ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
BE・ LOVE 9号 ちはやふる 165首 あらすじ•感想
- 2016/04/15 (Fri) |
- 未選択 |
- CM(2) |
- Edit |
- ▲Top
皆様、本当にいろいろありがとうございました・・・!
さて!1号休載をはさんで、待ちに待った165首です。
前号は休載とはいえ、映画キャストの皆さまのピンナップやPerfumeと末次先生の対談があったりして(そしてあの可愛い「FLASH」のジャケットも拝めたりして)見どころ満載でした。
前後してしまいますが、今号の「詩暢ちゃん役松岡茉優さん×第60期クイーン坪田翼さんスペシャル対談!」とあわせて、またあらためて触れさせていただきたいと思います。
今回の9号はただでさえ、スペシャル対談のほかにも
・原明日実先生(親子?)による「「ちはやふる」を映画館で見てきました」レポ漫画
・音楽CDのお知らせ
・映画「下の句」のお知らせ
・「おこしやす、ちとせちゃん」とのコラボ漫画のお知らせ
と「ちはやふる」関連てんこもりで読み応えたっぷりです。
まずは本編。
感動の太一復活シーンから、果たしてどうなったか?
いってみましょう!165首!
***以下、165首のネタバレとなりますので、ご注意ください。***
太一がいる
近江神宮に太一がいる
感涙する瑞沢メンバーに、きょとんとしながら嬉しそうな1年生。
(1年でも波田くんは貰い泣きしているもよう)
そんななか、表彰式に呼ばれるメンバー。
自身も涙をうかべながらの
「みなさん表彰式ですよ 整列を」
という女帝の声に、太一を前に戸惑うみんな。
「行けよ みんな 見てるよ」
の太一の声に、その場を立ち去る。
「よかったですね真島さん 太一くん間に合って」
という千早母の言葉に、
「どうなんでしょう太一は 間に合ったんでしょうか 間に合わなかったんでしょうか…」
とつぶやく太一母。
(かなちゃん母はお約束の写メとりまくりです笑)
「優勝」
「東京都 北央学園」
浦安の間にひびく、北央学園の名前――
おめでとう!と巻き起こる拍手。
手が真っ赤に腫れる勢いで拍手を贈る千早。
"北央学園みたいな かるた強豪校になるの"
すごいなあ ヒョロくん
すごいなあ 北央
準優勝 静岡県 富士崎高校
(ショックで直毛なヨロシコ・・・涙をうかべた理音たち)
3位入賞 東京都 瑞沢高校
4位入賞 福井県 藤岡東高校
(涙を浮かべている負けず嫌いの理沙ちゃん・・・)
表彰式のあと、「みんなごめん俺が」「私が」「俺が」と落ち込みのすごい富士崎高校。
どうするよなOBの中で、理音の言葉を思い返す真琴先輩が断言する。
「理音 無理 おれたちの前に先輩が2度優勝したときも 桜沢先生は笑わなかった」
「!!」
「てゆーか一度も見たことがない ないんじゃね?ほほえみの機能」
(機能って・・・)
というような会話のなかで、エロム先輩から、なんと桜沢先生の笑い顔を見たことがあるという証言が!
エロム先輩のエロ的百人一首の笑い方が先生にツボったとの話に・・・富士崎メンバ―沈黙。
一方。
千早母は、個人戦も見たい!と日帰り計画を一泊に変更しようとするが、千歳にブチ切れられて残念ながら帰ることに・・・
そんななかで真島親子も予定調整。
太一は個人戦にエントリーしていないようで、このまま帰ると告げる。
「でもホラ お・・・応援とか・・・3年生は最後みたいだし・・・」という太一母に
「いらねーよみんな おれの応援とか・・・」と口にする太一。
その視線の先に。
ソファに腰掛けて、沈みきっている新の姿が。
太一の脳裏に、千早に札を取られているさっきの試合の新がよみがえる。
静かに、新の隣に腰をかける太一。
声をかけようと手をあげて――そのまま何もせずにそばにいることを選ぶ。
いらねーよ おれの言葉とか
でも わかるよ
身体のはしから 焼かれていくような 息も できないような
かばんを触ったはずみに、中の重みに気がつく太一。
母に「タクシー綾瀬さんと一緒に乗りましょ、新幹線ギリギリですって」と声をかけられて太一は席を立つ。
一方、千早は太一をつかまえないと、と必死で着替え、慌てて靴まで人のを間違えて履きながら飛び出す。
なんで来てくれたの 太一
なんで太一
太一
駆け下りてロビーに駆けつけるも、太一の姿はなく・・・
別で着替えていた男子メンバー、机くん肉まんくんも飛び出てくるが、太一はいない。
そこに女帝が、太一は帰ったことを告げる。
「なんだそれーあいつなにしに来たんだ―」
ぼやく机くん肉まんくん。
そのなかで。
ごめん みんなごめん
太一の声を思い出す千早。
ぎゅっ、と目をつむる千早の姿に気づいた新。
ふと、手元に目をやると、そこには―――
ごめん 太一はきっと 謝りにきてくれたんだ
団体戦最後の日に もう 全部終わりの日に
もう終わり もう一緒に かるたはできない
涙をぽろぽろこぼす千早の姿に声をかけられずにいる瑞沢メンバー。
そこへ。
「ち 千早」
「これ」
声をかけたのは、新。
新の手にあるものが、千早の目に入り―――
トイレでほほえみの練習をしている桜沢先生。
(かわいい・・・)
富士崎の皆のもとに帰ろうとすると、エロワードの百人一首ネタを繰り出しているメンバーの姿。
「なんとしても桜沢先生をほほえませたいみたいですよ」という鷲尾さんに、
「なんとしても笑っちゃいけない気持ちになってきました・・・」と答える先生。
『逆☆効☆果』と思う鷲尾さんだが・・・
「あの子たちを 明日笑わせることだけ考えます」
そう告げる桜沢先生の横顔を見守る。
「個人戦…次があるっていいですね」
「準優勝校への皮肉ですか」
「いえ とんでもない 次があるからぼくらは 息ができるんです」
「次は試合で 太一」
新が手にした、千早が目にした、喜八洲総本舗のきんつばにはその文字が。
その文字を間に、見つめ合う千早と新。
翌日。
大阪から帰った周防さん、珍しく朝早くから白山会館へ。
(会館のおばさんへのおみやげは「さつま大納言」)
札をまぜながら、詩暢ちゃんの
「こんくらいの 小さな神様みたいに見えてます」
との言葉を思い出し。
「お おはようございます」
札に声をかける。
そのタイミングでガラッと引き戸があき。
太一が入室。
「おはようございます」
という太一の挨拶に、
「お・・・おは・・・」と戸惑う周防さん。
太一はそのまま札にもきちんと手をあわせて。
「おはようございます」
とあいさつをする。
詩暢ちゃんに教わった、同じ気持ちを共有しているふたり。
次がある
こちらは個人戦がはじまる近江神宮。
史上最多の参加人数。
「いつもどおりやって全員メダルをもらってきなさい」
という桜沢先生の掛け声に
「はいっ」
と元気よく答える富士崎メンバー。
「うちもがんばるよ 全員入賞だよ!」
と声をかける主将・千早。
優勝者、D級はブロック別に7人。C級は4人。B級は2人。
そして。
「A級の優勝者は」
「もちろん一人やんなあ?」
と。
袴姿の詩暢ちゃん登場・・・!!!
太一は東京で周防名人と練習中。
「次は試合で」と同じく書かれた、福井の羽二重餅と、大阪のきんつば。
同じ決意を
返すから
■10号(4/30発売)につづく■
次は休載なく、GW進行で前倒しで出るようです。嬉しい。
***
以下、感想です。
今回、胸熱な回でした・・・!
◆新と太一
前回の新の言動にめずらしく非常に感情的な面があったこと、今回の新の落ち込みとつながってくるところかと思います。
これまで、太一は吉野会大会の「余裕だな」や、高松宮杯の「ちは」送りなどと、ちょっと感情的になった面を何度か新に見せていたことがありました。
前回は、その逆パターン。
千早が勝った試合内容とあいまって、新というと身構えていた太一が、ようやく、等身大の、小学校の頃と同じ気持ちで新に向き合えた回なのではと思います。
そこからの、「次は試合で」。
しかも描かれているのは、個人的な事情で大変恐縮ですが、パッケージからその大きさから程よい甘さから、私が大好きで大好きで愛してやまない、喜八洲総本舗のきんつば・・・!
胸熱です・・・!
◆千早母の帰京
ここは少々残念でした・・・
千歳の気持ちもわかるけれど、だいぶこれまで千歳メインだったんだから、千早の高校最後の個人戦くらいは母に見せてくれ―!と・・・
私は千歳のわがままに負けずてっきり残るものだと思ったので、
「綾瀬さんもタクシーで帰る」という言葉の意味が最初つかめず^^;
でもきっとこの千早母の帰京も、何かの大切な意味に通じるんだと信じて。
◆千早の「なんで」
太一がひとりきりで試合に出ていたときに、千早は何度も「なんで」「なんで」と思い、かなちゃんに「考えてあげてください」と言われても、その答えをはっきり出すシーンというのはなかった気がします。
(告白された時に少し結びついたのかもしれませんが)
それが、ここでは、自分ですぱんと答えを出せた。
これが千早の成長であり、太一との関係の変化のひとつの印なのかな?と思います。
◆桜沢先生と鷲尾さん
微妙に、知ってる人が見ればいちゃついているようにも見える?このおふたり。
この二人の結婚話はいつ本編ででるんでしょう??
二人の結婚の本編ストーリー上の意味付けとともに、ナイスなタイミングでありますように。
◆可愛い周防さんと詩暢ちゃん
変わろう、と思っているのか、札に顔を近づけて声かける周防さんの姿はなんともかわいい・・・!
クイーンの「かるたのプロになる」作戦のすごさをひしひし感じます。
ただでさえ可愛い詩暢ちゃんが、自分の売りを見極めて(見極めているのはお祖母様かもですが)アピールするのですから、強烈ですよね。
そして個人戦に袴できた詩暢ちゃん!
今回個人戦ではまだ描写のない、新と藤岡東のリベンジはどうやって果たされるのか?
(ぜひ個人戦の展開のなかで、今度こそ、藤岡東の「チーム」を感じたいです・・・)
次号、あっという間に来そうですね。
楽しみです!
さて!1号休載をはさんで、待ちに待った165首です。
前号は休載とはいえ、映画キャストの皆さまのピンナップやPerfumeと末次先生の対談があったりして(そしてあの可愛い「FLASH」のジャケットも拝めたりして)見どころ満載でした。
前後してしまいますが、今号の「詩暢ちゃん役松岡茉優さん×第60期クイーン坪田翼さんスペシャル対談!」とあわせて、またあらためて触れさせていただきたいと思います。
今回の9号はただでさえ、スペシャル対談のほかにも
・原明日実先生(親子?)による「「ちはやふる」を映画館で見てきました」レポ漫画
・音楽CDのお知らせ
・映画「下の句」のお知らせ
・「おこしやす、ちとせちゃん」とのコラボ漫画のお知らせ
と「ちはやふる」関連てんこもりで読み応えたっぷりです。
まずは本編。
感動の太一復活シーンから、果たしてどうなったか?
いってみましょう!165首!
***以下、165首のネタバレとなりますので、ご注意ください。***
太一がいる
近江神宮に太一がいる
感涙する瑞沢メンバーに、きょとんとしながら嬉しそうな1年生。
(1年でも波田くんは貰い泣きしているもよう)
そんななか、表彰式に呼ばれるメンバー。
自身も涙をうかべながらの
「みなさん表彰式ですよ 整列を」
という女帝の声に、太一を前に戸惑うみんな。
「行けよ みんな 見てるよ」
の太一の声に、その場を立ち去る。
「よかったですね真島さん 太一くん間に合って」
という千早母の言葉に、
「どうなんでしょう太一は 間に合ったんでしょうか 間に合わなかったんでしょうか…」
とつぶやく太一母。
(かなちゃん母はお約束の写メとりまくりです笑)
「優勝」
「東京都 北央学園」
浦安の間にひびく、北央学園の名前――
おめでとう!と巻き起こる拍手。
手が真っ赤に腫れる勢いで拍手を贈る千早。
"北央学園みたいな かるた強豪校になるの"
すごいなあ ヒョロくん
すごいなあ 北央
準優勝 静岡県 富士崎高校
(ショックで直毛なヨロシコ・・・涙をうかべた理音たち)
3位入賞 東京都 瑞沢高校
4位入賞 福井県 藤岡東高校
(涙を浮かべている負けず嫌いの理沙ちゃん・・・)
表彰式のあと、「みんなごめん俺が」「私が」「俺が」と落ち込みのすごい富士崎高校。
どうするよなOBの中で、理音の言葉を思い返す真琴先輩が断言する。
「理音 無理 おれたちの前に先輩が2度優勝したときも 桜沢先生は笑わなかった」
「!!」
「てゆーか一度も見たことがない ないんじゃね?ほほえみの機能」
(機能って・・・)
というような会話のなかで、エロム先輩から、なんと桜沢先生の笑い顔を見たことがあるという証言が!
エロム先輩のエロ的百人一首の笑い方が先生にツボったとの話に・・・富士崎メンバ―沈黙。
一方。
千早母は、個人戦も見たい!と日帰り計画を一泊に変更しようとするが、千歳にブチ切れられて残念ながら帰ることに・・・
そんななかで真島親子も予定調整。
太一は個人戦にエントリーしていないようで、このまま帰ると告げる。
「でもホラ お・・・応援とか・・・3年生は最後みたいだし・・・」という太一母に
「いらねーよみんな おれの応援とか・・・」と口にする太一。
その視線の先に。
ソファに腰掛けて、沈みきっている新の姿が。
太一の脳裏に、千早に札を取られているさっきの試合の新がよみがえる。
静かに、新の隣に腰をかける太一。
声をかけようと手をあげて――そのまま何もせずにそばにいることを選ぶ。
いらねーよ おれの言葉とか
でも わかるよ
身体のはしから 焼かれていくような 息も できないような
かばんを触ったはずみに、中の重みに気がつく太一。
母に「タクシー綾瀬さんと一緒に乗りましょ、新幹線ギリギリですって」と声をかけられて太一は席を立つ。
一方、千早は太一をつかまえないと、と必死で着替え、慌てて靴まで人のを間違えて履きながら飛び出す。
なんで来てくれたの 太一
なんで太一
太一
駆け下りてロビーに駆けつけるも、太一の姿はなく・・・
別で着替えていた男子メンバー、机くん肉まんくんも飛び出てくるが、太一はいない。
そこに女帝が、太一は帰ったことを告げる。
「なんだそれーあいつなにしに来たんだ―」
ぼやく机くん肉まんくん。
そのなかで。
ごめん みんなごめん
太一の声を思い出す千早。
ぎゅっ、と目をつむる千早の姿に気づいた新。
ふと、手元に目をやると、そこには―――
ごめん 太一はきっと 謝りにきてくれたんだ
団体戦最後の日に もう 全部終わりの日に
もう終わり もう一緒に かるたはできない
涙をぽろぽろこぼす千早の姿に声をかけられずにいる瑞沢メンバー。
そこへ。
「ち 千早」
「これ」
声をかけたのは、新。
新の手にあるものが、千早の目に入り―――
トイレでほほえみの練習をしている桜沢先生。
(かわいい・・・)
富士崎の皆のもとに帰ろうとすると、エロワードの百人一首ネタを繰り出しているメンバーの姿。
「なんとしても桜沢先生をほほえませたいみたいですよ」という鷲尾さんに、
「なんとしても笑っちゃいけない気持ちになってきました・・・」と答える先生。
『逆☆効☆果』と思う鷲尾さんだが・・・
「あの子たちを 明日笑わせることだけ考えます」
そう告げる桜沢先生の横顔を見守る。
「個人戦…次があるっていいですね」
「準優勝校への皮肉ですか」
「いえ とんでもない 次があるからぼくらは 息ができるんです」
「次は試合で 太一」
新が手にした、千早が目にした、喜八洲総本舗のきんつばにはその文字が。
その文字を間に、見つめ合う千早と新。
翌日。
大阪から帰った周防さん、珍しく朝早くから白山会館へ。
(会館のおばさんへのおみやげは「さつま大納言」)
札をまぜながら、詩暢ちゃんの
「こんくらいの 小さな神様みたいに見えてます」
との言葉を思い出し。
「お おはようございます」
札に声をかける。
そのタイミングでガラッと引き戸があき。
太一が入室。
「おはようございます」
という太一の挨拶に、
「お・・・おは・・・」と戸惑う周防さん。
太一はそのまま札にもきちんと手をあわせて。
「おはようございます」
とあいさつをする。
詩暢ちゃんに教わった、同じ気持ちを共有しているふたり。
次がある
こちらは個人戦がはじまる近江神宮。
史上最多の参加人数。
「いつもどおりやって全員メダルをもらってきなさい」
という桜沢先生の掛け声に
「はいっ」
と元気よく答える富士崎メンバー。
「うちもがんばるよ 全員入賞だよ!」
と声をかける主将・千早。
優勝者、D級はブロック別に7人。C級は4人。B級は2人。
そして。
「A級の優勝者は」
「もちろん一人やんなあ?」
と。
袴姿の詩暢ちゃん登場・・・!!!
太一は東京で周防名人と練習中。
「次は試合で」と同じく書かれた、福井の羽二重餅と、大阪のきんつば。
同じ決意を
返すから
■10号(4/30発売)につづく■
次は休載なく、GW進行で前倒しで出るようです。嬉しい。
***
以下、感想です。
今回、胸熱な回でした・・・!
◆新と太一
前回の新の言動にめずらしく非常に感情的な面があったこと、今回の新の落ち込みとつながってくるところかと思います。
これまで、太一は吉野会大会の「余裕だな」や、高松宮杯の「ちは」送りなどと、ちょっと感情的になった面を何度か新に見せていたことがありました。
前回は、その逆パターン。
千早が勝った試合内容とあいまって、新というと身構えていた太一が、ようやく、等身大の、小学校の頃と同じ気持ちで新に向き合えた回なのではと思います。
そこからの、「次は試合で」。
しかも描かれているのは、個人的な事情で大変恐縮ですが、パッケージからその大きさから程よい甘さから、私が大好きで大好きで愛してやまない、喜八洲総本舗のきんつば・・・!
胸熱です・・・!
◆千早母の帰京
ここは少々残念でした・・・
千歳の気持ちもわかるけれど、だいぶこれまで千歳メインだったんだから、千早の高校最後の個人戦くらいは母に見せてくれ―!と・・・
私は千歳のわがままに負けずてっきり残るものだと思ったので、
「綾瀬さんもタクシーで帰る」という言葉の意味が最初つかめず^^;
でもきっとこの千早母の帰京も、何かの大切な意味に通じるんだと信じて。
◆千早の「なんで」
太一がひとりきりで試合に出ていたときに、千早は何度も「なんで」「なんで」と思い、かなちゃんに「考えてあげてください」と言われても、その答えをはっきり出すシーンというのはなかった気がします。
(告白された時に少し結びついたのかもしれませんが)
それが、ここでは、自分ですぱんと答えを出せた。
これが千早の成長であり、太一との関係の変化のひとつの印なのかな?と思います。
◆桜沢先生と鷲尾さん
微妙に、知ってる人が見ればいちゃついているようにも見える?このおふたり。
この二人の結婚話はいつ本編ででるんでしょう??
二人の結婚の本編ストーリー上の意味付けとともに、ナイスなタイミングでありますように。
◆可愛い周防さんと詩暢ちゃん
変わろう、と思っているのか、札に顔を近づけて声かける周防さんの姿はなんともかわいい・・・!
クイーンの「かるたのプロになる」作戦のすごさをひしひし感じます。
ただでさえ可愛い詩暢ちゃんが、自分の売りを見極めて(見極めているのはお祖母様かもですが)アピールするのですから、強烈ですよね。
そして個人戦に袴できた詩暢ちゃん!
今回個人戦ではまだ描写のない、新と藤岡東のリベンジはどうやって果たされるのか?
(ぜひ個人戦の展開のなかで、今度こそ、藤岡東の「チーム」を感じたいです・・・)
次号、あっという間に来そうですね。
楽しみです!
PR
プロフィール
HN:
福ら雀
性別:
非公開
忍者カウンター
最新記事
(08/22)
(01/14)
(01/14)
(01/14)
(01/14)
COMMENT
No Title
千早が「なんで?」の問いを自力で解いたのは、ああ、ほんとだ!
と福ら雀さんの考察を読んで目から鱗でした。
こういう貴重な場を失くさないでいただいてありがとうございます。
私的にはじわじわっと感動が押し寄せてきた回でした。
名人のところに来た太一のカルタが黒色でなくなっていて、
カルタが好きじゃなかった二人が、カルタ大好きな詩暢ちゃんに倣って札に挨拶をする。
これは二人がカルタを大好きになっていく始まりなんだ、と嬉しくなりました。
一方の新も新しい感情が芽生えた印象でした。
一生かるたと共に生きていく新にとって今までの敗北は、
「負けても次がある、次は勝つ!」という悔しさはありつつも前向きな敗北だったと思うんです。
でも高校選手権のこのチームでの敗北はもう二度とない、次がない敗北だった。
昨年千早が言ってたクイーンになるより難しいという言葉を思い出しました。
今まで体験したことのない敗北感があると新は知った気がします。
今まで新は強いのにもかかわらず、
広史さんに「あのタイプ、名人はものともしない」、
名人本人にも「テンションあがらない」と評されてたので、
何かが足りないのだろうと思ってました。
その何かがさっぱり見当はつかないのですが、
この団体戦での敗北は意味のあるものだと思います。
(団体としても個人としても完敗という事に意味がある気がしてきました)
どう描かれていくのか楽しみです。
「次がない」というリミットをもってカルタをしていた太一が、
新の悔しさを理解しているのは、本当に胸熱でした!
またお言葉に甘えてつらつら書いてしまいました。
次回の更新も楽しみにしています。
Re:No Title
またお越しくださり、温かいお言葉とともにありがとうございます(*‘ω‘ *)
>千早が「なんで?」の問いを自力で解いたのは、ああ、ほんとだ!
>と福ら雀さんの考察を読んで目から鱗でした。
>こういう貴重な場を失くさないでいただいてありがとうございます。
いえいえとんでもないです。こちらこそ前回のひびきさんがくださったコメントは目鱗でした!
そこは、私自身そう書いたあとで、
「でも太一が近江神宮に来たのって、あやまりに行こう、と思ってじゃないよな・・・」
と思い、あれ?なんて思った次第です^^;
でも太一が「ごめん」って言って以降は、太一のなかでそれが一番大事になっていたかもなので、
千早はそのあたり細かいことは気にせず、大事なところをがしっと鷲掴みしているということかなとも思います。
>私的にはじわじわっと感動が押し寄せてきた回でした。
>名人のところに来た太一のカルタが黒色でなくなっていて、
>カルタが好きじゃなかった二人が、カルタ大好きな詩暢ちゃんに倣って札に挨拶をする。
>これは二人がカルタを大好きになっていく始まりなんだ、と嬉しくなりました。
私もです♪
名人、可愛かったですよね。
師がいない、と言われた名人ですが、まずは兼子ちゃんがいますし、かるたを愛する、ということではクイーンも「師」になっているのではと。
吉川英治先生のお言葉「我以外皆我師」を思い出します・・・
そして新についてのひびきさんのお言葉、これも私にとって目鱗でした!
確かに、新の「ゴゴゴゴ・・・」は「次こそ」な思いから出てきているものでしたよね。
その、「ゴゴゴゴ・・・」がない、という指摘は、ひびきさんのいう「このチームでの敗北はもう二度とない」「次こそ」の「次」もない、ということを新がわかっている(わかった)ということなんですね・・・
確かに、「今まで体験したことのない敗北感がある」ということをひとつ掴んだ新は、ひと皮むけそうな(むけてほしい!)気がします。
そして太一のほうは、2年の時、来年の夏はいない、と思っていた(と思われていた)訳ですが、予想とは違う形で「いない」こととなり。
このあたり、敷かれたレールから外れているということが、きっと太一の方でも成長なのですね。
「次がない」太一が書く「次は試合で」。
「次こそ」と敗北を乗り越えてきた新の、「取り返しのつかない負け」。
ここも確かに太一と新が対照的で、「ちはやふる」の世界の奥深さを思います・・・
ひびきさん、ぜひまたコメントよろしくお願いいたします(*^-^*)
No Title
記事感想アップ、お待ちしていました。本当にありがとうございます・・・!
わたくし如きの意見を参考にしていただいて、大変恐縮ですm(_ _ ;)m
ちはやふるも残すところあと二年だそうです。
貴重な時間、一緒に応援していきましょう!
太一、とうとうかるたに帰ってきますね!
少年漫画のようなアッツい太一さんも想像していましたが
今回のような静かな決意もよかった!
これからの新の良きライバルになってくれるといいなあと思います。
それからしのぶちゃんですが、まさか袴での登場とは・・・
テレビの取材も兼ねているのでしょうか??
可愛いけれど、千早、新をはじめとするチームTシャツの中で
かなり浮いた存在になりそうです。
今回はチームの絆がテーマになりそうなので
仲間を持つ千早(もしくは新?)にかなり苦しめられそうな気がします。
新のリベンジも含め、一体どんな展開になるんでしょうね・・・
最後に29ページのコマ、
千早「「喜八洲総本舗」のきんつば、チョー美味しいって、どっかのブログで言ってたよ!」
新「そ、そうなんか?」
周り一同「えーいいなぁーー!」
という声がどうしても聞こえてしまいます。。。
ああーわたしも食べたいなぁ~(笑)
Re:No Title
わーとかさまさん、お越しくださりありがとうございます(*'▽')
>ちはやふるも残すところあと二年だそうです。
>貴重な時間、一緒に応援していきましょう!
はい!!!(*^▽^*)これからもよろしくお願いいたします!
太一の静かな決意、良かったですね・・・
千早がまるで少年漫画のヒーローのように熱く、新も今回動きのある立場だったので、太一のまるで憑き物が落ちたような(酷いかもですが><)、修行僧のような静けさ、私もよかったと思います。
ここから、永世名人と佐藤清彦九段のライバル関係のように、新と太一も友情と競争心があいまって盛り上がっていく関係になったらいいな・・・と思います。
とはいえ、主役は千早なのでそこはブレてはいけないわけですが!
ほんと、詩暢ちゃんの「プロとしての決意」には眼を見張る思いです。
前回のクイーン戦でぶれるところもあった詩暢ちゃんですが、「プロになる」という思いでひとりでも強くなったのか?
それとも一周回って、「プロ」として生きていくために既に詩暢ちゃんはひとつ上のステージにいて、千早との絆も自分の夢の助けとして活かしていったりするのか??
一体どんな展開になるのか、楽しみですね。
「喜八洲総本舗」のきんつば、そうなんですよーチョーチョー美味しい!
食べたいときに食べられないのが悲しいですが、大阪近郊でしか味わえない、というのがまたミソなのかもで・・・(;_;)
とかさまさんも、ぜひ大阪近郊に行かれるご縁があったら、「喜八洲総本舗」マークしてください!
新大阪駅で売ってます(*^▽^*)