ひねもす ちはやふる
HN福ら雀による、漫画「ちはやふる」に関する思ったことのつれづれ考察。 基本的に、否定より現状肯定、貶すより良いほうに捉えることをメインのスタンスとしています。感想より分析が好きです。 支部もやってます↓ http://www.pixiv.net/member.php?id=11693593
BE・ LOVE 2号 ちはやふる 140首 あらすじ•感想
- 2014/12/27 (Sat) |
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新年2号。正月らしく、日輪を背にした袴姿の千早が表紙です。
扉絵は椅子にもたれかかって眠る(目を閉じる?)千早。
どことなく、「眠れる獅子」じゃないですが、
このあとひとつ大きくなっての覚醒を感じさせる、今の休息(足踏み)といった感じを受けます。
アニメのオープニングのように円くちりばめられた歌は文字の大きな順(主観)から
「かささぎの」「ちはやふる」「こひすてふ」「たちわかれ」「なげきつつ」「せをはやみ」
の五首。
「ちはやふる」は勿論、「かささぎの」「せをはやみ」は「ちはやふる」本編でおなじみの歌。
「たちわかれ」はファンブックで太一の好きな歌としてあげられていて、
「まつとし聞かば 今帰り来む」の意味的にも、一度袂を分かった太一と今後を思わせる歌。
「こひすてふ」も忍ぶ恋を太一になぞらえてかなちゃんが挙げてましたね。
(同じ忍ぶ恋でも「しのぶれど」は詩暢ちゃんイメージが強いですが)
「なげけとて」はかなちゃんが詠じていたことがありますが、
「なげきつつ」はあの有名な蜻蛉日記の道綱母の恨み節な歌で、
うがって考えれば、「一人でいることの辛さ」を今の千早の心情になぞらえていたりするのでしょうか。
さて本編。
びっくり顔の女帝・深作先生・幸田先生が見つめる先は、図書館で勉強している千早。
ちゃんと時間をはかりながら、試験問題の答え合わせをしています。
女帝「綾瀬さんが昼休みにまで勉強を…」
幸田先生「深作先生どんな魔法かけたんですか」
深作先生「いえべつに…」
深作先生が一枚かんでいる、ということを幸田先生はご存知のようです。
三先生の後ろからどこか心配げにじっとみつめるかなちゃん。
千早は試験問題の本文に使われていた小説が面白くて、続きが気になったのか、
さっそく図書室で探している。
その本は恩田陸さんの「図書室の海」。
表紙からして新潮文庫版です。
しゃがんで読みふける千早。
そのあと棚に戻した本はほかのものなので、
しばらく本の海で泳いでいたのでしょう。
本が降ってくるようなイメージを感じているところから、
まだまだ自分の知らない世界がある、ということを感じていそうな千早。
それを、どこか嬉しそうにながめるかなちゃん。
バックに鳴るチャイムは、昼休みの終わりの知らせですが、
ついあの告白のシーンを思い出してしまいます。
舞台は一転して、福井の藤岡東高校。
新とその背後にぴょこんとくっつくような形の舜と滉。
18巻でも出てきたA級カルターの体育教師、管野先生にかるた部設立を打診しますが、
やはり参加者5名以上からが部活動、とのこと。
「マンガでよく見るわその展開」となげく舜?滉?が
まさに瑞沢かるた部を思い起こさせてなんとも(笑)
「でもべつに3人で大会とか出るぶんにはかまわんで」といわれ、
「ゆるいわーそりゃ高校選手権の参加資格はあるんやろうけど」(舜)
「べつにいいやろ」「おれら3人でも勝てるやろ」(滉)
「練習場もべつに南雲会でもいいし、そのほうが新兄ちゃんも個人の大会優先できるが」
「どうしたって本命は個人戦――名人戦やもんなあ」(村尾さんのセリフ思い出しますね)
と「まあいっか」モードな2人に比べ、なにやら考えている新。
舜と滉、似たトーンの名前に双子かもなんて感想書いてましたが、
なんと年子の兄弟でしたね!
そしてB級なのに、「おれら3人でも勝てる」と自信満々なところがかわいいです。
そして南雲会。
全国あちこちで開かれる大会の案内。運営に忙しそうな村尾さん。
「福井大会無理かも」と口走る村尾さんに
「地元の大会は南雲が勝たんと 運営代わるで村尾くんは福井大会でて!」と叫ぶ会長。
「新もいまのうち 出られるやつ全部出とけよ おれ 今年も高校選手権 きっちり運営してやるし」
「〝選手〟でだけいられる時間はそう長くないんやって 長くやってると思うわ やりたいことやっとけよ」
と新にアドバイスする村尾さん。
何かを得たような表情の新。
南雲会の帰り、自転車をこぎながら・・・
「守ってもらってる」「助けてもらってる」
福井にまで会いに来てくれた千早と太一、
「チームに興味ないなんて言わないで」と泣く千早が思い出され―――何かを決意する。
翌日の昼休み。
おじいちゃん譲りの袴で1-1の教室に登場する新。
ざわめく教室、驚く舜。
一礼して、話し始める新。
「昼休み中失礼します 3年2組の綿谷新と言います」
「今日は競技かるた部の新歓に来ました」
「まだ同好会ですが団体戦のメンバーを募集しています」
「いまから三か月がんばれば A級選手と競い合うことができます。
7月末の高校選手権で 優勝を狙えるかるた部を 作りたいと思ってます」
「細かいことはそこにいる松林舜に訊いてください」と多少の無茶ぶりをして、
隣のクラスに去っていく。
クラスメイトに「高校選手権って全国大会やろ?優勝って・・・無理やろ」と言われ、
「む 無理でない」と去年の瑞沢高校を紹介しつつつい熱く語る舜。
そんな舜も滉もクラス行脚をする新の本気には驚いている様子。
1-1から1-8、2-1から2-9までめぐり、
3年はさすがにキツイ・・・といいながら回って、
耳まで真っ赤にしている新。
「なにしてるんや 新…またいまになって」
と、待っていました由宇ちゃんの登場。
「3年にもなって 新しい部活どころでないやろ」
「強いんやから 一人でやればいいやろ」
と至極まともな正論を述べます。
それに対して
「わからん でも いま おれは チームを作らなあかん気がするんや」
と答える新。
新のなかで、小学時代の千早・太一とのチームが思い出されます。
そこから、昔のことが思い出されたのでしょうか。
「じいちゃんが生きてたころはさ 由宇よく手伝ってくれたのお」
「おれにとっては あれも チームやったよ」
と、ふたりでじいちゃんを支えた昔を振り返りながら・・・
「ありがとの 由宇」
「チーム」の言葉が、由宇に響きます。
新にとって「チーム」とは、「してもらってきたこと」と「したいこと」。
してもらってきたことを少しでも返していきたい、
「巡らせたい」ということなのかもしれません。
とうとう「だれも集まらんかったら 新 私――」と口を開く由宇。
ところが、そこにぴとっ、ぴとぴと、と
高校選手権個人戦決勝で桜沢先生にひっつく千早のように、
ひっついて増えて新の前にあらわれた入部希望者が。
嬉しさからか、
「百首覚えてる人」「決まり字わかってる人」と尋ねる新。
「はい!」「たぶん」と答える後輩たち。
「か かるたを好きな人」の質問に、
「わからんけど、綿谷先輩は好きそうやったんで…」との答えに嬉しくなる新。
新の情熱・本気がしっかり伝わっているようです。
「え もう何人か入部希望者いる?!ヤベ レギュラー争いおこるが」と焦る舜と滉。
「風を 千早と太一がやったように できる おれにも ここは福井なんや」
と手ごたえを感じている新。
一方、東京 瑞沢高校。
かるた部では試合中。どうも田丸さんはずっと千早に勝ち続けているもよう。
そんなに速いわけではないけど、拾うのがうまい。丁寧さがある、「超短距離砲」と分析してメモる机くん。
田丸妹の良さは良さで認めつつ、「にしたって綾瀬 身が入らなすぎる」と心配そう。
その思いは肉まんくんも同様らしく、
「なにやってんだよ 何度も負けてんじゃねえよ」とストレートに千早を叱咤する。
止めようとする机くん、一方で、
「いつもの強欲さはどーした?!高校選手権予選もそんなんで・・・」と詰め寄る、
高校選手権派だったことを思い出させる肉まんくん。
そこに「1年みんなで話したんですけど…」
とこれからの全練習試合の勝率をランキングして、順に主将から決めていくのどうですか?
そのほうが公平かと思って、という田丸妹。
すっかり他の1年は味方につけている様子。
「主将?!1年が生意気すぎるよ!」と怒る菫ちゃん。
「バラバラだ…! 思いのほか強い新入部員と 調子のでないキャプテン 収める立場の部長もいない」
と焦る肉まんくん。
「こんなんで 戦えんのか 東京都予選」と
動揺を隠せない肉まんくん、机くん、菫ちゃん、筑波くん(久しぶり!)
そんなんか、両手をついて一礼し・・・
「休部させてください」
「しばらく私も かるたから 離・・・」
と涙ながらに告げる千早。
「な なに言ってんだよ 綾瀬~~ おまえまでそんな・・・」
という肉まんくんに
「いえ 千早ちゃんが言い出さなかったら 私が言うところでした」
「集中できていない人が 同じ畳の上にいるのは迷惑です」
「目が覚めないうちは 戻って来ないでください お勉強でもしててください」
ときっぱりと告げるかなちゃん。
驚愕する一同。
立ち上がり、かばんを持って、部室を去る千早。
菫「え・・・ え?!」
筑波くん「休部って・・・ え?! いつまで?綾瀬先輩エースなのに」
と不穏な雰囲気が流れるなか
「みなさん 私たちは 全国大会前年優勝校の 瑞沢です」
「誰が欠けても いっ・・・ いなくても あの優勝旗に トロフィーに 恥じない戦いを」
「絶対に するんです」
泣きながら訴えるかなちゃん。
その声が聞こえてか聞こえずしてか――
深作先生が通りかかると、部室の前でうずくまる千早が。
「学びなさい」
「いましかない 学びなさい」
「大事なものを すべてを」
****感想
新歓行脚する新と、かるたから離れて勉強する千早という対照的な昼休み。
かるたに風を送る新と、かるたを休もうとする千早も対照的ですが、
新と千早がそれぞれ人生の先輩からもらった、
「いまのままでいられる時間は長くはない、だからいまやりたいことを」
(「今年も高校選手権 きっちり運営してやるし」という村尾さんかっこよいな・・・
「してやる」という割には、それが「めぐる」もので、
新もそのうちこちら側にくるということをわかっていて、
今のうちにやりたいようにやらせてあげたい、というところが本当に格好良い)
「いましかない だから大事なものは勿論、すべてのことを学びなさい」
という「いま」にスポットライトがあたったメッセージは互いに響きあって伝わってきます。
新の新歓行脚、部として発足されてはいないけど「部の新歓」というあたり、
同じく袴姿ということもあってなんとなく瑞沢の新歓との対比を思い起こさせますね。
一人欠けた瑞沢かるた部、一人だけで新歓する新というところも。
最初の図書室のシーン、どこか千早は儚げで目も虚ろな感じがしましたが、
ふらふらとながら、自分の足で歩もうとしているように感じられました。
かなちゃん、後でかなり厳しいことを千早に言いますが、
図書室の千早をみつめるかなちゃんの姿を重ねると、
千早がかるた以外の世界を知ることにより立ち直れるんじゃないか、
そのためには荒療治でも一度かるたから決定的に離れることが有効なんじゃないか、
と思っての言葉な気がします。
きっと、そのあとの「優勝旗とトロフィーに恥じない戦いを絶対にする」というセリフは、
ドアの向こうにまだいるかもしれない千早にも向けられたものだったのではと思います。
そして待ちに待った、新の出番!しかも学ラン!しかも袴!!そして先輩!!!
こんな素敵なことが1話に凝縮されてよいのでしょうか(笑)
部活として認めてもらいに言って舜と滉の盾?にされてるところは可愛く、
袴姿でびしっと決めた姿は格好よく。
長く待った甲斐のある濃密な「新」回でした。
個人的には、自転車漕ぎつつ千早や太一を思い出している顔はこれまでで1・2を争う好みの顔だったりします。
そして、新歓にもかかわらず、真っ赤になりながらもちゃんと3年も回るところがフェアな新らしい(笑)
舜と滉の御神酒徳利ぶりも可愛く、新入部員の女の子にも子猫的な可愛い子がいるし、
福井パート、これからも楽しみです。
今回だけみると、由宇が入ってくれるかははっきりしていないけれど、
なんとしても!入ってほしいなあ・・・とすると部員が7名になるのか。
そして。
「太一のいない春をゆく、千早の心は――?」(表紙)
「太一がいない春 千早の心をめぐるものとは――?」(扉)
とある通り、回想以外の太一が登場しない回でした。
前回の名人との再会が強烈だったので、あの続きからではと思ってばかりいたのですが・・・
あのあとはいったいどうなったのでしょう。非常に気になるところです。
千早の気持ちは、前回で少し、太一の気持ちをまったく気づかず砕き続けてきたことの後悔が
語られていましたが、今回もあまり表だっては語られず・・・
「しばらく私も かるたから 離・・・」
の「も」が、太一を前提にしていることは勿論だと思いますが、
そこでの涙が、いろいろに読める気がします。
・前号に引き続きで、「かるたから離れる」で太一を思い出しての涙
・大好きだったかるたが「離れ」たいと思うものになってしまったことへの哀しみ
・かるたから離れるという決断がやはりつらくて
など・・・
もちろん、どれが正解というわけでもなく、太一のことも、かるたが大好きなことも、
いろいろ混ざっての感情なのだろうな・・・
でもあんなにかるたバカだった千早が、自分からかるたから離れようとする姿は、
やはり見ていてとてもショックです。
「ひとり」から「チーム」への新。
「チーム」から「ひとり」への千早。
誰に助けてもらうわけではなく自分で立ち直ってこその「ひとり」の強さも大切なので、
千早が学ぶことで自分の足元をしっかり築きながらも、
一度かるたから離れてひとりだった新が「チーム」としての強さを作り上げていこうとする波にも影響を受け、
「ひとり」を経たうえでの「してもらう」「してあげる」、それが巡ることで強くなっていく絆を見たいなあと個人的には思います。
千早、学べ!
そして新、早く千早も巻き込んでー!
そして次は5号・・・・・
ちはやふる手帳によれば、2/14発売日です。
またしても1月半・・・・・・・続きが気になりすぎます!
とりあえず1巻から読み直して、2/20締切の名場面総選挙に尽力してみるかな。
しかし、ニュースってもしかしてアニメ3期・・・?とちょっと期待していたので残念。
アニメ3期!ぜひ!!
でも5号発売はバレンタインデーか。4号あたりでクーベルチュール来ないかな。
ムッツリロマンチストの一郎さんに会いたいなあ。
扉絵は椅子にもたれかかって眠る(目を閉じる?)千早。
どことなく、「眠れる獅子」じゃないですが、
このあとひとつ大きくなっての覚醒を感じさせる、今の休息(足踏み)といった感じを受けます。
アニメのオープニングのように円くちりばめられた歌は文字の大きな順(主観)から
「かささぎの」「ちはやふる」「こひすてふ」「たちわかれ」「なげきつつ」「せをはやみ」
の五首。
「ちはやふる」は勿論、「かささぎの」「せをはやみ」は「ちはやふる」本編でおなじみの歌。
「たちわかれ」はファンブックで太一の好きな歌としてあげられていて、
「まつとし聞かば 今帰り来む」の意味的にも、一度袂を分かった太一と今後を思わせる歌。
「こひすてふ」も忍ぶ恋を太一になぞらえてかなちゃんが挙げてましたね。
(同じ忍ぶ恋でも「しのぶれど」は詩暢ちゃんイメージが強いですが)
「なげけとて」はかなちゃんが詠じていたことがありますが、
「なげきつつ」はあの有名な蜻蛉日記の道綱母の恨み節な歌で、
うがって考えれば、「一人でいることの辛さ」を今の千早の心情になぞらえていたりするのでしょうか。
さて本編。
びっくり顔の女帝・深作先生・幸田先生が見つめる先は、図書館で勉強している千早。
ちゃんと時間をはかりながら、試験問題の答え合わせをしています。
女帝「綾瀬さんが昼休みにまで勉強を…」
幸田先生「深作先生どんな魔法かけたんですか」
深作先生「いえべつに…」
深作先生が一枚かんでいる、ということを幸田先生はご存知のようです。
三先生の後ろからどこか心配げにじっとみつめるかなちゃん。
千早は試験問題の本文に使われていた小説が面白くて、続きが気になったのか、
さっそく図書室で探している。
その本は恩田陸さんの「図書室の海」。
表紙からして新潮文庫版です。
しゃがんで読みふける千早。
そのあと棚に戻した本はほかのものなので、
しばらく本の海で泳いでいたのでしょう。
本が降ってくるようなイメージを感じているところから、
まだまだ自分の知らない世界がある、ということを感じていそうな千早。
それを、どこか嬉しそうにながめるかなちゃん。
バックに鳴るチャイムは、昼休みの終わりの知らせですが、
ついあの告白のシーンを思い出してしまいます。
舞台は一転して、福井の藤岡東高校。
新とその背後にぴょこんとくっつくような形の舜と滉。
18巻でも出てきたA級カルターの体育教師、管野先生にかるた部設立を打診しますが、
やはり参加者5名以上からが部活動、とのこと。
「マンガでよく見るわその展開」となげく舜?滉?が
まさに瑞沢かるた部を思い起こさせてなんとも(笑)
「でもべつに3人で大会とか出るぶんにはかまわんで」といわれ、
「ゆるいわーそりゃ高校選手権の参加資格はあるんやろうけど」(舜)
「べつにいいやろ」「おれら3人でも勝てるやろ」(滉)
「練習場もべつに南雲会でもいいし、そのほうが新兄ちゃんも個人の大会優先できるが」
「どうしたって本命は個人戦――名人戦やもんなあ」(村尾さんのセリフ思い出しますね)
と「まあいっか」モードな2人に比べ、なにやら考えている新。
舜と滉、似たトーンの名前に双子かもなんて感想書いてましたが、
なんと年子の兄弟でしたね!
そしてB級なのに、「おれら3人でも勝てる」と自信満々なところがかわいいです。
そして南雲会。
全国あちこちで開かれる大会の案内。運営に忙しそうな村尾さん。
「福井大会無理かも」と口走る村尾さんに
「地元の大会は南雲が勝たんと 運営代わるで村尾くんは福井大会でて!」と叫ぶ会長。
「新もいまのうち 出られるやつ全部出とけよ おれ 今年も高校選手権 きっちり運営してやるし」
「〝選手〟でだけいられる時間はそう長くないんやって 長くやってると思うわ やりたいことやっとけよ」
と新にアドバイスする村尾さん。
何かを得たような表情の新。
南雲会の帰り、自転車をこぎながら・・・
「守ってもらってる」「助けてもらってる」
福井にまで会いに来てくれた千早と太一、
「チームに興味ないなんて言わないで」と泣く千早が思い出され―――何かを決意する。
翌日の昼休み。
おじいちゃん譲りの袴で1-1の教室に登場する新。
ざわめく教室、驚く舜。
一礼して、話し始める新。
「昼休み中失礼します 3年2組の綿谷新と言います」
「今日は競技かるた部の新歓に来ました」
「まだ同好会ですが団体戦のメンバーを募集しています」
「いまから三か月がんばれば A級選手と競い合うことができます。
7月末の高校選手権で 優勝を狙えるかるた部を 作りたいと思ってます」
「細かいことはそこにいる松林舜に訊いてください」と多少の無茶ぶりをして、
隣のクラスに去っていく。
クラスメイトに「高校選手権って全国大会やろ?優勝って・・・無理やろ」と言われ、
「む 無理でない」と去年の瑞沢高校を紹介しつつつい熱く語る舜。
そんな舜も滉もクラス行脚をする新の本気には驚いている様子。
1-1から1-8、2-1から2-9までめぐり、
3年はさすがにキツイ・・・といいながら回って、
耳まで真っ赤にしている新。
「なにしてるんや 新…またいまになって」
と、待っていました由宇ちゃんの登場。
「3年にもなって 新しい部活どころでないやろ」
「強いんやから 一人でやればいいやろ」
と至極まともな正論を述べます。
それに対して
「わからん でも いま おれは チームを作らなあかん気がするんや」
と答える新。
新のなかで、小学時代の千早・太一とのチームが思い出されます。
そこから、昔のことが思い出されたのでしょうか。
「じいちゃんが生きてたころはさ 由宇よく手伝ってくれたのお」
「おれにとっては あれも チームやったよ」
と、ふたりでじいちゃんを支えた昔を振り返りながら・・・
「ありがとの 由宇」
「チーム」の言葉が、由宇に響きます。
新にとって「チーム」とは、「してもらってきたこと」と「したいこと」。
してもらってきたことを少しでも返していきたい、
「巡らせたい」ということなのかもしれません。
とうとう「だれも集まらんかったら 新 私――」と口を開く由宇。
ところが、そこにぴとっ、ぴとぴと、と
高校選手権個人戦決勝で桜沢先生にひっつく千早のように、
ひっついて増えて新の前にあらわれた入部希望者が。
嬉しさからか、
「百首覚えてる人」「決まり字わかってる人」と尋ねる新。
「はい!」「たぶん」と答える後輩たち。
「か かるたを好きな人」の質問に、
「わからんけど、綿谷先輩は好きそうやったんで…」との答えに嬉しくなる新。
新の情熱・本気がしっかり伝わっているようです。
「え もう何人か入部希望者いる?!ヤベ レギュラー争いおこるが」と焦る舜と滉。
「風を 千早と太一がやったように できる おれにも ここは福井なんや」
と手ごたえを感じている新。
一方、東京 瑞沢高校。
かるた部では試合中。どうも田丸さんはずっと千早に勝ち続けているもよう。
そんなに速いわけではないけど、拾うのがうまい。丁寧さがある、「超短距離砲」と分析してメモる机くん。
田丸妹の良さは良さで認めつつ、「にしたって綾瀬 身が入らなすぎる」と心配そう。
その思いは肉まんくんも同様らしく、
「なにやってんだよ 何度も負けてんじゃねえよ」とストレートに千早を叱咤する。
止めようとする机くん、一方で、
「いつもの強欲さはどーした?!高校選手権予選もそんなんで・・・」と詰め寄る、
高校選手権派だったことを思い出させる肉まんくん。
そこに「1年みんなで話したんですけど…」
とこれからの全練習試合の勝率をランキングして、順に主将から決めていくのどうですか?
そのほうが公平かと思って、という田丸妹。
すっかり他の1年は味方につけている様子。
「主将?!1年が生意気すぎるよ!」と怒る菫ちゃん。
「バラバラだ…! 思いのほか強い新入部員と 調子のでないキャプテン 収める立場の部長もいない」
と焦る肉まんくん。
「こんなんで 戦えんのか 東京都予選」と
動揺を隠せない肉まんくん、机くん、菫ちゃん、筑波くん(久しぶり!)
そんなんか、両手をついて一礼し・・・
「休部させてください」
「しばらく私も かるたから 離・・・」
と涙ながらに告げる千早。
「な なに言ってんだよ 綾瀬~~ おまえまでそんな・・・」
という肉まんくんに
「いえ 千早ちゃんが言い出さなかったら 私が言うところでした」
「集中できていない人が 同じ畳の上にいるのは迷惑です」
「目が覚めないうちは 戻って来ないでください お勉強でもしててください」
ときっぱりと告げるかなちゃん。
驚愕する一同。
立ち上がり、かばんを持って、部室を去る千早。
菫「え・・・ え?!」
筑波くん「休部って・・・ え?! いつまで?綾瀬先輩エースなのに」
と不穏な雰囲気が流れるなか
「みなさん 私たちは 全国大会前年優勝校の 瑞沢です」
「誰が欠けても いっ・・・ いなくても あの優勝旗に トロフィーに 恥じない戦いを」
「絶対に するんです」
泣きながら訴えるかなちゃん。
その声が聞こえてか聞こえずしてか――
深作先生が通りかかると、部室の前でうずくまる千早が。
「学びなさい」
「いましかない 学びなさい」
「大事なものを すべてを」
****感想
新歓行脚する新と、かるたから離れて勉強する千早という対照的な昼休み。
かるたに風を送る新と、かるたを休もうとする千早も対照的ですが、
新と千早がそれぞれ人生の先輩からもらった、
「いまのままでいられる時間は長くはない、だからいまやりたいことを」
(「今年も高校選手権 きっちり運営してやるし」という村尾さんかっこよいな・・・
「してやる」という割には、それが「めぐる」もので、
新もそのうちこちら側にくるということをわかっていて、
今のうちにやりたいようにやらせてあげたい、というところが本当に格好良い)
「いましかない だから大事なものは勿論、すべてのことを学びなさい」
という「いま」にスポットライトがあたったメッセージは互いに響きあって伝わってきます。
新の新歓行脚、部として発足されてはいないけど「部の新歓」というあたり、
同じく袴姿ということもあってなんとなく瑞沢の新歓との対比を思い起こさせますね。
一人欠けた瑞沢かるた部、一人だけで新歓する新というところも。
最初の図書室のシーン、どこか千早は儚げで目も虚ろな感じがしましたが、
ふらふらとながら、自分の足で歩もうとしているように感じられました。
かなちゃん、後でかなり厳しいことを千早に言いますが、
図書室の千早をみつめるかなちゃんの姿を重ねると、
千早がかるた以外の世界を知ることにより立ち直れるんじゃないか、
そのためには荒療治でも一度かるたから決定的に離れることが有効なんじゃないか、
と思っての言葉な気がします。
きっと、そのあとの「優勝旗とトロフィーに恥じない戦いを絶対にする」というセリフは、
ドアの向こうにまだいるかもしれない千早にも向けられたものだったのではと思います。
そして待ちに待った、新の出番!しかも学ラン!しかも袴!!そして先輩!!!
こんな素敵なことが1話に凝縮されてよいのでしょうか(笑)
部活として認めてもらいに言って舜と滉の盾?にされてるところは可愛く、
袴姿でびしっと決めた姿は格好よく。
長く待った甲斐のある濃密な「新」回でした。
個人的には、自転車漕ぎつつ千早や太一を思い出している顔はこれまでで1・2を争う好みの顔だったりします。
そして、新歓にもかかわらず、真っ赤になりながらもちゃんと3年も回るところがフェアな新らしい(笑)
舜と滉の御神酒徳利ぶりも可愛く、新入部員の女の子にも子猫的な可愛い子がいるし、
福井パート、これからも楽しみです。
今回だけみると、由宇が入ってくれるかははっきりしていないけれど、
なんとしても!入ってほしいなあ・・・とすると部員が7名になるのか。
そして。
「太一のいない春をゆく、千早の心は――?」(表紙)
「太一がいない春 千早の心をめぐるものとは――?」(扉)
とある通り、回想以外の太一が登場しない回でした。
前回の名人との再会が強烈だったので、あの続きからではと思ってばかりいたのですが・・・
あのあとはいったいどうなったのでしょう。非常に気になるところです。
千早の気持ちは、前回で少し、太一の気持ちをまったく気づかず砕き続けてきたことの後悔が
語られていましたが、今回もあまり表だっては語られず・・・
「しばらく私も かるたから 離・・・」
の「も」が、太一を前提にしていることは勿論だと思いますが、
そこでの涙が、いろいろに読める気がします。
・前号に引き続きで、「かるたから離れる」で太一を思い出しての涙
・大好きだったかるたが「離れ」たいと思うものになってしまったことへの哀しみ
・かるたから離れるという決断がやはりつらくて
など・・・
もちろん、どれが正解というわけでもなく、太一のことも、かるたが大好きなことも、
いろいろ混ざっての感情なのだろうな・・・
でもあんなにかるたバカだった千早が、自分からかるたから離れようとする姿は、
やはり見ていてとてもショックです。
「ひとり」から「チーム」への新。
「チーム」から「ひとり」への千早。
誰に助けてもらうわけではなく自分で立ち直ってこその「ひとり」の強さも大切なので、
千早が学ぶことで自分の足元をしっかり築きながらも、
一度かるたから離れてひとりだった新が「チーム」としての強さを作り上げていこうとする波にも影響を受け、
「ひとり」を経たうえでの「してもらう」「してあげる」、それが巡ることで強くなっていく絆を見たいなあと個人的には思います。
千早、学べ!
そして新、早く千早も巻き込んでー!
そして次は5号・・・・・
ちはやふる手帳によれば、2/14発売日です。
またしても1月半・・・・・・・続きが気になりすぎます!
とりあえず1巻から読み直して、2/20締切の名場面総選挙に尽力してみるかな。
しかし、ニュースってもしかしてアニメ3期・・・?とちょっと期待していたので残念。
アニメ3期!ぜひ!!
でも5号発売はバレンタインデーか。4号あたりでクーベルチュール来ないかな。
ムッツリロマンチストの一郎さんに会いたいなあ。
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ちはやふる特製シール到着
- 2014/11/20 (Thu) |
- 未選択 |
- CM(0) |
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- ▲Top
11月17日ツイート 「本当に好き」Part2+太一のお母さん
- 2014/11/17 (Mon) |
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- ▲Top
@太一の言動を「まだ高校生だから仕方ない」とか「相手を思いやれないなら本当に好きじゃないとか聖人じゃないんだから」という意見があるらしい。最近の若い人?ってそうなのかな。本当に相手を好きなら、相手を思いやるのって「本当に好き」の「条件」じゃなくて「当然」だと思うんだけども…
@現実世界ではそれは勿論の前提だと思う。というか私は家族は勿論好き前提じゃない単なる会社の同僚でも、相手を傷つけまい、相手のためになることをしたい、と思って行動している。それが相手にとって逆の行動だったら申し訳ないし、それがわかれば詫びるけれど、基本はそうやって考え悩んで行動してる
@皆がそう思って、でも行き違いで傷つくこともあって、というのが現実の世の中。でも太一は物語の登場人物で競うべきはリアルさじゃない。そんな、好きな相手すら思いやれないような子の話を読みたいか?好きな相手すら思いやれない男の子にときめくか?という話だと思う。私は無理だ。
@だけどこれまでの太一の言動を基に、傷つけたことを自覚せず自分の事ばかり考える人?キャラ?ではないと信じたいので、今後ちゃんと千早と向き合ってその傷をお互いにでもいいから詫びてくれることを祈る。そうじゃないと読んでられない。高校生だからという人は結局太一に成熟を期待してないんだろな
@百歩譲って昼ドラとか一部の小説のようにお互いがお互いをガツガツ傷つけ合う物語も物語として勿論ありだし、楽しむ人はそれを楽しむんだろうけど、私はそれを「ちはやふる」で読みたくはない…。相手を尊重する大事さもメッセージとしてある作品だと思うんだけど…違ってたらもう読めないかも
@夜のまったり時間、娘とまたもや(笑)太一の話に。娘いわく「太一のお母さんホントはかるたやって欲しいんじゃないかな。だって「たるんでるんじゃないの?」って怒った後かるた辞めなさい!って言わなかったもんねー」とのこと。あの呆気にとられの感じに私もえ?と思ったけど、するどいなー小5
@現実世界ではそれは勿論の前提だと思う。というか私は家族は勿論好き前提じゃない単なる会社の同僚でも、相手を傷つけまい、相手のためになることをしたい、と思って行動している。それが相手にとって逆の行動だったら申し訳ないし、それがわかれば詫びるけれど、基本はそうやって考え悩んで行動してる
@皆がそう思って、でも行き違いで傷つくこともあって、というのが現実の世の中。でも太一は物語の登場人物で競うべきはリアルさじゃない。そんな、好きな相手すら思いやれないような子の話を読みたいか?好きな相手すら思いやれない男の子にときめくか?という話だと思う。私は無理だ。
@だけどこれまでの太一の言動を基に、傷つけたことを自覚せず自分の事ばかり考える人?キャラ?ではないと信じたいので、今後ちゃんと千早と向き合ってその傷をお互いにでもいいから詫びてくれることを祈る。そうじゃないと読んでられない。高校生だからという人は結局太一に成熟を期待してないんだろな
@百歩譲って昼ドラとか一部の小説のようにお互いがお互いをガツガツ傷つけ合う物語も物語として勿論ありだし、楽しむ人はそれを楽しむんだろうけど、私はそれを「ちはやふる」で読みたくはない…。相手を尊重する大事さもメッセージとしてある作品だと思うんだけど…違ってたらもう読めないかも
@夜のまったり時間、娘とまたもや(笑)太一の話に。娘いわく「太一のお母さんホントはかるたやって欲しいんじゃないかな。だって「たるんでるんじゃないの?」って怒った後かるた辞めなさい!って言わなかったもんねー」とのこと。あの呆気にとられの感じに私もえ?と思ったけど、するどいなー小5
11月16日ツイート 「かるたやろっさ」と「本当に好き」について
- 2014/11/17 (Mon) |
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@娘の高校見学五校目終了。公立私立とりまぜてその全部に偶然?百人一首部(同好会)のある素敵。「ちはやふる」前は知らないけれどきっと「ちはやふる」の情熱が広くしみわたっていった証なのだろうな…その内の1校の文化祭はかるた競技実演があり飾りの風船に「かるたやろっさ」って書いてあったっけ
@今の千早は、これまで側で感じていた太一の苦しみ、元気を出して欲しいと粉骨砕身してイベントをやる程心配していたその苦しみが自分故で、なおかつそれに気づかなかったことで自分を責めている。自分も苦しいのに相手の気持ちの方に寄り添えるのはすごいことだと思う。
@これまで息切れはあっても、かるたをやること自体に葛藤やかつての新のように罪の意識が伴うことのなかった千早にとって初めての試練。試練は肥やしとも言う。苦しくてもひとりで感じ考え続ける千早はこのあと伸びると思う。そして、その上で原点「かるたやろっさ」に回帰してくれるといいなあ。
@これまで千早と新は物理的な距離がありつつも、それを跳び越える位気持ちが通じあってたと思う(高2の都予選決勝後の「どうだった?」じゃなくて「楽しかった?」メールがツボなんですが、「一生好き」の場面も然り)。でもそれに今度は心の距離も加わっちゃうのかもしれない。
@千早が仮に新を選ぶとしても太一との関係をこのままにして前に進める子じゃないと思うし…。私はこれまで描かれて来た千早の新への気持ちは真摯なものだと思うので、距離も心も今は離れざるを得ないけどそれでも秘めずにいられない恋心、と、ますます「ちはや」の札の心が深まるのではと思います。
@ 「俺物語‼︎」初めて読んで久々のスッキリ感。自分より好きな人の気持ちを優先してこそ「好き」と言える。自分にベクトルが向く「好き」は結局本当に「好き」じゃないんじゃないか。あの太一の「好き」が反省とか修正なしに「好き」としてまかり通り続けるなら、もうここから先読むのしんどいな…
@今の太一の現状は正直娘にも見せなくない…。いま娘は『レミゼラブル』にもハマってるけどジャンバルジャンの悪行もそれを反省する流れがあって人は変われるってメッセージになる。太一の行いも反省や修正やらとセットじゃないならもう…これまでの「ちはやふる」を信じてるから今は信じてるけど…
@少女漫画と他のジャンル比べても仕方ないけど。でも25巻までの、むしろ太一の告白までの「ちはやふる」はむしろ子どもに読ませたい感じだったんだけどなあ。太一の「万全を尽くしたって負けるときは負ける。だからこそせめて万全を」とかって私もものすごく響いたのに…、ホント今後頼む
@今の千早は、これまで側で感じていた太一の苦しみ、元気を出して欲しいと粉骨砕身してイベントをやる程心配していたその苦しみが自分故で、なおかつそれに気づかなかったことで自分を責めている。自分も苦しいのに相手の気持ちの方に寄り添えるのはすごいことだと思う。
@これまで息切れはあっても、かるたをやること自体に葛藤やかつての新のように罪の意識が伴うことのなかった千早にとって初めての試練。試練は肥やしとも言う。苦しくてもひとりで感じ考え続ける千早はこのあと伸びると思う。そして、その上で原点「かるたやろっさ」に回帰してくれるといいなあ。
@これまで千早と新は物理的な距離がありつつも、それを跳び越える位気持ちが通じあってたと思う(高2の都予選決勝後の「どうだった?」じゃなくて「楽しかった?」メールがツボなんですが、「一生好き」の場面も然り)。でもそれに今度は心の距離も加わっちゃうのかもしれない。
@千早が仮に新を選ぶとしても太一との関係をこのままにして前に進める子じゃないと思うし…。私はこれまで描かれて来た千早の新への気持ちは真摯なものだと思うので、距離も心も今は離れざるを得ないけどそれでも秘めずにいられない恋心、と、ますます「ちはや」の札の心が深まるのではと思います。
@ 「俺物語‼︎」初めて読んで久々のスッキリ感。自分より好きな人の気持ちを優先してこそ「好き」と言える。自分にベクトルが向く「好き」は結局本当に「好き」じゃないんじゃないか。あの太一の「好き」が反省とか修正なしに「好き」としてまかり通り続けるなら、もうここから先読むのしんどいな…
@今の太一の現状は正直娘にも見せなくない…。いま娘は『レミゼラブル』にもハマってるけどジャンバルジャンの悪行もそれを反省する流れがあって人は変われるってメッセージになる。太一の行いも反省や修正やらとセットじゃないならもう…これまでの「ちはやふる」を信じてるから今は信じてるけど…
@少女漫画と他のジャンル比べても仕方ないけど。でも25巻までの、むしろ太一の告白までの「ちはやふる」はむしろ子どもに読ませたい感じだったんだけどなあ。太一の「万全を尽くしたって負けるときは負ける。だからこそせめて万全を」とかって私もものすごく響いたのに…、ホント今後頼む
11月15日ツイート 千早がんばれ!
- 2014/11/17 (Mon) |
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@今日になったので「ちはやふる」の話。「ちはやふる」で一番輝いていてほしいのは、私にとってはやはり千早。千早が、自分の思う道を、時には強欲にまっすぐ進む姿が好きです。だからできれば選ぶことになるかもしれない相手も、選ばざるをえないとかでなくて、まっすぐな気持ちで選んでほしい。
@女の子は愛されての結婚のほうが幸せだとかも俗に言う訳ですが、それはホントに人によりけり。ほんわりしてる子はその方が良いけど、能動的情熱的な千早は、愛されてもいつつ、どちらかというと愛してに比重があるほうが、私は似合うと思うし見ていて気持ち良い。
@そこで思い出してしまう太一の台詞「俺は選んで頑張るんだ」。太一が選ぶ、ということは相手は選ばれるということにならないかなと。千早が、選ばれたり、苦しんで選ばざるをえなくなったり、という風向きで話が進むのはかなりモヤモヤする…
@そこで思い出してしまう太一の台詞「俺は選んで頑張るんだ」。太一が選ぶ、ということは相手は選ばれるということにならないかなと。千早が、選ばれたり、苦しんで選ばざるをえなくなったり、という風向きで話が進むのはかなりモヤモヤする…
@女の子は愛されての結婚のほうが幸せだとかも俗に言う訳ですが、それはホントに人によりけり。ほんわりしてる子はその方が良いけど、能動的情熱的な千早は、愛されてもいつつ、どちらかというと愛してに比重があるほうが、私は似合うと思うし見ていて気持ち良い。
@そこで思い出してしまう太一の台詞「俺は選んで頑張るんだ」。太一が選ぶ、ということは相手は選ばれるということにならないかなと。千早が、選ばれたり、苦しんで選ばざるをえなくなったり、という風向きで話が進むのはかなりモヤモヤする…
@そこで思い出してしまう太一の台詞「俺は選んで頑張るんだ」。太一が選ぶ、ということは相手は選ばれるということにならないかなと。千早が、選ばれたり、苦しんで選ばざるをえなくなったり、という風向きで話が進むのはかなりモヤモヤする…
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