忍者ブログ

ひねもす ちはやふる

HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

BE LOVE 20号 ちはやふる 138首 感想その2

BE LOVE 20号 ちはやふる 138首 感想その2

もーなんだか朝の通勤電車の中からあれこれと考えちゃうことばかりで;^_^A追加を3点ばかり。


いち。千早の返事。

チャイムの音にかぶる感じで、千早の言葉として「───」がふたつあるな、と。

いっぽう、太一が拾っていたのは「───」ひとつだけでした。

うちの娘が気がつき、うちで出した選択肢はふたつ。

①「ご」「ごめん」だった場合
特に大勢には影響なし。

②「ごめん」「考えさせて」だった場合
千早は保留したつもりだったけど、太一が独り合点してしまった。

この場合は、太一の逆転の可能性もあり??
よーく考えた結果やっぱり太一、とかいう前向きな感じで応えるなら、ちょっとはちぐはぐな感じはするけど応援したいかなと。

でも、①だとしても、千早が喪失感半端なさそうなのを見ると、太一にかるた部に戻って欲しいという動機をもとに、太一の告白に応えてしまうという選択肢がどうしても頭から払拭できず…

もしそんな千早だったらちょっと哀しい>_< それでそんな千早を叱り飛ばしてくれる太一だったら良いけど、太一も喪失感半端なさそうだから応えちゃったりして…

そこから咲く花がないとは言わないけど、やっぱりかるたと同じ、「守り」より、「攻め」で行きたいね!

それが今一番の、心配事項です。



に。男子メンツでの相談。

読み返すと、太一が机くんと肉まんくんに相談してるくだりが気になって仕方がない。

単なる退部届出すから後をよろしく、という相談に見えないのですよ。

説明会の時の様子見ると、机くんと肉まんくんは知ってたとも見えるし、その相談から薄々勘付いていたとも見える訳ですが、もし知ってたなら、かなちゃん菫ちゃんには伏せていたということで…。

説明会は女子メインだったから女子にはショック与えないように、ということかもしれないけど、部長の太一いないんだし、部員数のこととか知らずには済まされないでしょー!

もしかしたら想像のはるか斜め上を超える、状況を一気に前向きにするような相談が男子メンツで成されてたりしないかなと、妄想してしまいます。

また、太一は、母からの「1位から落ちたらかるた部やめる」というプレッシャーにさらされてた訳で、それを踏まえると1位を譲ったのはわざとではないか…とも考えられ、だとしたら見事な伏線だ!とも思うのですが…。

個人的には、わざとっていうのは机くんにも失礼だし、プレッシャー云々と他者のせいにするのではなく、「受験に専念する」という理由で退部する太一のほうがオトコマエなので…、そうあってほしいなあ。



さん。キス。

これも、①わざと説 と ②思い余って説 が私の中で発生中。

①で、もう千早に追いすがらせないようにするためひどくした、と考えられなくもないけど…

追いすがらせないようにするには他にももっと有効な方法あるよな、と。

思い切り冷たくするとか、もっと有効だと思うのは、受験とか他のことに忙しくて充実している様子を(フリでも)見せることとか…

追いすがらせないようにするのでキスしちゃったら、なんだかそれは言い訳で結局俺得みたいだし!>_<

なので、個人的には②で、思い余って引き寄せちゃった、というのだったら、ぐっと共感できるなあ…切ないけど…

それなら千早がファーストキスだったとしても(多分そうでしょうね)…ちょっとは許せるかなあ…?
とはいえやっぱり、全面肯定よりも、許せる許せないラインでは考えちゃうけど(>人<;)

太一は、漫画オンリーだったら中学の彼女とキスはしてそう。柔らかいって言ってたし?

小説版を加味すると…香澄ちゃんとはしてなさそうだから、太一も千早がファーストキス?

でも小説版の中学時代の太一は、あんまり千早に対して恋心を持ってる感じじゃなかったなあ…とも。

漫画だと小さい頃からずっと片思いが丸わかりだけど、小説版前提にすると一度は断絶があって、高校時点から振り返ると継続してるみたいな流れなのかも。
それも、中学生っていう時代っぽいかもー

このちはやふる的エポックメイキングのタイミングに、小説版読み返してみたくなります。

そしてそして。

「恋」というと視野狭窄ぎみでも許される部分があるけど、「愛」とか「一緒に生きてく」だと、相手に自分の気に入らない/許せない点があった場合でもそこまで愛せる、愛せるまでは無理でも許容できる、ということがすごく大事だなと思う…ということをなんとなくここで実感。

相手の、自分の気に入らない/許せない点を許容できないと、勿論相手にも辛い思いをさせると思うけど、相手の辛さは推し量るしかないのに対し自分は明らかに辛いと思う。いや太一のことなんですけどね。辛そうだもん、太一。

自分の懐を広げてくことが大事だなと、自省。

すごいです、「ちはやふる」。。。

拍手[2回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

プロフィール

HN:
福ら雀
性別:
非公開

忍者カウンター

カテゴリー

P R

Copyright ©  -- ひねもす ちはやふる --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]