすほどの強欲さに、二人の決勝にかける想いが伝わります。
机くんとヒョロくんの対決‼︎
神様(末次先生)はなんと苦渋の選択をさせるのでしょう。苦しみながらここまできたヒョロくん。
仲間との繋がりを得て、ふた回り以上頼もしくなった机くん。
どちらを応援すればいいでしょう。
そして、新
私はずっと引っかかっている思いがあります。
新は「名人位」の先を描いているのか。「かるた以外」の情熱するモノ、進路があるのか?
千早は高校のかるた部顧問。
太一は医者(たぶん)。
詩暢はプロ。
と他は、かるたプラスαの進路、夢があります。
次回以降でこの辺が描かれていればいいなぁ。
原田先生の言葉ですが、かるたを真摯に強くするためには、いろいろな武器や経験が必要だと思います。
次回が休載じゃなくて本当によかったです。待ち遠しいです‼︎
Re:No Title
いつもありがとうございます~
>勝負服ではなく戦闘服ですよ
ここ、思わずおおっと思ってしまいました。
1年前の菫ちゃんなら「勝負服」意識してた気がしますが、それが「戦闘服」ですものね!
あらためて菫ちゃんの変化・成長、かっこいいと思いました・・・!
机くんとヒョロ君は・・・どちらも応援してしまうので、本当に悩ましいですよね・・・!
もう、かるたの神様お願いします、どちらにも良いようにとしか・・・!><
そして確かに新の将来について、さこめさんの指摘であっと思いました。
小説編では、公務員のじいちゃんにならって、新も・・・という表現がありますが、原作そのものにはないですよね。
そして、新が名人になりたい理由が「じいちゃんとの約束」であるのは確かとしても、昨年のチャレンジの経過を思うと、それ以上となる何かのモチベーションが必要なのではないか・・・とも思います。
新が大きく変わりそうなので、将来についてもぜひ描かれてほしいですよね!
楽しみです(*'ω'*)
No Title
170首につきましては早々に別ルートで
めいこさんとご意見を交わしておりましたが、
あれからあっという間に2週間ですか!
早いですね~。
先程びらぶの最新号を購入してきましたが、
「なーるーほーどぉー…」となりました~。
綿谷パイセンが頼れる先輩に超進化…(涙
ぐっときました!
こちらでコメントをお寄せ下さっている
8823さまあてには当該コメントで
リンクを貼らせて頂きますので、
お手数をお掛けいたしますが、
8823さまにご案内下されば幸甚に存じます。
musicassky (りぶろ) ↓↓↓
http://musicassky.blog.eonet.jp/
ではでは、
まためいこさんのご感想のアップ、
楽しみにいたしております!
お疲れ様です!
Re:No Title
その節は、りぶろさんの「読み」に本当に助けられました…
ありがとうございます。
頂上決戦に入ってから、より一層次号までの2週間が早い気がしますね。
首長くして楽しみに待っているせいもあるかもですが。
毎回毎回、少しずつ心の中を見せてくれる新に、当方もぐっときまくりです…
そして8823様あてのリンクもありがとうございました(;O;)